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眉アートメイクの失敗例は?注意点や施術前後のポイントも解説

この記事を書いた人

柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://fairclinic.jp/about/

眉のアートメイクは、ノーメイクでも顔の印象をがらっと変える力を持つ施術ですが、失敗例を知らずに施術を受けると後悔することもあります。

この記事では、眉のアートメイクの失敗例や注意点、施術前後のポイントについて詳しく解説します。理想の眉を目指せるよう、失敗しないための注意点をチェックしていきましょう。アートメイクを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

目次

眉のアートメイクは「絶対に失敗しない」とは言い切れない

眉のアートメイクはどのようなときも美しい眉をキープできる方法として多くの人に喜ばれていますが、絶対に失敗しないとは言い切れません。なぜならアートメイクは人の手でつくり上げる施術のため、施術者の技量に左右されてしまう部分があるからです。

その人の顔立ちや好みに合わせて施術を行う必要があることから、予期しない結果になることも。アートメイクはカウンセリング不足や施術者の技量不足によって、少なからず失敗事例も存在します。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
眉毛アートメイクってなに?人気の理由やデメリット・失敗回避のコツ

 

眉のアートメイクで見られる一般的な失敗例7つ

眉のアートメイクにおいては、さまざまな失敗例が存在します。以下に一般的な失敗例を挙げて解説していきます。

 

①すぐに取れる・色が変わる

アートメイクの色が変色することがあります。アートメイクで使用する色はさまざまな色をかけ合わせてできているため、色の配分によっては肌のターンオーバーとともに色素が変わってしまうことは珍しくありません。

主にオレンジや赤、緑、紫へ色が変わっていくケースが多いようです。アートメイクがすぐに取れてしまう症例はまれですが、すぐに退色してしまった場合は抜けた色を再度追加する必要があります。

美容クリニックなら、あらかじめ再施術を行える期間が決まっているため、施術を受ける前にチェックしておきましょう。

 

②仕上がりの左右差が大きい

施術後、眉の形やバランスに左右差が生じているケースをよく耳にします。しかし、もともと顔立ちの左右差が100%均等になっている方は極めて少ないものです。そのため、アートメイクでも左右差なく均等に仕上げるのは困難といわれています。

アートメイクの施術は1回で完成させず、複数回に分けて仕上げるクリニックがほとんどです。1回目の施術で少しでもデザインに違和感を感じるようなら、遠慮なく担当者へ相談して修正してもらいましょう。

 

③平面的な仕上がりで違和感がある

平面的に仕上がり、自然な立体感が欠けることがあります。これまでのアートメイクはペンシルで塗りつぶしたような仕上がりになる方法が主流で、近年では2Dアートメイクと呼ばれています。

メイクの時短がしたい方には適していますが、近年の主流である3D・4Dアートメイクに比べるとナチュラルさに欠け、違和感を感じる方もいるようです。トレンド感のあるナチュラルな眉を目指したいなら、3D・4Dアートメイクをおすすめします。

 

④希望とは違うデザインになる

希望していたデザインや形とかけ離れた眉に仕上がってしまうケースがあります。希望よりも長すぎたり、角度がつり上がったりするケースは珍しくありません。

最後まで仕上がってしまうと修正は簡単にできないため、カウンセリングの時間は十分に確保し、納得できるまで相談することが重要です。事前に下書きをしてもらい、自分の中でイメージをつかんでから施術に入りましょう。

 

⑤関係ない部分に色がついてしまう

施術者の技量不足によって、関係のない部分に誤って色がついてしまう場合があります。施術中に色が漏れてマーキング範囲を超え、希望していた眉より太くなってしまったケースも。

こういったケースは極めてレアではありますが、万が一希望しない仕上がりになってしまった場合はレーザーで除去も可能です。不安な方は、事前にカウンセリングでご相談ください。

 

⑥施術後の痛みや腫れが引かない

施術後に痛みや腫れが長引いてしまうケースがあります。アートメイクは医療用の針で着色していきますが、施術中に痛みを感じる方もいます。通常であれば、施術後1週間ほどで痛みは徐々に引いていくのがほとんどです。

痛みが長引く場合は、施術者の技量不足で通常よりも深い箇所に針が刺された、道具が衛生的でなかった、といった可能性もあります。施術から1週間経っても痛みや腫れが引かない場合は、クリニックへ相談しましょう。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
アートメイクのダウンタイムはいつまで?治療部位別に過ごし方を紹介

 

⑦傷跡が残ってしまう

アートメイクの施術によって傷跡が残ることがあります。着色の際に使う針を指す箇所が深すぎると傷が残ってしまう原因になります。

施術直後に気づかず、色が定着して薄くなった際に初めて傷跡に気づくといったケースも。ケロイドになったり、肌にへこみができたりする恐れもあるため、施術後の仕上がりチェックはなるべく念入りにしておくのがおすすめです。

 

危険?眉のアートメイクを受ける前に知っておきたいデメリットや注意点

眉のアートメイクを受ける前に、考えられるデメリットについてしっかりと把握しておきましょう。ここでは、アートメイクに関するデメリットと注意点を紹介していきます。

 

施術を受けられない人がいる

一部の人々には眉のアートメイクが適さない場合があります。妊娠中や授乳中の方、特定の皮膚疾患を抱える方、抗凝固薬を服用している方などは施術を受けられない場合があります。

 

一度施術すると簡単に消せない

アートメイクは一度施術すると、簡単には消せません。施術前にデザインや色を慎重に選ぶことが重要です。

 

施術後はMRI検査を受けられないことがある

アートメイクに使用される顔料によって、MRI検査時に問題が生じる場合があります。施術後にMRI検査を受ける予定がある場合は、事前に医師へ相談しましょう。

 

眉のアートメイクで後悔しないために押さえたいポイント

眉のアートメイクはデリケートな施術のため、なかなか理想通りの眉に近づけるのは難しいものです。ここでは理想通りの眉をつくるにはどのようなポイントに気をつければよいのか、解説していきます。

 

実績が豊富で信頼できるクリニックを選ぶ

アートメイクは施術者の技量によって仕上がりが左右されてしまう部分があるため、実績豊富な信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。美容クリニックを選ぶ際は、過去の施術事例や口コミを参考にしましょう。

また、アートメイクは一度入れたら維持するために数年おきのメンテナンスが必要です。通いやすさはもちろん、症例写真などもチェックして自分のイメージに近い実績があるかどうかも見ておきましょう。

 

認定看護師や専門医の施術を受ける

クリニック選びの際は、認定看護師や専門医が施術を行うクリニックかどうかをまず確認しましょう。アートメイクは、アートメイク専門機関で講習を受けて認定された医療従事者のみが施術できます。

また、万が一のトラブルを考慮し、在籍医師の実績や経験などもあらかじめチェックしておきましょう。

 

仕上がりのデザインや色のイメージを事前にしっかり擦り合わせる

眉のアートメイクの成功には、仕上がりのデザインや色のイメージを事前に担当者としっかり擦り合わせることが重要です。施術前のカウンセリングでは、専門家とのコミュニケーションを通じて、理想的な眉の形や濃さ、色調を明確にしておきましょう。イメージを共有しやすいよう、理想の眉の写真を実際に見せるのもおすすめです。

仕上がりのデザインや色のイメージを事前に確認することで、施術時のミスマッチや不満を防げます。カウンセリングでは納得がいくまで相談し、自分に最適な眉のアートメイクを目指しましょう。

 

施術後のセルフケアをおろそかにしない

施術後のセルフケアも効果の持続性に影響を与えます。

色素を定着させるために、施術後1週間は長風呂やサウナを控えましょう。肌のターンオーバーによって、色素も一緒に流されてしまうからです。また、クレンジングも避けたほうがよいでしょう。

適切なケアを行うことで、仕上がりの美しさを長い期間キープできたり、色素がきれいなまま維持できたりするため医師の指示に従いましょう。

 

充実したアフターケアを受けられるクリニックを選ぶ

眉のアートメイクは、100%完璧な仕上がりが難しい繊細な施術のため、施術後のアフターケアが重要です。万が一仕上がりが希望通りにならなかったときのために、保証内容を確認しておきましょう。

また、施術後に腫れや痛みなどのトラブルが起きる可能性もあります。施術後の適切な処置や必要なケア方法を提供してくれるクリニックを選びましょう。

 

当院の眉アートメイクは専門医管理のもと認定看護師が行います

フェアクリニックでは、経験豊富な専門医が認定看護師と協力し、安全かつ患者さまの理想の眉をつくるためのアートメイクを提供しています。アートメイクの絶妙なデザインと色合いを実現するために、細かくデザインを擦り合わせ、患者さまの希望に合わせた施術を行っています。

患者さまが十分に納得してから施術が受けられるよう、フェアクリニックではカウンセリングを特に重視し、しっかりと時間を確保して行うのがポリシーです。また、施術中や経過観察中に万が一のトラブルがあっても、日本形成外科学会の専門医が常駐しているため即座に対応できます。

後悔することなく理想の眉に近づけるために、ぜひ当院のアートメイク専門家にご相談ください。

 

当院の眉アートメイクのバリエーションと施術費用を紹介

・2D(パウダー)

眉アートメイク回数 2D(パウダー)料金
1回(写真提供あり) 66,000円
1回(写真提供なし) 77,000円
2回コース(写真提供あり) 99,000円
2回コース(写真提供なし) 110,000円
当院リタッチ(期限なし) 39,600円

ペンシルタイプのアイブロウで描いたようなふんわりとした平面の仕上がりが特徴。もともと眉の濃さがあり、すっぴんでも眉毛の印象をナチュラルに残したい方におすすめです。点状に描いて仕上げるため、眉毛に濃淡をつけられます。

 

・3D(毛並み)

眉アートメイク回数 3D(毛並み)料金
1回(写真提供あり) 66,000円
1回(写真提供なし) 77,000円
2回コース(写真提供あり) 99,000円
2回コース(写真提供なし) 110,000円
当院リタッチ(期限なし) 39,600円

もとの眉毛を生かして、なじむように1本1本線上に描いて仕上げるのが特徴です。メイクを薄めに仕上げるのが好きな方や、すっぴんで過ごす時間が多い方、眉毛のメイクが苦手な方に適しています。顔になじむナチュラルな仕上がりのため、メイクで濃くすることも可能です。

 

・4D(毛並み+パウダーのコンビネーション)

眉アートメイク回数 4D(毛並み+パウダーのコンビネーション)料金
1回(写真提供あり) 77,000円
1回(写真提供なし) 88,000円
2回コース(写真提供あり) 110,000円
2回コース(写真提供なし) 121,000円
当院リタッチ(期限なし) 44,000円

2Dアートメイクと3Dアートメイクを組み合わせたテクニックで、より自然な眉毛に近い仕上がりになると注目されているメニューです。3Dで眉毛を1本1本描いて仕上げた後に、2Dで自然なグラデーションをつくります。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
眉毛アートメイクの料金は安い?相場や含まれる費用をチェックしよう

 

眉のアートメイクに関するQ&A

眉のアートメイクを検討中の方によくある質問をまとめました。眉のアートメイクでまだ不安に思うことがある方は、ぜひ参考にしてください。

 

自分に似合うデザインを相談できますか?

カウンセリング時に、個々の特徴や顔の形に合わせた眉のデザインをアートメイク認定看護師に相談できます。理想の眉が、実は自分の顔立ちには似合わないといったケースもあるため、まずは自分の理想の眉デザインについて相談してみましょう。

アートメイクの経験豊富な認定看護師が、骨格や表情筋の動き方、顔のバランスなどの細かなところまでを考慮し、似合うデザインを提案いたします。

 

失敗したら修正できますか?

基本的に、アートメイクの修正は定着させた色素が薄くなってから行います。アートメイクは半永久的なものではなく、肌のターンオーバーにより徐々に色素が薄くなっていくため、色素が抜けるのを待ってから修正を行うケースが多いようです。

どうしてもすぐに修正したい場合、レーザー照射で除去できます。フェアクリニックでは他院で受けた施術の修正やリタッチも行っているため、お悩みの方は気軽にご相談ください。

 

まとめ:眉アートメイクで失敗しないためにはクリニック選びと事前の相談が重要

眉アートメイクは、注意点や回避策を事前に知っておくと失敗するリスクを最小限に抑えることができます。カウンセリングでの詳細な擦り合わせや経験豊富な施術者の選択、アフターケアの重要性など、眉のアートメイクにおけるポイントを押さえることが成功への鍵です。

フェアクリニックでは、経験豊富な認定看護師と日本形成外科学会の専門医が丁寧なカウンセリングを行い、品質の高いアートメイクを提供しています。

いつ見られても安心の美しい眉をキープしたい方は、ぜひフェアクリニックのカウンセリングにお越しください。

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