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太もも痩せが叶う!太ももをサイズダウンする方法

この記事を書いた人

柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://fairclinic.jp/about/

足だけ痩せないというお悩みを持つ方は多いでしょう。理想の太ももを手に入れることができれば、細めのパンツや短いスカートも堂々と穿けるはず。オシャレをこれまで以上に楽しむために、太もも痩せを叶えたいという方もいるでしょう。

実は、太ももが痩せない原因は人によって異なるのです。そこでこの記事では、太ももが太くなった原因や痩せる方法について紹介していきます。

 

目次

年代別太ももの平均値|まずは自分に「太もも痩せ」が必要かをチェックしよう!

なぜ太ももが太くなってしまうのか、なぜ細くなりにくいのかなどの原因を探ることでより適した方法が見つかります。

まずは、自身に「太もも痩せ」が必要なのか、そしてあなたの太もも太りの原因は何なのかを探っていきましょう。

経済産業省が平成16~18年度に実施した「人間特性基盤整備事業」の「主要寸法項目の年代別平均値」では、太ももサイズにおける年代別平均値が公表されています。

▼男性

年齢 20-24 25-29 30-34 35-39 40-44 45-49 50-54 55-59 60-64 65-69 70-74 75-79
mm 570 600 650 640 650 620 600 550 500 500 470 400

▼女性

年齢 20-24 25-29 30-34 35-39 40-44 45-49 50-54 55-59 60-64 65-69 70-74 75-79
mm 570 500 500 500 550 550 550 500 470 470 400 350

参考:「人間特性基盤整備事業」「主要寸法項目の年代別平均値」
P67・P70 計測項目 No.23
https://www.hql.jp/database/wp-content/uploads/2017/08/size_jpn2006.pdf

男性はガッチリした体型が多いため、歳を重ねてもあまり大きくサイズは変わりません。しかし女性は若い頃が細く、次第に太くなりまた細くなる山型の推移をしているのがわかります。

太もものサイズダウンを目指す場合は、理想的なサイズや同年代の平均値、足の黄金比率などを目安にしましょう。

 

太ももが痩せないのはなぜ?考えられる原因は4つ!

「他のところは落とせるのに、なんで足だけ痩せないの?」
このような疑問を持つ方も多いでしょう。実は、太ももが痩せない原因は人によって異なるのです。代表的な原因は、下記の4つです。

  • むくみ|皮膚の下に水分がたまっている
  • 脂肪|エネルギーが消費されずに蓄積されている
  • 骨盤|位置・角度にズレが生じている
  • 筋肉|筋力が衰えている・筋力が多すぎる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

・むくみ|皮膚の下に水分がたまっている

重力の影響によってリンパ液や老廃物が下の方に流れて滞りやすいので、身体の中でも太ももはむくみやすい部位と言われています。

むくみの原因には以下のようなものがあります。

  • 運動不足
  • 冷房によるカラダの冷え
  • 塩分が多い食事

脚全体が慢性的にむくむと、次第にむくみがセルライトになってしまいます。むくみがセルライトになってしまうと、運動してもなかなか落ちなくなりますので、早めの対策が必要です。

 

・脂肪|エネルギーが消費されずに蓄積されている

リンパの流れが悪くなることで、脂肪細胞の肥大化が起こります。肥大化した脂肪細胞は、周囲の毛細血管やリンパ管を圧迫します。

代謝が悪くなることでさらに脂肪細胞を蓄積し、肥大化するという悪循環を引き起こすのです。

 

・骨盤|位置・角度にズレが生じている

骨盤は身体の中心に位置するので、ここがゆがんでしまうと上半身も下半身もバランスがくずれて血流が滞ってしまいます。血流が悪くなると下半身の脂肪燃焼がしにくくなり、太ももが痩せない原因になってしまうのです。

 

・筋肉|筋力が衰えている・筋力が多すぎる

太ももの筋力が低下していることも、太ももが太くなる原因として挙げられます。もともと人間の身体の筋肉量は20代をピークに低下していき、10年ごとに約10%のペースで減り続けていきます。つまり、意識的に身体を動かさなければ、太ももは確実に太くなるのです。

一方で、筋肉が多すぎることで太ももが太くなることもあります。このパターンに当てはまるのは、アスリートなど、太ももの筋肉が発達しやすい競技・スポーツに取り組んでいる方のみです。

 

自分の力で太もも痩せ・サイズダウンを目指す方法

次に、自分の力で太もも痩せ・サイズダウンを目指す方法を紹介します。ポイントも合わせて紹介しますので、一緒にチェックしてください。

 

方法①ストレッチで筋肉を伸ばしてハリを和らげる

柔らかく柔軟な筋肉は、むくみにくく、かつ筋トレの効果をアップさせてくれる効果があります。ストレッチで筋肉のハリを和らげて、本来持つ柔軟な形に戻しましょう。

 

前もも・内もも・外もものストレッチ方法

【太もも前側のストレッチ】
1. 仰向けになって、片方のひざを曲げる
2. かかとをお尻につけるように足を折り曲げ、太ももの前側を伸ばす
3. 2の状態を20秒ほどキープし、反対の足も行う

【太もも内側のストレッチ】
1. 仰向けになり、床と直角になるように両足を上に上げる
2. ひざを曲げず、両足を横に大きく開く
3. 痛気持ち良いと感じる程度に開いた状態で、20秒ほどキープ

【太もも裏側のストレッチ】
1. 長めのタオルの両端を持ち、片足の裏側に引っかける
2. そのまま仰向けになり、タオルを引っ張りながら足を垂直に伸ばす
3. 2を20秒ほどキープし、反対の足も行う

 

ストレッチはタイミングも大事!

ストレッチを行うタイミングとして適しているのは、お風呂上がりや朝など体が温かいときです。

とはいえ、ストレッチは継続が鍵。続けられるタイミングで行うのが一番なので、自分の生活リズムに合わせて継続して行いましょう。

 

方法②食事制限でカロリーコントロール

脂肪太りで太ももが痩せない方は、運動と同時に食事制限を行ないましょう。糖質や脂質が多い食べ物を控えることで、根本的な体質改善を目指せます。

 

筋肉量を増やす・むくみ改善に役立つ食べ物は?

筋肉量を増やす低カロリー高タンパク質の食べ物 むくみ改善に役立つカリウムが多い食材 むくみ改善しながら美肌効果を目指すクエン酸が多い食材
魚、豆類、納豆、木綿豆腐 など 鶏のささみ、のり、わかめ、こんぶ、ほうれん草、小松菜 など 柑橘類、梅干し、酢など、ビタミンEはアーモンド、ピーナッツ、うなぎ など

 

【注意】極端な食事制限は健康な身体を失うリスクも…

ダイエットのために極端なカロリー制限をして「食べないダイエット」をすると、体の負担が大きくなります。それにより摂食障害や健康を損ねてしまう危険性があるので、栄養バランスを意識して健康的に太もも痩せを目指しましょう。

 

方法③基礎代謝を高める筋トレに取り組む

有酸素運動で脂肪を燃焼させる方法も脂肪太りの解消に効果的です。有酸素運動を20分以上行うことで、脂肪を燃焼させる効果がありますよ。

 

効果が期待できる!太もも痩せにおすすめの筋トレ

【レッグアダクション】
1. 横向きに寝転がり、脚はまっすぐの状態で肘をつく
2. 上の脚を手で掴んで上に上げ、腰の方へ持っていく
3. 下にある脚を上げ下げする

【レッグレイズ】
太ももの裏に効いて、ぽっこりお腹を引き締める効果も期待できます。

1. 脚をしっかりと伸ばして、仰向けに寝転がる
2. 両手は体の横に置き、両足のかかとをくっつけたまま脚を軽く上げる
3. 両足のかかとをつけたまま、脚を上げ下げする
4. 上げる時は床と太ももが90度まで、下げる時は床につかないギリギリのところで止める

 

【落とし穴】「太ももだけ」の部分痩せはできない!

世の中には、多くの太ももにスポットを当てたダイエット方法があります。即効・短期間・一週間で痩せる!などのダイエット広告などは良く見かけます。しかし、実は太ももだけの部分痩せは難しく、全身が痩せた結果太ももが細くなったということがほとんどです。

 

・脂肪が燃える仕組みから部分痩せについて理解しよう

まずは、脂肪燃焼のメカニズムを知りましょう。

脂肪燃焼のために運動などで活動エネルギーが必要な状態になると、脳が脂肪分解の指令を出します。そうすることで体全体に蓄えられている体脂肪が分解され、エネルギー源となる脂肪酸ができるのです。

その脂肪酸がエネルギーを必要としている筋肉に運ばれることで、脂肪が燃焼します。つまり、動かしている部位の脂肪だけが消費されるわけではありません。運動をして太ももだけ痩せることは、脂肪燃焼のメカニズム理論上できないのです。

 

・とくに太ももは自分の力では痩せづらい…

太ももにつく脂肪は「皮下脂肪」です。皮下脂肪には落ちる順番があり、先に手首や足首・腕・ふくらはぎ・肩などの内臓から遠い部分から痩せていき、太ももの脂肪が落ちるのは最後の方。そのため、太ももを自分の力だけで痩せるのは難しいのです。

また、血流やリンパの流れが悪いと、内臓の働きも悪くなり、代謝が落ちて脂肪がつきやすくなってしまいます。これも、セルフケアだけで対処するのは困難です。

 

なかなか太もも痩せの効果が出ない場合は「美容整形」という選択肢も

セルフケアで太ももの脂肪が落ちない場合や、どうしても短期間で太もものお肉を落としたい場合は、脂肪吸引も選択肢になるでしょう。ここからは、当院で実際に行われている脚やせ美容整形について解説していきます。

 

・効果抜群!太もも痩せの治療方法の種類

①脂肪細胞の数を減らして痩せる「完全無痛ぺたんこ脂肪吸引」

脂肪吸引はスリムになりたい箇所の脂肪細胞を管で吸引し体外へ排出する「脂肪細胞自体を減らす治療」です。脂肪細胞があった厚みは時間とともに引き締まって行きます。

また、「完全無痛ぺたんこ脂肪吸引」では、完全無痛麻酔とよばれる麻酔を使用して痛みに配慮しながら行います。居眠り中に吸引を行うため、痛みが不安な方も選びやすいのがメリットです。

術後7〜14日間は筋肉痛に似た痛み・張りが生じることがありますので、ご注意ください。

 

②切らずに脂肪を溶解して痩せる「メソセラピー(脂肪溶解注射・BNLS注射)」

メソセラピーとは、手術を行うことなく「注射等で治療部位に直接有効成分を注入する治療」のことです。ボディは「脂肪溶解注射」、ほほ・あご・フェイスラインは「BNLS注射」を使用します。

メソセラピーは、一度の治療で終了するのではなく、定期的に薬剤を注射することで徐々に脂肪を溶解・排出する効果が高まります。麻酔が入っているため、治療中の痛みを感じにくくもなっています。

 

・太もも痩せの治療に成功するために重要なことは?

多くの脂肪を吸引することでより高い効果を追求することはできますが、患者さまの健康状態の把握は不可欠です。

大切な脂肪吸引では、短時間の施術時間で効果の高い施術が必要です。だからといって、効果を追求するあまり、安全な範囲を超えて吸引することは避けるべきです。

カウンセリングを受け、可能な限り吸引できる脂肪量を予測してもらいましょう。

 

・フェアクリニックで行う太ももの脂肪吸引の症例写真

 

手術の詳細 エコーを用いて脂肪量、厚みを計測し、手術効果が出るか否かを判断します。カニューレという金属の細い管を通し、脂肪細胞を吸引します。
保険適用の有無 自由診療で、保険適用ではありません。
施術時間 60分前後
手術のリスク 一定期間、内出血や筋肉痛に似た痛みを伴うことがあります。
手術の価格 両太ももパーフェクト5カ所セット(内側+外側+前面+後面+ひざ上) 704,000円(税込)
ふくらはぎ 198,000円(税込)
足首 132,000円(税込)

 

当院院長が行う|安全を最優先しながら効果を追求する脂肪吸引の工夫

脂肪細胞の数が多く大きい方がスリムな体型になるには、脂肪細胞を消失させることがもっとも効果的な方法です。当院では、体調や既往歴のヒアリング、術中の呼吸や血圧の管理を徹底し、以下のような脂肪吸引を行っています。

 

・多くの吸引が可能な完全無痛麻酔による施術を実施

局所麻酔だけでは痛みを伴うことがあり、施術中に静止できない方もいらっしゃいます。身体を治療中に動かすと危険なため、何度も吸引を止める必要があるのです。それにより手術時間が伸びると、内出血や傷跡に影響が出てしまうこともあります。

当院では、そのようなリスクを避けるため、点滴による無痛麻酔を採用。安全に配慮しながら、より多くの脂肪を吸引できるのです。

 

・サイズダウンの効果を想定して事前にお伝え

脂肪を吸引できる量には個人差があります。そのため、多く吸ってサイズダウンさせられる方がいれば、少ない吸引でも見た目が変わる方もいます。

脂肪の吸引量は、適切な診断によって予測できます。その予測から、「この部位はこのくらいサイズダウンできる可能性が高い」と効果を想定し、お伝えしています。

万が一患者様のご期待に添えない場合、その旨をお伝えした上で脂肪吸引をお断りすることもあります。

 

・仕上がりの皮膚のなめらかさ・綺麗さを重視

当院では、しっかり細く、かつ美しい肌に仕上げることにこだわって施術しています。

脂肪は何層かのミルフィーユ状になっており、浅い層の脂肪を吸引してしまうと凹凸やくぼみが生じます。また、脂肪と老廃物によって生じるセルライトも凹凸の原因になってしまいます。

当院では浅い層ではなく、中間の層〜深い層にカニューレを入れ、丁寧かつ重点的に吸引することで、皮膚表面をなめらかに美しく仕上げています。

 

・カウンセリングから治療まですべて院長が担当

フェアクリニック川口では、日本形成外科学会 形成外科専門医の資格をもつ院長が全ての手術を担当します。

脚やせの治療・手術の経験も豊富で、先述したような幅広い治療の選択肢の中から、あなたの足のお悩みに合わせて提案します。

施術に関する不安や疑問、費用のことなど、何でもご相談ください。

 

まとめ:女性・男性関わらず気になる太もも|治療で「痩せ」を実感しよう

無理なダイエットには、大きな負担やストレスがつきものです。また、根本の体質が改善されなければ、ダイエットの効果が得られてもすぐにリバウンドする恐れもあります。特に太ももは痩せにくいため、健康的に美しくサイズダウンするのは難しいのです。

フェアクリニックでは「痛くない腫れない治療」を心がけています。

院長が直接治療方法の説明を行うため、悩みを相談しやすい環境です。少しでも気になる方は、カウンセリングまたはメール・電話でお気軽にご相談ください。

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フェアクリニックの痩身治療について詳しく知りたい方は、こちらのページもご覧ください。

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