美容コラム

目の下のしわをなくす方法は?自分でできる予防と美容整形の治療法

目の下にしわがあることで、老けた印象になり、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。セルフケアで予防することはもちろん、できてしまったしわは美容整形で改善するのがおすすめです。

本記事では、目の下のしわをなくす方法について紹介します。予防方法と治療方法について詳しく解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてください。

40代・50代が悩みがち|「目の下のしわ」には3つの種類がある

目の下の皮膚は他の部分に比べて非常に皮膚が薄く、トラブルを起こしやすい傾向があります。

卵の薄皮と同じくらいの薄さといわれており、アイメイクやクレンジングなどによって刺激を与えると、しわになってしまいます。他にも加齢によって、たるみや乾燥が進むとしわになって現れるケースもあります

ここからは、3種類ある目の下のしわについて詳しく見ていきましょう。

①ちりめんじわ|表皮にできる細かいしわ

ちりめんじわとは、目の下や目尻にたくさん表れるしわを指します。細かいしわが集まっている様子が、糸を使用して織られた「ちりめん」の表面に似ていることが、名前の由来とされています。

また「乾燥小じわ」とも呼ばれており、40代以降だけでなく若い方にも見られる症状です。

②表情じわ|表情の変化があったときに表れるしわ

表情じわとは、笑ったりしかめたりする際にできるしわのことです。「カラスの足跡」とも呼ばれており、目尻や眉間などさまざまな部分に表れるのが特徴です。

顔には30以上の表情筋があるため、ちりめんじわのようにセルフケアをするのが難しいとされています。

③真皮じわ|深い部分にできる目立ちやすいしわ

真皮じわとは、皮膚が薄い目の上下に表れるしわで、肌の奥深い部分まで刻まれているため、くっきりとしているのが特徴です。

ちりめんじわのように保湿ケアでの改善は難しいとされています。小じわや表情じわが蓄積されることで、真皮じわになってしまいます。

目の下のしわはどうしてできる?主な原因を確認しよう

目の下のしわは、加齢や摩擦ダメージをはじめ、さまざまな原因が関係しています。原因を知ることによってしわ予防ができるため、よく理解しておきましょう。

原因①加齢や環境などによる「乾燥」

スキンケアを怠ったり自分に合っていないものを使用したりすると、肌の弾力が失われ、しわができてしまいます。また暖房や冷房など乾燥しやすい環境にも注意が必要です。

乾燥はしわの原因だけでなく、しみやくすみの原因にもなるため、化粧水やクリームを使用してしっかりと保湿するようにしましょう。

原因②「眼精疲労」による血流悪化

長時間スマホやパソコンを見ることによって、目元の血流が悪化すると、眼精疲労が蓄積されてしまいます。眼精疲労が蓄積されることによって、肌の水分や栄養分が不足してしまい、しわの原因になります。

長い間スマホやパソコンを見る方は、適度な休憩を取ったり、ホットタオルなどで目元の血流を促進させたりしましょう。

原因③「摩擦」による肌への刺激

前述したとおり、目元の皮膚は非常に薄く、ダメージを受けやすい部分です。クレンジングやアイメイクなどでゴシゴシとこすってしまうと、大きなダメージになることも。

肌がダメージを受けて、水分量が不足したりキメが乱れたりすることによってしわへとつながるため、注意が必要です。

原因④「紫外線」によるダメージの蓄積

紫外線を浴びることによって、肌のハリを保つためのコラーゲンが変性してしまいます。紫外線対策を行わずに生活してしまうと、徐々に肌の弾力が低下してしまい、しわの原因になるため、紫外線対策は入念に行いましょう。

また紫外線は、晴れの日だけでなく、曇りや雨の日にも降り注いでいるため、1年中対策を行うのがベストです。

原因⑤しわができやすい「表情」の癖

眉間にしわを寄せたり、目を細めたりするような表情の癖があると、目元の血流が悪くなってしまう恐れがあります。

表情筋は全てつながっています。一部の筋肉が凝ってしまうと他の筋肉にも悪影響を及ぼすため、表情の癖には注意しましょう。

原因⑥目元の筋力や弾力低下による「たるみ」

加齢をはじめ、目元の筋力や弾力が低下すると、目の下にたるみが生じます。特にコラーゲンが減少すると、肌の土台がしぼんでしまいます。

目の下のたるみを放置しておくとしわの原因になるため、たるみケアをしておくのがおすすめです。保湿ケアを行うのはもちろん、ヒアルロン酸やエラスチンを増加させるような治療を受けるのも良いでしょう。

目の下のしわはネガティブな印象を与えることも…

目の下のしわは、優しそうだったり柔らかそうだったりなど、周囲に対して良い雰囲気を与えるというメリットもあります。

しかし「老けている」「疲れている」といったマイナスの印象を持たれる恐れもあります。小じわを放置しておくと、しわが深くなりますます老けた印象になってしまうため、できるだけ早い段階で改善しておくのが良いでしょう。

目の下のしわをなくす方法とは?自分でできる予防・改善策

「老けている」「疲れている」といったネガティブな印象を与えることから、目の下のしわを改善したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

ここからは、自力でできる予防や改善策について詳しく紹介します。

方法①徹底した保湿ケアで乾燥を防ぐ

目元の乾燥を防ぐために、普段のスキンケアに加えてアイクリームを使用しましょう。

セラミドやコラーゲンなどの保湿成分が多く含まれているものや、医薬部外品のアイテムを使用すると効果的です。

アイクリームを塗るときのポイント

アイクリームを使用する際に注意したいのが摩擦による刺激です。目元に刺激を与えないよう優しく塗ることが大切です。アイクリームを塗る際は以下のポイントをおさえましょう。

  • パール1粒分のアイクリーム指に取り、上下まぶたに3カ所ずつ点置きしましょう
  • 指の腹で外側に向かってやさしく伸ばします
  • クリームを十分になじませて完了です

しわ改善に効果的な3つの成分

しわ改善に効果的な成分が配合されたアイクリームを使用するのもおすすめです。以下3つの成分は、厚生労働省より認可されています。

  • ニールワン
  • ナイアシンアミド
  • レチノール

レチノールは刺激が強く、敏感肌の方には向いていない可能性もあるため注意しましょう。ニールワンやナイアシンアミドは、レチノールよりも刺激が少ない傾向があります。敏感肌の方は、しわに関する成分以外もチェックしましょう。

方法②アイクリームを使用してマッサージを行う

アイクリームを塗った後に、ツボ押しのようなマッサージを行うのも効果的です。マッサージをする際は、まぶたの周辺を1カ所3秒ずつ指圧しましょう。ただし、アイホールの内側や眼球付近は控えるようにしてください。

血行促進や眼精疲労の改善も期待できるため、スキンケアと同時に行うのがおすすめです。

方法③生活習慣を改善する

目の下のしわを改善するためには、生活習慣を整えることも大切です。

まずはスマホやパソコンなどの液晶画面を長時間見るのは控えましょう。仕事などで長時間使用する場合は、こまめに休憩を取ったり、ホットタオルでケアしたりするのがおすすめです。他にも十分な睡眠を取ることを心がけましょう。

方法④紫外線対策をして肌を守る

紫外線を浴びることによって、皮膚の弾力が低下してしまい、しわにつながる恐れがあります。そのため、外出する際は日焼け止めを塗り、日傘を利用するようにしましょう。

また目から入る紫外線も肌にダメージを与えるため、UV効果のあるサングラスの使用もおすすめです。紫外線は夏場だけでなく冬場にも降り注いでいるため、1年中ケアすることが大切です。

方法⑤余計な摩擦・刺激をしないようにする

クレンジングや洗顔などでゴシゴシとこすると、皮膚がダメージを受けてしまいます。特にクレンジングシートは摩擦を引き起こしやすいため、注意が必要です。濃いメイクをしている方は、目元専用のリムーバーを使用するのがおすすめです。

またクレンジングや洗顔料を流す際に、シャワーを直接当てるのは控えましょう。ぬるま湯を洗面器などに溜めて、手で優しく洗い流すようにすると刺激を抑えられます。

方法⑥目元を温めて血流を促進する

血行が悪くなると眼精疲労が蓄積され、しわが引き起こされてしまいます。そのため、普段から目を酷使している方は、ホットタオルなどで目を温めて血流を促進させましょう。

市販のホットアイマスクは毎日使うことを考えるとコスパが悪いため、濡らしたタオルをレンジで温めて使用するのがおすすめです。

【番外編】目の下のしわをごまかすメイク術

アイメイクを工夫することで、目の下のしわをごまかせます。

しわが気になるからと、コンシーラーやファンデーションを厚塗りしてしまう方も多いのではないでしょうか。しかし、厚塗りによって余計に目元が目立ってしまう恐れがあるため、薄塗りを心がけるようにしてください。

またベージュ系のクリームアイシャドウを薄く乗せるのもおすすめです。

目の下のしわを早く確実になくす方法は「美容整形」一択!

目の下にある深いしわや広範囲にわたるしわは、セルフケアでは限界があるため、美容整形がおすすめです。

根本的な治療にもなるため、きちんと改善したい方はこれから紹介する治療を検討してみてください。

治療法①ボツリヌストキシン注射

ボツリヌストキシン注射(ボトックス注射)とは、筋肉の動きを緩める作用があり、皮膚をピンと張った状態にできます。そのため、目尻や眉間などの表情じわの改善効果が期待できます。

ボトックス注射に関して、筋肉の動きを抑えるため「無表情になるのでは?」と不安を抱えている方もいるかもしれませんが、表情が失われることはありません。

なおボトックス注射は、治療後7日程度で効果を実感できます。注入したては違和感がありますが、徐々に落ち着くため、経過を見るようにしましょう。

治療法②ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射とは、しわが生じている部分にヒアルロン酸を注入することで皮膚を持ち上げる治療法です。しわに合わせてヒアルロン酸の種類を選べるため、自然な仕上がりが期待できます。

ヒアルロン酸は、もともと体内に存在する物質のため、アレルギー反応や拒否反応が起こりづらいのが魅力です。さらにほとんどダウンタイムがないため、仕事に支障を与える心配もありません。

治療法③メスを使わない下まぶたのたるみ取り

「メスを使わない下下まぶたのたるみ取り」は、下まぶたの内側を数ミリ切開し、たるみとなっている余計な脂肪を除去する施術方法です。片側のみの施術も可能なため、たるみの左右差が気になる方にもおすすめできます。

たるみを除去することによってしわを予防できますが、術後7日間は目の下に糸が付いている状態です。そのため、施術を検討している方は抜糸までの期間は休暇を取得しておくのがおすすめです。

治療法④下まぶたのたるみ取り手術

「下まぶたのたるみ取り手術」は、下まぶたのたるみやしわになっている皮膚を切除する施術方法です。たるみの度合いが重度な方は、切らない施術よりも切開を伴う施術のほうが適している可能性があります。

また下まつげのラインに沿って皮膚を切開するため、術後7日目までは黒い糸が付いた状態です。そのため、施術を検討している方は休暇を取得しておくと良いでしょう。

下まぶたのたるみ取り手術についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

まぶたのたるみ取りを自力で行う方法|早期改善できる整形治療も紹介

治療法⑤糸のリフト(フェアリフト・Vリフト)

糸のリフトは、コーンという引っかかりが付いた糸を皮下組織に挿入し、ほほのたるみやほうれい線を改善する施術方法です。糸は体内に吸収される素材を使用しているため、体内に残り続ける心配はありません。

切らずにたるみやほうれい線の改善が目指せる上に、腫れや内出血などのダウンタイムが少ないのが特徴です。切開を伴うフェイスリフトやウルセラに近い効果を期待できるため、しわやたるみをしっかりと改善したい方におすすめです。

糸のリフトについてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

ほほのたるみの種類・原因・予防・改善方法|戻らない場合は?

糸リフトのダウンタイム|腫れや痛みはどのくらい?気をつけることは?

目の下のしわに関するお悩みを解消するQ&A

目の下のしわ改善に関する原因や治療法について紹介してきましたが、まだ疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。

ここからは、目の下のしわに関する悩みを紹介します。

Q.目の下のしわにワセリンが効果的って本当?

ワセリンには肌を乾燥から保護する成分が含まれており、保湿剤としての効果が期待できます。しかし、しわやたるみに効果的な成分は含まれていないため、しわ対策としてベストではありません。

しわの改善を期待したい場合は、先に紹介したナイアシンアミドやレチノールが配合されたものを使用しましょう。

Q.セルフケアで目の下のしわがなくなったケースってあるの?

セルフケアで、目の下のしわが改善されることはなかなかありません。強い摩擦によってしわやたるみを引き起こす恐れがあるため、注意が必要です。

根本的な改善を期待する方は、ボトックス注射やヒアルロン酸などの美容整形を検討しましょう。

まとめ:美容整形の治療で目の下のしわを確実に改善しよう

目の下のしわを予防するためには、アイクリームをはじめとしたスキンケアや紫外線対策を徹底しましょう。また確実に改善したい方は、美容整形がおすすめです。

フェアクリニックでは、ボツリヌストキシン注射やヒアルロン酸注射、切らないたるみ取りなどさまざまな治療を扱っています。「痛くない腫れない治療」を心がけているので、気になる方は一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

カウンセリングは下記のボタンから予約できますので、ぜひチェックしてみてください。

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