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美容コラム

二重整形を治療法(埋没・切開)別に紹介|なりたい二重になろう!

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柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://fairclinic.jp/about/

目元は顔の印象を決定する大切なパーツのひとつであり、ときにはその人の印象までをも左右します。目のサイズが小さい、まぶたが腫れぼったい、などの理由から「もっと大きかったら…」「ぱっちりしていたら…」と悩む方も少なくありません。

この記事では、二重整形の治療方法を詳しく解説しています。ご自身に合った治療を選ぶことは、理想の目元に近づくための第一歩です。二重整形を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

目次

顔の印象を決定する「目元」二重整形は悩み解消手段のひとつ

ハードルが高いものではなく、年々身近な存在になりつつある美容整形。ここでは、美容整形に対する考え方を紹介していきます。

 

「目元がもっとも気になる」と回答した女性は40%以上

全国の女性を対象にした二重整形やアイメイクに関するアンケート調査によると、約43%が自分の顔で1番気になる部位は目だと回答しました。

ぱっちりとした目にするために、カラコンやつけまつげをしている方より、アイプチやメザイクを使って二重をつくっている方が多いという結果も出ています。

それほど「大きな目」に憧れを持つ方が多く、二重整形への関心も高まっているようです。実際に34%の方が二重整形を経験しています。顔の印象を左右する目元だからこそ、理想の形に近づけたいと二重整形を受ける方が増えているのでしょう。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000036720.html

 

より高まる整形への関心|肯定派は年々増加

数年前は美容整形と聞くと「怖い」「敷居が高い」「親からもらった顔に傷をつけるのは良くない」など、ネガティブなイメージが先行していました。

美容整形を受けても隠す方が多い傾向にありましたが、近年では整形を公表する方も増えています。美容整形はコンプレックスを克服し、なりたい自分になってより良い人生を送るための手段だと、ポジティブなイメージへと変わってきたのです。

美容整形肯定派は年々増加し、身近な存在になってきています。

 

あなたがなりたい二重まぶたの形・種類は?整形前に知っておこう

ここでは、二重まぶたの種類や形について紹介していきます。ご自身が理想とする形をチェックしてみてください。

 

末広型|ナチュラルな印象の目元

日本人に最も多いといわれている形が末広型の二重です。蒙古ひだがあるため、目頭から目尻に向かって末広がりに見えます。

蒙古ひだとは、目頭のピンクの部分を覆っている皮膚です。蒙古ひだがあると目頭に丸みが出るため、幼くかわいい印象を与えます。

末広型への整形は元に戻りにくく、ナチュラルな仕上がりになるのが特徴です。

 

平行二重|華やかな印象の目元

蒙古ひだの上から二重のラインが始まり、目尻まで二重の幅がほぼ均一になっている二重です。蒙古ひだがない(少ない)ため、横幅も大きく見えます。平行二重には幅の広い形と狭い形の2つの種類があるのが特徴です。

幅の広い平行二重はハーフのような印象を与えます。メイクで目元を華やかにしたい方におすすめです。

幅の狭い平行二重は、ナチュラルさと華やかさを兼ね備えています。すっぴんでも大きく見えますが、メイクをするとより華やかな印象になるでしょう。

並行二重についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
平行二重が似合わない顔ってあるの?自分に適した治療法を知ろう

 

奥二重|クールな印象の目元

末広型の二重の中でも、幅が狭い形は奥二重と呼ばれています。二重の幅が狭いため、一重のように見えるのが特徴です。目尻に少し二重のラインが見える場合もあります。

平行型二重以外の二重は全て末広型に分類されているため、末広型と奥二重は厳密な違いがありません。

クールで涼しげな印象の目元にしたい方におすすめです。

 

二重整形の方法は大きく分けて2つ|それぞれの特徴・メリット・デメリット

二重整形の治療方法は、大きく分けて埋没法と切開法の2つがあります。それぞれの特徴やメリット・デメリットをチェックしていきましょう。

特徴 メリット デメリット
埋没法 糸を使用して二重をつくる治療法
  • 腫れや内出血などのダウンタイムが短い
  • 使用した糸はまぶたに隠れるため、傷跡がわかりにくい
  • 仕上がりが自然でバレにくい
  • 施術時間が短い
  • 糸が切れて元に戻る可能性がある
  • まぶたが厚い方や脂肪が多い方は元に戻りやすい
切開法 まぶたをメスで切開する治療法
  • 二重の状態を長期間維持しやすい
  • パッチリした目元になれる
  • まぶたに厚みがあっても二重にできる
  • ダウンタイムが長い
  • 傷跡が残る可能性がある
  • 仕上がりに不満があっても元に戻すのが難しい

次の章からは、当院が提供している埋没法・切開法・目頭切開の、具体的な施術内容を紹介していきます。ダウンタイムや費用についても紹介しているので、ご自身に合った治療法を見つけてみてください。

二重整形のメリットについてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
【医師が解説】意外と知らない二重整形のメリットとは?

 

埋没法による二重整形|切開が怖い・気軽に受けたい方におすすめ

当院で提供している埋没法は3種類です。ここでは、それぞれ具体的に解説していきます。

 

埋没法①:まったく切らない「ワンデークイック埋没法」

治療方法・値段

まぶたを1点で留める埋没法の治療です。メスを使わないため、切開が怖い方にもおすすめです。

使用した糸は徐々に埋まっていくため、傷跡は残りません。費用は両目で32,780円(税込)で、片目だけの治療もできます。施術時間が両目で10~15分と短時間で済むのも特徴です。

 

ダウンタイム・リスク・副作用

埋没法は切らない二重整形のため、ダウンタイムの短さがメリットです。術後は一時的に二重のラインが広くなりますが、4~5日から7日ほどで落ち着いていきます。

糸を通した場所に内出血が見られる場合がありますが、それほど目立たないのでご安心ください。メイク・洗顔・シャワーは、治療部位以外であれば当日から可能です。

 

手術動画|ワンデークイック埋没法のビフォーアフター

当院のYouTubeチャンネルでは、手術中の様子を公開しています。治療方法を詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

 

埋没法②:数ミリ切って外れにくくする「ワンデーカット埋没法」

治療方法・値段

まぶたを2カ所1~2ミリ切開してから糸を通す埋没法です。糸を留めるだけの埋没法よりも外れにくいのがメリットです。

費用は両目で76,780円(税込)で、片目のみでも施術できます。術後は近づいて見ると切開した跡がわかりますが、徐々にふさがっていきます。施術時間は両目で約20分です。

 

ダウンタイム・リスク・副作用

術後は希望の二重ラインよりも幅が広くなりますが、徐々に落ち着いていき4~7日かけて仕上がっていきます。

小さな内出血のような青さが糸を通した場所に出る可能性がありますが、周りの方にバレるほどではありません。治療部位へのメイク・洗顔・シャワーは術後4日目以降から可能です。

 

手術動画|ワンデーカット埋没法のビフォーアフター

下記の動画では、手術の様子を公開しています。より具体的にイメージできるため、ぜひ参考にしてみてください。

 

埋没法③:広めの二重をつくる「クイック挙筋埋没法」

治療方法・値段

広めの平行二重を希望する方におすすめの治療法です。まぶた2カ所に糸を通して、目を開ける筋肉(挙筋)を結んで二重にします。

蒙古ひだがあると平行二重になりにくく切開が必要になるケースもあるのですが、この治療であれば切らずに平行二重を目指せます。

挙筋を結ぶため、目が開きにくくなる眼瞼下垂の改善も望めます。施術時間は両目で10~15分、費用は両目で88,000円(税込)です。

 

ダウンタイム・リスク・副作用

術後は希望のラインよりも幅が広くなりますが、4~7日ほどで落ち着き徐々に仕上がっていきます。

大きな腫れや内出血は見られませんが、内出血のような青さがまぶたに出る可能性があります。小さい内出血のため、周囲にわかることはありません。治療部位以外であれば、当日からメイク・洗顔・シャワーが可能です。

埋没法のダウンタイムについてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
二重埋没法のダウンタイムの不安解消!期間・過ごし方・短くする方法

 

症例写真|クイック挙筋埋没法のビフォーアフター

手術名 クイック挙筋法 2点留め
手術の詳細 まぶた2カ所に極細の糸を通して結ぶ方法です。目を開ける筋肉(挙筋)に糸を通すことで、広めのライン、平行型のラインが目指せます。
保険適用の有無 自由診療
永久保証 ラインが消えた場合、再治療を無償で行います。
施術時間 両目10~15分
手術のリスク 目薬の麻酔と、極細の針で行う局所麻酔を併用するため、治療中の痛みはほぼありません。

一時的に希望の二重のラインよりも広くなりますが、4~5日から7日で落ち着き、仕上がっていきます。糸を通す際に小さな内出血の青みが出ることがありますが、周囲にわかることはありません。

治療部位以外のメイク、洗顔、シャワーは当日より可能です。治療部位は術後4日目より可能です。

手術の価格 両目88,000円(税込)

末広型の目元だったのが、目頭から目尻までラインが平行に入る二重になり、ぱっちりとした印象になりました。また、傷跡や腫れは残っていないのもわかります。

 

切開法による二重整形|ヒダが広い・ラインが被さる方におすすめ

続いて切開法について紹介していきます。当院で提供している切開法は2種類です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

切開法①:まぶたを部分的・全体的に切る「二重切開法」

治療方法・値段

まぶたの脂肪が厚い・蒙古ひだが広い・埋没法の糸が取れやすいという方におすすめです。理想のラインができるようにまぶたを切開したあとに瞼板へ糸を通し、縫合します。

費用は全切開で220,000円(税込)、施術時間は両目で30~45分ほどです。片目だけの治療もできるので、左右の目の大きさをそろえたい方にも向いています。

 

ダウンタイム・リスク・副作用

切開する治療のため、埋没法に比べてダウンタイムが長くなります。術後は腫れが出ますが、2週間ほどで落ち着いていくでしょう。理想のラインに仕上がるまでは1~2カ月ほどかかります。

また、7日後に抜糸したあとは、縫合部分に赤みが生じるでしょう。メイク・洗顔・シャワーは、治療部位以外であれば当日から可能です。

二重切開法のダウンタイムについてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
二重切開法ダウンタイムの症状と経過を紹介!短くするコツは?

 

症例写真|二重切開法のビフォーアフター

手術名 全切開法
手術の詳細 まぶたのラインに沿って切開し、二重のラインを作る方法です。上まぶたの皮膚が厚い、埋没法では糸が安定せず外れやすい、幅の広いラインを希望している方におすすめです。片側だけの治療も可能です。
保険適用の有無 保険適用外
施術時間 両目で30~45分
手術の副作用 目薬の麻酔と極細の針で行う局所麻酔を併用して治療を行うため、治療中の痛みはほとんどありません。

術後の腫れは10日~14日ほどで落ち着き、1~2か月をかけて仕上がっていきます。

7日後に抜糸を行いますが、しばらくは縫合部分に赤みがあります。

治療部位以外のメイク、洗顔、シャワーは当日から、治療部位は抜糸後から可能です。

手術の価格 両目220,000円(税込)

 

一重からぱっちりとした平行二重になったことがわかります。治療から1カ月後は、まだラインが広く傷跡も残っています。3カ月後にはきれいなラインに仕上がり、傷もふさがるでしょう。

 

切開法②:ヒダを切除・縫合して目の幅を広げる「目頭切開法」

治療方法・値段

蒙古ひだがある目頭を切開する治療です。二重のラインをつくる治療ではありませんが、蒙古ひだがなくなることで末広型から平行二重になる可能性があります。また、術後は横幅が広がるため目が大きく見える効果も期待できるでしょう。

費用は両目で198,000円(税込)、施術時間は両目で30~45分です。

 

ダウンタイム・リスク・副作用

腫れは大きくありませんが、術後は目頭に縫合した糸がついたままになります。縫合した部分に赤みが出る場合がありますが、1~3カ月ほどで徐々に落ち着いていきます。

抜糸は7日後に行うため、メイク・洗顔・シャワーはそれ以降にしてください。治療部位以外は当日から可能です。

目頭切開法のダウンタイムについてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
目頭切開のダウンタイムは?気になる経過や期間・過ごし方を知って不安を解消しよう

 

手術動画|目頭切開法のビフォーアフター

当院のYouTubeチャンネルでは、目頭切開手術の様子を公開しています。より具体的な方法が知りたい方は、こちらをチェックしてみてください。

 

【Q&A】気になる二重整形のあれこれを解決!

ここでは、二重整形に関する疑問にお答えしていきます。疑問や不安を解消させるためにも、二重整形を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

 

Q.二重整形が成功しやすい人の特徴は?

二重整形が成功しやすい人の特徴は、まぶたが薄い方です。切開法ではまぶたを持ち上げる組織に癒着をつくり、二重のラインを形成しています。まぶたが薄い方はこの癒着がつくりやすいため、成功しやすいでしょう。

また、埋没法もまぶたの薄い方のほうが糸に負担がかかりにくいため、成功しやすいといわれています。

 

Q.結局、埋没法と切開法はどっちがいいの?

埋没法と切開法は、それぞれにメリット・デメリットがあります。それぞれの特徴をチェックして、ご自身のニーズに合ったものを選ぶのがおすすめです。

 

切開法のメリット

  • 半永久的に二重を維持できる
  • 幅広の平行二重にできる

 

切開法のデメリット

  • ダウンタイムが長い
  • やり直しができない

 

埋没法のメリット

  • ダウンタイムが短い
  • やり直しができる

 

埋没法のデメリット

  • 元に戻る可能性がある
  • 脂肪やたるみがあると理想のラインにならない可能性がある

 

埋没法と切開法、どちらを選ぶべきか迷っている方は、こちらの記事もご覧ください。
二重整形の埋没法・切開法はどっちがいい?さまざまな観点から比較!

 

Q.埋没法はすぐとれる?

埋没法の持続期間は人によって異なります。平均で3~5年ほどといわれていますが、半年でラインがなくなる方もいれば、10年以上持続する方もいます。

糸がほどけたり、まぶたの中で切れることはありません。結んだ効果がなくなることで、ラインが消えてしまうと考えられています。

 

Q.二重整形に失敗する・バレバレになることはある?

施術が丁寧でなかった場合、傷跡が長く残る可能性があります。埋没法の結び目がきれいでなく、凹みやふくらみができてしまうのも、バレてしまう要因です。

また、目を大きくしたい気持ちのまま、顔のバランスに合わない二重幅にするのもバレる原因と考えられます。広すぎる二重幅では目が不自然になり、腫れぼったくなる可能性があります。

自然な二重をつくるためには、技術を持った医師にご自身の顔のバランスに合った二重の形を提案してもらうのが大切です。

 

二重整形を成功させるにはうまい先生・病院選びが大切

理想の目元にするためには、クリニック選びがとても大切です。ここでは、クリニック選びのポイントを紹介していきます。

 

Point①:カウンセリングが丁寧か

カウンセリング時にしっかり話を聞き、丁寧な説明をしてくれるクリニックを選びましょう。医師の態度が悪くないか、デメリットの説明があるか、といった点にも着目します。

理想の二重ラインが必ずしもご自身に合っているわけではありません。希望の施術をそのままするのではなく、1人1人に合った施術を提案してくれるかもチェックしましょう。

 

Point②:二重整形の実績・技術があるか

日本形成外科学会専門医で、二重整形の実績が多い医師を選ぶのがおすすめです。技術のある医師に施術してもらえれば、傷跡が残る・まぶたが凹むなどの失敗が起こりにくくなるでしょう。

実績と技術があるかどうかを判断するには、日本形成外科学会専門医の資格の有無をチェックしてみてください。この資格は、民間の資格よりも提出する症例が多く、経験と実績が必要なことから取得が難しいといわれています。それほど難しい条件をクリアした専門医であれば、丁寧なカウンセリングや施術を望めるでしょう。

理想の二重にしたい方は、その医師が日本形成外科学会の専門医かどうかも判断基準にしてみてください。

 

Point③:保証制度が整っているか

保証制度が整っているクリニックであれば、万が一仕上がりに不満があっても一定期間無償で修正できます。クリニックによって保証内容は異なるため、事前にチェックしておきましょう。

当院でも、治療によって期間が異なりますが無料保証を用意しています。治療後に二重のラインが消えてしまったり、薄くなってしまったりした場合でも、保証期間内なら無料で再治療が可能です。

また、他院で受けた治療の修正も行っているので、お気軽にご相談ください。

 

口コミを参考にすることもひとつの方法

実際にそのクリニックで施術を受けた方の、リアルな口コミを参考にするのもひとつの方法です。悪い口コミが多いクリニックは避けたほうが良いでしょう。

しかし、中には費用を支払って良い口コミを書いてもらっているクリニックもあります。SNSでは容易に自作自演も行えるため、口コミを参考にする際には十分気をつけましょう。

 

まとめ:二重整形は相談から|まずはあなたに合った二重を知ろう

二重整形の治療方法は、大きく分けて埋没法と切開法の2種類です。理想のラインやご自身の目の形によって、適した治療は異なります。顔のバランスに合った二重にするためにも、経験と技術を持った医師に施術してもらいましょう。

当院では、日本形成外科専門医の院長が1人1人に合った施術をご提案します。二重整形を検討している方は、ぜひ一度ご相談ください。

下記のページでは、当院が提供している二重整形についてより詳しく紹介しています。この記事を読んで二重整形に興味を持った方は、ご覧になってみてください。

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