美容コラム

小顔注射で理想の小顔を目指そう!種類や効果・デメリットを解説

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柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://fairclinic.jp/about/

小顔に憧れる方は多く、その実現方法にはさまざまな選択肢があります。この記事では、小顔注射治療に焦点を当て、その効果や注意点について解説します。ボトックスやヒアルロン酸を使用した小顔注射で、シャープな輪郭や美しい輪郭を目指す方法を解説します。

また、安全性と信頼性を求める上でのクリニック選びのポイントもご紹介します。失敗を避け、確かな効果を得るための情報を提供しますので、理想の小顔を追求する方はぜひ参考にしてください。

 

顔が大きく見える原因は5つ

顔が大きく見えるかどうかは、複数の要因によって左右されます。以下では、顔が大きく見える主な5つの原因について紹介します。

 

顔回りの脂肪の多さ

顔に付着した余分な脂肪は、顔の輪郭をぼやけさせて大きく見せることがあります。特にほほやあごに脂肪が集まると、二重あごの原因になることも。

顔以外はすっきりとしているのに、顔回りに余計な脂肪がついていることで丸顔に見えてしまうのがコンプレックスに感じている方も多いようです。バランスの取れた輪郭を求めるなら、顔回りの脂肪の量も重要なポイントです。

 

エラの張り

エラは顔の幅を決める要素のひとつです。エラの張りが大きいと顔全体が広く見え、いわゆるホームベース型に見えてしまう傾向があります。

エラの張りの原因は、エラ周りの筋肉の発達や骨格によるケースが多いようです。これらを改善するには、小顔注射や骨格形成の美容施術を受けるのがおすすめです。エラの張りを抑えることでスッキリとした小顔効果が期待できるでしょう。

 

ほほやあごのたるみ・むくみ

加齢や生活習慣の影響で、顔の皮膚や筋肉にたるみやむくみが生じることがあります。ほほやあごがたるんでしまうと、口周りやほうれい線、顔全体の輪郭がぼやけて顔が大きく見える傾向があります。

たるみやむくみの改善を図ることで、小顔に見えるだけでなく若々しい顔の印象に近づけることが可能です。

 

生まれつきの骨格

個々の顔の大きさや形状は、生まれつきの骨格にも影響されます。先天的な要素によって、顔の骨の配置や輪郭が決められる場合も。

生まれつきの骨格が大きい場合は、マッサージやエステなどでは小顔にするのが難しいケースが多いようです。骨格で悩んでいる方の多くは、小顔注射や輪郭形成などの施術によってバランスを整えることができます。

 

顔のパーツのバランス

顔は、目・鼻・口などさまざまなパーツから成り立っています。これらのパーツの大きさや配置のバランスが、全体の印象に影響を与えます。

例えば、あごが小さすぎると、他のパーツが小さく見えてしまい、顔全体が不釣り合いに見えることがあります。なるべく小顔に見せるためには、顔全体のパーツのバランスも考慮した施術が重要です。

 

切らずに小顔が叶う「小顔注射」とは?種類と特徴

顔の印象を大きく左右する「小顔注射」は、手術を必要とせずに小顔を目指す方法です。以下では、代表的な小顔注射の種類とそれぞれの特徴について詳しく解説していきます。

 

脂肪融解注射

脂肪融解注射は、薬剤を注入して脂肪細胞を分解し、代謝によって脂肪を排出する施術です。施術の効果は徐々に現れ、1回の施術で劇的な変化を期待するのではなく、複数回の施術が必要とされることが一般的です。

脂肪吸引手術に比べてリスクやダウンタイムが少なく、自然で穏やかな変化が得られる点が魅力です。しかし、長期間にわたって継続的な施術が必要であることや、効果が脂肪吸引に比べて実感しにくいケースもあります。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
脂肪溶解注射の4つの効果!「効果ない」と思われがちな誤解を解説

 

ボトックス注射

ボトックス注射は、ボツリヌス毒素という薬剤を筋肉に注射することで、筋肉の動きを抑制し、顔の輪郭を調整する施術です。特にエラの筋肉を緩和させるために使用されるケースが多く、エラの張りを軽減します。

エラの筋肉が発達している場合、その張りが大きな要因となって顔が大きく見えることがあります。ボトックス注射は局所的に施術するため、全身麻酔や切開手術の必要がなく、施術時間も短く済みます。

ただし、効果を実感するためには適切な注入量が重要であり、効果を長続きさせるためには定期的な施術が必要です。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
ボトックスとは?効果と副作用を知って施術を受けるか検討しよう

 

脂肪吸引注射

脂肪吸引注射は、ほほやあごなどの部位に蓄積した余分な脂肪を、細いカニューレ管を使って吸引する施術です。この方法の大きなメリットは、脂肪を直接取り除くため、一度の施術で効果が現れやすい点です。

また、極細の針を使用するため、通常の脂肪吸引手術に比べてダウンタイムが短く、また脂肪細胞を排出するため、リバウンドのリスクが低い点も魅力です。

ただし、吸引量が限られているため、効果が大きく現れるには複数回の施術が必要なことがあります。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
脂肪吸引のデメリットを正しく理解しよう!部位別の経過もチェック

 

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、ヒアルロン酸という天然成分を使用して小顔に見せる方法です。ヒアルロン酸は、顔のボリュームを調整し、シワやたるみを改善する効果があります。特にあごや額のボリュームを調整することで、顔全体のバランスを整えることができます。

ヒアルロン酸注入は切開を必要とせず、比較的短い時間で施術が完了します。自然に分解されるため安全性が高く、手術を必要としないことからダウンタイムもほとんどありません。

ただし、ヒアルロン酸は一定期間で吸収されるため、定期的なメンテナンスが必要です。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
ヒアルロン酸注射の効果|効果の継続期間は?打ち続けるとどうなる?

 

小顔注射がおすすめなのはこんな人!

小顔注射は、顔にメスを入れることなく顔の印象を変える効果的な方法として注目されています。以下のような悩みを抱える方にとって、小顔注射は理想的な選択肢といえます。

  • エラの張りをなくしたい方
  • シャープな輪郭を希望する方
  • ほほをシュッとさせたい方
  • ほほや口元の丸みを取りたい方
  • あごのラインを美しく整えたい方
  • 二重あごを解消したい方

これらの悩みを抱える方々は、小顔注射を検討する価値があります。

小顔注射は、エラの張りや輪郭の調整、ほほや口元のシェイプアップ、あごの美しさを引き出すなど、多岐にわたる美容効果をもたらします。特に外科的な手術を避けたいと考える方にとって、小顔注射は魅力的な選択肢となるでしょう。

 

当院で行っている小顔注射の種類

当院では、さまざまな小顔注射の施術を提供しており、顔のバランスや輪郭を調整するお手伝いをしています。ここからは、小顔注射施術の主なメニューをご紹介します。

 

えら張りボトックス注射

エラ張りの原因のひとつは、咬筋(こうきん)と呼ばれる筋肉の発達です。この筋肉が大きく発達すると、エラが張って見えることがあります。歯を食いしばったときに奥歯あたりがふくらむような感覚があるかもしれません。これには咬筋が関係しています。

この張りを解消する方法としては「えら張りボトックス注射」が効果的です。ボトックス注射には筋肉を一時的に緩和させる効果があり、咬筋を痩せさせて張りを抑えることが可能です。この施術によって、エラの筋肉が小さくなり、顔の輪郭がシャープに整えられます。

ボトックス注射はシワ取り治療としても知られていますが、小顔形成にも優れた効果を発揮します。

 

あご形成ヒアルロン酸注入

あごは顔の重要な要素であり、丸顔から小顔への印象を左右する部分でもあります。特に、顔の横から見たときのラインが整っているかどうかが重要で、その基準として「Eライン」が存在します。

「あご形成ヒアルロン酸注入」は、ヒアルロン酸を使用して、あごの形状やバランスを整える施術です。ヒアルロン酸をあごの特定の部位に注入することで、あごの高さや輪郭を調整し、シャープな印象を強調します。

バランスの取れたEラインを実現し、「シャープな輪郭」や「小顔」の印象を引き出すことが可能です。また、あごの中心がタテに割れている「ケツあご」にも効果が期待できます。

 

額形成ヒアルロン酸注入

額は、顔全体の印象を左右する重要なパーツのひとつです。その形状やボリュームによって、顔立ちが大きく変わります。額にヒアルロン酸を注入する「額形成ヒアルロン酸注入」は、シワや凹みの改善、そして滑らかな卵型のカーブをつくり出す治療法です。

この治療は、注射による切らない方法で行われ、ほぼ腫れが生じないことが特徴です。治療の際にはブロック麻酔を使用し、額の骨膜下にヒアルロン酸を注入します。

この際、患者さまの願望や希望に合わせて、額の形状やボリュームを調整します。1人1人に合った量やどこに注入するかによって、自然な立体感と美しい輪郭の実現を目指します。

 

BNLS脂肪溶解注射

丸顔の原因であるふっくらとした顔の脂肪に効果的なのが、顔専用の脂肪溶解注射「BNLS」です。主成分は植物由来で、注射した箇所の脂肪を分解・溶解し、痩身効果を高めます。ほほやあごなどの丸みやたるみをピンポイントでシャープに整え、同時に引き締まり効果をもたらします。

体への負担が少なく、安全性も確保できます。脂肪の分解と同時にリンパの循環や肌の引き締めを促し、顔の部分痩せに理想的な選択肢です。わずか10分ほどで施術が完了し、リバウンドの心配もありません。

 

ほほ・あご脂肪吸引

顔が丸く大きく見える原因のひとつは、ほほやあごに蓄積された脂肪です。このような場合、ほほ・あご脂肪吸引という方法が、小顔形成に効果的な治療として行われています。

治療の過程では、極細のカニューレ管と呼ばれる脂肪吸引用の細い針を皮膚内側に挿入し、深部の脂肪を吸引していきます。この方法によって、脂肪細胞そのものを減少させるため、脂肪が減るだけでなく、脂肪細胞は再生しないためリバウンドの心配もありません。

自分でつまめる半分ほどの脂肪を吸引することで、顔が引き締まってくるのを1~3カ月後に実感できるでしょう。

 

【画像】小顔注射の効果は?症例ビフォーアフター

施術名 額形成ヒアルロン酸注入+あごヒアルロン酸注入
施術方法 額・あごへ適量のヒアルロン酸を注入する
料金
  • 額形成ヒアルロン酸注入 110,000円~(税込)
  • ヒアルロン酸注射1cc 39,600円~(税込)

※保険適用外

術後の経過・痛み・腫れ・内出血 切開を伴わないため、5~10分程度の施術時間で済みます。

大きな腫れはなく、内出血も生じにくい治療です。

施術後、まれに軽度の腫れや内出血を伴うことがありますがメイクで隠れる程度の症状です。

施術中に痛みを感じることはほとんどありませんが、必要があれば麻酔を使用できます。

 

小顔注射の効果は持続する?1回だけでいいの?

小顔注射の持続効果には、注射の種類や個人差によって差が出ます。小顔注射を受ける前に、ボトックスやヒアルロン酸の効果がどれくらい持続するかについて十分に理解しておきましょう。

ボトックス注射は、エラの張りやシワを軽減するために使用されます。通常ボトックスの効果は一時的であり、1回の注射で十分に満足できるケースは多くありません。ボトックスの場合、1カ月おきに3~4回の注射を行うことがおすすめです。これによって、持続的な効果を実感できるでしょう。

一方、ヒアルロン酸注射の効果は永久ではありませんが、注入後はおおよそ4カ月から1年程度の期間持続するケースが一般的です。ヒアルロン酸は徐々に体内で吸収されていくため、効果が薄れていずれ元の状態に戻ります。

 

小顔注射のデメリットや注意点

小顔注射は、理想的な小顔を手軽に目指せる方法として人気ですが、施術を受ける際には注意が必要です。以下で、小顔注射のデメリットや注意点について詳しく説明します。

 

脂肪融解注射のデメリット・注意点

顔の脂肪融解注射は、適切なクリニックと医師を選ぶことが重要です。信頼のおける専門医に相談し、施術を受けることでリスクを最小限に抑えられます。

しかし、未熟な技術で施術を行う医師によっては、いくつかの注意が必要です。左右非対称の仕上がりやたるみ、脂肪の取りすぎによる老けた印象の原因になることもあるため、クリニックと医師の選択は慎重に行いましょう。

重要なのは、患者さまが悩む部位を正確に把握し、必要な脂肪のみを溶解することです。不適切な注射によって不自然な仕上がりになる可能性があるため、クリニックと医師を選ぶ際には事前の相談と十分な情報収集が必要です。

 

ボトックス注射のデメリット・注意点

小顔注射の中でも、ボトックス注射は基本的には副作用やリスクが少ない方法です。しかし完全にリスクがないとはいえません。

具体的な副作用として考えられるのは、まず表情がこわばってしまう可能性です。ボトックスは筋肉の動きを抑制する効果があり、過剰な注入によって咬筋(こうきん)の動きが制限されることがあります。その結果、自然な笑顔や表情をすることが難しくなケースも見受けられます。

さらに、頭痛が起こるケースも報告されています。ボトックスも顔の筋肉の変化によって、予期せぬ部位の筋肉が疲労し、それが頭痛につながる可能性があります。ただし、これらの副作用は通常時間の経過とともに改善されることがほとんどです。

 

脂肪吸引注射のデメリット・注意点

脂肪吸引注射の施術後にたるむ可能性があります。皮膚を切開する必要がないため、シワやたるみがもともとある方は注意が必要です。また、複数回の施術が必要な場合、費用が膨らむことや、施術ごとにダウンタイムが生じることも考慮したほうが良いでしょう。

また、脂肪が多い部分には効果が限られるケースもあり、脂肪吸引注射による失敗のリスクも存在します。特に未熟な医師が担当すると、輪郭の崩れやほほのたるみが生じることがあります。信頼のおけるクリニックでの施術が重要であり、慎重な判断が求められます。

 

ヒアルロン酸注入のデメリット・注意点

ヒアルロン酸注射はダウンタイムや副作用が少ない施術ではありますが、クリニック・医師の選択が重要です。未熟な医師による失敗例では、注入量の過多によりしこりができたり、柔らかい部位に硬い製剤を使用してしまい違和感を感じることがあります。

しこりは時間とともに消失する場合が多くありますが、不自然な状態が続く場合は注入のミスが考えられます。早めに担当医に相談することが大切です。注意深いクリニック選びと医師のスキル確認を行うことで、ヒアルロン酸注射のリスクを減らせるでしょう。

 

小顔注射で後悔しないために信頼できるクリニックを選ぼう

小顔注射を検討する際、信頼できるクリニックの選択は極めて重要です。

ほほや輪郭、あご部分は神経が多く通っており、唇も非常に繊細です。当院では、安全かつ効果的な治療のため、診察には十分な時間をかけ、治療方法を丁寧に説明いたします。治療方法の提案や説明は、理事長である柴田医師自身が直接行います。

また、治療後の腫れや内出血などのダウンタイムについても率直にお伝えし、痛みに敏感な方には麻酔クリームやアイシング、完全無痛麻酔を用いて痛みのない対策を行います。

さらに、仕上がりや経過に不安がある場合は、十分なアフターケアを提供します。患者さまの安心と満足を第一に考える当院で、失敗しない小顔注射治療を体験してみてはいかがでしょうか。

 

当院では低価格で良質な小顔注射治療をご提供します

当院では、えら張りボトックス注射32,780円、あご形成ヒアルロン酸注入39,600円といったように、高品質な小顔注射治療を低価格で提供しています。美しさと安全性を両立させるため、厳選された製剤を使用し、専門知識豊富な医師が小顔治療のお手伝いいたします。

私たちは経験豊富な医師・医療スタッフとともに、個々のお悩みや希望に合わせたカスタマイズされた治療プランを提供しています。患者さまが安心して治療を受けられるよう、事前に十分な時間を取ってカウンセリングを行い、疑問や不安を解消いたします。

また、施術後もアフターケアを大切にし、仕上がりの持続をサポートします。良質な治療を手頃な価格で受けたい方は、当院の小顔注射治療をぜひご検討ください。

 

まとめ:小顔注射で理想の小顔を叶えよう

美しい輪郭や小顔を手に入れるためには、信頼できるクリニックの選択が重要です。フェアクリニックでは豊富な経験と専門知識を持つ医師が、あなたの美しさを最大限に引き出すお手伝いをします。

安心して相談できる環境で、あなたの理想や悩みを共有し、最適な治療プランを一緒に考えませんか?あなたの理想の美しい小顔を実現するため、まずはお気軽にフェアクリニックのカウンセリングへお越しください。

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