経結膜脱脂(下眼瞼脱脂)
まぶたの裏側から整える切らない脂肪除去
年齢とともに、目の下の脂肪が前方に押し出されてふくらんで見える状態を、「目の下のふくらみ」「目袋」などと呼びます。
このふくらみは、睡眠不足やむくみだけでなく、眼窩脂肪(がんかしぼう)が前にせり出してくることも大きな原因です。
経結膜脱脂(下眼瞼脱脂)は、下まぶたの裏側(結膜側)からアプローチし、前方に突出した脂肪を適切な量だけ取り除く治療です。皮膚を切らないため、表側にキズ跡が残りません。
一方で、影やくぼみ・皮膚のたるみが主なお悩みの場合は、注入治療との組み合わせや、皮膚切除(下眼瞼除皺術)を選択した方がよいこともあります。診察では、「ふくらみ・影・たるみ」を見分けながら、最小限の負担で自然な若見えをめざします。
| 施術時間 | 20〜40分 |
|---|---|
| ダウンタイム | 大きな腫れは1〜2週間で軽減。赤み・瘢痕の落ち着きには数週間〜数ヶ月を要します。 |
| 麻酔 | 点眼麻酔・局所麻酔(細い針を使用し、痛みを最小限に抑えます) |
| 当日施術 | 可(診察で適応を確認のうえ、同日施術が可能な場合があります) |
| メイク再開 | 創部以外のベースメイクは当日〜翌日目安/アイメイクは抜糸後から |
| コンタクトレンズ | 医師の指示に従って再開してください(目安:数日後〜)。違和感がある場合はメガネ推奨。 |
| 入浴・生活制限 | シャワーは当日から(創部は濡らさないように)/入浴は4日後目安/アルコール・激しい運動・サウナは1週間控えてください/紫外線は赤み・色調変化を助長するため、UVケアを推奨 |
「目の下のクマ・たるみ」といっても、脂肪のふくらみ・影(凹み)・皮膚のたるみがどの程度関わっているかで、適した治療が変わります。
フェアクリニックでは、下まぶたの若見えを次の3つの軸で考えています。
経結膜脱脂 (下眼瞼脱脂) |
下眼瞼除皺術 (皮膚切除) |
下まぶた 注入治療 |
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|---|---|---|---|
| 主な対象 | 脂肪の前方突出によるふくらみ | 皮膚のたるみ・シワ | 影・凹み・黒クマ |
| アプローチ | 結膜側から脂肪を除去 | 皮膚(場合により脂肪)を切除 | ボリュームを足して影を和らげる |
| キズ跡 | 表面には残らない | まつ毛のすぐ下〜外側に細い線 | 注射の針跡のみ |
| ダウンタイム目安 | 腫れ・内出血:数日〜1週間前後 | 腫れ・内出血:1〜2週間前後 | 腫れ:数日程度 |
| 向いているケース | ふくらみが主役で、皮膚の余りが少ない | ふくらみ+皮膚の余りが強い | 軽度のふくらみ〜影・くぼみが気になる |
鏡で下まぶたを軽く押し上げたときに、ふくらみが目立たなくなるのに影が大きく変わらない場合は、経結膜脱脂が適している可能性が高いです。
脂肪を取り過ぎないように調整しながら、自然なフラット感をめざします。
ふくらみの下にくぼみが深く入っている場合、脂肪を減らすだけでは影が残ることがあります。
必要に応じて下まぶた〜頬の境目に注入治療を少量足し、段差をなだらかに整えます。
下まぶたの皮膚が大きく余ってシワ・たるみが前に垂れている場合は、経結膜脱脂だけでは十分な変化が出にくいことがあります。
その際は下眼瞼除皺術(皮膚切除)や、脂肪処理を組み合わせた方法も含めてご説明します。
来院からの大まかな流れは[はじめての方へ]でもご案内しています。ここでは経結膜脱脂(下眼瞼脱脂)の流れをご紹介します。
経結膜脱脂(下眼瞼脱脂)は、皮膚を切らない分、比較的ダウンタイムが短い治療ですが、腫れ・内出血・左右差などの可能性があります。代表的な経過やリスクを以下にまとめます。
| 施術時間 | 20〜40分 |
|---|---|
| ダウンタイム | 大きな腫れは1〜2週間で軽減。赤み・瘢痕の落ち着きには数週間〜数ヶ月を要します。 |
| 麻酔 | 点眼麻酔・局所麻酔(細い針を使用し、痛みを最小限に抑えます) |
| 当日施術 | 可(診察で適応を確認のうえ、同日施術が可能な場合があります) |
| メイク再開 | 創部以外のベースメイクは当日〜翌日目安/アイメイクは抜糸後から |
| コンタクトレンズ | 医師の指示に従って再開してください(目安:数日後〜)。違和感がある場合はメガネ推奨。 |
| 入浴・生活制限 | シャワーは当日から(創部は濡らさないように)/入浴は4日後目安/アルコール・激しい運動・サウナは1週間控えてください/紫外線は赤み・色調変化を助長するため、UVケアを推奨 |
当日〜翌日:腫れ・赤み・軽いつっぱり感。クールダウンと、頭を高くして就寝すると楽です。
2〜3日目:腫れのピーク。内出血が出た場合は1〜2週間で改善することが多いです。
4〜7日目:腫れが徐々に引き、見た目が落ち着いてきます。抜糸(5〜7日目)。
2週間以降:赤みが薄れ、自然さが増してきます。
1〜3ヶ月:瘢痕の赤み・硬さがさらに目立ちにくくなり、ラインが安定してきます(個人差あり)。
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経結膜脱脂 下瞼のたるみ・くま・くぼみ取り |
片目
151,800
円(税込)
両目
253,000
円(税込)
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最終更新:2025/11/16