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男性のほうれい線の消し方|セルフマッサージから美容外科までご紹介
- 2023/08/31
- カテゴリー: エイジングケア治療
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ほうれい線を消したいと悩んでいる男性も多いのではないでしょうか。男性のほうれい線は、紫外線や髭剃り、スキンケアが原因で引き起こされるといわれています。
本記事では、マッサージやスキンケアなどのセルフケアから美容医療まで、男性がほうれい線を改善するための方法をご紹介します。クリニック選びのポイントもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
男性のほうれい線が目立ってしまう原因とは?
まずは、男性のほうれい線が目立ってしまう原因を紹介します。改善方法は原因によって異なるため、なぜ自身のほうれい線が目立つのかチェックしてみましょう。
紫外線|皮膚の組織が老化してしまう
紫外線は、ほうれい線が目立つ原因のひとつです。皮膚は表皮と真皮の2層構造から成り、真皮の弾力性はコラーゲンとエラスチン線維によって保たれています。また、真皮内の線維芽細胞は肌のハリを保ち、コラーゲンやヒアルロン酸の生成と分解を行っています。
しかし、紫外線を浴びると線維芽細胞が損傷し、コラーゲンやエラスチンの正常な合成は阻害されてしまいます。特に波長の長いUVAは肌に深刻な影響を及ぼし、弾力やハリを低下させ、ほうれい線の形成を促進させるでしょう。
男性は女性に比べて化粧やUV対策をしない方も多いから、紫外線の影響を受けやすい傾向があります。
髭剃り|皮膚を傷つけてしまう
日々の髭剃りは、多くの男性にとって欠かせない身だしなみではないでしょうか。しかしこの行為が、ほうれい線を目立たせる原因となる可能性があります。
髭剃りは電気シェーバーやカミソリを使って毛穴から髭を切り取る行為です。その際、肌表面の角質層や皮脂膜が削られる可能性があります。
これによって皮膚は傷つき、乾燥しやすい状態が生まれ、結果的にほうれい線の形成を促すことに。髭剃り後のスキンケアや保湿を怠ると、よりほうれい線ができやすくなるでしょう。
髭剃りの際には、皮膚を大切に扱い、適切な保湿やスキンケアを心がけることが大切です。
スキンケア|怠ると乾燥してしまう
男性の肌もスキンケアやエイジングケアが大切です。ただし、男性の多くはこれを怠る傾向があり、その結果ほうれい線が目立つことがあります。
男性の肌は女性よりも皮脂分泌が多く、本来は乾燥しにくくシワになりにくいのが特徴です。しかし、年齢や生活習慣の影響で乾燥が進み、ほうれい線が目立つ可能性もあります。
スキンケアを全くしない方は、肌老化を招き、ほうれい線のリスクを高めます。適切なスキンケアやエイジングケアを取り入れることで、肌の水分バランスを保ち、ほうれい線を抑えられるでしょう。
表情筋の衰え|皮膚や脂肪を支えきれなくなる
ほほや口元の表情筋の減少や衰えは、男性のほうれい線が目立つ原因のひとつです。表情筋が衰えると、皮膚や皮下脂肪の支えが弱まり、たるみが生じ、上下の筋肉のバランスが乱れてしまいます。この結果、肌が下に下がった印象になり、ほうれい線が目立つことに。
年齢はもちろんですが、最近ではマスク生活によって口角が使われなくなり、表情筋が衰えることによる影響も考えられます。
筋肉の衰えはほうれい線の形成を加速させるため、意識的に表情筋を鍛えることが重要です。適度な筋力トレーニングや顔のエクササイズを取り入れましょう。
骨格|骨格によりほうれい線が目立ちやすい人も
ほうれい線が目立つ原因のひとつに、骨格が挙げられます。ほうれい線は年齢とともに目立ちやすくなると一般的に考えられていますが、骨格や筋肉の発達状態によっては若い世代でもほうれい線が目立つ場合もあります。
特に20~30代の場合、骨格の形状が影響を与えることが多く、鼻の横のくぼみの大きさや全体的な骨の幅が関与しています。
一方、50代以上では、骨格の影響よりも皮膚のたるみや皮下脂肪、筋肉の変化などがほうれい線の主な要因です。この年代の場合、骨格よりも皮膚の組織の変化がほうれい線を目立たせる大きな要素といえます。
男性のほうれい線の消し方|①セルフケア
ここでは、セルフケアでほうれい線を改善する方法を紹介します。マッサージやスキンケアなど、自力でほうれい線のケアをしたい男性の方は、ぜひ参考にしてみてください。
トレーニングで表情筋を鍛える
表情筋のトレーニングは、男性のほうれい線対策に効果が期待できます。以下のトレーニングを取り入れて、ほほや口元の筋肉を鍛えましょう。
- 舌まわしトレーニング
口を閉じた状態で、舌を歯茎の上に軽く当てます。ほほの内側で舌を動かし、歯茎をなぞるようにぐるっと一周させます。右回りと左回りをそれぞれ10回以上行います。
舌まわしトレーニングは、ほうれい線だけでなく、顔のゆがみや肩コリにも効果が期待できます。簡単に行える上、場所や時間を選ばないため、毎日のセルフケアに取り入れてみましょう。
トレーニングを毎日継続することで、表情筋が強化され、ほうれい線が目立つのを防ぐ助けになります。トレーニングを行う際には、無理なく行うことが大切です。少しずつ始めて、徐々に回数や強度を増やしていくことをおすすめします。
正しいスキンケアを行い、日焼け止めを塗る
日々のスキンケアと紫外線対策は、男性のほうれい線ケアにおいて大切なポイントです。
洗顔とスキンケアの見直しは、たるみ予防に効果が期待できます。洗顔時はゴシゴシとこすらず、優しく洗うことが大切です。洗顔後の保湿も忘れずに行い、髭剃り後の保湿もおろそかにしないようにしましょう。
紫外線対策も大切です。紫外線は一年中降り注いでおり、日焼け止めはたるみ予防に欠かせません。男性向けの日焼け止めを選ぶ際は、ベタつかない、白くなりにくい、肌への刺激が少ない、保湿効果がある、といったものを選ぶと良いでしょう。せっけんで簡単に洗い落とせる日焼け止めもおすすめです。
日常のスキンケアと紫外線対策をしっかり行うことで、男性のほうれい線の改善や予防に効果が期待できます。
マッサージで顔の靭帯をほぐす
ほほや口周りには複数の筋肉が存在し、これらを鍛えることで、ほうれい線の改善に効果が期待できます。ただし、筋肉が過剰に発達すると逆にほうれい線が目立つ場合があるため、程よくほぐすようにしましょう。
顔の靭帯マッサージの手順は以下の通りです。
1. 小鼻の横周辺に親指を当て、3秒数えながら斜め上にゆっくり押し上げる。
2. 頬骨に沿って親指を外側にゆっくり移動させながら押す。
3. 指が耳の手前まで移動したら、再び1の位置に戻る。
上記のマッサージを1日2分程度の時間をかけて実践してみましょう。親指を使って押す際、痛みを感じる場合は力を調整し、気持ち良く行うことを心がけてください。筋肉の緊張が和らげば、痛みも軽減されていくでしょう。
ただし即効性や確実な効果は期待できない
セルフケアでほうれい線を改善するためには、日々のケアが大切です。即効性はないため、毎日少しずつ行うようにしましょう。
また、セルフケアを行っても確実にほうれい線が改善できるとは限りません。すぐにほうれい線をなくしたい方、確実に消したい方は、美容整形での治療を検討するのがおすすめです。
男性のほうれい線の消し方|②美容整形術
ここでは、当院が提供しているほうれい線に効果が期待できる美容整形メニューを紹介します。それぞれの特徴をチェックし、自身に合った治療法を見つけてみましょう。
ヒアルロン酸注射|ダウンタイムが少ない施術
ヒアルロン酸注射は、加齢による皮膚のたるみやシワを改善する効果的な美容整形術のひとつです。シワやくぼみができた溝の真下にヒアルロン酸を注射することで、溝を持ち上げ、シワを浅くして目立たなくします。
かつてはコラーゲンが用いられていましたが、現代では高い保水力を持つヒアルロン酸が一般的に使用されています。
部位にもよりますが5〜10分程度で施術は完了し、効果は治療直後から現れるため、即効性を求める方に特におすすめです。
ヒアルロン酸はもともと体内に存在する物質であり、皮膚への注入でもアレルギー反応が少ない素材とされています。
下記の記事では、ヒアルロン酸の効果について詳しく解説しています。ヒアルロン酸に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
ヒアルロン酸注射の効果|効果の継続期間は?打ち続けるとどうなる?
ウルセラ(HIFU)|異物を入れたり切ったりしなくて良い
ウルセラは、強力な超音波を用いて皮膚直下にある表情筋筋膜を収縮させる医療機器です。この治療法は、たるみの原因である筋膜を熱によって引き上げ、皮膚の内側を引き締めることでタイトニング効果をもたらし、小顔形成効果も期待できます。
加えて、治療後3~6カ月に肌内でコラーゲン生成が促進されます。ウルセラは、異物を体内に入れることなく、切らない照射治療によってたるみの解消と肌の弾力回復、小顔効果を同時に得られるのが魅力です。
照射のみで切らない治療のため、腫れや内出血が少ない特徴があります。
下記の記事では、ハイフについて詳しく解説しています。併せてチェックしてみてください。
医療ハイフとエステハイフの違いを比較|効果やデメリットは?
糸リフト|切らないで良いリフト
糸のリフト(フェアリフト・Vリフト)は、顔のたるみやシワを改善するための美容治療です。この治療法では、体内に吸収される糸を皮膚内に挿入し、フェアリフトやVリフトを用いてたるみを引き上げます。
フェアリフトは糸が皮膚の内側で引っかかりながら引き上げる効果を持ち、Vリフトはコーン状の引っかかりを使用してほほのたるみやほうれい線を改善するのが特徴です。
切らずに注射するだけの施術であるため、腫れや内出血の心配なくフェイスリフトやウルセラに近い効果が期待できます。
下記の記事では、糸リフトについて詳しく解説しています。糸リフトが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
糸リフトとはどんな仕組みなの?効果や他の美容整形との違いを紹介
フェイスリフト|引き上げ効果が高い施術
フェイスリフトは、顔全体のたるみやシワを改善する美容整形法です。この手術は「最も引き上がるたるみ取り手術」とも呼ばれ、こめかみから耳の前、耳の下、耳の後ろ、えり足付近までの幅広い範囲の皮膚をデザインし切除、引き上げて縫合します。
SMAS(スマス)筋膜も同時に引き上げるため、ほうれい線の改善に効果が期待できるでしょう。
当院が提供しているフェイスリフト手術には、ネオパーフェクトリフト、ワイドリフト、ストレートリフト、こめかみリフトの4つのタイプがあり、それぞれ異なる範囲と効果を持ちます。
下記の記事では、フェイスリフトについて詳しく解説しています。フェイスリフトが気になる方は、併せてチェックしてみてください。
フェイスリフトはたるみに効果的|治療法や術後を解説
男性のほうれい線を消すためのクリニック選びのポイント
満足のいく美容医療を受けるには、クリニック選びがとても大切です。ここでは、ほうれい線を消すためのクリニック選びのポイントを紹介します。ほうれい線の悩みを美容医療で解消したい方は、ぜひチェックしてください。
医師が日本形成外科学会専門医の資格を持っているか
美容整形を検討する際、医師の選び方は重要です。その中で注目したいのは、医師が日本形成外科学会専門医の資格を持っているかどうかです。
この資格は、日本形成外科学会に4年以上正学会員として在籍し、学会認定施設での規格研修や形成外科学会専門医試験に合格した者が取得できます。専門医は容姿や見た目だけでなく、機能面も含めて美しく修復するスペシャリストとしての能力を培っているのも特徴です。
日本形成外科学会専門医の資格は、厳しい審査基準と多くの症例数・提出物が求められるため、その取得は一般の民間資格とは一線を画すものといえるでしょう。
クリニック選びの際には、医師の資格や経歴を確認し、日本形成外科学会専門医の有無もチェックすることが大切です。
医師がカウンセリングから治療まで一貫して担当するか
カウンセリングから治療まで1人の医師が担当するかも確認するようにしましょう。
当院では、たるみ取り治療として切開するフェイスリフト、ウルセラによる切らないフェイスリフト、糸リフトなどさまざまな方法を提供しています。
特にカウンセリングを重要視しており、柴田理事長自らが患者さまと話し合い、引き上げたいレベル(しっかり、まあまあ、さりげなくなど)や範囲(顔全体、フェイスライン、ほほ、ほうれい線、あごや口元、目元など)について、じっくりとお話を伺います。
患者さまの希望に合わせた個別の治療プランを提供しますので、より理想に近い仕上がりを期待していただけるでしょう。
明確な料金体系であるか
美容治療の価格には不透明さや不明瞭さがつきものであり、カウンセリング時に適切でない高額な請求をされたといったケースもよくあります。そのため、明確な料金体系のクリニックを選ぶようにしましょう。
当院では「痛くない腫れない治療」を提供するために常に努力しており、クリニックのコンセプトとして「すべての治療価格を低価格でご提供する」ことを掲げています。
ホームページに掲載している料金通りに施術を行い、追加費用は一切発生しません。無理な施術の勧誘も行わず、「日本一高品質で低価格の美容クリニック」を目指しています。
まとめ:男性のほうれい線の消し方を学んで見た目を若返らせよう
老けた印象や疲れた印象になってしまうほうれい線を改善したいと考える方は少なくありません。ほうれい線は、セルフマッサージやスキンケアなど、日常的なケアで改善を試みることも可能ですが、セルフケアは即効性がなく、確実に効果が得られるとはいえません。
確実にほうれい線を消したい方は、美容外科での治療を選択肢に入れてみましょう。ヒアルロン酸注入やウルセラなどの施術で、ほうれい線を目立たなくすることが可能です。
満足のいく仕上がりを目指したい方は、専門医と相談しながら、最適な治療方法を選びましょう。
当院では、カウンセリングを無料で行っています。患者さまの悩みや希望に寄り添ったカウンセリングに努めておりますので、ほうれい線で悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。