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二の腕の脂肪吸引ってどんな治療?後悔しないための基本知識まとめ

この記事を書いた人

柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://fairclinic.jp/about/

「ダイエットで体重は落ちたけど、二の腕の脂肪は減らない」という方も多いのではないでしょうか。実は、食事制限や運動では、二の腕のような特定の部位の脂肪だけを落とすことは医学的にかなり厳しいと言われています。

二の腕の脂肪のみを効率的に減らしたい方は、美容クリニックでの脂肪吸引がおすすめです。今回は、脂肪吸引がどのようなメカニズムで二の腕痩せを実現できるのか、フェアクリニックが提案するおすすめの脂肪吸引法について解説していきます。

 

目次

憧れの「ほっそりした二の腕」が叶う!脂肪吸引ってどんな治療?

脂肪吸引とは「脂肪細胞自体を減らす」痩身治療です

脂肪吸引は、カニューレという専門の吸引管を使用して皮下脂肪を吸引して、脂肪細胞を無くす痩身治療です。他にも、二の腕以外にお腹や太もも・頬・あご・ヒップなどの箇所も脂肪吸引できることが知られています。

脂肪吸引で除去した脂肪細胞は、時間の経過で再び増えたり、再生されないため半永久的にリバウンドがないのが特徴です。脂肪細胞によって厚みのあった箇所は、脂肪細胞を直接取り除くことにより少しずつ引き締まります。

脂肪吸引は効率的な痩身効果が期待できるうえ、リバウンドもないことから大変人気のある痩身治療方法のひとつです。

 

・どうして二の腕に脂肪がつくの?太るメカニズムについて

太っているか、痩せているかは脂肪細胞の量や大きさによって決まります。脂肪細胞が大きいと太り、小さくなると痩せていくというメカニズムです。もともと持っている脂肪細胞の量は、おおよそ20歳前後で決まっていき、そこからほぼ増減しないと言われています。

一般的なダイエットで行う食事制限や運動では、体全体の脂肪燃焼効果が見込めます。ただし、ダイエットで脂肪燃焼されるのは主に内臓脂肪です。

皮下脂肪を燃焼するには、かなり過酷な食事制限と運動を基本とした生活を長期間にわたって行っていく必要があります。他の箇所の脂肪を落とさずに二の腕だけ痩せるためには、効率的な方法とは言えません。

効率的に二の腕だけの脂肪を減らすには、ダイレクトに脂肪細胞を取り除ける脂肪吸引が効果的だとされています。

 

・二の腕の脂肪吸引はこんな悩みをお持ちの方におすすめします

二の腕の脂肪吸引は、以下のような方におすすめです。

  • ダイエットで体重は減ったけど、二の腕の脂肪は減らなかった
  • 腕をおろした時のはみ出る脇肉が気になる
  • 振袖のように揺れる二の腕の脂肪が気になる
  • 二の腕の出る服が着られない
  • 腕が太くてがっちりした二の腕を華奢に見せたい

美容クリニックの脂肪吸引は、女性らしく華奢な印象の二の腕になる効果が期待できるため、結婚式やイベント前に治療を受ける方も多くいます。

 

ピンポイントでできる二の腕の脂肪吸引|治療できる範囲

フェアクリニックでは、ただ二の腕の脂肪を除去するだけではなく、その方に適した吸引量をデザインしながら脂肪吸引が可能です。ピンポイントに脂肪を減らせることから、全体的に脂肪吸引するよりもダウンタイムの期間や手術リスクを減らす効果が期待できます。

以下で、実際にアプローチできる範囲について解説していきます。

 

①いわゆる「振袖」の部分

二の腕の脂肪吸引で最も人気がある範囲が振袖の部分です。腕を振ると脂肪が揺れて、まるで着物の振袖のように見えることから、「振袖」と呼ばれるようになりました。

 

②二の腕の外側の張り出し

腕を閉じた時に外側に張り出す部分も、脂肪吸引で改善が見込めます。脂肪吸引を希望する多くの方は、二の腕の振袖部分と併せて外側に張り出している脂肪を除去する方がほとんどです。

外側に張り出している脂肪が無くなると、華奢な肩のラインに見せることができます。

 

③二の腕全周

いわゆる力こぶに当たる部分を、クリニックでは「二の腕全周」と呼んでいます。腕を閉じた際の前側にも脂肪がついている方や、BMIの値がもともと高く脂肪がつきやすい方におすすめです。

ただし、本来は脂肪が少ない箇所のため、多くの方は振袖部分や外側に張り出している脂肪を除去すれば十分な効果が出せる可能性が高いでしょう。

 

当院で行う二の腕の治療方法「完全無痛ぺたんこ脂肪吸引」

施術に伴う痛みや安全性に最大限考慮したうえで、できる限り脂肪を除去することを提唱しているフェアクリニック。そんなフェアクリニックが自信を持っておすすめしている脂肪吸引が「完全無痛ぺたんこ脂肪吸引」です。

他の脂肪吸引メニューとどのようなところが違うのか「完全無痛ぺたんこ脂肪吸引」のポイントについて解説していきます。

 

・ストロー状の細い管を二の腕に挿入し吸引していく治療方法です

完全無痛ぺたんこ脂肪吸引は、細いストロー状のカニューレ管を3~4㎜ほどの小さな穴を開け、二の腕に挿して吸引する方法です。

脂肪細胞を除去した箇所は、時間が経つにつれて徐々に締まっていくため、サイズダウンの効果が期待できます。

 

・完全無痛麻酔で安全に配慮しながら脂肪を取り除きます!

二の腕のようにせまい範囲の脂肪吸引をする際は、局所麻酔を使用するケースもありますが、局所麻酔では痛みを感じる方もいるため、治療中に動いてしまい、危険が伴うリスクがつきものです。

そこでフェアクリニックでは点滴での麻酔を使用し、治療中は患者さんが寝ている状態で処置を行います。二の腕に吸引管が挿入する際に動いてしまう危険性が減るため、より正確な脂肪吸引が目指せます。

 

・ダウンタイムはどのくらい?腫れや痛みについて

治療を受けた後は、筋肉痛のような痛みや張りが1~2週間ほど続きます。術後3~4日が腫れや痛みのピークとなり、その後は時間の経過で徐々に症状が落ち着くでしょう。

カニューレ管は細いものを使用しますが、皮膚の内側で出血するため内出血も見られます。

脂肪を吸引した後の皮膚は脂肪が無くなることで空洞になり、痩身効果を得るためにはこの空洞部分を締めなければいけません。3日間はサポーターとなるテープで固定し、圧迫用の下着で抑えておくことが重要です。

また、脂肪吸引では吸引管を挿入する際に数ミリほど切開します。切開した箇所は7日後に抜糸をするため来院が必要です。

 

・術後の経過は?症例写真も合わせてチェック!

 

 

 

手術名 脂肪吸引(二の腕)
手術の詳細 エコーを用いて脂肪量、厚みを計測し、手術効果が出るか否かを判断します。カニューレという金属の細い管を通し、脂肪細胞を吸引します。現在つまめる脂肪の半分ほどがなくなります。
保険適用の有無 自由診療
施術時間 60分前後
手術のリスク 一定期間、内出血や筋肉痛に似た痛みを伴うことがあります。
手術の価格 両腕で165,000円~275,000円(税込)

脂肪吸引を受けても、手術直後に細くなるわけではありません。手術後1~2週間は内出血が続きます。むくみは2~3週間と続くため心配になるかもしれませんが、最終的な仕上がりが完成するのは3週間後と言われていますので焦らずに経過を観察しましょう。

さらに、脂肪吸引では吸引管を通すために数ミリ程度の切開が必要です。2~3針ほど縫い、1週間後に抜糸を行います。

これらのダウンタイムに加えて、手術箇所をより美しく仕上げるためには圧迫するのが重要です。

フェアクリニックでは手術後に包帯を巻いて圧迫し、3日後に包帯を外しに来院していただきます。その際に再度消毒し、残りのダウンタイム期間は専用のサポーターを巻いて過ごしてもらいます。

 

・当院がお願いする術後の注意事項

フェアクリニックでは、できる限り早くキレイに仕上げるために手術後の二の腕は意識して圧迫しながら過ごすようにお願いしています。

また手術後はむくみの症状が大変強く出る傾向があるため、圧迫とともに軽い運動をするのもおすすめです。血の巡りが良くなってむくみが軽減される効果が期待できます。

 

脂肪吸引は担当の医師に相当の経験がなければ失敗するリスクがある

脂肪吸引は、高い技術力と症例経験を持ったドクターに任せられるかがポイントとなる痩身治療です。結果に満足できないだけではなく、さまざまな失敗のリスクが考えられます。

ここでは脂肪を除去することで起こりうる、脂肪吸引が失敗してしまったケースをご紹介します。

 

・皮膚の表面が凹凸になる

できる限り細くなりたいからと言って、脂肪を安易にたくさん取ってしまう行為はおすすめできません。そもそも吸引できる脂肪の量には限界があり、脂肪を吸引し過ぎてしまうと肌の表面が凸凹になってしまう恐れがあります。

フェアクリニックでは、二の腕を美しく見せるための脂肪を残すことも計算に入れて、除去する脂肪の量を決めていきます。

 

・変化が感じられない

「振袖部分の脂肪は減ったけど、全体的に見るとなんだかあまり変化が感じられない気がする」という声は、二の腕の脂肪吸引でよく耳にします。この原因は、1箇所だけで脂肪吸引をしているのが原因だと言われています。

1箇所だけ切開して除去するには、振袖部分しか除去ができません。他の箇所を除去したくても、吸引管が届かないためです。

フェアクリニックでは3箇所から脂肪吸引を行い、見た目の変化が感じられるような美しい仕上がりを目指して、3箇所からの脂肪吸引をおすすめしています。

 

・傷跡がはっきりと残る

二の腕を細くしたいのに、傷跡が残ってしまっては本末転倒です。本来、二の腕の脂肪吸引はひじのシワ部分のような目立たない場所に切開をするため、目立ちにくいと言われています。

しかし、担当ドクターの技術が伴っていないと傷跡が目立ってしまうケースもあるので注意しましょう。

 

・皮膚にたるみが起こる

仕上がり後の皮膚のたるみを予測せずに脂肪吸引を行ってしまったことにより、脂肪を除去したはずなのにかえって皮膚がたるんでしまう可能性もあります。

フェアクリニックでは脂肪を吸引した後の皮膚状態を予測して、脂肪の吸引量を慎重に決定しています。

 

・感染症・合併症を発症する

どのような内容の外科手術においても、手術の際の感染症や合併症のリスクを伴います。そのリスクは、脂肪吸引の手術でも大いに考えられます。

手術の際の傷跡が化膿してしまったり、血栓症が現れたりするリスクがあることを頭に入れておきましょう。

 

後悔しない二の腕の脂肪吸引のために|クリニックの選び方

ドクターの高い技術と経験が求められる脂肪吸引。治療成功へ導くためには、良質なクリニックと担当ドクターに出会うことが鍵です。ここでは、脂肪吸引を行う際の良質なクリニックの見極め方を解説します。

 

・クリニック選びで重要となる5つの条件

フェアクリニックの柴田院長が考える、脂肪吸引を受けるクリニック選びで重要なポイントは、以下の5点です。

  • カウンセリングの時間をしっかりと確保し、患者の脂肪の付き具合を慎重に観察してくれる
  • カウンセラーではなく、担当ドクターが最後までカウンセリングしてくれる
  • ダウンタイムの症状をうやむやに伝えず、事前にはっきりと伝えてくれる
  • 痛みの少ない治療
  • アフターケアの準備が万全である

 

・安全な脂肪吸引のために当院が行っている工夫

フェアクリニックでは、リスクも伴う脂肪吸引をいかに安全に行っていくか、日々試行錯誤しながら工夫を凝らしています。フェアクリニックが安全に脂肪吸引を行うために工夫しているポイントは、以下の通りです。

  • 患者の健康状態と脂肪の付き方をしっかりと把握して、安全に吸引できる脂肪の量を慎重に決めていく
  • 脂肪吸引して期待できるサイズダウンの効果を予測して、事前に患者に伝える
  • 患者が痛みを感じて動いたりするのを防いで安全に処置するため、局所麻酔ではなく点滴の麻酔を使用し眠ってもらう
  • 治療中は何度も作業を止め、管の深さや除去した脂肪の量などを慎重に繰り返し確認しながら作業する

 

・形成外科専門医である院長が二の腕の脂肪吸引を行います

フェアクリニックの柴田院長は、日本形成外科学会 形成外科専門医です。

当院での二の腕脂肪吸引は、カウンセリングから実際の手術までを柴田院長が担当します。

まずは脂肪吸引について知りたい方、実際に話を聞いてから決めたいという方も、お気軽にご相談ください。

 

当院に寄せられた二の腕の脂肪吸引に関するQ&A

脂肪吸引を受けたい方がよく抱いている疑問をまとめてピックアップしました。初めて脂肪吸引にチャレンジする方は、ぜひ参考にしてください。

 

Q1.二の腕の脂肪は何cc取れますか?

事前のカウンセリングで、おおよその吸引可能な脂肪の量は把握できるものの、はっきりと判断できるわけではありません。そのため「何cc脂肪が取れるか」というのは、確実に伝えることは難しいでしょう。

フェアクリニックの柴田院長は、事前にエコーで脂肪の厚みをチェックしてサイズダウンの効果を予測していきます。

 

Q2.希望する脂肪量を吸引してもらえますか?

脂肪吸引で除去可能なのは皮下脂肪のみで、内臓脂肪は除去できません。そのため希望量を減らせるかどうかは、その方の皮下脂肪の量に関わってきます。

皮下脂肪の量が多ければ多いほど、除去可能な脂肪が増え、サイズダウンの効果がわかりやすいでしょう。

 

Q3.術後どのくらいから効果を感じますか?

脂肪吸引した箇所は、脂肪細胞が吸引されたことで空洞になり、そこへ水が溜まりやすくなります。

2~3週間ほどむくみの症状が続くためかえって太くなったように見えますが、そこから1~3カ月ほどかけて徐々に細く仕上がっていきますので経過を見守りましょう。

 

Q4.二の腕の脂肪吸引に最適な時期はありますか?

夏場の脂肪吸引は、実はあまりおすすめできません。ダウンタイム時の内出血は2~3週間ほど長引くことがあり、薄着になる夏場は隠しにくいためです。

さらに、抜糸までの1週間は施術箇所を濡らせないため、シャワーを控えなければいけないことや圧迫用のサポーターで暑いことから、涼しい時期での脂肪吸引が推奨されています。

 

Q5.手術当日までに体重が増加しても大丈夫ですか?

カウンセリングの日から、手術当日まで日が空いてしまうのはよくあるケースです。当日までにカウンセリング時から体重が増えてしまっても、手術費用が急激に上がるといったことはありません。

一方で、筋トレで筋肉がついてしまっても処置が難しくなる、ということはないので特に気にする心配はないでしょう。

 

まとめ:脂肪吸引で「理想の二の腕」を手に入れよう

確実に皮下脂肪を減らせることで、古くから重宝されてきた痩身治療法である脂肪吸引。しかし、シンプルな方法に見えて実は高い技術と経験が必要な、難易度の高い美容外科手術です。

さらに、二の腕の脂肪吸引はデザイン力が求められる手術でもあります。失敗しない・後悔しない二の腕の脂肪吸引を目指すなら、安心できるクリニックと腕の良いドクターに出会うことが1番の近道です。

フェアクリニックは、安心・安全な脂肪吸引を心がけているクリニックです。埼玉川口院と東京院の2院を構えています。細くすっきりとした二の腕のラインを目指したい方は、ぜひ当院のカウンセリングにお越しください。

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