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小陰唇縮小術のダウンタイムは長い?失敗や後悔を防ぐポイントも紹介

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柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://fairclinic.jp/about/

小陰唇縮小術は、女性の外性器の形を変える手術です。そのダウンタイムやリスクについて不安を抱く人も少なくありません。

この記事では、小陰唇縮小術のダウンタイムや注意点、失敗・後悔を防ぐためのポイントについて詳しく解説します。安心して手術を受けるための情報を得たい方はぜひ参考にしてください。

 

小陰唇縮小術のダウンタイムとは?症状や期間について

ここでは、小陰唇縮小手術のダウンタイムについて紹介します。手術後には出血や痛みなどさまざまな症状があらわれます。それぞれの期間も合わせてチェックしていきましょう。

 

出血

小陰唇縮小術のダウンタイムには、一般的な症状として出血が挙げられます。手術後は、小さいナプキンで収まる程度の出血が1週間ほど続くでしょう。

出血がある場合は、ガーゼやナプキンを使って軽く圧迫し、清潔な状態を保つことが重要です。また、抜糸は手術から1週間後に行われることが一般的です。手術後の出血について正しい対処法を知れば、安心して適切なケアができるでしょう。

 

痛み

小陰唇縮小術では、手術中は麻酔が行われるため、ほとんど痛みを感じません。しかし、麻酔が切れると施術部分に痛みが出ることがあります。

施術後の痛みは、しみるような感覚や突っ張りが3日間ほど続くことが一般的です。特に手術翌日は痛みが強く出やすいため、安静に過ごすようにしましょう。痛みを和らげるための薬を処方しているクリニックもあるので、遠慮なく相談するのがおすすめです。

 

腫れや違和感

小陰唇縮小術では、内部に血がたまることで「血腫(けっしゅ)」と呼ばれる症状が生じることがあります。

特にメスを使用する施術でよく見られるのが特徴です。腫れが小さい場合は体内に吸収されるため問題ありませんが、大きな腫れは時間がかかり、皮膚を伸ばす可能性があります。

大きな血腫はクリニックでの相談が必要で、傷口からの除去が検討されることもあるでしょう。術後の腫れや違和感については、適切なケアと定期的なクリニック訪問が重要です。

 

傷跡

小陰唇縮小術の後、傷跡が残ることがありますが、これは手術後の経過において自然な現象です。

初期には傷口が硬く感じられるかもしれませんが、治癒の兆候として捉えられます。時間が経つにつれて、傷口の柔軟性が回復し、傷跡も目立たなくなるでしょう。

手術後の傷跡については過度に心配する必要はありません。経過を見守りながら、適切なケアを続けましょう。

 

小陰唇縮小術のダウンタイムの過ごし方

ここでは、小陰唇縮小術を受けた後の過ごし方について紹介します。腫れや出血がひどくなるリスクもあるため、ダウンタイム中の過ごし方は事前にチェックしておきましょう。

 

①飲酒や激しい運動など血行が促進される行動は控える

小陰唇縮小術後のダウンタイムでは、血行が促進される行動を控えることが重要です。激しい運動や飲酒は出血や血腫のリスクを高めます。

喫煙も傷口の血行不良を招き、傷口の治癒を妨げるでしょう。傷口にトラブルが生じると、傷跡の治癒が遅れる可能性があります。

手術後の最初の2週間は安静に過ごし、飲酒や激しい運動、ニコチンの摂取を控えることで、術後の回復がスムーズになるでしょう。

 

②バイクや自転車には乗らない

小陰唇縮小術後は、バイクや自転車に乗らないようにしましょう。なぜなら、跨る動作によって施術部分がこすれやすく、治りかけの傷口に大きな負担がかかり、痛みや腫れのリスクが高まるからです。

傷口を悪化させないためにも、施術から1カ月間はバイクや自転車の利用を控えてください。身体を無理に動かすことなく、傷口が安定するまで十分にケアしましょう。

 

③性行為を控える

小陰唇縮小術後は、健康的な回復のためにも性行為を控えることが重要です。施術直後の性交渉は傷口が開いたり出血を引き起こしたりする可能性があり、感染症のリスクも高まります。

手術方法や個々の回復状況によって期間は異なりますが、一般的には約1カ月間の休息が推奨されます。この期間をしっかりと守り、傷口の安定した回復を促進しましょう。

 

④患部を清潔に保つ

小陰唇縮小術後は、患部を清潔に保つことも重要です。手術直後は傷口がデリケートな状態であり、感染症にかかりやすくなります。

特に1週間程度は出血がある場合は生理用ナプキンを使用し、トイレで尿や便が傷口に付かないように心がけましょう。

もし付いてしまった場合は、ウォシュレットを使い、トイレットペーパーで優しく拭き取ります。これらの対策をしっかりと行うことで、感染症のリスクを最小限に抑えられるでしょう。

 

⑤クリニックからの指示を守る

小陰唇縮小術後は、医師や医療スタッフからの指示に従うことが重要です。クリニックからは入浴やシャワー、運動、性行為、飲酒などについての具体的な注意事項が説明されます。

これらの指示は、手術後のデリケートな状態からの回復を助け、不快感を最小限に抑えるために大切です。

自己判断をせず、医師や医療スタッフからの指導に従うことで、手術後に安全に回復できるでしょう。医療機関からの指示は、患者さまの健康と快適な回復を最優先に考えられています。

 

当クリニックの小陰唇縮小術を簡単に紹介!

ここでは、当院が提供している小陰唇縮小術について詳しく紹介します。また、下記の記事では、より詳しく小陰唇縮小術について解説しています。併せてチェックしてみてください。
小陰唇縮小術とは│効果や施術の特徴と後悔しないためのポイント

 

治療内容・料金

当クリニックの小陰唇縮小術は、大陰唇の内側に位置する小陰唇のサイズを調整する手術です。

小陰唇は膣の入り口を覆い、保護する役割を果たしますが、過剰に肥大化すると見た目や機能に関する悩みを引き起こすことがあります。

当クリニックでは、モニター治療と一般治療の2つのプランを提供しており、料金は下記の通りです。

片側 両側
モニター治療 88,000円 148,500円
一般治療 93,500円 154,000円

いずれのプランも税込みの料金です。興味のある方は、まずは無料カウンセリングを受けて、自身に最適な治療プランを検討してみましょう。

 

症例写真やリスク

施術名 小陰唇縮小術
施術方法 気になる部分を切除し、バランスやサイズを整える方法です。
料金 片側 93,500円(税込)
両側 154,000円(税込)
※保険適用外
術後の経過・痛み・腫れ・内出血 術後は腫れがありますが、1~2週間ほどで落ち着きます。
治療の跡は残りますが、ほとんど目立ちません。
内出血は1~2週間ほどでなくなります。
痛みは人によって異なりますが、下腹部に鈍痛を感じる程度です。

手術後には、出血・化膿・熱感・腫れ・痒みなどの一時的な症状があらわれることがありますが、これらは通常1〜2週間で落ち着いていきます。

より自然な見た目になるまでには約1カ月かかるでしょう。また、内出血により一時的に赤紫色になることがありますが、1〜2週間で消える傾向があります。

痛みに関しては、施術後数日から1週間で徐々に軽減していくことが一般的です。外縫い法の場合、陰部にわずかな線状の跡が残ることがありますが、ほとんど目立ちません。

 

事前に知っておきたい!小陰唇縮小術の考えられるリスク

小陰唇縮小術は、感染症や膣炎のリスクも考えなければなりません。ここでは、小陰唇縮小術で考えられるリスクについて紹介していきます。施術を受ける前に確認しておきましょう。

 

小陰唇が左右非対称・歪になる可能性がある

小陰唇縮小手術において、左右の小陰唇が非対称になる可能性があります。手術の成功には、糸のかけ方や深さ、間隔などが重要です。

しかし、適切でない施術により、仕上がりが不均一になるリスクが存在します。また、女性器周辺の解剖学的知識や経験も欠かせません。

このようなリスクを防ぐためには、クリニックや医師の選択が重要です。経験豊富な医師や丁寧なカウンセリングを提供しているクリニックを探しましょう。

 

感染症を起こすケースがある

小陰唇縮小術は、感染症のリスクが考えられます。小陰唇はおりものや月経血によって汚れやすく、術後は特に敏感な状態です。

感染症が起こると、膿が出てきて膿瘍となる可能性があります。これにより傷口が開いてしまう恐れもあるでしょう。

これを防ぐには、術後のダウンタイムや適切なアフターケアが重要です。術後は清潔な状態を保ち、医師の指示に従って過ごしましょう。また、感染症の症状があらわれた場合は早めに医師に相談することが大切です。

 

膣炎や排尿障害を引き起こす可能性がある

小陰唇縮小手術は、膣炎や排尿障害を引き起こす可能性もあります。手術の失敗は過剰切除が主な要因です。

小陰唇は膣内への雑菌の侵入を防ぐ役割も担っており、過剰切除は乾燥や膣炎の発生を招く可能性があります。

切り足りない部分を後から補うのは容易ですが、過剰切除した部分を修正するのは難しいため、慎重な施術が求められるでしょう。

これを防ぐためには、医師との適切なカウンセリングが不可欠です。患者さまの希望をバランスよく考慮し、最良の施術プランを提供してくれるクリニックを選びましょう。

 

重要!小陰唇縮小術で後悔・失敗しないためのポイント

ここでは、小陰唇縮小術で失敗しないためのポイントを紹介します。できるだけリスクを避け、理想の仕上がりを目指すためにも、ぜひ参考にしてください。

 

手術歴が豊富・専門医の資格を持っているスキルの高い医師のもとで受ける

小陰唇縮小術を検討する際の重要なポイントは手術を行う医師のスキルと資格です。日本形成外科学会の専門医の資格を持つ医師のもとで施術を受けましょう。

手術の技術や安全性を高めるための厳しい審査を受けており、外科手術の経験も豊富です。日本形成外科学会の専門医の資格を持つ医師を選択することで、安心して手術を受けられるでしょう。

また、医師との相性やカウンセリングの内容も重要であるため、事前に熟慮して医師を選択することが大切です。

 

低価格で明瞭会計のクリニックを選ぶ

低価格で明瞭会計のクリニックを選ぶことは、小陰唇縮小術を受ける際に重要なポイントです。

当院では、全ての治療を低価格で提供し、明瞭な料金設定を心がけています。クリニック名の「フェア」は、公正で透明性があることを意味しています。

美容治療の価格が不透明でトラブルが多い中、当院は患者さまが安心して治療を受けられるよう、正直で公平な姿勢を大切にしているのです。

ホームページで公開された料金表通りの価格で治療を行い、無理な負担や余計な費用の発生はありません。

 

デリケートな悩みを話しやすいカウンセリング

デリケートな悩みを話しやすいカウンセリングは、小陰唇縮小術を受ける際に重要なポイントです。

気になる方は、女性医師が在籍しているクリニックを選ぶことで、気軽に相談しやすくなるでしょう。

また、丁寧で理解しやすいカウンセリングかどうかも重要です。クリニックが患者さまの希望や不安を真摯に受け止め、適切な情報提供を行ってくれるかを確認しましょう。良好なコミュニケーションは後悔や失敗を避けるための一助となります。

 

痛み対策が充実しているかを確認する

痛み対策が充実しているかも、小陰唇縮小術を受ける際の重要なポイントです。痛みが不安な方は、痛み対策がしっかりしているクリニックを選びましょう。

当院では痛みの少ない施術を心がけており、抜糸などでの痛みも最小限に抑えています。手術歴豊富な医師が丁寧に施術を行い、自然な仕上がりを目指します。また、居眠り麻酔の対応も可能なため、痛みに不安がある方はご相談ください。

 

小陰唇縮小術に関するよくある質問

ここでは、小陰唇縮小術に関するよくある質問にお答えしてしていきます。小陰唇縮小術について疑問を解消していきましょう。

 

小陰唇縮小術は保険適用になりますか?

一般的に小陰唇縮小手術は保険適用外であり、治療費用は自己負担となります。各クリニックによって価格設定が異なるため、事前にクリニックに確認することが重要です。

 

術後に患部が痛い場合の対処法はありますか?

術後は一般的に軽い痛みが伴います。痛みがある場合は和らげるために適切な処置を行うのでご安心ください。

医師から処方される鎮痛剤を適切に使用することで痛みを軽減できるでしょう。また、安静にして適切なケアをすることも大切です。術後の経過に不安がある場合は、いつでもクリニックにご相談ください。

 

小陰唇縮小術にデメリットはありますか?

デメリットとして、手術後に以下のような副作用やリスクが発生する可能性があります。

  • 痛み
  • 痒み
  • 腫れ
  • 内出血
  • じわじわとした出血
  • 熱感
  • 発熱

ただし、これらの症状は一時的なものであり、手術後の適切なケアと休養によって改善されます。

ダウンタイム中に生活制限が必要になることも考慮しましょう。手術を検討する際には、これらのリスクや副作用について医師としっかりと相談し、納得した上で決断することが大切です。

 

まとめ: 小陰唇縮小術のダウンタイムは安静に過ごすことが大切

小陰唇縮小術のダウンタイム中は腫れや痛みを伴うことがあり、通常は数日から1週間程度の安静が推奨されています。

安静に過ごすことが大切であるため、この期間は運動や激しい活動は避け、十分な休息を取りましょう。また、医師の指示に従い、適切なケアを行うこともポイントです。

フェアクリニックでは、小陰唇縮小術に関する丁寧なカウンセリングを行っております。お気軽にご相談ください。

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