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脂肪吸引で後悔しないためには?デメリットやクリニック選びのコツを紹介

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柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://fairclinic.jp/about/

手っ取り早く部分痩せを目指せる脂肪吸引は、多くの人から人気を集めています。経験者からは「人生が変わった」「理想の自分に近づいた」など肯定的な意見も。しかし、中には後悔したとの声も聞こえてくることから、施術に踏み切れない方もいるのではないでしょうか。

本記事では、脂肪吸引による後悔の事例やデメリットを紹介します。後悔しないためのポイントも解説しているので、脂肪吸引を検討している方はぜひ参考にしてください。

 

脂肪吸引とはどのような施術?

脂肪吸引とは、脂肪層にカニューレ(ストロー状の管)を通して余計な脂肪を吸引し、体外に排出する施術です。脂肪が吸引された部位は一時的に吸引され、時間経過とともに締まることで痩身効果を得られます。

カニューレを挿入する際は、3〜4ミリの小さい穴を開けます。目立つ部分を切開することはなく、傷跡が残る心配はほとんどありません。

術後は、7〜14日間ほど筋肉痛のような痛みや張りが生じます。ピークは3〜4日です。なお術後3日間は、患部を圧迫するためにガードルでの固定が必要です。カニューレを挿入した傷の抜糸は7日後に行います。

 

後悔する前に知っておこう|脂肪吸引のデメリットとは

脂肪吸引は、手っ取り早く痩せられたり、部分痩せができたりと多くのメリットがある施術です。しかし、中にはデメリットも伴います。術後に後悔するリスクを軽減するためにも、事前にデメリットを理解しておくことが大切です。

ここからは、脂肪吸引のデメリットを5つ紹介します。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
脂肪吸引のデメリットを正しく理解しよう!部位別の経過もチェック
脂肪吸引の失敗事例と原因は?後悔や失敗を回避するポイントも紹介

 

皮下脂肪は落とせるが内臓脂肪は落とせない

脂肪吸引によって落とせるのは、皮下脂肪です。内臓脂肪を脂肪吸引で落とすことは不可能である点は理解しておきましょう。

皮下脂肪とは、文字どおり皮膚の下にある脂肪のことで、二の腕や太ももなどに付きやすい傾向があります。特に日常生活であまり動かさない部分に多く付きます。

内臓脂肪とは内臓に付く脂肪のことです。お腹周りに付く傾向があり、メタボリックシンドロームの原因のひとつでもあります。

皮下脂肪と内臓脂肪を見分けるポイントは、つまめるか、つまめないかです。内臓脂肪は臓器の周りに付くため、指でつまむことはできません。脂肪をつまめる場合は皮下脂肪であり、脂肪吸引で落とせると判断できます。

 

リバウンドの可能性がないわけではない

「脂肪吸引をすればリバウンドしない」と耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。実際には、リバウンドの可能性がないわけではありません。

脂肪吸引をすると脂肪細胞の数が減少するため、リバウンドのリスクは低くなります。しかし、暴飲暴食を繰り返したり、不摂生な生活を繰り返したりしているとリバウンドする可能性があります。

そのため、脂肪吸引をしたからといって油断せずに、バランスの良い食事や適度な運動を心がけましょう。

 

ダウンタイムがある

脂肪吸引は、ダウンタイムが伴います。主に痛み・内出血・腫れ・拘縮(こうしゅく)などが挙げられます。部位や体質によって期間は異なりますが、基本的に7〜14日程度で、ピークは術後3〜4日です。

またダウンタイム中は、脂肪がなくなり空洞になっている部分を締めるために、サポーターや着圧ガードルなどの着用が必要です。基本的に3日間は着用しなくてはならないため、顔など目立つ部分であれば、休暇を取得しておくと良いでしょう。

 

脂肪を取りすぎてデコボコしてしまうリスクがある

脂肪を取りすぎると施術部位がデコボコし、不自然になってしまう恐れがあります。きれいな仕上がりにするには、均一に脂肪を吸引しなくてはなりません。しかし、均一に脂肪を吸引するには、高いスキルが必要です。

スキルの低い医師が担当すると、デコボコが生じる以外に、左右差が出たりヒップが垂れたりする可能性もあります。

またカニューレによって、皮下組織や血管、神経が傷つけられることによって、デコボコが生じるケースもあります。

 

皮膚がたるんでしまうリスクがある

脂肪吸引によって大幅に脂肪が除去されると、皮下組織の体積が一気に減少します。表皮の体積は変わらないため、皮下組織が空洞となることで、余った皮膚が垂れ下がり、たるみが生じます。

特にもともと皮下脂肪が多い方や高齢の方が、たるみやすいといわれています。高齢の方は、皮膚の弾力を保っているエラスチンやコラーゲンなどが減少しており、伸縮性が失われているため、たるみやすい傾向があります。

さらに新陳代謝も時間がかかるため、皮膚の伸縮が追いつかず、たるんだままの状態になりやすいでしょう。

 

脂肪吸引で後悔しないためにはクリニック選びにこだわろう

脂肪吸引で後悔しないためには、クリニック選びも大切なポイントです。通院のしやすさや安さでクリニックを選ぶと、失敗したり、思うような効果を得られなかったりするため、注意が必要です。

これから紹介するクリニック選びのポイントを参考にし、後悔しない脂肪吸引を受けましょう。

 

医師が日本形成外科学会専門医の資格を持っているか

高いスキルや知識を持った医師を選ぶには「日本形成外科学会専門医」の資格を持っているか確認しましょう。

日本形成外科学会専門医の資格を取得するには、下記の条件をクリアしなくてはなりません。

  • 日本形成外科学会に正学会員として4年以上在籍
  • 学会が指定するする施設で研修を受け、必要書類を提出
  • 形成外科学会専門医試験に合格

美容外科に限らず、さまざまな形成外科にまつわる症例を提出する必要があるため、民間資格よりもハードルが高いことが特徴です。そのため、よりきれいな仕上がりの脂肪吸引を求めている方は、資格の有無を確認しておきましょう。

 

良識的な値段設定になっているか

美容クリニックの中には、不明瞭な料金プランを設けているところもあります。カウンセリングを受けると、公式サイトや広告に掲載している料金よりも大幅に高いプランを提案されたり、不要なオプションを付けられたりするケースも少なくありません。

クリニックを選ぶ際は、明瞭会計であり、値段相場の範囲内のクリニックを選ぶのがおすすめです。他にも実際に利用した人の口コミをチェックすると、そのクリニックについてより知ることができるでしょう。

 

医師がカウンセリングから治療まで一貫して担当するか

カウンセリングから治療までを一貫して医師が担当するかも大切なポイントです。

カウンセリングを無資格のカウンセラーが担当するクリニックもありますが、患者さまの悩みや理想像を聞き、適切な判断を下せるのは、カウンセラーではなく、医師です。さらに直接医師に理想像を詳しく伝えられないと、術後のミスマッチの可能性が高まります。

カウンセラーと医師のダブルカウンセリングであれば良いといえますが、カウンセリングの大半をカウンセラーが行うクリニックは、避けたほうが良いでしょう。

 

当院が扱う「完全無痛ぺたんこ脂肪吸引」とは?

当院では「完全無痛ぺたんこ脂肪吸引」を取り扱っています。希望部位単体はもちろん、セットでの治療も受け付けています。

ここからは、完全無痛ぺたんこ脂肪吸引について詳しく解説していきます。

 

治療方法をわかりやすく解説!

完全無痛ぺたんこ脂肪吸引とは、脂肪を除去したい部分に細いカニューレ(ストロー状の管)を挿入して脂肪を吸引し、体外に排出する施術です。目立たない部分を数ミリ切開し、そこからカニューレを挿入します。

脂肪が排出された部分は一時的に空洞となり、時間経過とともに締まるため、結果的に部分痩せが目指せます。ダイエットとは異なり、脂肪細胞の数が減少するため、リバウンドリスクの低さが特徴です。

術後7〜14日間は、筋肉痛のような痛みや内出血、拘縮(こうしゅく)などが伴います。痛みのピークは術後3〜4日で、7日目にカニューレ挿入部分の抜糸を行います。

術後3日間は、患部を圧迫するために着圧ガードルやサポーターのようなテープで固定する必要があります。顔など目立つ部分の施術を受ける方や力仕事の方は、医師と相談し、一定期間は休暇を取得しておくのがおすすめです。

 

エコー機を活用して脂肪の量を正確に把握

当院では、脂肪吸引の前にエコー機を使用し、脂肪の厚みを診断します。脂肪をつまんで判断するよりも、適切な治療法や術後のイメージをご提案します。

全身の脂肪量を測定でき、施術の適応の有無や術後のシミュレーションを診察時にお伝えできるので、脂肪吸引を検討している方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。

 

当院は安全第一で後悔のない仕上がりを目指します

脂肪吸引は、多くのメリットや魅力がある施術ですが、カニューレを皮下組織に挿入し動かすため、危険やリスクも伴います。場合によっては、神経や内臓を傷つける可能性もあります。当院では、そういった危険を避けるために、さまざまな工夫をしています。

ここからは、当院のこだわりを4つ紹介するので、クリニック選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

 

徹底的なカウンセリングで最適な施術をご提案

脂肪吸引をはじめとした美容整形において大切なのがカウンセリングです。カウンセリングでは、悩みや希望を医師と共有し、適切な施術プランを模索します。カウンセリングが不十分だと、最適な施術内容を選べなかったり、悩みが改善できなかったりする可能性があります。

他にもカウンセリングでは、施術のリスクや副作用を医師から直接聞ける大切な場です。

当院では、日本形成外科学会専門医の資格を持った院長が丁寧にカウンセリングを行います。無資格のカウンセラーから施術の提案やリスク説明をすることはありません。

悩みや疑問を相談できる環境が整っているので、遠慮なくご相談ください。

 

カウンセリングから施術まで、全て院長が担当

当院では、カウンセリングから施術まで全て院長が担当しています。はじめから医師に相談できるため、悩みや希望をきちんと共有できます。医師とのミスマッチが起こりづらい上に、悩みをすぐに解決できる環境づくりに努めているのが特徴です。

また当院では、時間をかけてカウンセリングを行っています。脂肪吸引では、エコー機を用いて診断を行っており、1人ひとりに合った最適な施術をご提案します。

万が一、取れる脂肪量が少なかったり、患者さまにとって脂肪吸引が最適でないと判断した場合は、正直にお伝えし施術をお断りすることもあります。

 

安全のために繰返し確認しながら施術

脂肪吸引中はカニューレが体内に入っているため、視覚でカニューレの深さを判断できません。深さを把握せずに施術を行うと内臓を傷つけたり、神経を損傷したりする恐れがあります。

このような危険を防ぐために、当院では何度も吸引を止め、カニューレの深さや脂肪の厚み、吸引量などを確認しながら施術を進めます。細心の注意を払い、患者さまの安全を最優先にし、脂肪吸引を行っているのも当院の特徴です。

 

十分なアフターケアもご用意

万が一、術後に違和感や痛みなどがある場合は、ご相談ください。治療やカウンセリングと同様に、時間をかけてアフターケアを行っています。

特に脂肪吸引は、ダウンタイムが長い傾向があり、痛みや拘縮(こうしゅく)などが生じます。もし痛みや違和感がある場合は、遠慮なくご相談ください。

 

まとめ:良い病院を見極めて後悔のない脂肪吸引を受けよう!

脂肪吸引は部分痩せを目指せる理想の施術ですが、クリニック選びを間違えたり、事実とは異なる知識を身に付けていたりすると後悔する可能性があります。まずは正しい知識を身に付け、良いクリニックを見極めることが大切です。

当院では、日本形成外科学会専門医の資格を持った院長がカウンセリングから施術までを一貫して担当しています。さらにエコー機を使用して脂肪吸引の判断をしているため「本当に自分に合っているのか?」を確認できます。

当院の脂肪吸引が気になる方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。カウンセリングの予約は、公式サイトや電話から承っております。

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