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柴田医師：美容整形の女性の悩みについて本音の情報を発信している「Dr.柴田の美容整形予備校」主宰。

萩原：てんPこと、美容プロデューサー。25年で約10万人の患者様をカウンセラー・事務長として対応。

週末うめこ：チャンネル登録者2万人以上の美容系YouTuber。

ヒアルロン酸は色々な種類があるけど、何が違うの？

萩原：てんP萩原です。

週末うめこ：うめこです。

柴田先生：柴田です。

萩原：はい、今回柴田解説で、うめこさんから質問があった件で柴田先生ちょっと答えていただきたいと。

週末うめこ：ヒアルロン酸の種類みたいなのがいろいろあると思うんですけど、素人目からしたら値段の差からしかわかんないんですよね。説明を受けたとてみたいなところもあって、ぶっちゃけ何が違うか教えてほしいっていうのと、どこに向いてるのか、安くてもいいのか、なるべく安くしたいなとは、あと持ちの問題とかは気になるのかな。

萩原：先生、学会に行けば、あるいは代理店さんからは、ほぼ毎日のように新しい種類のヒアルロン酸の営業が次々に来るし、学会でブースも出てますよね。何がなにやらわからないっていうのは、先生ひょっとしたら美容外科業界の人もそうかもしれない。

柴田先生：かもしれない。

萩原：ヒアルロン酸のキーワードで、うめこさんを始めみなさんがご覧になるのが、粒子が大きい・小さい、粘性がある、要は粘り気ですね、密度が高い・低い、あとは硬い・やわらかい、水分を含みやすい・含みにくい、などがよくサイトやSNSで出てくるキーワードかと思いますが、先生合ってますか？

柴田先生：その通りだと思います。

萩原：ですね。どの部分にヒアルロン酸って使うのよというと、ちょっとうめこさん出して欲しいんですけど。

週末うめこ：目の下、涙袋、額形成、こめかみ形成、ほうれい線、額しわ、目尻しわ…目尻のしわにも入れるんですね…マリオネットライン、口周りのしわ、鼻の高さ、あごの高さ、唇形成、豊胸、ヒップ。

部位ごとにおすすめのヒアルロン酸の種類があるの？

萩原：どの部位に、どの素材、どういう特徴のものを入れるといいかっていうのはありますか？

柴田先生：そもそも、最初に言った硬さ・粘り気というのは本当に種類がいっぱいあって…

週末うめこ：ざっくり何種類とかあるんですか？

柴田先生：えっとね、まず原則ヒアルロン酸っていうものは、ただお肌の中にある分子があるんですけど、それ単独でもし入れたら、すぐ分解されちゃうんです。ヒアルロン酸分解の酵素が人間はあるので、それを架橋ってよく説明で「架橋してます」って言われるんですけど、粒と粒をつなぐ、この架橋の具合で大きさなり硬さなりが調節される。

※架橋とは？ヒアルロン酸の粒と粒をつなぐ添加剤

柴田先生：これは架橋が少ない方がサラサラしてるし小さいし、架橋が多い方が粒が大きいし分解されにくい、というのが違う。それが粒の大きさ。粒が小さい方がいいとしたら、例えばしわです、目尻の。それはなるべく粒子の細かいものを選んで入れる。

週末うめこ：皮膚が薄いところは…

柴田先生：あるいは目の下とかくぼみとかに入れる時は目の下の皮膚は薄いので、粒子がでかいものを入れるとボコボコしやすいので、細かいものを選択するっていう感じです。逆にボリュームアップみたいな、額形成とかこめかみ、あるいは鼻の高さ・あごの高さ、ボリューム出したいっていうものは硬めの、いわゆる架橋が多めのものを選んで入れる。簡単にいうと大・中・小かなと思うんですよね。

萩原：粒の大・中・小？

柴田先生：うん。すごく簡単に言うと。

週末うめこ：それによってざっくり種類が分かれるんでしょうね。

萩原：額なんかは丸みを帯びた方が最近は人気じゃないですか。横から見た時にここがぷくっと膨らんだ状態、西洋人の顔に多いんですけれども、こういう部分を大きく膨らませようと思うと、やっぱり粒子の小さいものをたくさん入れても、あんまり持ち上がりにくいということなんですね。こめかみも同じく。

柴田先生：そうですね。あるいは胸ですよね。豊胸用はしっかり大きさ出すのが目的なので。

人気が高いヒアルロン酸は？

萩原：なるほど。ヒアルロン酸の中でも人気が高い、ボリューマ・ボリフトと呼ばれるもの、アラガンというボトックスの会社が作ってるんですけれども、厚労省認可のヒアルロン酸なんですが、原価も高いんですよ。

週末うめこ：そうなんだ。

萩原：でも非常に人気のある注射剤。これの売りは、とにかく効果が長いんです。なぜ効果が長いかというと、密度高くて分解されにくい、これは先生ありますか？

柴田先生：そこは架橋の具合なんだと思います。

萩原：なるほど。

柴田先生：細かいところは会社・商品によって違いはあると思うんですけど。

萩原：これなんかは、他のヒアルロン酸が6〜12ヶ月くらいというのに対して、2年ぐらい持つという風に結構言うし、実際入れた患者さん、結構持ってますよね。

柴田先生：持ってるかな。

萩原：ボリューマとかボリフトは。これいいシリーズだと思います。

週末うめこ：どこに入れるんですか？ボリューマとか。

柴田先生：例えば鼻とか頬こけてる方とか、さっき言った額とか…こめかみ。短いやつなんかは美容外科であんまり使わないんですけど、関節に入れるヒアルロン酸、整形外科専門で使うんですけど、1〜2週間で消えるんじゃなかったかな。

萩原：短いっていうのは持続期間が短い？それ、関節に入れるとガードになるから、動きやすくなるとか痛みがなくなるんですか？

柴田先生：そう、それを豊胸に使ってた時代もあったらしいですけどね。「すぐ消えるけどいい？」みたいな。

萩原：早く消えすぎですよね、1〜2週間だとね。

柴田先生：はかない命…

萩原：お試しみたいな感じなんでしょうか？

柴田先生：そうだと思います。

萩原：うめこさんは受けないね、きっと。1〜2週間とか。

週末うめこ：短いですね。

萩原：価格差が結構あるんですよ。本当に素材によってバラバラなんですよね。

週末うめこ：価格がバラバラ？

萩原：価格がバラバラ。ボリューマ・ボリフトっていうこの辺りのシリーズっていうのは非常に高い。フェアクリニックだと都内のクリニックの半額くらいでやってるんですよね。そうじゃないと、ほんと価格だけで考えちゃうと、ごく少量だけ入れても先生、ほとんど変わらないことってあるじゃないですか。予算重視すぎて。だったらもう半額くらいにして、倍入れられた方がいいよねっていう考え方なんですよ。満足度が高くないと、ヒアルロン酸なんか特に何のためにやったんだろうって思っちゃう。

ヒアルロン酸を入れずに水を入れるクリニックもある！？

柴田先生：オフレコ的な話だと思うんですけど…本当に水を入れるクリニックがあるらしい。生理食塩水とか。噂だからどこかは言わないですけど…

週末うめこ：ヒアルロン酸が高いから生理食塩水で代用しようみたいな感じなんですかね？発想的には。

萩原：高いからっていうのは、患者さんにとって高いからじゃなくて、クリニックにとって原価が高いから…二度とリピートしなくないですか？

柴田先生：と思うんですけど…やるんだってさーみたいな。

萩原：誰が言ってたんですか？

柴田先生：医師同士ですよ。

萩原：私も聞いたことあるくらいだから、本当にあるんだろうな…

週末うめこ：入れられる方はわからないと思うから。

柴田先生：1回ふくらんでるから、水でもね。

週末うめこがヒアルロン酸を入れた部位は？

萩原：うめこさんヒアルロン酸はやったことあるんでしたっけ。

週末うめこ：あります。

萩原：どこに入れてる？

週末うめこ：涙袋。

萩原：そうだそうだ。

週末うめこ：ほっぺたとか昔入れましたね。顎も昔ちょっと入れてました。

萩原：唇も入れましたよね。

週末うめこ：当然かのように。

萩原：注入の効果って本人の中で感じる？

週末うめこ：もちろん感じますし、持ちの感覚としては…半年ぐらい？

柴田先生：それくらいということが多いでしょうね。

萩原：頬はふくらませるため？

週末うめこ：そうです。YouTubeやってない時に入れてるんですけど、ほうれい線が気になるって言ってて、じゃあ頬を逆に上げた方がはつらつとして見えるみたいな。頬にヒアルロン酸入れた方がいいんじゃない？みたいな、それで入れてみたんです。

柴田先生：はつらつした？

週末うめこ：はい。

柴田先生：良かった。

週末うめこ：頬が高くなるとはつらつとするんだなって。

萩原：いわゆるチークの位置が高くなると、若い証拠みたいなところはありますからね、どうしても下がってきますからね。

週末うめこ：ほうれい線に入れると、ちょっと人によってはずれちゃうから…合わないからやめた方がいいんじゃない？みたいな感じでしたね。

柴田先生：ドクターが？

週末うめこ：はい。

萩原：ほうれい線だと先生何を使いますか？

柴田先生：粒子が中くらいのイメージです。大・中・小の中かな。

週末うめこ：ちなみに私の上唇は？

柴田先生：唇は普通中ぐらい。

萩原：そうですね。今はリップ用とかも出てるんですよ。何となく専用って言われると響きいいじゃないですか。

週末うめこ：確かに。

萩原：価格はその分高くなるので、ほうれい線、やっぱりリクエストとしては多いですよね。

週末うめこ：症例とかでもよく見るし、脂肪を入れる人も最近増えましたよね。

萩原：そうですね。脂肪注入とヒアルロン酸とだと…脂肪注入は脂肪はとってこなきゃいけないじゃないですか。手間の割にどうなんだ？っていう。

柴田先生：別に悪くはないと思いますけど。僕は脂肪注入はあり派なんですよ。

萩原：あり派ですか。うめこさんは？

週末うめこ：どっちがいいかって言われると脂肪注入の方がいいと思う。

萩原：それは持ちの面？それとも自然だから。

週末うめこ：なんか肌がツヤっとするんですよ。

萩原：うめこさんどこ入れてる？

週末うめこ：顔全体。こめかみとかも確か入れてるはず。

萩原：太ももから取った時？

週末うめこ：はい。

萩原：その時ですか。今多いですよね、脂肪注入した人が。

週末うめこ：確かに「韓国とかで脂肪移植やりました」みたいなよく目にする。

萩原：とにかくインスタ・TikTokで「韓国でやってきました」。

週末うめこ：多いですね。

萩原：韓国ネタが多いですね。「それをやってください」みたいなのがあるんですけど。

柴田先生：韓国風にしてくれ？手技が韓国風？それとも韓流の顔にしたい。

萩原：手技ですね。韓国も1周回って日本人風の顔になりつつあるらしいですよ、今。韓流じゃなく。日本人風って何だろう？

柴田先生：流行りですからね。

萩原：そうですね。まぁ、そうすると脂肪注入も、先生としてはやぶさかではないというか、全然ありなんですね。

柴田先生：めっちゃやってましたよ。

萩原：某クリニックの時は？

柴田先生：うん。

萩原：そしたらもうそれ…売りますか。脂肪注入。うめこさん売ってよ！って。

週末うめこ：売ったらいいんじゃないですか？

柴田先生：これもオフレコでいいんですけど…宣伝の仕方なんですよね。

週末うめこ：そうなんだ。

柴田先生：何も宣伝してないのに「脂肪注入してくれ」とは言われないんですよ。

週末うめこ：そうそう、だから出した方がいいんじゃない？

萩原：ただ時間を食うじゃないですか、先生。

柴田先生：そう？

萩原：ヒアルロン酸に比べたら。

柴田先生：あぁ…そういうこと。

脂肪注入はお肌がツルッとする？

週末うめこ：脂肪注入すごいいいですよ。私も別にやりたかったわけじゃなくて、ついでに取ったから入れるくらいの気持ちでやったんですけど、顔のはつらつ感が…お肌がツルッとするし。

萩原：それはヒアルロン酸では成し得ない？

週末うめこ：ないない。ちょっと違うんですよ。

柴田先生：ヒアルロン酸は潤いが出るっていうのは逆に思ってんですよ。保湿成分だから。

萩原：元々そういうものですもんね、水分を保有するものですもんね。でもこうやって聞くと、はつらつとするんだみたいな。

週末うめこ：自然だしっていう。

柴田先生：脂肪は自分のものだしね。

週末うめこ：ヒアルロン酸ってちょっと入れすぎると不自然になるじゃないですか。脂肪だとなんとなくナチュラルな気はしてますけどね、私は。

萩原：持ちます？先生、実際…

柴田先生：持ちますよ。吸収されるじゃないですか1ヶ月目くらいまで。残ったやつは持ちますからね。

萩原：うめこさんが実際に入れたのは太ももの脂肪吸引やった頃って考えたら2〜3年前ぐらい？今はどうですか？減った感はあります？それともほどほど残ってる？

週末うめこ：ほどほど残ってるんじゃないですかね。すごい良かったから「脂肪注入をやりたい」って言っても「まだあるよ」って言われるので、残ってるんじゃないかなって柴田先生も言ってて。だから残ってるんだろうなと思って。

萩原：じゃあちょっと脂肪注入はガンガン売ります。先生が大変かなと思ってて、ちょっと控えていたところがあって。先生でも脂肪注入好きなんですよね？

柴田先生：好きっていうか…やってたんで…。眠ってる技術だと思ってるので。

週末うめこが脂肪注入を決意？

週末うめこ：一旦私でやりますか。

柴田先生：いいですよ。どこやる？

週末うめこ：二の腕。

柴田先生：吸いたいだけ？

週末うめこ：そうそう。

柴田先生：入れるとこある？

週末うめこ：今日視聴者さんと会って「二の腕まだ太いんですよね」って言ったら「まだ全然太いですね」って言われたから…ですよね、みたいな。

萩原：それどこに入れます？

週末うめこ：顔。こめかみとか。

萩原：じゃあやりましょう。

柴田先生：うん。

萩原：というわけでじゃあ、ヒアルロン酸の特性を勉強していたら、結果脂肪注入の方がいいんじゃないかという話。

週末うめこ：経験的には脂肪注入はいいと思いますよ。ただやっぱり値段が違うじゃないですか。なので、外科手術っていうのもあるし、一概に勧めてるわけじゃなくて、ヒアルロン酸はお手軽感はあるじゃないですか。全然いいんじゃないですか。

萩原：じゃあケースバイケースで。

柴田先生：そうですね。

萩原：リクエストがあれば柴田先生はやります。

週末うめこ：脂肪吸引をしたら、脂肪がもったいないから入れた方がいいんじゃないかっていうのは、ずっと言ってる。

萩原：という結論で。じゃあ近々、うめこさんの二の腕とこめかみ注入？

柴田先生：二の腕そんなにあるんですか？ないじゃないですか…。

萩原：前もこんなくだり見たな…。

柴田先生：やったことあるんですよね？そんな感じがします。えっ…視聴者さん呼びたいわぁ。そんなにあるか？みたいな。

萩原：今度来てもらいましょうか。二の腕取れるかやりましょう。じゃあよろしくお願いします、ありがとうございました。