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セルライト除去って自分でできるの?原因から確実に消す方法まで紹介
- 2023/01/11
- カテゴリー: 脂肪・痩身
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太ももや二の腕の皮膚のボコボコが気になったことはありませんか?もしかしたら、皮膚に現れたボコボコはセルライトかもしれません。
この記事では、セルライトの原因や消す方法について解説しています。おすすめの美容治療についても紹介しているので、セルライトにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
目次
そもそもセルライトってなに?脂肪と何が違うの?
まずは、そもそもセルライトとはなんなのか紹介していきます。
セルライトとは大きくなりすぎた「皮下脂肪」のこと
セルライトとは、固く肥大化した皮下脂肪のことです。一度できるとなかなか改善されません。
肥大化した皮下脂肪は、体の代謝を悪くします。リンパや血液の流れが滞ると溜まっていくのが老廃物です。老廃物の増加に伴って、脂肪細胞に繊維組織が絡みつき固くなります。
大きくなった脂肪と繊維組織の塊が表皮を押し上げ、皮膚の表面がボコボコと見えるようになったのがセルライトです。見た目がオレンジの皮に似ているため、オレンジピールスキンとも呼ばれています。
あなたのセルライトの状態をチェックしてみよう!
気になる部分を掴んでひねることで、セルライトの状態をチェックできます。見た目がスリムな方でもできている可能性があるので、ぜひチェックしてみてください。
ひねっても何も出ない | セルライトがない・初期症状 |
ひねるとボコボコが出る | セルライトがある |
ひねらなくてもボコボコしている | 皮下脂肪がほとんどセルライトになっている |
セルライトには4つの種類がある!それぞれの特徴とは?
セルライトとひと口にいっても、4つの種類があるのをご存知でしょうか。ここではそれぞれの特徴を紹介していきます。
①脂肪型セルライト|50%が該当・世代問わずできやすい
脂肪型セルライトとは、太ったことによって増えた脂肪が原因のセルライトです。下腹部からお尻にかけてできやすいといわれています。このタイプは50%の人が該当し、世代を問わず幅広い年齢層でできるのが特徴です。
運動不足や食べすぎがこのタイプを生みやすくしています。特にできやすいのは、体の代謝を悪くする運動不足です。
また、食べすぎにより摂取カロリーが消費カロリーを上回るとお肉がつきやすく、セルライトの原因になってしまいます。
②むくみ型セルライト|ボコボコが目立ちやすい
冷えやむくみが原因でできるセルライトです。重力の関係で水分が溜まりやすい太ももやふくらはぎにできやすいといわれています。
脂肪細胞が余分な水分や老廃物をため込み、血液の流れが悪くなるのが原因で、ボコボコが目立ちやすいのが特徴です。
立ち仕事やデスクワークなどで長時間同じ姿勢を取っている方や、年齢を重ねて足の筋力が衰えた方によく見られます。
③線維化型セルライト|発見しやすいが落ちにくい
脂肪細胞の周辺にコラーゲン繊維が絡みついてできるセルライトです。セルライトを長期間放置するとできるといわれています。
脂肪組織が肥大しているため、デコボコが目立ちやすく発見しやすいのが特徴です。このタイプは落としにくいため、美容医療で解消することをおすすめします。
④筋肉質型セルライト|運動していた人にできやすい
運動により筋肉量が多かった人が運動をやめると筋肉量が落ちます。その結果、脂肪が溜まってしまいセルライトができます。
セルライトは何故できる?原因を把握しよう
ここでは、セルライトができる原因をいくつか紹介していきます。
「肥満」でできた脂肪に周辺組織が圧迫されている
太ったことによりお肉が多くなると、周りの組織が圧迫され血液やリンパの流れが滞ります。その結果老廃物が溜まり、脂肪と一緒に固まってセルライトができてしまうのです。
「加齢」によって代謝が低下している
セルライトができる原因のひとつが加齢です。年齢を重ねると代謝と筋肉量が落ちてしまいます。その結果皮膚がたるみ、血液やリンパが滞ることで、セルライトが生じてしまうのです。
血行不良で「冷え」や「むくみ」が生じている
冷え性の方やむくみやすい方はセルライトができやすいといわれています。
冷えやむくみは血行不良が原因です。血行不良により体内に老廃物や脂肪が溜まっていき、セルライトができたり、悪化したりしてしまいます。
睡眠不足やストレスなどで「自律神経」が乱れている
睡眠不足やストレスによる自律神経の乱れも、セルライトの原因です。自律神経が乱れ交感神経が優位になると、血管が収縮してしまうためです。
血管が収縮すると血流の悪化・冷え・代謝の悪化などの症状を引き起こし、セルライトができてしまいます。
「喫煙」で血管にダメージが生じている
煙草に含まれているニコチンもセルライトの原因です。ニコチンは血管を収縮させ、血液をどろどろにしてしまいます。その結果、血液の流れが悪くなりむくみやセルライトを引き起こします。
「運動不足」で筋肉量が減少している
運動不足による筋肉量の減少も原因のひとつです。筋肉が衰えると代謝が落ち、リンパの流れも悪くなります。その結果セルライトが生じてしまうのです。
また筋肉量が落ちると、脂肪が燃焼しにくくなる体になってしまうので注意しましょう。
セルライトは自分で除去できる?改善・予防が期待できる方法
セルライトは放置しているとどんどん悪化し見た目も悪くなっていくでしょう。ここでは、自分でできる改善・予防が期待できる方法を紹介していきます。
方法①運動|代謝をアップさせる
適度な運動を日頃から取り入れて血行や代謝をアップさせましょう。循環が良くなれば老廃物も排出しやすくなります。
特に、有酸素運動がおすすめです。有酸素運動とは水泳やサイクリング・ウォーキングなど軽~中程度の負荷を継続的にかける運動です。筋肉の量を増やす筋トレなどの無酸素運動も取り入れてみてください。
とはいえ、運動だけではセルライトを消すことができません。定期的な運動を取り入れることで筋肉を整え、セルライトを目立ちにくくさせることはできます。
方法②マッサージ|老廃物を排出させる
マッサージをすると、血液とリンパの流れを促進し老廃物を排出しやすくさせることで、セルライトを予防できます。
ただし、セルライトを潰そうと力を込めてマッサージをするのは禁物です。内出血を起こす可能性があり、その結果セルライトが増える場合もあるため、気を付けてください。
マッサージは体が温まっているときに、優しく行うのがおすすめです。オイルやクリームをつけて肌への負担を軽くさせてからマッサージしましょう。
方法③食生活|栄養バランスを整える
美容と健康を保つためには、栄養バランスが整った食事が必要です。
主食・主菜・副菜・汁物を組み合わせた食事を取るように心がけましょう。栄養バランスを整えるために、「3色のバランス」を考えて食材を取り入れるのもポイントです。
3色とは、黄(ご飯・麺・パンなどの主食)、赤(肉・魚・卵・大豆などのタンパク質)、緑(野菜・海藻などのビタミンやミネラルを含んだ副菜)を指します。
野菜やタンパク質を積極的に摂取し、加工食品やアルコール・砂糖・油っぽいものを控えるのがおすすめです。
【注意】1度できたセルライトを自力で除去する方法は無い
上記で紹介した方法は、あくまで予防でしかなく、一度できたセルライトを自分で除去する方法はありません。
ここでは、その理由を解説していきます。
エステやマッサージにできるのは改善や予防まで
エステやマッサージは、血流やリンパの流れを促し代謝を改善することはできますが、すでにあるセルライトを消すことはできません。
よく聞く「セルライト潰し」は効果が無い・細胞を傷つける恐れも
筋膜ローラーやマッサージによってセルライトを潰す方法がよく見られます。リンパや血流の改善は期待できますが、一時的に脂肪細胞の位置が整っただけでセルライト自身が消えるわけではありません。一定期間経つと再びボコボコとした表面に戻ってしまうでしょう。
また、過度にセルライトを潰す行為は痛みが伴い、内出血ができる場合もあります。周辺組織が傷つくと、修復するために細胞が老廃物を巻き込み、さらに脂肪が肥大化してしまうため注意が必要です。
太る・痩せるメカニズムを正しく理解しよう!
ふっくらした体型とスリムな体型は、脂肪細胞の数と大きさによって決まります。脂肪細胞の数は成人までに決まり、その後変動することはありません。
この脂肪細胞が大きくなると太り、小さくなると痩せるのがメカニズムです。脂肪細胞の数が多ければ太りやすい体質であるといえるでしょう。
太りやすい体質の方がスリムな体型になるためには、脂肪細胞を小さくし数を減少させる必要があります。
確実にセルライトを消す方法は、美容外科による痩身治療!
脂肪細胞の数は自力では変えられません。確実にセルライトを消すには、美容外科による痩身治療がおすすめです。
ここでは、当院が提供しているセルライトにアプローチできるメニューを紹介していきます。
治療法①当院の受けたい治療No.1「完全無痛ぺたんこ脂肪吸引」
まずは、当院の瘦身治療のなかでも人気が高い「完全無痛ぺたんこ脂肪吸引」について紹介していきます。
「完全無痛ぺたんこ脂肪吸引」はどんな治療方法?
完全無痛ぺたんこ脂肪吸引は、気になる部位の脂肪を管で吸引し、体外に排出させる治療方法です。治療効果が高く、当院でも受けたい治療No.1といわれるほど人気があります。
腹部(おなか)・大腿部(太もも)・顔(ほほ、あご)・二の腕・ヒップなどの気になる部位に3~4ミリほどの小さな穴を開け、カニューレ管という細いストロー状の管を挿入し脂肪細胞を吸引します。
一度脂肪細胞を吸引すればリバウンドすることはほとんどありません。
「完全無痛ぺたんこ脂肪吸引」で気になるダウンタイム・術後の経過
完全無痛ぺたんこ脂肪吸引は、皮膚の中に管を通す治療です。そのため、筋肉痛のような痛みや張りが術後7~14日間ほど続きます。症状は3~4日がピークで、その後徐々に落ち着いていくでしょう。また、皮膚表面には内出血が生じます。
脂肪細胞を吸引した場所は空洞ができ、この空洞を早く縮めるために3日間サポーターのようなテープで固定することが必要です。3日目以降は圧迫用ガードルを使用して空洞を埋めていきます。
管を挿入するために切開した箇所は、7日後に抜糸します。
治療法②手術が不安な方に「脂肪溶解注射(メソセラピー)」
痩身治療は受けたいけれど、手術するのは怖いという方に選ばれている施術が、脂肪溶解注射(メソセラピー)です。
「脂肪溶解注射(メソセラピー)」はどんな治療方法?
気になる部位に薬剤を注射し、脂肪を溶解・排出させる治療方法です。ピンポイントで注射できるため、部分痩せしたい方にもおすすめできます。
当院で行っている脂肪溶解注射(メソセラピー)は、注射箇所によって薬剤を変えているのが特徴です。ボディは「脂肪溶解注射」、顔(ほほ・あご・フェイスライン)には「BNLS注射」を使用しています。
脂肪吸引は一度の施術で効果を感じられますが、脂肪溶解注射(メソセラピー)は複数回の治療が必要です。定期的に薬剤を注射し、徐々に脂肪細胞を排出していきます。
「脂肪溶解注射(メソセラピー)」で気になるダウンタイム・術後の経過
脂肪溶解注射は、切開する手術ではなく注射のみの治療なので、ダウンタイムが少ないのが特徴です。
しかしボディ用に使用している脂肪溶解注射は、内出血やむくみを引き起こす場合があります。熱感や腫れぼったい痛みを感じることもあるでしょう。
症例写真でセルライトの変化をチェックしよう
手術名 | 太もも+ふくらはぎ脂肪吸引 | |
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手術の詳細 | 太ももとふくらはぎの脂肪細胞を管で吸引し、体外へ排出する方法です。 | |
保険適用の有無 | 保険適用外 | |
施術時間 | 2時間~2時間30分 | |
手術のリスク | ・脂肪吸引では皮膚の中に管を通すため、術後1~2週間は筋肉痛に似た痛み・張りを感じます。3~4日がピークで、その後は徐々に落ち着いていきます。
・また、皮膚の表面がところどころ青くなる内出血が生じるケースがあります。 |
|
手術の価格 | ふくらはぎ | 198,000円 |
足首 | 132,000円 |
こちらは、脂肪吸引を受けた太もも+ふくらはぎの症例写真です。全体的にほっそりとし、太ももの間に隙間ができていることがわかります。
より具体的な施術イメージを知りたい方は、ぜひYouTubeを参照してみてください。
当院は患者様の安全を最優先に考え、効果的な治療を目指します
痩身治療を受けたいと考えても、安全面や痛みに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。当院では、患者様の安全を考慮した上で効果的な治療を行うために、さまざまな工夫をしています。
カウンセリングで患者様の健康状態をチェックする
脂肪吸引でもっとも気を付けなければいけないのは、出血量です。脂肪を吸引する際、同時に血液も吸引することになります。安全な範囲内での出血に留めるために健康状態を検査・ヒアリングし、吸引できる脂肪量を予測します。
事前に仕上がり予想をお伝えする
前述の通り、患者様の健康状態により吸引できる脂肪量は変わります。どの程度サイズダウン可能か事前にお伝えし、希望に添えない場合は施術をお断りさせていただく可能性もあります。
完全無痛麻酔を使用する
管を挿入して治療する際、痛みにより体が動くと大変危険です。そのため、当院では狭い範囲の脂肪吸引でも点滴による完全無痛麻酔を推奨しています。
中間層から深い層を吸引し、なめらかできれいな表面に仕上げる
皮膚表面のデコボコを生じさせないために、浅い層ではなく中間層から深い層の脂肪を吸引しています。それにより、セルライトを解消することも可能です。
治療中の確認を繰り返す
挿入したカニューレ管を直接見ながら治療することはできません。そのため、管の深さや脂肪の厚み、吸引した脂肪の量を何度も確認しながら施術を進めていきます。
まとめ:セルライトを解消して綺麗な肌を手に入れましょう
皮膚表面にデコボコができてしまうセルライト。マッサージや運動で予防することができますが、すでにできたセルライトを自分で解消することは困難です。
増えてしまったセルライトが気になる方には、美容治療を受けるのがおすすめです。当院ではセルライトを解消する治療として、「完全無痛ぺたんこ脂肪吸引」と「脂肪溶解注射(メソセラピー)」を提供しています。
セルライトを除去するための美容治療に興味をお持ちの方は、ぜひ当院へお越しください。