美容コラム

ビラビラが大きい悩みの原因は?小陰唇縮小術で理想に近付こう!

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柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://fairclinic.jp/about/

小陰唇のビラビラが大きいことに悩んでいる女性は少なくありません。デリケートな悩みのため周囲には打ち明けづらく、「自分だけでは?」とネガティブになっている方もいるでしょう。

本記事では、ビラビラが大きくなる原因や解決方法について詳しく解説します。当クリニックで扱っている治療法についても紹介しているので、ビラビラに悩みを抱えている方はぜひ参考にしてください。

 

小陰唇のビラビラが大きいかも…平均はどれくらい?

「小陰唇のビラビラが大きいかも」と感じている方も多いのではないでしょうか。個人差はありますが、幅1〜1.5cm、長さ4〜5cmが平均といわれています。直立した状態で、大陰唇から小陰唇が少しはみ出る程度が目安です。また基本的には、左右対称ではありません。

左右の小陰唇を寄せるようにつまんだ際に、指を離してもくっ付いた状態だったり、引っ張って4cm以上あったりする場合は、平均よりも大きい可能性があります。

 

ビラビラが大きいことで起こる悩みとは?

ビラビラが大きいことで、悩みやトラブルが生じる恐れがあります。何も気にならないケースもありますが、かゆみなどの重大なトラブルにつながる可能性もあるため、トラブル事例について理解しておきましょう。

 

見た目のコンプレックス

ビラビラが大きいことで、パートナーや他人からの目が気になってしまう人も少なくありません。はみ出してしまうことからTバックを着けられなかったり、パートナーとの性行為に積極的になれなかったりと、消極的になってしまう方もいます。

他には、水着やスポーツウェアなどを着ると他人からの目が気になってしまい、海やジムに行けないといったことも。

過度に気にする必要はありませんが、サイズに余裕があるものを着用するなどして工夫するのをおすすめします。

 

デリケートゾーンのかゆみやニオイ

デリケートゾーンは、もともと恥垢などの汚れがたまりやすい部分です。さらに小陰唇が大きいと、大陰唇との溝に恥垢がたまりやすい傾向があります。うまく洗えずに菌が繁殖してしまうと、かゆみやニオイの原因になることもあります。

特に生理中は、長時間ナプキンを付けっぱなしにしていると雑菌が繁殖しやすいため注意が必要です。こまめにナプキンを変えたりお風呂で丁寧に洗ったりと、かゆみやニオイを引き起こさないよう対策しましょう。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
デリケートゾーンの臭いの原因は?セルフケアや手術で直す方法を解説

 

小陰唇の黒ずみ

小陰唇が大きいと下着との摩擦が増えてしまい、黒ずみが生じやすくなります。他にもトイレットペーパーでゴシゴシと拭いたり、補正下着などで長時間締め付けていたりするのも黒ずみの原因になりかねません。

黒ずみは、ニオイやかゆみなどの直接的なトラブルにはなりません。しかし見た目の印象が良くないため、パートナーとの性行為に積極的になれないといったコンプレックスを抱える方もいるようです。

 

違和感や痛み

小陰唇が大陰唇より大きくはみ出ていると、座ったり自転車に乗ったりした際に、違和感や痛みを抱くケースがあります。補正下着やスキニーパンツなどを履いた際に、小陰唇が巻き込まれてしまうことも。

ささいなことですが、それらが日々のストレスになってしまう人も少なくありません。直接的な解決にはなりませんが、締め付けの少ない下着を着用し、小陰唇に負担がかからないような生活を心がけましょう。

 

排尿時の飛び散り

小陰唇が大きいと、まっすぐ排尿できなかったり、飛び散ったりしやすい傾向があります。さらに尿が飛び散ることで、きれいに拭き取れないなど衛生面を保ちづらいといったトラブルも少なくありません。

基本的に小陰唇は左右非対称のため、多少の飛び散りなどは問題ありませんが、極度の排尿障害がある場合は改善を検討しましょう。

 

小陰唇のビラビラが大きくなる4つの原因

小陰唇のビラビラが大きくなる原因は、いくつかあります。大きくなる原因を知り、悩みの解決につなげましょう。

 

前提:「経験人数が多い人はビラビラが大きい」は誤解!

経験人数が多いから小陰唇のビラビラが大きくなると耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

実際は、経験人数がビラビラの大きさと必ず比例することはありません。もしパートナーから指摘されても、気にする必要はないでしょう。小陰唇の大きさは、生まれつきやホルモンバランスの変化などに左右されることはあっても、性行為によって大きくなるといった科学的根拠はありません。

 

理由①:遺伝による生まれつきのもの

小陰唇の大きさは、遺伝や先天性によるものが大きい傾向があります。そのため、生まれつき手が大きい人がいるように、小陰唇も大きい人がいます。

生まれつきで小陰唇が大きい人は、リンパ管奇形やホルモンバランス異常などが原因で、思春期以降に小陰唇の大きさが気になり始めるケースが多いようです。

 

理由②:ホルモンバランスの変化

小陰唇は、女性ホルモンの影響を受けやすい部分です。そのため、思春期や出産、更年期などホルモンバランスが乱れやすいタイミングで、小陰唇が大きくなったり垂れてしまったりすることがあります。

 

理由③:女性器の老化

顔の皮膚と同様に、女性器周辺の皮膚も加齢とともに老化します。老化によって大陰唇のハリやボリュームが減少することで、相対的に小陰唇の大きさが目立ち「小陰唇が大きくなった」と感じてしまうことがあります。

 

理由④:疾患による症状や後遺症

女性器周辺の疾患である「象皮症」などの症状によって、小陰唇が大きくなってしまうケースもあります。疾患が原因の場合は、完治すると小陰唇の大きさも元に戻るといわれています。

中には、疾患の後遺症によって小陰唇が大きくなる可能性もあるため、心当たりがある方は一度医療機関に相談しましょう。

 

ビラビラの大きさを悪化させないためにできるセルフケア

ビラビラの大きさを悪化させないためには、摩擦や負担を軽減することが大切です。

  • 締め付けが少なく肌に優しい素材の下着を着用する
  • ストッキングやガードルなどは控える
  • 小陰唇周辺を圧迫しないよう、こまめに体勢を変える
  • トイレットペーパーでゴシゴシと拭かない

比較的簡単にできるケア方法のため、日常生活に取り入れやすいでしょう。また小陰唇の大きさは個人差があり、左右対称であったりきれいな形をしていたりする人は、ほとんどいません。そのため、日常生活に支障がない場合は過度に気にしないことも大切です。

 

大きさが気になるビラビラは「小陰唇縮小術」で理想に近付けられる! 

小陰唇のビラビラの大きさを改善したい方は、小陰唇縮小術をおすすめします。外科的手術のため、小陰唇の大きさを根本的に改善することが可能です。

ここからは、小陰唇縮小術について詳しく解説します。

 

小陰唇縮小術とは

小陰唇縮小術とは、ビラビラのサイズや左右差を整える手術です。小陰唇を切開・縫合するため、根本的に悩みを改善できるのが特徴です。

また小陰唇が片側だけ大きい人や黒ずみが気になる人にもおすすめの手術です。片側の大きさに合わせたり、黒ずみ部分を除去したりと、悩みに合わせたデザインが可能です。

詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
小陰唇縮小術とは│効果や施術の特徴と後悔しないためのポイント

 

当院の施術方法と料金

当院では、下記4つのタイプの悩みに対応しています。

肥大型 肥大化した小陰唇を切除し、理想の形に形成する
肥大黒ずみ型 黒ずんだ小陰唇を切除し、理想の形に形成する
片側肥大型 肥大化した片側のみを切除し、左右のバランスを整える
副皮(ふくひ)切除 副皮を切除し、こぶりな小陰唇にみえるよう形成する

なお当院では、両側と片側プランを設けています。費用を抑えて小陰唇縮小術を受けたい人は、モニター制度の利用をおすすめします。

小陰唇縮小術 片側 モニター 88,000円
両側 モニター 148,500円
片側 93,500円
両側 154,000円
副皮切除 片側 モニター 77,000円
両側 モニター 126,000円
片側 82,500円
両側 132,000円
小陰唇縮小術+副皮切除セット治療 片側 モニター 165,000円
両側 モニター 275,000円
片側 170,000円
両側 280,000円
無痛麻酔 33,000円

※全て税込表記
※保険適用外

 

【症例写真】小陰唇縮小術で大きいビラビラはどう変わる?

施術名 小陰唇縮小術
施術方法 小陰唇を切除・縫合し、形や左右差を整える
料金 77,000円(税込)~ ※保険適用外
術後の経過・痛み・腫れ・内出血 出血、化膿、熱感、腫れ、かゆみなどが生じる可能性があります。

手術前は、小陰唇が肥大している上に、左右差もあります。小陰唇縮小術を受けたことによって小陰唇の形が整い、足を閉じた状態でもはみ出しがなくなったことがわかります。

手術後は、腫れや内出血などが生じる可能性がありますが、1〜2週間程度で落ち着きます。1カ月程度で自然な状態になっていくため、様子を見ましょう。

 

小陰唇縮小術を受けるクリニック選びのポイント

小陰唇縮小術は切開を伴う手術であり、きれいな仕上がりを求めるには、スキルが高く信頼できる医師のもとで受けることが大切です。ここからは、クリニック選びのポイントを3つ紹介します。

 

日本形成外科学会形成外科専門医の資格を持つ医師か

外科手術を受ける際は、医師が日本形成外科学会形成外科専門医の資格を持っているかを確認しましょう。日本形成外科学会形成外科専門医の資格は、下記の条件をクリアした医師のみが取得できます。

  • 医師免許を持ち、日本形成外科学会に4年以上正学会員として在籍する
  • 学会の認定施設で所定の期間研修を受ける
  • 形成外科学会専門医試験に合格する

上記に加え、さまざまな症例を提出する必要もあり、民間の資格よりもハードルが高い傾向があります。そのため、高いスキルを持った医師を探す際は、日本形成外科学会専門医の資格を持っているかを確認しましょう。

 

カウンセリングが丁寧か

クリニックを探す際は、カウンセリングの丁寧さも確認したいポイントです。実際に手術を行う医師に悩みや希望を相談し、安心して手術を任せられるかを確認することが大切です。

もしカウンセリングで話を聞いてもらえなかったり、不信感を抱く対応をされたりした場合は、そのクリニックで手術を受けるのは控えたほうが良いでしょう。

 

価格設定が明瞭か

多くのクリニックは価格設定が明瞭です。しかし、中には不明瞭な価格設定であったり、希望していないオプションを追加したりするクリニックもあります。

そのためクリニックを選ぶ際は、治療費に加えて麻酔代やアフターケア代が含まれているかといった点を確認しましょう。麻酔代やアフターケア代がオプションとなっており、後から追加費用がかかるケースもあるため、ご注意ください。

 

当院では丁寧なカウンセリングとフェアな価格設定で女性の悩みに寄り添う治療を提供します

小陰唇縮小術を検討している方は、ぜひ一度当院にお越しください。患者さまがデリケートゾーンにまつわる悩みを相談しやすいよう、当院には日本形成外科学会専門医である女性の医師も在籍しています。

話しやすいカウンセリングに加え、小陰唇縮小術が77,000円から受けられるといったように良心的な価格設定に努めている点も特徴です。美容クリニックにかかるのが初めての方でも相談しやすい環境が整っています。

手術方法やリスクについて医師が詳しくお伝えしますので、ぜひ一度カウンセリングにいらしてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ:ビラビラが大きいコンプレックスは小陰唇縮小術で解消できる 

ビラビラが大きいことにコンプレックスを抱えている方は、小陰唇縮小術を受けるのがおすすめです。

大きさはもちろん、左右差や黒ずみも除去できるため、ビラビラのさまざまな悩みに効果が期待できます。切開を伴う手術のためダウンタイムもありますが、腫れなどの目立った症状は1〜2週間程度で落ち着き、1カ月もすれば自然な状態になります。

当院の小陰唇縮小術に興味がある方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。

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