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アイプチで伸びたまぶたの治し方|二重整形で理想の目元を手に入れる
- 2023/07/01
- カテゴリー: 目・二重の整形
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理想の二重をつくれるアイプチ。ドラッグストアで手頃な価格で購入できるため、日常的に使用している方も多いのではないでしょうか。しかしアイプチは、まぶたが伸びる恐れがあるため注意が必要です。
本記事では、アイプチによってまぶたが伸びる原因や理想の二重を目指す方法について紹介します。アイプチで二重をつくっている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
自分のまぶたは伸びた状態なの?チェック方法を紹介
まずは、自分のまぶたが伸びているかをチェックしましょう。簡単にチェックできる方法を紹介します。
1. 目を開いて、まぶたを軽くつまんで持ち上げます
2. まぶたのフチがきちんと上がり、黒目が見えているかを確認しましょう
もしまぶたが上がりきらず、目の開き具合が変わらない場合は、まぶたが伸びている可能性が考えられます。
2つ目の方法は、鏡と定規、スマホを用意してからチェックを始めましょう。
1. 定規を眉から垂らすように指で固定します。この際、目を閉じて額の力を抜くことを意識しましょう
2. 定規を固定しながら眉を上げないよう、ゆっくりと目を開きます
3. 2の状態を維持しながら、黒目をスマホの正面に構え、写真を撮影しましょう
撮影した写真を確認し、瞳の中心からまぶたのフチまでの距離が3.5mm以下の場合はまぶたが伸びている可能性が考えられます。
まぶたが伸びた?症状は大きく分けて2種類ある
まぶたが伸びていると一概にいっても、どのような症状かわからない方も多いのではないでしょうか。皮膚が伸びると、視界が悪くなる以外にも、目の上にくぼみができたり、目尻が垂れたりなど審美性も損なわれてしまいます。
ここからは、まぶたが伸びていることによって引き起こされる症状を紹介します。
眼瞼下垂(がんけんかすい)
「眼瞼下垂」とは、まぶたを上げる上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)の力が低下し、挙筋腱膜(きょきんけんまく)が緩むことで引き起こされます。
主にまぶたが開きづらくなったり、重症になると皮膚が目に覆いかぶさり、視界が悪くなったりします。他には、頭痛や肩こりを引き起こす可能性も。
眼瞼下垂は、まぶたを頻繁にこすったり、目を酷使したりすると発症しやすくなります。特に女性の場合は、クレンジングやアイメイクの際に負荷がかかりやすいため、注意が必要です。
皮膚と内部組織のバランスの崩れ
まぶた表面が摩擦や圧力を受けると、表面の組織が徐々に広がります。皮膚表面の面積は広がっても、内部の面積は変わらないため、相対的に皮膚が余り、伸びた状態になります。皮膚が伸びると、徐々にハリが失われ、下に垂れ下がることに。
ダイエットで急激に内部組織が小さくなる場合も、同様の症状が引き起こされます。これらの理由でまぶたが伸びている場合は、脂肪や筋肉の量が元に戻れば、たるみが改善される可能性も考えられます。
まぶたが伸びた?考えられる原因を解説
まぶたが伸びるのは、アイプチをはじめいくつかの原因が考えられます。きれいなまぶたを目指すためにも、まぶたが伸びる原因を理解しましょう。
アイプチを使うときにまぶたをこするのも原因のひとつ
まぶたの皮膚は、顔の中でも非常に柔らかく薄いのが特徴です。そのため、アイプチやクレンジングなどによって摩擦が起こると、皮膚が伸びてしまう可能性が高いとされています。
二重になりたいからといって、セルフマッサージをしている人は注意が必要です。マッサージによる摩擦でかえってまぶたが伸び、きれいな二重とはかけ離れてしまいます。マッサージは、あくまでも皮膚に負担がかからない力で行いましょう。
またアイプチは、接着剤で皮膚同士をくっつけて、二重をつくっている状態です。そのため、肌に合わないとまぶたが炎症を起こし、それを繰り返すと皮膚が徐々に厚くなってしまいます。皮膚が厚くなると、アイプチが使えない上に二重整形でもきれいな二重をつくりづらくなるため、早い段階で二重整形や別の方法に切り替えるのがおすすめです。
生まれつきまぶたが伸びている人もいる
まぶたを上げる筋肉である眼瞼挙筋に機能障害や未発達がある人は、生まれつきまぶたがたるんでいる可能性があります。胎児期の成長時に異常が生じるのが起因とされていますが、詳しいメカニズムは解明されていません。
若くしてまぶたが伸びている人は、摩擦など外的刺激によって引き起こされている可能性もありますが、幼い頃から症状が見られる場合は先天性の要因が疑われます。
糖尿病などの疾患が原因の場合も
糖尿病を理由とする一時的な外眼筋麻痺や、重症筋無力症などの疾患によって眼瞼下垂が引き起こされることもあります。疾患が原因の眼瞼下垂は、通常の手術では治らず、原因の疾患にアプローチしなくてはなりません。
疾患ではありませんが、花粉症によって頻繁に目をこする場合も、眼瞼下垂を引き起こす恐れがあります。
まぶたの伸びを予防・改善するためのセルフケア方法
まぶたの伸びは、セルフケアによってある程度予防や改善が期待できます。ただし、できてしまったたるみを完璧に改善するのは難しいことを覚えておきましょう。
ここからは、まぶたの伸びの予防・改善を目指すセルフケアを紹介します。
まぶたを摩擦しないようにする
まぶたへの刺激は、日常の多くの場面で行われています。アイプチはもちろん、クレンジングやコンタクトの着脱などの何気ない行動は、まぶたに摩擦を与えている可能性があります。
まぶたの伸びを防ぐには、ゴシゴシとこするようなシートタイプはやめて、オイルやバームに切り替えるのがおすすめです。また二重にするためにアイプチを手放せない方は、アイテムを使わずに二重メイクをしたり、一重を生かしたメイクにしたりなど工夫しましょう。
皮膚のターンオーバーを促進する
皮膚のターンオーバーを促進させることで、まぶたの伸びを改善できる可能性があります。ターンオーバーを促進させるには、以下のような行動を心がけましょう。
- 目元の保湿を入念に行う
- 血行を促進させる
- 十分な睡眠時間を確保する
- 適度な運動をする
どれもお金をかけずにできるため、今日から始めてみてはいかがでしょうか。また目元の保湿は、アイクリームを使用するのがおすすめです。
まぶたの筋肉を鍛える
まぶたを上げる筋肉である眼瞼挙筋を鍛えることで、まぶたが伸びるのを防げるといわれています。トレーニング方法は以下のとおりです。
1. 眉を下げることを意識しながら目を閉じます
2. 眉が動かないよう手のひらで額を押さえましょう
3. 目を大きく開けて5秒間キープします
4. 目を閉じてリラックスしましょう
この工程を1セットとし、1日数回行うと効果的です。テレビを見ているときや湯船につかっているときなどにチャレンジしてみましょう。
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
眼瞼下垂を改善・予防するトレーニング|手術しないで治す方法は?
伸びたまぶたを根本的に改善するには手術がおすすめ
伸びたまぶたをセルフケアで100%改善するのには限界があります。特に以下のような症状がある場合は、セルフケアでの改善は難しいといえるでしょう。
- まぶたが眼球にかぶさっている
- 目が開きにくい
- まぶたがかぶれなどの炎症を起こしている
そのため、伸びたまぶたを根本的に改善するには、美容クリニックでの手術がおすすめです。二重整形には、埋没法と切開法の2種類があり、それぞれメリットやデメリットが異なりますが、どちらもまぶたが伸びるリスクを軽減できます。
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
二重整形を治療法(埋没・切開)別に紹介|なりたい二重になろう!
埋没法による二重整形|切らずに伸びたまぶたを改善
埋没法とは、糸をまぶたに通して二重ラインを形成する施術です。メスを使わずに二重をつくれるため、ダウンタイムの短さや費用の安さが特徴です。
ここからは、当院で扱っている埋没法を紹介します。
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
二重整形の埋没法ってどんな治療?不安を一挙解決!
ワンデークイック埋没法|まったく切らない埋没法
ワンデークイック埋没法は、まぶたに医療用の糸を通し、1点を固定し二重をつくる、まったく切らない方法です。術後、糸を通した部分はよく目を凝らすと小さな点のように見えますが、徐々に埋まっていくため傷跡が残ることはありません。
また当院では、点眼麻酔と極細の針を用いた局所麻酔を行うため、施術中の痛みはほとんどありません。一時的に希望する二重ラインよりも広くなる場合がありますが、4〜7日程度で完成形に仕上がるので経過を見るようにしましょう。
なお目元以外のメイクやシャワー、洗顔は当日から可能です。施術部位は術後4日目より問題なく行えます。
ワンデーカット埋没法|数ミリ切開して外れにくくする
ワンデーカット埋没法は、まぶた2カ所を数ミリ切開し、医療用の糸を通して二重をつくる方法です。片目2点ずつ留めるのが一般的で、数ミリ切開しているため、外れにくいのが特徴です。術後は切開した跡が見えますが、徐々に二重ラインとかぶさり気にならなくなるため、経過を見るようにしましょう。
また点眼麻酔と極細の針を用いた局所麻酔を行うため、施術中の痛みはほとんどありません。一時的に希望する二重ラインよりも広くなる場合がありますが、4〜7日程度で完成形に仕上がるため、過度に触らず安静に過ごしましょう。
なお目元以外のメイクやシャワー、洗顔は当日から可能です。施術部位は術後4日目より行えます。
挙筋埋没法|広め・平行型を希望する人におすすめ
挙筋埋没法は、挙筋2カ所に医療用の糸を通して二重をつくる方法です。挙筋に糸を通すことで、広めや平行型のラインをつくりやすい上に、眼瞼下垂の改善も期待できます。術後は、糸を通した部分が点のような傷跡に見えますが、残ることはなく徐々に埋まっていきます。
また麻酔は他の施術と同様に、点眼麻酔と局所麻酔を行うため、施術中の痛みはほとんどありません。一時的に希望のラインより広くなっても、4〜7日程度で完成形に仕上がります。
なお目元以外のメイクやシャワー、洗顔は当日から可能です。施術部位は術後4日目より行えます。
切開法による二重整形|伸びた皮膚を切除してたるみ改善
切開法は、理想のラインに沿って皮膚を切開し、縫合して二重をつくる方法です。まぶたを切開するため、伸びた余計な皮膚や脂肪を除去できるのが特徴です。そのため、まぶたが厚い方や幅の広いラインを希望している方には、埋没法より切開法がおすすめといえます。
施術前に点眼麻酔と局所麻酔を行うため、施術中の痛みはほとんどありません。ただし、切開法は術後の腫れが出やすく、落ち着くまで10〜14日程度かかります。完全に腫れや内出血などが引いて仕上がるまでの期間は、1〜2カ月程度とされています。
また術後7日目に抜糸を行うため、それまでは休暇を取得しておくのがおすすめです。目元以外のメイクや洗顔、シャワーは当日から、治療部位は抜糸後から可能です。
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
二重切開法とは?仕組み・痛み・ダウンタイム|治療前に知りたい知識
伸びたまぶたをきれいに改善するために|クリニック選びのポイント
伸びたまぶたをきれいに改善するためには、スキルや実績が豊富なクリニックで施術を受けることが大切です。クリニック選びを怠ってしまうと、思うような仕上がりにならない可能性もあるため、注意が必要です。
これから紹介するポイントを参考にして、自分に合ったクリニックを選びましょう。
医師が日本形成外科学会専門医の資格を持っているか確認する
医師免許だけでなく「日本形成外科学会専門医」の資格を持っているか確認しましょう。日本形成外科学会専門医は、民間の資格とは異なりハードルが高く、取得するためには以下の条件をクリアする必要があります。
- 日本形成外科学会に4年以上正学会員として在籍
- 規定の施設で研修を受けて必要書類を提出する
- 形成外科学会専門医試験に合格する
美容整形以外にも、顔面骨折や唇裂・口蓋裂などの症例を提出する必要があります。そのため、知識量や経験値が高く、医師のスキルを判断する際のひとつの材料として覚えておくと良いでしょう。
医師がカウンセリングもしているか確認する
カウンセリングを、カウンセラーではなく医師が担当しているかもチェックしましょう。カウンセリングの大半を無資格のカウンセラーが行い、医師によるカウンセリングは数分で終了したというクリニックも中にはあるようです。
適切な施術法やダウンタイム、リスクなどは、カウンセラーだけでは判断できないため、医師が時間をかけてカウンセリングをしてくれるクリニックを選びましょう。
効果が薄れてしまったときの保証があるか確認する
二重整形は、半永久に効果が持続しないケースもあります。特に埋没法は、目をこすったり、衝撃を与えたりすると糸が取れてしまう可能性があります。
そのような際に、対応してもらえる保証があるかを確認しましょう。保証がないと、新たに費用を払って施術をしてもらわなくてはなりません。
当院では患者さまの万が一のことを考え、再施術を受けていただきやすいよう多くの施術に術後の無料保証を用意しております。
まとめ:二重整形で伸びたまぶたを治そう
まぶたは非常に薄いため、アイプチをしたり、目をこすったりすると簡単に伸びてしまいます。保湿ケアや筋トレなどのセルフケアで多少改善できるケースもありますが、100%治すのは困難です。本格的にまぶたの伸びを改善するためには、美容整形を検討しましょう。
当院では、さまざまな術式を扱っています。患者さまの悩みや希望を丁寧にヒアリングし、1人ひとりに合った治療法を提案いたします。またカウンセリングから施術まで、全て院長が担当しているのも特徴です。
気になる方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。公式サイトや電話より予約を受け付けています。スタッフ一同お待ちしております。