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鼻先を細くしたい方必見!太い鼻先を改善する整形方法や費用を紹介!

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柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://fairclinic.jp/about/

鼻先が太かったり丸かったりすると、団子鼻に見えやすい傾向があります。メイクやセルフケアで改善するのにも限界があり、悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

そのような方に向けて本記事では、鼻先の美容整形について詳しく解説していきます。切開をしない整形方法も紹介しているので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

 

理想の鼻先とは?

一般的に鼻先とは、下記のイラストの③のことを指します。「鼻尖(びせん)」と呼ばれており、ここがシャープに尖っていると美しいとされています。

一般的に理想の鼻先は、鼻筋の延長線上と両鼻翼の幅が「1:1:1」になるのが美しいといわれています。さらに鼻の穴の長さと鼻先が「2:1」になるのが理想です。

他にも鼻根部から鼻先に向けての角度が女性であれば115〜130°、男性であれば140〜150°が理想とされています。女性に比べ男性のほうが高さがあると美しいとされているのが特徴です。

これらは、あくまでも一般的に美しいとされている比率です。輪郭や顔のパーツの配置などによって細かい比率や角度は変わってくるため、あくまでも参考程度に捉えましょう。

 

太い鼻先を高く・細くするおすすめの整形方法

太い鼻先を高く・細くするには美容整形がおすすめです。美容整形には、切開を伴う施術と伴わない施術の2種類があります。

ここからは、切開を伴う鼻整形を2種類紹介します。

 

鼻尖形成・耳介軟骨移植クローズ法

1つ目の施術は「鼻尖形成・耳介軟骨移植クローズ法」です。クローズ法は、皮膚表面に傷が残らないのが特徴です。詳しい治療内容やリスク、症例写真などを紹介していきます。

治療内容・費用

鼻尖形成・耳介軟骨移植クローズ法とは、自身の耳介軟骨を鼻先に挿入し、鼻先を整える施術です。耳介軟骨は、鼻の穴の中から挿入するため、皮膚表面には傷跡が残りません。

鼻先は、毛細血管や神経が多く通っているため、人工物を挿入してしまうと飛び出したり、壊死を起こしたりなどのトラブルを起こす可能性があります。これらのリスクを低減させ、自然な仕上がりを目指すためにも自家組織である耳介軟骨を使用します。

治療時間は60分程度で、費用は242,000円(税込)です。自由診療となるため、健康保険は適用されません。

 

リスクや副作用・ダウンタイム

施術中は、十分に麻酔を効かせているため、痛みを感じることはありません。施術後は、内出血や腫れが伴います。

また術後7日間は、患部をテープで固定する必要があります。さらに施術7日後に抜糸を行うため、施術を周囲に知られたくない方は休暇を取得しておくのがおすすめです。

治療部位以外であればシャワーや洗顔、メイクは術後から行えます。治療部位をぬらすのは、術後4日目以降から可能です。

 

症例写真

施術名 鼻尖形成・耳介軟骨移植クローズ法
施術方法 耳の軟骨を耳の後ろ側から採取し、鼻先の形に合わせて束ねたものを鼻の穴の中から挿入する施術
料金 242,000円(税込) ※保険適用外
術後の経過・痛み・腫れ・内出血 施術中は麻酔が効いているため痛みはない
内出血が生じることはあるが、腫れはほとんどない

上記は、鼻尖形成・耳介軟骨移植クローズ法を受けた方の症例写真です。施術前は鼻先が丸みを帯びていましたが、施術後はシャープになっているのがわかります。

またクローズ法は、皮膚表面に一切傷が残らないのが特徴です。施術から1カ月後ですが、目立つ腫れもなく、自然な状態に仕上がっています。

 

鼻尖形成・耳介軟骨移植オープン法

鼻尖形成・耳介軟骨移植オープン法は、クローズ法と同様に「鼻尖形成」と呼ばれている施術です。クローズ法との違いは、皮膚表面を切開するか否かです。詳しい治療内容やリスク、症例写真などを紹介していきます。

 

治療内容・費用

鼻尖形成・耳介軟骨移植オープン法とは、クローズ法と同様に耳介軟骨を用いて鼻先をシャープにする施術です。クローズ法との違いは、皮膚を切開し、鼻翼軟骨を縫い合わせた上で耳介軟骨を移植する部分にあります。鼻翼軟骨を縫い合わせることで、よりシャープな鼻先を目指すことが可能です。

「鼻柱」と呼ばれる左右の鼻の穴の間にある部分に若干の傷跡が残りますが、目立つ部位ではないため、周囲に知られることはほとんどありません。

治療時間は90分程度で、費用は440,000円(税込)です。自由診療となるため、健康保険は適用されません。

 

リスクや副作用・ダウンタイム

施術中は、十分に静脈麻酔を効かせているため、痛みを感じることはありません。術後は内出血が伴いますが、腫れはほとんど生じない傾向があります。

また術後7日間は、鼻先をギプスで固定する必要があります。術後7日目にギプスを外し、抜糸を行うため、周囲に施術を知られたくない方は休暇を取得しておくのがおすすめです。

 

症例写真

施術名 鼻尖形成・耳介軟骨移植オープン法
施術方法 耳の軟骨を耳の後ろ側から採取
皮膚を切開し、鼻翼軟骨を縫い合わせて、鼻の形に合わせて形成した耳介軟骨を移植する施術
料金 440,000円(税込) ※保険適用外
術後の経過・痛み・腫れ・内出血 施術中は麻酔が効いているため痛みはない
内出血が生じることはあるが、腫れはほとんどない

上記は、鼻尖形成・耳介軟骨移植オープン法を受けた方の症例写真です。施術を受けたことによって、鼻先の形がシャープになりました。加えて、横から見た際に鼻先が下に向いたことで、より鼻の形のバランスが整っているのがわかります。

一般的に鼻翼よりも鼻先が下にあると美しいとされているため、鼻整形を受ける際には参考にしてみてください。

 

広がった小鼻(団子鼻)を小さくするおすすめの整形方法

小鼻が広がっている鼻を「団子鼻」と呼びます。鼻先が細くても小鼻が広がっていると、全体の印象が悪くなるケースも少なくありません。

ここからは、広がった小鼻を小さくする整形方法を紹介します。

 

治療内容・費用

広がった小鼻を小さくする整形方法を「小鼻縮小(ダンゴ鼻形成)」と呼びます。小鼻が横に張り出していると鼻が大きく見えるだけでなく、鼻の穴も大きく見える可能性があります。

小鼻縮小は、小鼻の外側を数ミリ切除し、内側に折り込むように縫い縮める施術です。切開・縫合が伴いますが、傷跡は小鼻に隠れるためほとんど目立ちません。

治療時間は30〜40分程度で、費用は220,000円(税込)です。自由診療となるため、健康保険は適用されません。

 

リスクや副作用・ダウンタイム

施術中は、十分に麻酔を効かせているため、痛みはありません。

施術後は大きな腫れもなく、内出血もほとんど生じない傾向があります。患部に赤みが生じる可能性がありますが、徐々に肌の色に同化していきます。抜糸後からはメイクが可能なため、気になる場合は、コンシーラーなどでカバーするのがおすすめです。

また他の施術と同様に術後7日目に抜糸を行います。患部以外のシャワーや洗顔、メイクは当日から、患部をぬらせるのは術後4日目からとなるため、ご注意ください。

 

症例写真

施術名 小鼻縮小(ダンゴ鼻形成)
施術方法 小鼻の外側を数ミリ切除し、内側に折り込むように縫い縮める施術
料金 220,000円(税込) ※保険適用外
術後の経過・痛み・腫れ・内出血 施術中は麻酔が効いているため痛みはない
内出血が生じることはあるが、腫れはほとんどない
患部に赤みが生じる可能性があるが、時間経過とともに肌の色と同化する

上記は、小鼻縮小を受けた方の症例写真です。施術前は小鼻に厚みがあり、正面から見た際にも小鼻が大きい印象です。施術を受けたことによって、小鼻の厚みが減り、スッキリとした鼻へと仕上がっています。

 

切らないで鼻先を高く・細くするおすすめの整形方法

切開をせずに鼻先を高く・細くしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。そのような方におすすめなのが「切らない糸の鼻整形・ノーズテスリフト」です。

治療内容やリスクについて詳しく解説していきます。

 

治療内容・費用

切らない糸の鼻整形・ノーズテスリフトは「テスリフト」と呼ばれる糸を使用した施術です。テスリフトとは、超強力な突起(コグ)と3Dメッシュが一体になった特殊な糸のことを指します。鼻尖形成以外にも、鼻筋を高くしたり鼻中隔延長をしたりと、さまざまな鼻の悩みに対応可能です。

またテスリフトには、PODという時間経過とともに体内へと吸収される医療用の素材が使用されています。効果の持続期間は2年程度とされており、体内に異物として残る心配はありません。切開を伴わない上に20分程度で終了するため、手軽に鼻整形を受けたい方におすすめです。

鼻尖形成+鼻中隔延長 231,000円
鼻筋を高くする 231,000円
鼻尖形成+鼻中隔延長+鼻筋を高く 341,000円

※全て税込

 

リスクや副作用・ダウンタイム

施術の際は事前に麻酔を行い、痛みが少ない状態で受けていただけます。また切開はせずに糸を注射器で挿入するため、施術後の腫れはほとんどありません。

まれに内出血が出る可能性がありますが、数日程度で消失します。当日からメイクやシャワーが可能なため、日常生活への支障はほとんどありません。

 

鼻先整形の流れ

鼻整形を受ける際の流れを紹介します。

 

診察・カウンセリング

まずは、気になるクリニックでカウンセリングの予約を取りましょう。多くのクリニックが公式サイトやLINE、電話から予約を受け付けています。

カウンセリング当日は、問診票などを記載してから医師の診察を受けます。もし持病があったり、服用している薬があったりする場合は、必ず申告してください。

カウンセリングを受け、施術内容や料金に問題がなければ契約を行います。スムーズに契約を進めるためにも、身分証や印鑑、クレジットカードなどを持参しましょう。

 

治療

カウンセリングと同日に施術を行う場合もあり、予約が空いていなければ別日に行います。

メイクをしている場合は、クレンジングを行います。多くのクリニックではクレンジングが用意されているため、メイクをしたまま通院して問題ありません。その後麻酔を行い、施術に移ります。

 

アフターケア

施術後は、ダウンタイムの過ごし方や抜糸などについてのアフターケアを受け、すぐに帰宅可能です。施術によっては鼻にギプスやテープが付くため、周囲の目が気になる場合は、ツバが広い帽子を着用するとよいでしょう。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
悩みがちな鼻を整形して好きな自分になろう|悩みに合った治療方法を紹介

 

鼻先の整形に関するよくある質問

鼻先の整形に関するよくある質問を紹介します。他にも疑問や気になることがあればカウンセリングの際に遠慮なく相談しましょう。

 

鼻先の整形によってできなくなることはありますか?

鼻整形後は、鼻先を押し潰すことができなくなります。鼻先が硬く、動かなくなることを理解しておきましょう。また格闘技やコンタクトスポーツは、せっかく形成した鼻先が壊れてしまうリスクがあるため、控えることをおすすめします。

ただし、日常生活を送る分には大きな支障はありません。

 

鼻先の整形は半永久的な効果を期待できますか?

鼻尖形成や小鼻縮小は、半永久的な効果を期待できます。ただし、切開を伴わないテスリフトやヒアルロン酸などは、半永久的な効果が期待できません。施術方法や製剤によっても異なりますが、一般的に2年程度で効果は消失します。

 

鼻先の整形で後悔しないためのクリニックの選び方

鼻先の整形は、多くの美容クリニックで提供されています。きれいで自然な仕上がりを実現するためにも、スキルの高い医師のもとで受けることが大切です。

ここからは、鼻先の整形で後悔しないためのクリニック選びについて詳しく解説していきます。

 

日本形成外科学会専門医が在籍しているクリニックを選ぶ

クリニックを選ぶ際は、日本形成外科学会専門医が在籍しているかを確認しましょう。

日本形成外科学会専門医になるためには、医師としての経験年数に加え、さまざまな症例の提出や研修を受けて試験に受かる必要があります。そのため、民間の資格よりも取得ハードルが高い傾向があります。

 

低価格で良心的なクリニックを選ぶ

美容整形では医療保険が適用されず、自由診療になります。クリニックによって価格設定が異なり、中には高額で施術を提供しているクリニックもあります。

失敗せずにクリニックを選ぶためには、まず施術の相場費用を理解しましょう。相場の範囲内で良心的な価格設定をしているクリニックを選ぶのがおすすめです。

他にも、公式サイトには良心的な価格が掲載されていても、カウンセリングを受けたら高額請求をされたといったケースもあるため、相場費用を理解しておくことは非常に大切です。

 

痛みへの対策が充実しているクリニックを選ぶ

痛みが苦手な方は、痛み対策が充実しているクリニックを選びましょう。当クリニックでは「痛くない腫れない治療」を心がけて施術を提供しています。さまざまな種類の痛み対策を扱っているため、痛みが不安な方は、カウンセリングの際にご相談ください。

 

まとめ:自分に合った鼻先の整形を受けて理想の鼻を目指そう

鼻先を細く・高くする美容整形にはさまざまな種類があります。中には切開を伴わない施術もあるため、メスに抵抗がある方でも悩みの改善を目指せます。

なお失敗のリスクを軽減するためには、クリニック選びが大切です。日本形成外科学会専門医であるか、実績や症例は豊富かなど、医師のスキルに着目して選びましょう。

当クリニックでは、日本形成外科学会専門医がカウンセリングから施術まで全てを担当します。興味がある方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。

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