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美容コラム

【フェイスリフト】手術後3ヶ月の状態、ダウンタイム中に不安はあった?

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柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://fairclinic.jp/about/

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柴田医師:美容整形の女性の悩みについて本音の情報を発信している「Dr.柴田の美容整形予備校」主宰。

萩原:てんPこと、美容プロデューサー。25年で約10万人の患者様をカウンセラー・事務長として対応。

シンガーさん:患者様(51歳)。

フェイスリフトの3ヶ月検診

萩原:フェイスリフトの3ヶ月の検診、柴田先生お願いします。

柴田先生:お願いします。3ヶ月…傷から見ていくと…だいぶ落ち着きましたね。薄いピンク色ですけども、これであれば問題ないかと思います。反対も見せていただいていいですか。

シンガーさん:どちらかというと左の方が傷の色は薄いです。

柴田先生:ほんとですね。若干の差がありますよね。

シンガーさん:そうですね。

柴田先生:うん、いいと思います。上がってる。

シンガーさん:ありがとうございます。

萩原:はい、こんにちは、てんPです。柴田先生の柴田解説、今回はフェイスリフト手術でおなじみ、シンガーさんに登場してもらいました。よろしくお願いします。

柴田先生:お願いします。

シンガーさん:よろしくお願いします。

萩原:胸のヒアルロン酸注入、一緒に受けていただきましたけれども、早いもので3ヶ月経ちました。今回はですね、今真ん中に手術前が出てますけれども、3ヶ月前こうでしたという風に見ていただくと、どうでしたか?こうでしたか?

シンガーさん:こうでした…

萩原:この当時何が気になってたかっていうのはありますか?

シンガーさん:やっぱり口元の…真顔にすると、ブルドックのように出るので…ここですね。このたるみが、輪郭がちょっと外にはみ出る感じ。

萩原:さぁ先生、3ヶ月の経過としては先ほど検診してもらいましたが非常に順調であると。

柴田先生:はい、いいと思います。

萩原:あごの形がやっぱりピンととがりますね。

シンガーさん:違いますかね。

萩原:術前写真見ていただくと、ちょっとだけ平ら&丸みがあるんですよね。こうやって言うと悪口みたいになっちゃって申し訳ないです…。

フェイスリフト手術後のメンタルの浮き沈み

萩原:今回何を聞きたいかというと、シンガーさんぐらい前向きで明るい人であっても、フェイスリフト手術はメンタルに影響を及ぼすのかということをちょっと聞きたいと思います。手術後それなりに腫れもあった、むくみもあった、そして3ヶ月後の今があるという中で、術後の腫れ・むくみの期間って落ち込んだり不安になったりするものですか?

シンガーさんフェイスリフトをやろうっていう迷い始めてから手術をするまでに2年ぐらいは悩んでいたので、その間にたくさん…柴田先生の動画を見たり…

萩原:手術動画ですね?

シンガーさん:そうです。それでやっぱりちょっとビビっては…やっぱりやめよう怖いってなったりしつつ、タイミングとしては3ヶ月前に1ヶ月まとめて全てオフにできるタイミングがあったんで、今後こんな時はないからやるしかないって言ってやったわけですけど、腫れとか、傷も見てて怖かったですし、かなりの覚悟はしていたので、自分が見てきたものの経過っていうか、そんな感じだっていうものは半分知識としてあったからマシではあったんですけど…やっぱりものすごく剥離したりするわけですから…どうなっちゃうんだろう?ちゃんと戻るのかな?みたいな、ちゃんとくっつくのかな?とか、そういう不安は術前に1番ありました。

萩原:実際に手術を受ける前にあったと。先生どうでしょう、下手に手術動画を出さない方がいいのかっていうことになっちゃいますかね…。見て「怖い」という方は実際いらっしゃいますからね。ただ「知れてよかった」って最終的に皆さん仰るんですが。

柴田先生:何をやってるかわからないっていう状態よりはいいと思って出してみたいなところはありますけどね。

萩原:情報開示の是非が問われるとこでもありますね。

シンガーさん:そうですね。

萩原:最終的に決断していただいて、実際に受けてみました。術後、圧迫もさせてもらっていた動画なんかも出しておりますけれども、あの頃って気持ち的にどうでしたか?

シンガーさんの手術&ダウンタイム動画

シンガーさん一番は「無事に終わって良かった」というところと、あとはやっぱりどれぐらい内出血が出るのかっていう…はじめは圧迫してると見えない部分もあったので、それもあったし…圧迫してる3日間ぐらいが一番煩わしかったので。しんどいな…ってその時はちょっと思いました。でも悲観的になるようなことは私の場合はあんまりなかったですね。

萩原:そうなんですね。3日後に圧迫をはずしに来ていただいた後、ご自分で腫れとかむくみとかを見ました、内出血見ましたっていう後も、大丈夫かなとか不安みたいなのはなかったですか?

シンガーさん:傷口とか腫れに関しては、体質的にそんなにひどい方じゃなかったので、思ったよりかは楽だったなっていうのもあったんですけど、ちょっと感覚がね、しばらく遠い感じがあるというのは半年ぐらい続くよっていうのは聞いてはいたんですけれど、それはやっぱりこの期間は徐々には感覚は戻ってきてはいるんだけれど、最終的にどうなんだろうとかっていうのは時々不安になったりしたくらいです。

萩原:今もその不安は続いてますか?

シンガーさん:日に日に感覚が戻ってきて今はほぼ大丈夫なので、産毛を引っ張ると痛いし…だから最終的には元に戻るんだなっていうのが実感してきてます。

萩原:逆にいうと産毛を引っ張っても感覚的にはないんですね?その時は。

シンガーさん:その時はなかったですね。

萩原:先生これはどういう状態なんでしょう?やっぱり切ってるから…?

柴田先生:細かい神経も切ってますから、それは回復が時間がかかる。神経はあとから治ってきますので。

萩原:それが柴田先生がよく言う3〜6ヶ月っていう期間が…?

柴田先生:神経はもうちょっとですかね。

萩原:1年くらいをかけてというところですかね。言ったら1回信号を切ってる状態ですけど、そこはまた戻るっていうことですね。

柴田先生:戻っていくということです。

腫れ・むくみ・内出血に関して不安はあった?

萩原:腫れ方むくみ方、内出血に関して落ち込むことはなかった?

シンガーさん:そうですね、多分…ねこさん(別の患者様の動画)のを見ちゃってたから…ものすごく覚悟してたんですよ。こうなるか…みたいな感じで。なので「1ヶ月休み取っておいてよかったな」と思ったんですけど、私の場合は黄色い内出血だけだったし、ちょっと腫れたりはありましたけど、眉下切開とか目の周りの切開に比べたら全然気にならない、生活する上で。髪の毛で隠せますからね。

萩原:そうですよね。

シンガーさん:という部分では私は早い段階から外に出ていたし、マスクをして人目を気にするようなこともなかったので、多分それでストレスもあまり感じなかったのかもしれないです。

萩原:はい。1ヶ月後の時にね、お孫さんの買い物に行った時にお母さんに間違えられた。娘さんと姉妹に間違えられたってエピソードがありましたけれども。

シンガーさん:ちょっと浮かれちゃってね。

萩原:いえいえ、いい話でした。その時から2ヶ月になるわけですけれども、過ごされて、周囲の反応とかご自分の気持ちってどうですか?

手術から3ヶ月経過して周囲の反応は?

シンガーさん:最近になってマスクが解禁になったじゃないですか。外しても「相変わらず若々しいわね」みたいな、しばらく見ていなかったから。ということは、何年か前から変わってないということなんだろうなと思うと、良かったのかなっていうのと、自分的に実感しているとしたら、前はスマホカメラのフィルター加工とかをして、それでも前はプクってしてたんですよ。それがなくなりました。それで気付く感じです。体感的には自分の顔なので「そんなに変わったかしら?」なんてちょっと思ってたんですけど、ただ写真を撮った時に「あ、たるみがなくなってる!」みたいな。一番は主人が…「やっぱり変わったよね!」っていう風に。この間動画が出たんですよね、私のね。それを見てうちに主人が「うわ〜やっぱり変わったね!」っていう…。

萩原:そうやって言われるとね、やっぱり気持ち的には上がりますよね。

シンガーさん:はい。

萩原:先生、いわゆるフェイスリフト手術を受けた患者様の反応だと思うんですけれども、毎日鏡を見てるからだんだん慣れちゃうというか。

シンガーさん:そうなんですよね、なんか足りない気がしてきちゃったりとかするので。多分本人ってそうなんですよ。

萩原:フェイスリフト沼ってやつですね。

シンガーさん:そうそう、忘れちゃってね。何か変わったかしらとか、毎日見てると思っちゃうものなんですけど。

萩原:先生、この時期っていうのはもう腫れ・むくみもあらかた落ち着いた?

柴田先生:あらかた落ち着いた。

手術から3ヶ月後、今後の変化について

萩原:ここからまだ締まりますか?いくらか変化はありますか?

柴田先生傷の赤みはまだ引いていく時期です。それと共に多少の引き締まりはあるかな。

萩原:満足度で考えた時に、いわゆるシンガーさんのテンションの変わり方というかね、これはもう一般的ですかね?

柴田先生:そうですね、だいたいはそう言っていただけると思います。

萩原:芸能のお仕事をされてるから、写真を撮られることとか映像に残ることが多いと、そこは実感なさるかもしれないですね。

シンガーさん:そうですね。これから活動が解禁になって仕事が入ってきてるから、そういう機会があると思います。あとすでに出てるミュージックビデオをうちの娘なんかが見ていて、「やっぱりママ若返ったよね!」って「シュッとしてるよね!」っていうのは言ってくれてるので、多分違うんでしょうね、見た目が。

萩原:不自然さはないですもんね。

シンガーさん:そうですね…ほんまに。

萩原:ほんまに。気持ち的には周りから言われると違うものですか?

シンガーさん:全然違いますね。あとやっぱり私がそれをやるよって伝えてた周りの友人とかも、プチ整形から始めて「まずヒアルロン酸を入れてみたの」とか言ってますね。

萩原:徐々に広がってきてるんですね。シンガーさん効果が広がってきてるわけですね。

まとめ

萩原:さぁ先生、このメンタルの変化というのを今回やりたかったんですけれども、やっぱりこの時期(手術後3ヶ月)になると傷も落ち着いてきて、腫れ・むくみも落ち着いてくると効果を実感して、気持ちが高揚してくるというか。

柴田先生:そうですね。

萩原:この先、これがキープされて気持ちが上がったままでいれくれればと思うんですが、おそらくまた欲が出てきて…「またここ」「またここ」ってなるかもしれませんが…。

シンガーさん:よくその、併用するといいじゃないですけど、糸リフトとか。より老化の速度を遅くするために、そういったケアもしていきたいなって思ってます。

萩原:ありがとうございます。お待ちしてます。先生そうすると効果的なのは、今お話が出た糸リフト。

柴田先生:あるいはハイフ。

萩原:ですね。それを1年〜1年半ごとに?

柴田先生:そうですね。手術して半年〜1年以降ですね、定期的にされるといいかなと思います。

萩原:実際うめこさん、彼女は2回フェイスリフトを受けてるんですけども、1回目はフェイスリフト手術受けて何もそのあとしなかったんですけれども、やっぱりその時の老化スピードは結構早かった。その後は糸リフトとかハイフをちょこちょこされてたので、やっぱりキープ力は違ったとおっしゃって、術後より今の方が若い、引っ張られてるとおっしゃるので、やっぱりメンテナンスは大事ということですね。今回はシンガーさんの経過を追うとともに、メンタルへの影響も勉強してみました。ありがとうございました。

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