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二重整形で後悔しない!失敗例と原因・おさえるべきポイントを知ろう

この記事を書いた人

柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://fairclinic.jp/about/

「二重整形にチャレンジしてみたいけれど、失敗するのが怖い」「二重整形で後悔しないように、失敗してしまう原因を知りたい」

二重整形を検討している方の中には、このように考えている方も多いのではないでしょうか。本記事では、施術後に後悔しないよう、二重整形をする上でおさえたいポイントを解説していきます。

併せて、二重整形でよくある失敗例や詳しい原因についても掘り下げていきますので、二重整形に不安がある方はぜひ参考にしてください。

 

二重整形で後悔…|よく耳にする失敗例とは?

二重整形で失敗してしまうケースは、実は珍しくありません。ここでは一般的な二重整形の失敗例をご紹介します。

 

二重整形全体の失敗例

まずは二重整形全体で多く見られる失敗例とその原因について詳しく解説していきます。

 

①二重幅が理想と違う

二重幅を不自然に広くつくったことで、かえって不自然に見える「整形顔」になってしまうケースが多く見受けられます。

一重や奥二重の方の中には、幅の広い二重幅に憧れる方が多くいます。しかし本来の目の大きさや形を無視して無理に幅の広い二重をつくってしまうと、顔に馴染まず「失敗した」と後悔するケースが多く見受けられます。

 

②眠たそうな目になってしまった

眠たそうな目に見えてしまうことも、二重幅を広くつくりすぎたことが原因で起こる二重整形のよくある失敗例です。

幅の広い二重幅を希望しているからといって無理に施術を行うと、二重幅をせっかくつくっても食い込ませることができず、結果的にまぶたの位置が下がって眠たそうな印象になってしまいます。

 

③二重のバランスが悪く左右差がはっきりある

二重整形を行うことで、かえって二重のバランスが悪くなってしまい左右差が出るケースもあります。原因は適切でない二重幅をつくり、それが十分に食い込まず定着しなかったことが挙げられます。

二重整形では目元に合った適切な幅の二重をつくることと、それに対する適切な施術方法の選択が重要です。

 

二重整形埋没法での失敗例

二重整形のひとつである「埋没法」。ここでは埋没法で多く見られる失敗例とその原因について詳しく解説していきます。

 

①二重のラインの食い込みが緩い・または食い込みすぎ

二重整形の埋没法で多く見られる失敗例のひとつに、二重ラインの食い込みを指摘する声が挙げられます。埋没法を行った後、人によって食い込みが強すぎたり緩すぎたりする症状です。

埋没法の施術直後は、まぶたが少し引っ張られるような食い込みの強さを感じる方が多いようですが、時間が経つと気にならなくなる方がほとんどです。一方で食い込みが緩く感じられる方は再施術するか、切開法を検討したほうが良いでしょう。

 

②まぶたにしこりが残り、違和感がある

二重整形の埋没法を行った後に、目の違和感やしこりの存在を訴える方も見受けられます。糸の結び目が浅いところにあり、しこりとして感じることが原因です。結び目を押し込む施術が必要になるため、クリニックへすぐに相談しましょう。

また、傷に雑菌が入ってものもらいになってしまうケースも。その際は眼科での処置が必要です。

 

③手術箇所から糸が出てきてしまった

二重幅を広くつくりすぎたり、まぶたの厚みに対して糸を留める箇所が少ないとまぶたを縫い留めた糸が外れてしまう原因になりえます。目をこする癖がある方も、埋没法が取れやすい原因になるため注意しましょう。

糸が出たまま放っておくと眼球が傷つく恐れがあるため、速やかに担当のクリニックへ相談し、再施術を行う必要があります。

 

二重整形切開法での失敗例

二重整形の切開法で多く見られる失敗例とその原因について詳しく解説していきます。

 

①腫れや内出血がいつまでも続く

切開法で腫れや内出血が長引いてしまう原因は、クリニック側の技術的要因ももちろんですが、患者さまの体質によることも挙げられます。

もともとむくみやすい体質の方や緊張しやすく血圧が高めの方は、出血が通常よりも多く出る傾向があるため施術後の腫れや内出血が長引きやすいケースが多いようです。

 

②目立つ傷跡が残ってしまった

切開法を検討している方の中には傷跡を気にする方も多く見受けられますが、基本的に切開法では傷跡が目立つことはほとんどありません。しかし特殊なケースの施術を受けた方の中には、傷跡が気になってしまうケースもまれに存在します。

たるみ取りを目的に切開法を行った場合や、過去に行った切開法の線よりも上に切開ラインをつくり直した場合は傷跡が気になるといったケースが多いようです。

 

二重整形で後悔する失敗はどのくらいある?埋没と切開どちらが多い?

二重整形の施術は確実に理想の二重を目指せる方法ではありますが、必ずしも失敗してしまう可能性がゼロとは限りません。そこで気になるのが、二重整形はどれくらいの確率で失敗してしまうのかという点です。

美容メディア「痩身エステNavi」が2022年5月に行ったアンケート調査によると、二重整形を行って「不満」と回答しているのは8%で全体の1割程度であるとわかりました。その他は「満足」が66%、「普通」が26%という結果でした。

また、今回のアンケートに回答した二重整形経験者は「埋没法」の方が87%、「切開法」の方が13%です。

 

二重整形の失敗例はなぜ起こる?大きな原因は2つ

後悔のない二重整形をするためには、なぜ失敗してしまうケースがあるのか原因を事前に確認しておくことが重要です。ここでは二重整形が失敗してしまう主な原因を大きく分けて2つ解説します。

 

手術方法の選択ミス

二重整形では、患者さまの希望に対してどのような施術を行って理想に近づけるかといった医師の判断が重要です。

まずは事前のカウンセリングやシミュレーションで希望の仕上がりを確認した上で、施術が可能かどうかを見極める必要があります。ここで患者さまの要望をそのまま全て受け入れてしまうと、不自然な仕上がりの二重になるケースも。埋没法・切開法のどちらが適しているかはもちろん、まぶたの脂肪取りを考慮する必要もあるでしょう。

手術方法の選択ミスを防ぎ、二重整形で後悔しないためにも、仕上がりイメージを医師へ的確に伝えることが大切です。

 

技術不足の医師による手術

埋没法・切開法など自分に合った施術方法を選択していても、医師の技術不足によって二重整形が失敗してしまうケースもあります。近年では美容外科施術を行う医師が増えている一方で、経験を積んでいない医師が二重整形手術を担当する現状も珍しくありません。

クリニック選びの際は、在籍している医師の経歴や実際に担当した症例写真をチェックすることが重要です。公式ホームページやSNSなどでも症例写真をチェックできるため、気になるクリニックがあれば事前に確認しておくと良いでしょう。

 

二重整形を後悔しないために|4つのポイントを事前にしっかりチェック

後悔しない二重整形にするためには、ポイントを事前に確認しておくことが大切です。ここではおさえておきたい4つのポイントをご紹介します。

 

①自分でも知識を持っておく

二重整形にチャレンジするなら、事前に二重整形についての知識を持っておきましょう。後悔のない二重整形にするには、心構えやリスクなどを把握しておくのが大切です。

 

デメリットやリスクがある

二重整形をはじめ、あらゆる美容整形施術を受ける際には必ずリスクが伴います。「ダウンタイムが思ったより長かった」「術後の腫れがなかなか引かない」など、事前に想定していないと「こんなはずではなかった…」と後悔する恐れも。

事前に起こりうるデメリットやリスクを把握しておくことで、トラブルの際も落ち着いて対処できるでしょう。

 

二重幅は狭いほどリスクが小さい

希望する二重幅が広すぎると、本来の自分の目元や顔のバランスに合わず不自然になってしまうケースも多く見受けられます。

見た目が眠たそうな印象の目元になってしまったり、まばたきがしづらくぱっちりとした印象とは程遠くなってしまったりする可能性もあります。二重幅は狭くつくると失敗のリスクが比較的少なく済むでしょう。

 

二重整形は100%理想が叶うわけではない

二重整形手術を行ったからといって、必ずしも理想通りの完璧な二重になれるわけではありません。芸能人やモデルのような憧れの二重の形を目指していても、本来の自分の目元の状態によって希望通りの二重がつくれるかどうかは変わってきます。

顔全体のバランスやもともとの二重ラインの位置、脂肪の量やまぶたの厚みによって最適な二重のデザインが決まります。カウンセリングでしっかりと確認しましょう。

 

②しっかりと調べてクリニック・医師を選ぶ

二重整形は、担当する医師の経験や技術によって仕上がりが左右される美容整形です。クリニック選びに迷っているなら、二重整形を得意としている医師に担当してもらうと良いでしょう。

 

日本形成外科学会専門医の資格を持つ

二重整形を行うクリニックを選ぶ際の判断材料になるのが、専門医の資格を持った医師であるかどうかという点です。

日本形成外科学会専門医の資格を持っている医師であれば、二重整形を任せても問題ないといえるでしょう。形成外科とは体の欠損や変形、異常に対して治療を施す診療科目です。美容外科はその中でも審美性を目的とした治療を指します。

二重整形を任せる医師を検討しているなら、形成外科専門の高い技術が認められた日本形成外科学会の認定医がおすすめです。

 

豊富な実績がある

担当する医師の実績が明確であることも、クリニック選びの判断材料になるでしょう。二重整形の症例数が多いクリニックなら、実績のある経験豊富な医師に担当してもらえる可能性が高まります。

実績が多い医師であれば、理想の二重に近づけるためにさまざまな施術方法やアプローチを提案してくれるでしょう。

 

アフターケアや保障制度が充実している

施術方針だけでなく、アフターケアや保証制度が充実しているかどうかもしっかりとチェックしておきましょう。アフターケアや帰宅後の過ごし方について十分な説明をしてくれるクリニックは、施術後までしっかりとフォローしてくれるクリニックといえます。

万が一のトラブルに備えて、すぐに相談できるように十分な保証制度やアフターケアを行っているクリニックを選ぶようにしましょう。

 

③カウンセリングを受けて信頼できる医師の下で手術を受ける

事前のカウンセリングは、二重整形を行う手順において最も重要といわれています。施術方針に十分納得した上で、安心して二重整形に挑むことが後悔しないポイントです。

カウンセリングは1つのクリニックだけでなく、複数のクリニックで受けるのがおすすめです。クリニックによっても二重整形の施術方針が違います。それぞれのメリットやデメリットをしっかりと調べ、自分に合った医師やクリニックを比較しましょう。

 

④術後のケアを徹底する

二重整形は、少なからず手術を受けた全ての人にダウンタイムの症状が伴います。腫れや内出血など人によって症状や程度、期間に差はありますが全く症状の出ない方はいません。

ダウンタイムの症状は、術後のケアで回復期間に大きく影響します。飲酒や激しい運動など血流を良くする行動は控え、なるべく安静に過ごしましょう。

さらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
二重整形のダウンタイムはどれくらい?過ごし方・早く終わらせるコツ

 

二重整形で後悔しないためにカウンセリングで確認すべきこと

後悔しない二重整形を行うために、事前のカウンセリングで確認しておいたほうがいいポイントをまとめました。これからカウンセリングを受けようと考えている方は、事前にチェックしておくのがおすすめです。

 

自分の理想をサンプルの写真などを用いて伝える

自分の理想の二重を説明する手段として、サンプル写真を用意することが挙げられます。美容室でもよく見受けられるように、サンプル写真があれば実際にイメージとして共有しやすくなるためおすすめです。

どうしても口頭での説明だけでは、医師とのイメージ共有がしにくく仕上がりに影響が出てしまう可能性もあります。そういったリスクを減らすために、理想の二重のイメージが固まっていない方でも、サンプル写真はいくつか用意したほうが良いでしょう。自分の理想に近い目元の芸能人やモデルの写真を用意する方も多くいます。

 

自分にはどの施術方法が合っているのかを聞く

理想の二重に近づけるために、どのような施術方法が合っているのかをしっかりと相談しておきましょう。手軽な埋没法を希望していたけれど、希望の二重にするには切開法が向いていたといったケースも多く見受けられます。

自分に合った施術方法を把握した上で、リスクや予算などを含めて施術方針を慎重に決定していくことが重要です。

 

おすすめの施術方法のリスクと保証の有無も聞く

二重整形は施術方法によって、懸念されるリスクやダウンタイムの症状も変わってきます。

例えば、埋没法のダウンタイムは一般的に腫れや内出血が3日〜1週間程度である一方、切開法は2~3週間程度続くといわれています。ただし、埋没法はダウンタイムの症状が比較的穏やかな反面、糸だけでまぶたを縫い留めているため切開法に比べると効果の持続性は期待できないという面も。

万が一二重が取れてしまった場合の保証はクリニックによって異なるため、カウンセリングで事前に確認しておきたいポイントです。

 

料金について確認しておく

カウンセリングで実際に見積もりを出したら、公式ホームページに記載されている料金と違っていたといったケースも見受けられます。

公式ホームページの料金表には麻酔代や糸代が含まれておらず、オプションとして追加されるケースや、税抜き表示にして安く見せているクリニックもあるようです。

実際の施術料金が想定よりも高くなってしまうことがないよう、施術料金は細かいところまで事前によく確認するようにしましょう。

 

施術後の過ごし方を聞く

二重整形を行うと少なからずまぶたにダメージを負うため、ダウンタイムの症状が出ます。二重整形のダウンタイムは過ごし方が重要で、ケアの有無によって二重の仕上がりに大きく影響が出ます。

血流を良くするような行動は避け、お風呂に浸かるのも1週間は控えた方が良いでしょう。目元は1日に数回冷やすように心がけてください。

ダウンタイムの注意点もクリニックによって多少違いがあるため、どのようにダウンタイムを過ごしたら良いのかカウンセリングで相談しておきましょう。

 

フェアクリニック川口では院長がカウンセリングから治療まで丁寧に行います

フェアクリニックでは、患者さまが安心して二重整形にチャレンジできるようさまざまな取り組みを行っています。フェアクリニックが心がけている二重整形施術の特徴は、以下の通りです。

 

当院院長の二重整形への取り組み姿勢をご紹介します

当院では初めて美容整形にチャレンジしたい患者さまのために、気軽にリラックスして施術に挑めるようさまざまな取り組みを行っています。

カウンセリングは全ての施術を担当する柴田院長が自ら行います。施術方法について丁寧に説明し、患者さまの不安を取り除けるようなカウンセリングを行うのがモットーです。

さらに、患者さまが納得できるまで何回でも事前のシミュレーションを行い、徹底的に仕上がりのイメージを共有できるよう十分な時間を確保しております。

 

二重整形施術への不安に寄り添う治療を行います

比較的誰でも気軽に受けられるようになった二重整形ですが、施術への不安はつきものです。当院では施術中の痛みや出血を重要視し、なるべく治療部位も最小限にとどめながら施術することを意識しています。

目薬タイプの麻酔の後に完全無痛麻酔を使用することによって、患者さまが感じる痛みを抑えるだけでなく、安全性にも考慮した二重整形が可能です。

結果的に出血も少なく済むため、ダウンタイムの回復スピードも早くなるといった効果も期待できます。

 

まとめ:後悔しない二重整形は事前の準備から|満足のいく治療を受けよう

二重整形手術は少なくとも失敗のリスクが存在します。主な失敗例としては、不自然な見た目や不均等な二重まぶた、埋没した糸が取れてしまうケースが挙げられます。できるだけ後悔のない二重整形を行うためには、信頼できる経験豊富な専門医とのカウンセリングが非常に重要です。

フェアクリニックでは、二重整形において施術前の事前カウンセリングを重要視しています。患者さまが納得できるよう十分な時間を確保して徹底的なカウンセリングを心がけています。また、実際に担当する医師に直接相談できることも魅力のひとつです。

二重整形を検討している方は、ぜひ一度フェアクリニックのカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

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