ダーマペンって効果あるの?ないといわれる訳をズバリ解説

ダウンタイムが短く手軽にキレイな肌を目指せることから、SNSで話題の「ダーマペン」。比較的リーズナブルな値段のため、若い世代からも人気を集めている美容治療です。 興味はあるけれど、「本当に効果はあるの?」「何回通えば効果を実感できるの?」と疑問や不安を感じる方は多いはずです。 この記事では、ダーマペンの効果や特徴、副反応などについて徹底解説します。 ダーマペンで得られる効果を知り、今よりもっとキレイな肌を目指しましょう。

効果が気になるダーマペン|どんな治療法なのか簡単に解説

ダーマペンは、あらゆる肌トラブルに有効的な美容治療です。 肌ダメージを最小限に抑えながら、毛穴の引き締めやニキビ跡の軽減効果をもたらします。 まずは、ダーマペンの治療法についてご紹介します。

お肌に細かな穴をあけて自然治癒力で肌質改善をうながす治療法

髪の毛よりも細い16本の超微細な針を使用して肌に小さな穴を作り、有効成分を含んだ薬液を浸透させる治療法です。 肌に高速振動で刺激を与えることで、コラーゲンの生成を促し、肌が本来持つ「自己治癒力」を高める働きをもたらします。 肌の再生力が向上することで、ニキビ跡や肌の凸凹・クレーターの軽減効果や肌質の改善効果が期待できます。 ダーマペンはメスを入れる外科手術ではなく、あくまで自己治癒力を高めて肌質の改善を目指す治療法です。 そのため、仕上がりも違和感のない自然な肌になると人気の美容メニューです。

ダーマペン4は超微細針|優しい肌あたりでストレスが少ない

ダーマペン4は、超微細な針を「1秒間に120回」の高速振動で皮膚に穴を開ける治療法です。 医療用の中でも特に極細の部類の針を使用しているため、治療中に痛みを感じることはほとんどありません。 まるで、電動歯ブラシで肌を撫でているようなソフトな感覚だと言われることもあります。 針の深度や施術部位によって痛みの感じ方には個人差がありますが、気になる場合は麻酔クリームの塗布もできるため、クリニックに相談してみましょう。

ダーマペンの4つの効果|こんな効果を得たい人におすすめ

ダーマペンは、以下のような肌トラブルを改善する効果に期待できます。 以下では、それぞれの効果に関して詳しく解説していきます。

効果①ニキビ跡(凸凹・クレーター)の改善

ニキビ跡や肌の凸凹、クレーターの改善をサポートします。 ニキビができる原因は、メイクの落とし残しや不規則な食生活による皮脂の過剰分泌などがあります。 皮脂が毛穴に詰まることで毛穴汚れが蓄積されていき、アクネ菌や雑菌、皮膚に溜まった膿が増殖して白ニキビや赤ニキビが発生してしまうのです。 ダーマペンは、こうしたさまざまなニキビ跡を修復する効果が期待できます。 肌に超微細な針を高速で刺すことで、乱れたターンオーバーを正常に整え、クレーターや凸凹のような炎症によって傷付けられた肌の改善を早める効果をもたらします。 また、肌質改善の他にも、ニキビの発生を抑える予防効果にも期待できます。

効果②毛穴の開きの引き締め・黒ずみの改善

ダーマペンは小鼻や頬の内側にできやすい「毛穴の開き」や「毛穴の黒ずみ」を改善する効果も期待できます。 これは肌のターンオーバーの乱れを正常化し自己治癒力を高めるためです。 ターンオーバーが活性化されると、毛穴に詰まった汚れは自然に排出されるため、開いた毛穴や黒ずみに悩む方にもおすすめです。

効果③シミ・くすみの気になるお肌の改善

加齢にともなってできやすい「シミ」や「お肌のくすみ」を改善する効果も期待できます。 肌の構造は一番近い表皮側から角質層・表皮層・基底層・真皮層という順で層になっています。 ダーマペンの針は最も深い真皮層にまでアプローチできることから、線維芽細胞を活性化させる働きがあります。 線維芽細胞とは、お肌の栄養成分であるコラーゲンや注入治療、エラスチンを生成する働きを持つ細胞のこと。 これら有効成分を作り出す働きをサポートすることで、シミやくすみの改善に繋がります。

効果④ハリ不足やたるみの気になるお肌の改善

肌のハリを改善させたり、たるんだ肌を若返らせたりするエイジングケア効果としての働きもあります。 超微細な針で肌に必要な栄養成分を浸透させることで、コラーゲンを生成して肌の回復力を高めます。

【注意】ダーマペンで治療できない人もいる

ダーマペンは全ての人が受けられる治療ではありません。 次に該当する方は、治療を控えるかクリニックに相談しましょう。 また、金属アレルギーやケロイド体質、皮膚病の方も治療を受けられません。 ダーマペンは、皮膚へ微細な針を直接刺すため、何らかの影響や副作用が出る可能性が高いからです。 低刺激である肌質改善の治療法は、ダーマペン以外にもあるため、気になる方はクリニックに相談することをおすすめします。

「ダーマペンは効果がない」といわれる理由をズバリ解説

「ダーマペンは効果がない」「肌トラブルが悪化するだけ」 ダーマペンで検索すると、こうした口コミをよく見かけます。 なぜ、ダーマペンは効果がないと言われているのか、本当に効果を実感できないのかを調べてみました。

効果が出るまでに1~2カ月の期間がかかるから

1つ目は、効果が出るまでに時間がかかるためです。 ダーマペンの効果を実感できるのは、個人差もありますが1?2カ月経った頃です。 ダーマペンは極細の針でお肌を刺激する治療のため、施術直後は赤みや軽度の出血が出ることがあります。 これらの症状は、正常な経過のため安心してください。 その後、赤みや肌のざらつきが気にならなくなるまでに1週間程度かかります。 効果を感じるまでには少し時間がかかりますが、継続して通えば肌に触れた瞬間にハリや弾力を感じ、肌質が改善され始めたことを実感するでしょう。

症状によって5~10回程度の治療回数が必要だから

2つ目は、肌の悩みや症状によっては、5?10回程度の治療を重ねる必要があるためです。 特に肌の悩みがなく、ただキレイな肌を目指したいという場合は、1回の治療で効果を感じる方もいます。 とはいえ、ほとんどの方がニキビ跡の改善やくすみ肌の解消といった肌トラブルや、エイジングケア効果に期待して施術を受けます。 こうした具体的なお肌の悩みを解消するためには、複数回クリニックに通うことが必要です。 また、深いクレーターや傷跡、色素沈着の改善を目指す場合は、さらに継続して治療を重ねる必要があります。 ダーマペンは、繰り返して受けることで効果を持続させることができる治療法です。 初回で効果が出なかったからといって諦めず、継続的に通うよう心がけましょう。

ダーマペン治療には患者さんに嬉しい4つの特長がある

ダーマペンは、ニキビやシワ、毛穴汚れの除去といったお肌のトラブルを改善する効果だけではなく、デメリットの少ない施術法と言われています。 具体的にどのような特徴があるのか、紹介していきます。

特長①短いダウンタイム

ダーマペンの最大の特徴は、ダウンタイムが短いことです。 肌質を改善する美容治療は長いダウンタイムに悩まされることが多いですが、ダーマペンは、使用する針の長さによってダウンタイムの期間を短くすることが可能です。 施術直後は、赤みや出血を伴う可能性がありますが、それも2日程度で収まります。 そのため、施術を受けたことが周りにバレにくく、翌日から普段通りの生活を送ることができます。

特長②翌日からメイクも可能

治療後24時間経てば、メイクをすることも可能です。 これは、ダーマペンにダウンタイムがほとんどないためです。 洗顔は治療当日から可能ですが、薬液を肌に十分浸透するために最低6時間は空けましょう。

特長③治療痕ができづらい

ダーマペンは、極細の針を肌に直接あてて小さな穴を開ける治療法のため、「治療後に傷跡が残ってしまうのではいか」と心配に思う方も多いです。 しかし、ダーマペンで使用する針は髪の毛より細い0.2mmのマイクロニードルと呼ばれる極細針のため治療痕はほとんど残りません。 しかし、体質によっては痕が残りやすいため、気になる方は事前にクリニックに相談しましょう。

特長④治療に痛みを感じづらい

ダーマペンで使用する針は、髪の毛よりも細い超微細な針のため痛みは感じにくいのが特徴です。 針を刺すと言っても、1秒間に120回の高速な振動のため、電動歯ブラシで肌を撫でている感覚に近いです。 痛みに弱いという方の口コミでも、我慢できる痛さだったとありました。 心配な場合は、施術前に相談し麻酔クリームをお願いすることも可能です。

ダーマペン治療のデメリットや注意点も知っておこう

ダーマペンは、肌に嬉しい影響を与えてくれる治療ですが、一方で施術を受ける前に知っておくべきデメリットや注意点もあります。 効果を最大限に実感するためにも、しっかり理解しておきましょう。

当日は生活に気をつけないといけない

ダーマペンの治療を受けた当日は、赤みや痒み、発疹が生じる可能性があります。 しかし通常は2日程度で治まるので、心配する必要はありません。 また、治療後6時間は薬液をお肌に浸透するため洗顔やスキンケアは控えておきましょう。 その間は肌が炎症を起こしているデリケートな状態です。あまり刺激を与えず安静に過ごすようにしてください。

副作用が現れる可能性もある

治療後は、次のような副作用が現れる可能性があります。 2~3日で治まれば問題ありませんが、長引く場合は治療を受けたクリニックに相談しましょう。 「きっと効いている証拠だ」と安易に自己判断せず、再診に応じた方が治りもできるだけ早くなります。 ダーマペンは針を刺す深度によって肌へのダメージが強くなるため、こうした副反応が現れることもあります。何か不安なことがあれば、まずクリニックに相談するようにしましょう。

肝斑がある人は悪化してしまう場合も

肝斑とは、額やほほ骨、口の周りに左右対称に出来るシミのことです。ホルモンバランスの乱れが原因で、主に女性に多い症状と言われています。 ダーマペンは、微細な針で肌に直接穴を開けてわざと炎症を起こす治療法です。肝斑の部分に対して施術をしてしまうと、色素沈着を誘発させて症状をさらに悪化させてしまう可能性があります。 クリニックで肝斑の部分に治療を行っても大丈夫と判断された場合は、アフターケアとしてクリニックで処方されるクリームを塗るなどの対処をすることも可能です。 まずはクリニックのドクターに指示を仰いで、肝斑の箇所に施術をしても問題ないか確認しましょう。

当院が行うダーマペン治療をご紹介します

フェアクリニックのダーマペン治療は「ミラースキン」「ヴェルベットスキン」の2種類のメニューをご用意しています。 カウンセリングで患者さま一人ひとりの肌を診察し、患者さまに合った治療法をご提案しています。 各手順についても詳しく解説します。

ダーマペンを使った美肌治療を2つご用意しています

ダーマペン4で肌に弾力を「ミラースキン」

フェアクリニックでは、超微細な針を使用して皮膚に穴をあけ、コラーゲンやエラスチンといった有効成分の生成を促し、皮膚の自然治癒力を高める「ミラースキン」を提供しています。
施術名 ミラースキン
料金 26,400円
効果 ニキビ跡やクレーター、凸凹の改善
従来のフラクショナルレーザーと同様に、皮膚を一時的に刺激して肌が本来持つ回復力を向上させる効果があります。 ミラースキンはフラクショナルレーザーと比べて、より細かい箇所にアプローチできることが大きな魅力です。

ダーマペン4+有効薬液の組み合わせ「ヴェルベットスキン」

高い効果が期待できることから、フェアクリニックのフェイシャルメニューの中でも人気の高い「ヴェルベットスキン」。 ダーマペン4の効果に加えて、コラーゲンの増生を促す効果のある薬液をお肌に浸透させることで、よりキレイな肌を目指すことができます。
施術名 ヴェルベットスキン
料金 30,800円
効果 肌質の改善、エイジングケア
使用する薬液は次の3つです。 それぞれの効果についても説明していきます。 ・コラーゲンピール ハリやツヤを与えて若々しい自然なお肌に近づけます。 さらに、紫外線によるシミやくすみなどの色素沈着を改善する効果にも期待できます。 ・成長因子(AAPE) 三大栄養素であるタンパク質の一種で、お肌に浸透させることで皮膚内部からコラーゲンやエラスチンなどを生成する働きがあります。 細胞を活性化させ、コラーゲンの増生や肌の組織を修復する効果やエイジングケア効果に期待できます。 ・注入治療(ニューラミスライト) 加齢に伴い減少する注入治療をダーマペン4で作った小さな穴から浸透させ、なめらかでみずみずしい肌つくりをサポートします。 肌が本来持つ自然治癒力を活性化させ、肌をキュッと引き締める効果があるといわれています。

治療の手順は4ステップです

フェアクリニックで実施するダーマペンの治療手順は以下の通りです。  1.? 施術前に麻酔クリームを塗布  2. 微細な針の高速振動で皮膚に小さな穴を作る  3. 有効薬液を塗布して、皮膚の中へ浸透させる  4. 皮膚の自然治癒力が活性化し、治療直後から肌のつるつる感を実感できる 「痛みが少ない腫れにくい治療」をご提供できるように患者さまに寄り添った対応を心がけています。

治療はもちろんヒアリングやカウンセリングも誠実に行います

フェアクリニックでは、一人ひとりのお悩みや症状に合わせた的確な治療を行うことを患者さまに約束しています。 効果を実感してもらうには、施術前のヒアリングが重要であると考えています。 そのため、カウンセリングでは患者さまの希望や悩みにしっかり耳を傾け、理想の仕上がりイメージを共有することを心がけています。 口コミでも「カウンセリングを丁寧に親身に向き合ってくださり、信頼して施術をお任せできた」「柴田院長の的確かつ丁寧なカウンセリングにより、前向きな気持ちで治療に臨めた」など、好評です。 また、治療法の提案はドクターができるだけ直接伝えています。 施術のメリット・デメリットも明確にお伝えしているので「安心して治療を任せられる」というお言葉も頂いています。

ダーマペンに関するよくある疑問を解決!Q&A

フレクショナルレーザーとダーマペンの違いは?

フラクショナルレーザーとダーマペンの違いは、レーザーを使用していないことにあります。 両方ともニキビ跡や凸凹、クレーターの改善効果や肌質の改善に期待できます。 ダーマペンは、レーザーによる熱エネルギーではなく、髪の毛より細い極細針を高速振動させて皮膚にアプローチをするため、ダウンタイムが短いことが特徴です。

「セルフダーマペン」でも効果はある?

ダーマペンは極細の針を皮膚に挿入し小さな穴を開ける医療行為です。 そのため、自分でダーマペンを行う「セルフダーマペン」は危険なのでやめましょう。 また、ダーマペンに必要な医療機器は本来個人では購入できない機器です。インターネットやオークションサイトなどで販売されていても、それは医療機器認定されていないダーマペンの可能性が高いため、購入は避けましょう。 ダーマペンは短時間で施術ができるため手軽な治療と思われがちですが、れっきとした医療行為です。 できるだけドクターによる診察を経て、施術を行いましょう。

まとめ:多彩な効果があるダーマペンで気になる症状をケアしよう

ダーマペンは自己治癒力を高めて、ニキビ跡やクレーターを軽減したり、毛穴の開きを引き締める効果が見込めます。 また、新陳代謝を促し、正常なターンオーバーへ戻そうとする働きがあるのでエイジングケア効果にも期待できます。 フェアクリニックでは、お肌に多くのメリットのあるダーマペン治療を開院以降ずっと低価格でご提供しています。 美容治療が初めての方にもお試しやすい価格帯のため、少しでも気になる方はぜひカウンセリングまたはメール・電話相談でお気軽にお問い合わせください。

著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医

フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若見え治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。

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美容外科医 柴田健了

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