美容コラム

ほうれい線治療でコンプレックス解消!セルフケアや治療の種類を紹介

「ほうれい線が目立って老けて見える」「セルフケアでほうれい線は消せる?」「ほうれい線の治療にはどんな種類があるの?」など、ほうれい線が目立つことで悩みを抱えている方は、年齢や性別を問わずいます。

本記事ではほうれい線ができてしまう原因やセルフケアの方法、美容整形ではどのような治療を行うのか解説していきます。ほうれい線をなくしてコンプレックスを解消したい方は、ぜひ参考にしてください。

 ほうれい線ができる原因とは?

まずは、ほうれい線ができる主な5つの原因を知っておきましょう。

頬のたるみ|主に加齢により起こる

頬のたるみによってできるほうれい線は、主に加齢によって起こります。

年齢を重ねることによって肌の水分量が減る、顔の筋力が低下してしまうなど、さまざまな要因で頬のハリや弾力は失われます。肌のハリや弾力、筋力が失われると、頬のお肉を支えられなくなり、ほうれい線が深くなってしまいます。

また、デスクワークや長時間スマホを見ている方など、下を向く機会が多い方も頬のたるみにつながってしまうため、注意が必要です。

肌の乾燥|バリア機能が失われてしまう

肌の乾燥によってバリア機能が失われると、ほうれい線が深くなってしまいます。

季節による空気の乾燥や、肌の保湿不足、加齢による皮脂分泌量の低下などが原因で肌が乾燥すると、肌のバリア機能が失われることに。肌の角質層はバリア機能を有し、アレルギーの原因物質や外部の刺激から肌を守り、水分を保持する働きをします。

そのため、バリア機能は乾燥によって低下し、バリア機能が低下するとさらに肌が乾燥するという悪循環に陥ってしまいます。慢性的に肌が乾燥するとシワができやすくなり、ほうれい線が目立ってしまいます。

表情筋の衰え|脂肪や皮膚を支えきれなくなる

表情筋が衰えて、顔の脂肪や皮膚を支えきれなくなることもほうれい線が目立つ原因のひとつです。

加齢やあまり笑わなくなるなど、頬や口元の筋肉を使う機会が減ってしまうと、表情筋がだんだん減少します。表情筋が減少すると、これまで支えられていた頬の脂肪や皮膚を支える力が弱くなり、頬がたるむことでほうれい線が目立ってしまうでしょう。

紫外線|肌の水分を守る成分が減少する

紫外線を浴びると、肌の水分を守る成分である「コラーゲン」や「エラスチン」が減少し、ほうれい線が目立つ原因につながります。

波長の長いUV-Aという紫外線は、皮膚の真皮にまでダメージを与え、肌の水分を守ってくれるコラーゲンやエラスチンを減少させてしまいます。コラーゲンやエラスチンが減少すると、肌の弾力がなくなり頬がたるんでしまうことに。

また、紫外線を浴びることで肌の乾燥にもつながるため、よりほうれい線が目立ちやすくなるでしょう。

元の骨格|骨格によっては20代からほうれい線が目立ち始める

以下のような生まれ持った元の骨格によっては、20代からほうれい線が目立ち始めます。

  • 頬骨の位置が高い
  • 頬にハリがない
  • 口元が出ている
  • 歯並びが悪い

頬の筋肉や脂肪のつき方、量によってもともとほうれい線が目立ちやすいタイプの方がいます。また、歯並びが悪いと顎の関節が変形してしまい、ほうれい線が目立ちやすくなることもあります。

セルフケアでほうれい線を目立たなくする方法とは?

ここでは、セルフケアでほうれい線を目立たなくさせる3つの方法を紹介します。

マッサージで靭帯をほぐす

リガメントと呼ばれる靭帯をマッサージでほぐすことで、ほうれい線を目立たなくできるかもしれません。

リガメントとは皮膚や表情筋と骨をつないでいる靭帯のことです。加齢とともに弾力が失われると、皮膚を支える力が弱くなってしまいます。弾力が失われて硬くなってしまったリガメントをマッサージで柔らかくすることで、ほうれい線を目立ちにくくする方法です。

マッサージの手順は以下のとおりです。

1. 頬骨の下に親指を当てる
2. 上方向に軽く押す
3. 頬骨に沿って指を上方向に少しずつ移動させる

マッサージは1日に1回、1〜2分程度行うと、ほうれい線が目立たなくなる効果が期待できます。

表情筋を鍛える

加齢で衰えてしまった表情筋を鍛えることも、ほうれい線を目立たなくする効果が期待できます。表情筋の種類は30以上ありますが、その中でも口の周りに位置している口輪筋を鍛えると良いでしょう。

手順は以下の通りです。

1. 口を閉じた状態で、舌で歯の裏側をなぞるように20回まわす
2. 反対方向に20回舌をまわす
3. 口を「あー」の形に開けた状態を10秒維持する
4. 同様に「いー」「うー」と続け、5セット行う
5. 口を「ほ」の形にし、舌を喉の奥に引き込む状態を10秒維持する
6. 口角を上げて笑顔をつくる

表情筋のトレーニングは、毎日のスキンケアやメイク時に取り入れ、習慣化させるのがおすすめです。

正しいスキンケアを行う

肌の乾燥もほうれい線が目立ってしまう原因のひとつであるため、正しいスキンケアを行うことでも効果が期待できます。

強い力でクレンジングや洗顔をすると肌に負担がかかるため、なるべく優しくこすらないように行いましょう。洗顔後のスキンケアでも、こすったり叩き込んだりせず、優しくたっぷり保湿します。

また、ほうれい線の改善に効果が期待できる美容成分を配合したスキンケア用品を取り入れるのも良いでしょう。「レチノール」や「ナイアシンアミド」「ビタミンC誘導体」などがおすすめです。

より効果的な治療は美容整形術!種類と特徴を解説

ここでは、当院で扱っているほうれい線を目立たなくさせるための治療法を5つ紹介します。セルフケアではなく、より効果的にほうれい線を消したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射とは、ほうれい線のシワに沿って溝を持ち上げるようにヒアルロン酸を注入する治療です。ヒアルロン酸はもともと人体に存在する物質であり、注入によるアレルギーを起こしにくい素材のため、ご安心ください。

施術直後から効果を実感できるため、即効性があるのが特徴です。しかし、ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収されてしまうため、1回の施術で治療が完了しないことをデメリットに感じる方もいるでしょう。

ヒアルロン酸には複数の種類があるため、それぞれ得意とする施術部位や効果の持続期間、料金から選びましょう。ヒアルロン酸は注入量によって料金が異なるクリニックが多く、個人差はありますがほうれい線治療には左右で約1〜2cc程度必要になるため、ヒアルロン酸を選ぶ際の参考にしてください。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
ヒアルロン酸注射の効果|効果の継続期間は?打ち続けるとどうなる?

フェイスリフト

フェイスリフトとは、たるんでしまった皮膚とSMAS(スマス)筋膜を同時に引き上げることによって、ほうれい線の溝を浅くする治療です。皮膚だけでなく、皮膚を支える筋肉であるSMAS筋膜も引き上げる治療のため、たるみの原因である筋膜に対するアプローチもできます。

たるんだ皮膚を切除する治療のため、1回の治療で手術前のほうれい線の改善が期待できます。

メスを入れる治療のため傷跡は残りますが、当院では目立たなくさせるために切除部位のデザインと細やかな縫合を丁寧に行いますのでご安心ください。ダウンタイムもあるため、できれば数日休暇を取ることをおすすめします。

クリニックによって適応となる部位ごとにフェイスリフトにも種類があるため、カウンセリング時に確認しておくと良いでしょう。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
フェイスリフトはたるみに効果的|治療法や術後を解説

糸リフト

糸リフトとは、針のついた溶ける糸を皮膚の下に挿入して皮膚を引き上げることで、ほうれい線を目立ちにくくする治療です。

糸リフトは挿入する糸の本数をある程度選べて、予算の範囲内で治療を受けられます。また、切らない施術のためダウンタイムがほぼないことも特徴です。

一方、溶けて体内に吸収される糸を使用した治療のため、一定期間で効果を感じなくなってしまうのがデメリットかもしれません。そのため糸リフトを検討している方は、定期的なメンテナンスを続けられるかどうかも併せて検討すると良いでしょう。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
糸リフトとはどんな仕組みなの?効果や他の美容整形との違いを紹介

ウルセラ(HIFU)

ウルセラ(HIFU)とは、顔の皮膚を支えているSMAS筋膜に超音波を照射して収縮させる施術です。SMAS筋膜が収縮すると、リフトアップと肌の引き締めを同時に行えるため、ほうれい線の改善が期待できる治療といえます。

肌の上から超音波を照射するのみで、ダウンタイムがほぼないのが特徴です。

ウルセラ(HIFU)の持続期間は1年半〜2年のため、継続的にメンテナンスが必要なことがデメリットに感じる方もいるかもしれません。そのため、定期的に治療を受けるかどうかも含めて検討すると良いでしょう。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
医療ハイフとエステハイフの違いを比較|効果やデメリットは?

ほうれい線治療を成功させるためのクリニック選びのポイント

ここでは、ほうれい線治療を成功させるためのクリニック選びのポイントを3つ紹介します。ぜひクリニックを探す際の参考にしてください。

医師が日本形成外科学会専門医の資格を持っているか

クリニック選びのポイントのひとつは、医師が日本形成外科学会専門医の資格を持っているかどうかです。

日本形成外科学会専門医とは、日本形成外科学会に正学会員として4年以上在籍し、認定施設で規定の研修を受け、必要書類の提出や試験に合格しなければ取得できない資格です。民間の資格と比較すると取得までの期間も長く、審査基準も厳しいのが特徴です。

そのため、日本形成外科学会専門医を持っている医師は、豊富な知識と高い技術を持っているといえるでしょう。

ホームページやSNSに載っている症例写真は、きれいに仕上がったもののみを掲載している可能性があります。そのため、医師の執刀件数や資格の有無も併せて検討することが大切です。

医師がカウンセリングから治療まで一貫して担当するか

執刀医がカウンセリングから治療まで一貫して担当してくれるクリニックかどうかも、クリニック選びのポイントのひとつです。

しっかりほうれい線をなくしたいのか、さりげなくほうれい線を薄くしたいのかなど、理想の仕上がりには個人差があります。そのため、カウンセリング時に希望の仕上がりイメージを細かく共有してから治療するのが、美容整形の成功への近道といえるでしょう。

カウンセリングを医師が行わないクリニックでは、仕上がりイメージの共有ができておらず、理想の仕上がりにならなかった、失敗してしまったと思う方もいるかもしれません。そのようなことを防ぐためには、カウンセリングから治療までを同じ医師に担当してもらうことが重要です。

明確な料金体系であるか

クリニック選びのポイントとして、料金体系が明確であるかどうかも大切です。

ホームページに記載されていた金額では施術してもらえず、オプションなどで最終的に料金が高くなってしまったとの声もよく聞きます。

1回の手術でほうれい線を改善できる治療であれば、予想より料金が高くても満足できるかもしれません。しかし、ヒアルロン酸注射や糸リフトなどによる定期的なメンテナンスを考えている方の場合、予想よりも料金が高くなってしまうと、満足いくまで治療を受けられない可能性も考えられます。

そのため、料金体系がわかりやすく、不要なオプションを勧めてこないクリニックを選ぶと良いでしょう。

まとめ:ほうれい線を治療して若見えを目指そう

ほうれい線が目立つ原因として、加齢による頬のたるみや肌の乾燥、もともとの骨格の形などが挙げられます。

ほうれい線ができた原因によっては、マッサージや保湿などのセルフケアで改善が期待できるかもしれません。しかし、セルフケアに即効性はなく、根気強く毎日続ける必要があります。そのため、早くほうれい線を改善したい方は、美容整形を選択肢に入れるのも良いでしょう。

ほうれい線を改善する美容整形には、切らない施術と切る施術があります。切らずに治療を受けたい方はヒアルロン酸注射や糸リフト、ウルセラ(HIFU)、切っても1回の治療でほうれい線を改善したい方はフェイスリフトといったように、治療にもさまざまな選択肢があります。

当院では、カウンセリングから施術までを同じ医師が一貫して担当いたします。ほうれい線でどのように悩んでいるのかをヒアリングし、1人ひとりに合った治療方法をご提案いたします。ほうれい線を治療して若見えさせたい方は、ぜひフェアクリニックのカウンセリングにお越しください。

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