美容コラム
フェイスリフトはたるみに効果的|治療法や術後を解説
顔回りのたるみに一番効果的だと言われている「フェイスリフト」。その高い効果に期待している一方で、傷跡・ダウンタイム・リスクや副作用などが心配な方も多いでしょう。
今回は、フェイスリフトがどんな施術か、失敗の心配はないのかなどについて解説していきます。切開フェイスリフトがおすすめな人の特徴、逆におすすめできない人の特徴なども紹介しますので、参考にしてください。
フェイスリフトってどんな治療法?
「見た目年齢を若返らせたい」「たるみを改善したい」という方を中心に選ばれている美容整形「フェイスリフト」。
まずは、フェイスリフトがどんな治療法なのか、フェイスリフトの概要についてまとめました。
加齢と共に生じるお顔や首元のたるみを取り除く治療法
フェイスリフトとは、顔の皮膚や筋肉のたるみを物理的に持ち上げる施術のことです。
フェイスリフトの種類としては、以下のとおりです。
- 特殊な糸などを使用することでたるみを解消する「切らないフェイスリフト」
- 耳周辺を切開・縫合することで皮膚を持ち上げる「切るフェイスリフト」
「切らないフェイスリフト」は効果の持続期間が短く、何度か手術が必要です。しかし、ダウンタイムが短く、施術自体もやり直しがききやすいのがメリットだと言えます。
一方、「切開フェイスリフト」は切ってから手術をするため、ダウンタイムが長い分、効果持続期間も長いのがメリットです。
どちらもたるみやしわ・ほうれい線・首に溜まった脂肪など年齢を感じさせる要因の改善が期待できます。
フェイスリフトが向いている・おすすめできるのはこんな方
たるみを改善する施術はレーザーや糸リフトなどさまざまです。たるみの度合いによって効果が変わります。
特にフェイスリフトの効果を感じやすいのは、伸び切ってしまった皮膚を治療したい40代・50代の方です。たるみやしわによって年齢が顔に現れやすいため、フェイスリフトによってこれらの原因を改善すると一気に若々しい見た目を目指せます。
逆に20代~30代前半の方は、フェイスリフトでしわやたるみを改善するのはあまりおすすめできません。
もちろん施術自体は可能ですが、美肌注射などで肌のハリを手に入れる方が効果を感じやすいからです。また、若いうちにフェイスリフトをしてしまうと、歳を取ってから不自然になる可能性もあります。
ただし20〜30代であっても、顔の脂肪吸引や頬骨削りの後は顔の皮膚が落ち込んでたるむ可能性があります。フェイスリフトでたるみを取るとフェイスラインを整えられるため、施術を希望する場合は医師に相談してください。
当院が行うフェイスリフト|4種類の治療方法と効果を紹介
ここからは、実際に当院が行う4種類のフェイスリフトの治療方法と効果を紹介していきます。
1. お顔全体と首元のたるみのリフトアップに|パーフェクトリフト
2. お顔全体のたるみのリフトアップに|ワイドリフト
3. ほうれい線や口元のたるみに|ストレートリフト
4. 上まぶたや目じり周りのたるみに|こめかみリフト
それぞれ詳しく見ていきましょう。
※当院の治療は自由診療であり、保険適用外です。
※費用は全て税込で表記しております。
①パーフェクトリフト|お顔全体と首元のたるみのリフトアップに
パーフェクトフェイスリフト手術は、たるみを切除し、引き上げて縫合する方法です。皮膚を支えているSMAS(スマス)筋膜も同時に引き上げます。
皮下のしわ、たるみを同時に引き上げるため、即効性と高い効果が期待できます。
料金 | 539,000円 |
治療範囲 | こめかみ~耳の前~耳の下から後ろ~えり足上部まで |
部位 | ほほ~口元、フェイスライン、ほうれい線、あご~首、上まぶたと下まぶたのたるみ、目尻の周囲 |
治療時間 | 2時間~2時間半 |
②ワイドリフト|お顔全体のたるみのリフトアップに
ワイドリフトは、パーフェクトリフトに比べると治療範囲が狭いものの、お顔全体のたるみのリフトアップが期待できる施術です。
こめかみ下部~耳の前~耳の下から後ろまでリフトアップすることで、ほほ〜口元・フェイスライン・ほうれい線・あご上部・目元への効果が期待できます。
料金 | 418,000円 |
治療範囲 | こめかみ下部~耳の前~耳の下から後ろ |
部位 | ほほ~口元、フェイスライン、ほうれい線、あご上部、目元一部ほ |
治療時間 | 1時間半 |
③ストレートリフト|ほうれい線や口元のたるみに
ストレートリフトは、ほうれい線や口元のたるみがピンポイントで気になる方のための治療です。大きく切開せずにピンポイントで切るフェイスリフトを行います。お顔の全面は操作しないのでその部位は腫れないのがメリットです。
たるみは強いけれど、ダウンタイムは極力少なくしたい方におすすめの施術です。
料金 | 352,000円 |
治療範囲 | こめかみ~耳の前~耳の下 |
部位 | ほほ~口元、フェイスライン、ほうれい線 |
治療時間 | 1時間 |
④こめかみリフト|上まぶたや目じり周りのたるみに
最後に紹介するこめかみリフトは、フェイスラインではなく上まぶたや目じり周りのたるみが気になる方のためのフェイスリフトです。上まぶたのたるみや目尻の周囲にアプローチし、若々しい目元を演出します。
料金 | 297,000円 |
治療範囲 | こめかみ上部~下部 |
部位 | 上まぶたのたるみ、目尻の周囲 |
治療時間 | 45分 |
治療した効果の持続期間はどのくらい?
フェイスリフトの持続期間は10年ほど
フェイスリフトを行ったとしても、一生効果が続くものではありません。フェイスリフト手術は直後の引き上げのテンションが最も高いと言われています。いったんたるみが改善されたとしても、たるみの進行を止めることはできないため、定期的な施術が必要です。
「切らないフェイスリフト」の場合、1年から2年でもとに戻ってしまうのが一般的です。一方「切開フェイスリフト」の場合は、個人差もありますが10年ほど効果が持続する方もいます。
ヒアルロン酸・ボトックス注射を併用すると効果が長持ち!
フェイスリフトは、細かいしわに対しては効果が限定的です。ヒアルロン酸、ボトックス注射を併用することで、しわやたるみに対してしっかりアプローチができるため、仕上がりの満足度が向上するでしょう。
ボトックス注射
ボトックス注射は、表情じわに有効です。ゆっくり吸収されるように加工されたヒアルロン酸を真皮層に注射することで、内側から肌を持ち上げてしわの改善を目指します。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射は、ヒアルロン酸やコラーゲンが減少することで生じたしわに有効です。ゆっくり吸収されるように加工されたヒアルロン酸を真皮層に注射することで、内側から肌を持ち上げてしわの改善を目指します。
フェイスリフトを体験した人の症例写真を公開!
施術例|パーフェクトリフト
- 術前
- 術後6か月
手術名 | パーフェクトリフト |
手術の詳細 | こめかみ、耳の前、耳の下、耳の後ろ、えり足付近までに生じているたるみ部分を切除し、引き上げて縫合する方法です。 3日後に消毒、7日後に抜糸、14日後に抜鉤(医療用ホッチキスの除去)を行います。 |
保険適用の有無 | 保険適用外 |
施術時間 | 約2時間 |
手術のリスク | 一定期間、治療部位に糸がつきます。むくみ、内出血を生じることがあります。 |
手術の価格 | 539,000円(税込) |
関連動画: 【閲覧注意】フェイスリフトはデザインと筋膜のリフトが重要
施術例|パーフェクトリフト+脂肪吸引
- 術前
- 術後6か月
手術名 | パーフェクトリフト+脂肪吸引(ほほ、あご) |
手術の詳細 | こめかみ、耳の前、耳の下、耳の後ろ、えり足付近までに生じているたるみ部分を切除し、引き上げて縫合する方法です。 同時に、ほほとあごの脂肪を吸引しています。 |
保険適用の有無 | 保険適用外 |
施術時間 | 約2時間30分 |
手術のリスク | 一定期間、治療部位に糸がつきます。むくみ、内出血を生じることがあります。 |
手術の価格 | 847,000円(税込) |
知っておきたい!心配な術後のこと(傷跡・ダウンタイム・リスク・副作用)
ここからは、傷跡・ダウンタイム・リスク・副作用など、心配な術後のことについて解説していきます。リスクを知ってから施術を受けることで、リスクに対しての対策も可能です。効果とリスクを両方知って、あなたに一番合う施術を選択しましょう。
手術の傷跡|半年~1年と時間をかけて徐々に薄くなっていく
フェイスリフトはメスを使用した手術であるため、手術の跡が残りますが、一般的には術後半年~1年位には分からなくなります。髪の毛や化粧などでカバーできる範囲になるため、人からは全く見えなくすることもできるでしょう。
しかし、人によっては硬い傷として目立つ場合や赤みが残ってしまうケースがあります。その場合は治療した院に連絡し、再度切って縫い合わせる再手術を依頼しましょう。再手術が可能かどうかは、医師としっかり面談して決定します。
術後の経過|ダウンタイムは1か月・仕上がりは3か月が目安
施術中は麻酔が効いているため痛みはありませんが、手術の切開部位に糸が付き、術後2~3時間経過したころから、腫れ・痛みが発生します。
患部以外は当日からシャワーや洗顔、メイクが可能ですが、患部を直接濡らしてもよいのは3日後〜7日後となります。
いわゆるダウンタイムと呼ばれる腫れと痛みのピークは術後2~3日で、1週間経つとだいぶ改善します。腫れと痛みが90%引くタイミングが1か月となり、傷の赤みがひいてほとんどわからなくなる状態は、3か月後くらいが目安です。
リスク・副作用があることを知っておこう
個人差もありますが、フェイスリフトには以下のようなリスクや副作用があります。
耳たぶが伸びてしまうことがある
耳たぶの周囲の皮膚も剥離して引っ張り上げているため、皮膚だけで引っ張っているとテンションが耳たぶにかかって福耳の形になってしまう可能性もあります。
はく離した皮下に血の塊ができてしまう
はがした皮膚の下などに血が溜まってしまうケースがあります。血が溜まってしまった場合腫れや痛みが長引き、細菌が侵入して感染症を起こしてしまう可能性もあります。
血液をサラサラにする薬を飲んでいる方はリスクが高くなるため、医師に必ず相談してください。
左右差が出ることがある
元々人間は骨格の違いなどで左右差があるため、ある程度は起こりうることです。
ただ、2回目以降の施術で引っ張れる量が想定より少ない場合、左右差が顕著になるリスクが高くなるので、注意しましょう。
顔面の麻痺
施術の最中に顔面神経の枝を傷つけると、顔の半分だけしか表情を作れないなど、表情がおかしくなるリスクがあります。
ただ、神経は修復するので、ほとんどの場合数週間から数か月で改善します。
安心して治療いただけるように~当院のこだわり~
フェアクリニックでは、治療部位のデザイン、細かな縫合に時間を費やしています。これは、患者さんが安心して治療いただけるようにという当院のこだわりから。ここからは、そんな当院のこだわりについて説明します。
失敗といわれる「つり目・引っ張られ顔」にならない施術方法です
たるみは、年齢とともに皮膚を持ち上げる力が弱まり、重力に耐えられなくなることで進行していきます。
そこで当院のフェイスリフトでは、SMAS筋膜(皮膚の土台)を引き上げ、余分な皮膚を処理することでリフトアップを目指します。
「つり目・引っ張られ顔」にならないよう配慮しているため、仕上がりの完成度や自然さを求める方もお気軽にご相談ください。
傷跡を目立たなくするために丁寧で細かな縫合を行います
フェイスリフト手術の治療跡を目立ちにくいように仕上げるには、切開する皮膚の幅や長さを計測したうえでデザインすることと、精密に縫合することが大切です。
当院では、皮膚の内側の真皮を細かく縫合し、表皮は髪の毛よりも細い極細の糸で適度な間隔で縫合します。そのため、皮膚が膨らまずにふさがりやすく、美しい仕上がりを追求できます。
術後の腫れが起こりにくい工夫をしています
「フェイスリフト手術後の腫れ」が心配だという方は多いでしょう。腫れは、皮膚の中で血液がたまる内出血の状態が原因で起こります。
当院では、皮膚の内側のSMAS筋膜を処置する際、細い血管からの出血を確認し、一か所ずつ止血処置を行うことで腫れの度合いを低くするよう努めています。
術後の固定が必要ありません
フェアクリニックでは、手術中に止血処理を徹底し腫れを予防することに努めているため、術後に大きな固定器具を着ける必要はありません。術後には、薄く幅の細い肌色のテープを傷に沿って貼ります。
またフェアクリニックでは’’痛くない腫れない治療’’を心がけています。麻酔クリームを塗って挿入するため、強い痛みを覚えることはほとんどありません。美容治療が初めての方にもお試しやすい価格帯で、料金には麻酔クリーム代も含まれております。
糸のリフトによる若返り治療をお考えの方に、ぜひお試しいただきたいリフトアップ治療です。
フェイスリフトで切ることが心配な方へ~切らない治療法もあります~
フェイスリフトで切ることが心配な方もいらっしゃるでしょう。そんな方のために、切らない治療法も用意しています。
切開法よりも効果持続時間は短くなりますが、「試してみたい」「どんな風になるか見たい」という方にはおすすめです。
注射を使って入れる糸のリフトアップ「フェアリフト」「Vリフト」
当院では、以下2つの方法を用意しています。
- フェアリフト:皮膚を使って皮膚の内側からたるみやしわを引き上げる方法
- V(ブイ)リフト:数か所の引っかかりが付いた糸でほほのたるみを引き上げ、ほうれい線にアプローチする方法
切らずに糸でアプローチする方法ですので、腫れや内出血の心配なく切るフェイスリフト手術に近い効果を出すことができます。
持続期間 | 約1年半 |
治療時間 | 約10分 |
HIFU(ハイフ)で小顔&リフトアップ「ウルセラ」
ウルセラは、強力な超音波を照射することで皮膚直下にある表情筋筋膜(SMAS)を収縮させる医療機器です。
熱によってたるみの原因である筋膜を引き上げると同時に、皮膚の内側を引き締める小顔効果が期待できます。
持続期間 | 1年半~2年 |
治療時間 | フェイスライン+あご15分 |
ほほ15分 | |
顔全体30分 |
目元が気になる方へのピンポイント施術「目のたるみ取り」
年齢とともに下まぶたの脂肪は膨らみ、前にせり出してきます。すると下まぶたの皮膚は下がり、たるんだ状態となります。下まぶたの内側(アカンベーをしたときに見える赤い部分)を数ミリ切開し、中の脂肪を除去します。
側に傷は残らない、大きな腫れが出にくいため「切らない下まぶたのたるみ取り」として近年選ばれている治療です。
まとめ:フェイスリフトで理想的な輪郭を目指そう
フェイスリフトは顔に傷が残る手術と言われることもありますが、アンチエイジングにつながる効果の高い施術です。フェイスリフトに興味があるという方や、しわやたるみが気になっているという方は、まずはカウンセリングを受けるのがおすすめです。
フェアクリニックでは、多くのメリットのあるフェイスリフトを低価格でご提供しています。
少しでも気になる方はぜひカウンセリングまたはメール・電話相談でお気軽にお問い合わせください。お一人おひとりのご希望・お悩みに沿った施術方法をご提案させていただきます。
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