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眉下切開はバレる?原因と失敗例を紹介|バレないためにできること

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柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://fairclinic.jp/about/

眉下切開を受けたいと考えていても、周囲にバレたくないからと治療に踏み出せない方も多いのではないでしょうか。術後はどのような症状が出るのか気になるものです。

 

この記事では、眉下切開がバレる原因や失敗例を解説します。バレないためにできることも紹介するため、治療を受けたことが周囲にバレたくないと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

眉下切開は自然な仕上がりが期待できる手術です

眉下切開は、傷跡が目立つリスクを抑えながらたるみの解消を目指せるため、自然な仕上がりが期待できる手術です。

切除する皮膚をデザインしたあと、その部分を眉下に沿って切開し、ラインに沿って縫合します。

施術を受けても二重のラインが変わらないため、印象を変えずにたるみ治療が行えます。ダウンタイムが比較的少ないため、長期のお休みが取れない方にもおすすめです。

治療時間は両目で40〜50分ほどかかります。ダウンタイムは少しありますが、ラインは7〜10日で落ち着いていくでしょう。

 

下記の記事では、眉下切開の手術について詳しく解説しています。より詳しい方法が知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

眉下切開とは?気になるダウンタイム・失敗例・成功のポイントを紹介

 

眉下切開がバレるのは主にダウンタイム中!原因は4つ

ここでは、眉下切開がバレる原因を4つ紹介します。美容整形を受けたとバレるのは、主にダウンタイム中の症状が原因です。ダウンタイム中の症状の程度や期間について解説しているため、参考にしてみてください。

 

①腫れ

ダウンタイム中に生じる腫れによって、バレてしまう場合があります。施術当日は腫れや内出血が生じ、翌日にはむくみが出やすくなります。

腫れやむくみは術後1週間ほど続くため、この期間に大事な予定を入れるのは控えましょう。腫れが出ている時期はサングラスや前髪、フレームが太めの眼鏡で隠すのがおすすめです。

 

②内出血

目の周りには細い血管が集まっているため、手術により血管が傷つき、血液が内部にとどまってしまいます。その結果、皮膚が青くなるのが内出血です。

内出血が消えるまでには1週間ほどかかりますが、内出血が生じやすい体質の方はもう少し期間がかかるでしょう。内出血は、ファンデーションやコンシーラーで隠すのがおすすめです。

 

③糸

縫合する際に糸を使いますが、顔を近づけてよく見ると糸が見えるため、治療を受けたことがバレてしまう場合もあります。

抜糸は手術してから7日後に行うため、人と会う約束は抜糸後にするのがおすすめです。抜糸までの期間はサングラスや前髪、フレームが太めの眼鏡で隠しましょう。

 

④傷跡

傷跡がわかりにくい手術ではありますが、切開によって傷跡は残ってしまいます。眉下は目につきやすい部位のため、傷跡を見てバレるケースはあるでしょう。

傷跡の残りやすさは、体質や医師の腕によって異なります。予想外に跡が残ってしまうこともあるため、クリニック選びはとても大切です。

 

技術不足でバレる可能性も|起こり得る眉下切開の失敗例

医師の技術不足やデザイン不足により、バレる場合もあります。ここでは、失敗例を紹介していきます。

 

目立つ場所に傷跡ができる

眉のすぐ下を切開するため、基本的に傷跡は目立たなくなります。しかし、眉下から離れた場所を切ると、目立つところに傷跡ができてしまう場合があるでしょう。

また、眉下で縫合したものの、技術不足により眉毛の毛根が死んでしまうケースもあります。その結果、縫合部分の毛がなくなり、目立つ場所に傷跡ができることも考えられます。

このような失敗はめったに起こりませんが、医師の技術によっては可能性があると留意しておきましょう。

 

左右で仕上がりに差がある

切除する皮膚の幅に左右差があると、仕上がりも左右差が出てしまいます。左右差が出ないよう、細心の注意を払って施術を行いますが、もともと左右非対称の方は、技術のある医師が手術をしても左右差が生じるケースがあります。

その場合は、医師から事前に説明があるはずです。説明をよく聞き、納得した上で施術を受けるようにしましょう。

 

ひきつれが生じる

デザインや切除量の失敗により、ひきつれが生じるケースがあります。上まぶたの内側から外側にかけてしわのような線が入るのが特徴です。

ひきつれは時間が経つと馴染むケースもありますが、半年ほど経っても改善しない場合は医師に相談するようにしましょう。眉頭部分を切開すると改善されるケースがあります。

 

まぶたの形に違和感がある

適切にまぶたを引き上げられず、違和感のある形になるケースがあります。

眉下切開では、数ミリの微調整を行いながら美しくまぶたを引き上げる必要があります。理想通りの仕上がりになるよう、一人ひとりの形状や症状に合わせた適切な施術が大切です。

どこをどの程度切ればいいか理解できていない医師の施術を受けると、まぶたの形に違和感が生じてしまう恐れがあります。

このような失敗を防ぐためには、経験豊富で信頼できる美容整形医に相談することが重要です。

 

つり目になったように感じる

目の形に合わせた切開ができないと、つり目になったように感じるケースがあります。施術を受けても目尻の位置が変わることはありません。

しかし、目尻側の皮膚を多く切除すると、まぶたが引っ張られ不自然さが生じてしまいます。理想の仕上がりと、目の形を考慮して切除部分を決めれば、きれいな仕上がりを目指せます。

 

バレる眉下切開にならないように|治療前・後にできること

ここでは、手術を受けたことがバレないために、自身でできることを紹介します。治療前後でできることのため、ぜひ参考にしてみてください。

 

仕上がりイメージをきちんと共有する

事前のカウンセリングで、仕上がりのイメージを医師と共有することはとても大切です。理想のイメージをきちんと話せるように準備しておきましょう。

美容クリニックでは、手術前にカウンセリングを行うことがほとんどです。仕上がりのイメージを共有できないまま施術を受けると、満足のいく手術はできないでしょう。

後悔しない施術を受けるためには、理想をしっかり伝えることがおすすめです。

 

経験が豊富で確かな技術力の医師に依頼する

バレたくない方は、経験豊富で技術力が高い医師に依頼するのがおすすめです。

経験が豊富な医師なら症例数や実績も多く、一人ひとりに合ったデザインの提案ができ、初歩的なミスをするリスクが下げられます。

骨格に合わせた手術を行えば、顔のバランスが崩れることなく、きれいな仕上がりを目指せます。技術力がある医師に依頼すれば、仕上がりのイメージに違いが生じる可能性も低いでしょう。

また、傷跡もわかりにくく縫合してくれるはずです。事前に医師の症例や経歴をチェックしてみてください。

 

信頼できるクリニックに通う

失敗しない手術を受けるには、信頼できるクリニックに通うことが大切です。信頼できるクリニックかどうかは、以下の点をチェックしてみてください。

  • 施術の提案や説明を医師が行っている
  • 最小限の治療で済むような治療法を提案している
  • さまざまな方法の麻酔で痛みの対策を行っている
  • 術後のイメージを丁寧に確認している
  • 十分なアフターケアを行っている

当院では、医師がカウンセリングから手術まで行っているため、仕上がりのイメージを共有しやすいのが特徴です。また、症状に合わせて、最小限で済む治療方法を提案しており、無理な勧誘は行っていません。

万が一、仕上がりや経過に不満が出ても、アフターケアがあるためご安心ください。

 

自分に最適な治療法を選択する

まぶたのたるみを解消する治療は、眉下切開だけではありません。場合によっては眼瞼下垂(がんけんかすい)治療など、他の治療法が適している可能性もあります。

症状やまぶたの状態によって、適した治療法は異なります。理想通りの仕上がりにするために、自分に合った治療法を選択するようにしましょう。

治療前のカウンセリングでは最適な治療法を提案してくれることがあります。しっかりと話し合った上で、適切な治療を選択することが大切です。

 

ダウンタイム中のルールを厳守する

ダウンタイム中のルールを守らなければ、ダウンタイムが長引くだけでなく、理想の仕上がりにならないケースもあります。

眉下切開のダウンタイムは1週間ほどです。その間は腫れや痛みなどの症状が悪化しないよう、安静に過ごすようにしましょう。

入浴は術後4日目までは避けてください。また、コンタクトも手術当日は使用せず、腫れが引くまでは眼鏡で過ごすようにしましょう。

血流が良くなり腫れや痛みが生じる場合があるため、飲酒も3日間は控える必要があります。運動も血流が良くなるため、術後2週間ほど経ってから少しずつ再開するようにしましょう。

 

メイクを工夫して傷跡を隠す

術後の赤みはメイクで隠せます。眉下の赤みが気になる場合は、メイクでカバーしましょう。

また、眉毛の毛量がある方は眉毛を長めにして傷跡をカバーすることも可能です。ただし、傷口へのメイクは抜糸後から行ってください。抜糸までは1週間ほどかかりますが、その期間は傷そのものにメイクするのは控えましょう。

 

事前に傷跡の予定場所にアートメイクをしておく

傷跡は徐々に目立たなくなりますが、どうしても気になる方はアートメイクでカバーするのがおすすめです。

施術前にアートメイクをしておけば、術後の赤みや傷跡をカバーできるでしょう。また、アートメイクはメイクをせずともきれいな眉を維持できるため、毎日のメイク時間を短縮できるのもメリットです。

すっぴんの状態でも傷跡をカバーできるため、バレたくない方はアートメイクを検討してみましょう。

 

以下の記事では、アートメイクについて詳しく解説しています。より詳しくアートメイクについて知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

アートメイクとは?値段相場からメリット・デメリットまで徹底紹介

 

眉下切開がバレることに不安がある方は「症例」を参考にしよう

手術を受けるとどの程度傷跡が残るかは、症例写真からチェックしてみましょう。

上記の症例写真では、手術直後は糸や傷跡がくっきりとして見えることがわかります。3カ月ほど経つ頃になると薄くなりますが、よく見ると傷跡がわかるでしょう。1年後にはほとんどわからなくなっています。

 

フェアクリニックのYouTubeでは眉下切開のビフォーアフターやダウンタイム中の経過などを動画で詳しく解説しています。より具体的なイメージを持ちたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

【リアル密着】眉下切開手術後、1ヶ月間のダウンタイム報告【ビフォーアフターあり】

【ビフォーアフターあり】眉下切開手術を実際に受けてみた。

 

【Q&A】眉下切開を後悔しないために、事前に疑問を解消しておこう

ここでは、眉下切開に関するよくある疑問を紹介します。後悔しない手術のためにも、疑問はあらかじめ解消しておきましょう。

 

Q.眉下切開は男性も可能?

男性でも受けることは可能です。たるんだ皮膚を取り除き、若返った印象になりますが、顔の印象自体はあまり変わりません。また、目元が軽くなるため、パソコンやスマホで目を酷使し、まぶたが重く感じている方は、症状が和らぐでしょう。

ただし、男性は女性のようにメイクで傷跡を隠すことができません。隠したいなら、太いフレームの眼鏡を利用するのがおすすめです。傷跡とフレームが重なって見えると、傷跡が隠れます。

また、まぶたの重さや目のだるさを改善するために治療を受けると宣言してしまうのも、ひとつの方法です。

 

Q.眉下切開をやめた方がいい人とは?

以下のような方は、手術を受ける前にしっかり相談するようにしましょう。

  • 妊娠中の方
  • ケロイド体質の方
  • 目と眉の距離が短い方
  • 目頭部分のたるみを改善したい方

ケロイド体質の方は、傷跡が残る可能性があるため、注意が必要です。また、身体の負担を考えると、妊娠中の方は施術を控えた方がいいでしょう。

眉下切開を受けると眉毛の位置が下がる可能性があるため、目と眉の距離がもともと近い方は、医師としっかりイメージを共有した上で施術することが大切です。

また、主に目尻側のたるみを除去するため、目頭部分のたるみを取りたい方は、思った効果が得られないケースがあります。

 

Q.眉下切開が向いている人とは?

眉下切開は、以下のような方に向いています。

  • まぶたが重い
  • まぶたに厚みがあり腫れぼったい
  • まぶたがたるんでいる
  • 目を開けるときに額の筋肉を使ってしまいシワができている
  • 目元の印象を変えずにまぶたのたるみを取りたい
  • 目の疲れ・頭痛・肩こりに悩んでいる
  • たるみによって二重幅が狭くなってしまった
  • 二重幅を広げたい
  • すっきりとした目元にしたい
  • アイテープを使っても二重にならない
  • 埋没法を受けてもすぐに元に戻る

これらの悩みは、眉下切開を受けることで改善される可能性があります。また二重のラインを変えずに治療するため、本来の二重に近い自然な仕上がりになるのもメリットです。

 

Q.老後になると後戻りする?

眉下切開の施術は、一度受ければ元に戻ることはありません。皮膚を切り取った上で縫合するため、多少まぶたがたるんでもほとんどたるみを感じないでしょう。

しかし、額の筋肉がゆるむことで元に戻ったと感じる場合があります。特に、額を上に上げて目を開くクセがある方は、後戻りしたように感じる傾向があるようです。

複数回治療を受けられるため、気になる方は再治療を検討するのをおすすめします。

 

Q.20代には効果が薄いって本当?

たるみがあまり生じていない20代の方は、眉下切開を受けても効果が感じにくい可能性があります。たるみは加齢によって強くなっていくため、年齢を重ねた方のほうが効果を実感しやすいのは事実です。

しかし、10代の頃と比べると、20代の方でもたるみが気になっている方はいるでしょう。そのような方は、眉下切開で改善を目指せます。

また、たるみではなく、腫れぼったさに悩んでいる方は、20代でも効果を実感しやすいでしょう。

 

まとめ:「眉下切開、やってよかった!」そう思える医師の下で治療を受けよう

眉下切開は、顔の印象を変えずにたるみが取れる上、傷跡が目立ちづらいのが魅力です。腫れぼったさやたるみが気になる方は施術を検討してみてはいかがでしょうか。

しかし、医師の技術により傷跡が目立ってしまったり、左右非対称になったりするリスクもあります。後悔しないためにも、実績と技術を持った信頼できるクリニックで施術を受けることが大切です。

当院では、術後のイメージをしっかり共有し、患者さまに納得していただいた上での施術を心がけています。カウンセリングは無料で行っているため、眉下切開が気になる方はどうぞお気軽にご相談ください。

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