顎のたるみの原因は?筋トレ・マッサージ・整形など解消方法を紹介!

ふと鏡を見ると「なんだか老けた気がする…」と感じた経験はありませんか? このような場合、顎がたるみ、二重あごになったりフェイスラインが崩れたりした結果、見た目年齢が上がってしまった可能性があります。 この記事では、顎のたるみをチェックする方法や原因・改善の仕方を紹介します。おすすめの美容施術も紹介しますので、顎のもたつきに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

顎のたるみの始まりに気づける!簡単セルフチェック

まずは自身の顎がたるんでいるかチェックしてみましょう。「自分はまだ大丈夫」と感じる方も、すでにたるみが始まっている可能性もあります。 ここでは4つのチェックポイントを紹介するので、当てはまっているポイントがないか確認してみてください。

①首と顎の境目がしっかりあるか

顎がもたついていない方は、フェイスラインがはっきりしシャープな輪郭になっています。しかしたるみが始まると、首と顎の境界がなくなってしまうのです。 元々あるはずの首と顎の境目がなくなるほか、脂肪が増えると二重顎になる可能性も出てきます。

②顔のバランスに変化はないか

鏡を見たときに、以前よりしもぶくれになっていたり、笑ったときのほうれい線が目立ってきたりしていませんか? 顔のバランスが下に下がってきているなら、顎のたるみが始まっている可能性があります。 昔と比べて輪郭が変わったと感じる方は、横顔や笑ったときの表情をチェックしてみましょう。顔のバランスや輪郭に変化を感じたなら、たるみケアを始めるのがおすすめです。

③口を閉じたときに舌先が上あごについているか

舌の位置は、口を閉じたときに舌先が上顎についてるのが正しい位置です。舌の筋肉が衰えると、顎のもたつきにつながります。 舌の位置が正しい位置にキープできなかったり、上顎ではなく下顎についたりしているなら、舌の筋力が低下している可能性があるでしょう。 リモートワークやネットの普及により、人との会話が減っている人は要注意。舌の筋肉が使われず衰えてしまう可能性があります。

④肩こり・首こりが当たり前になっていないか

慢性的な肩こりや首こりに悩まされている方も、顎がもたついている可能性があります。肩・首・頭がこると、正しい姿勢を維持できなくなります。 猫背や巻き肩により顎を突き出す姿勢を続けると、顎まわりに脂肪が蓄積されてしまうのです。 現代人に多いストレートネックもたるみを引き起こす場合があるため、スマートフォンやパソコンを使用するときの姿勢には気を付けましょう。

男女ともに気になる「顎のたるみ」考えられる原因はさまざま

顎がたるむにはさまざまな原因がありますが、ここでは主な原因を5つ紹介していきます。

原因①皮下脂肪が増えている

顎に脂肪がたまると、その分厚みが増してたるんでいるように見えてしまいます。その脂肪が、顎を引いたり横を向いたりすることで顎からはみ出し、二重顎になるのです。 また、たるみは加齢により引き起こされるとも言われています。これは、代謝が落ち脂肪がつきやすい体質に変わることが原因のひとつです。

原因②むくみが慢性化している

むくみとは、リンパの流れが悪くなり、老廃物や水分がとどまっている状態のことを指します。 顔がむくんでいると、顔のサイズは大きく、顔の輪郭がぼやけて見えてしまうでしょう。 むくみの原因は、塩分や水分の取り過ぎ・運動不足・睡眠不足が考えられます。むくみを放置すると脂肪がたまりやすくなるので、しっかりケアすることが大切です。

原因③皮膚の弾力・ハリがない

コラーゲンやエラスチンなどの力により、皮膚の弾力やハリが保たれていると言われています。 このコラーゲンやエラスチンは紫外線や老化などが原因により減少してしまいます。その結果引き起こされるのがたるみです。 また、年齢を重ねると皮膚にため込める水分量が低下するとされており、顎のたるみを引き起こします。

原因④首周りの筋肉が少ない

首や顔の筋肉が衰えると、脂肪を支え切れずたるんでしまう場合があります。体の筋肉が加齢や運動不足により衰えていくのと同様に、首周りの筋肉も使わなければ衰えていくのです。 また、顔の筋肉は日常生活では30%ほどしか使われていないと言われています。顔の筋肉を鍛えるためには、意識的にエクササイズすることが大切です。

原因⑤姿勢が歪んでいる

姿勢が歪んでいると血流が悪くなり、老廃物をため込みやすくなってしまいます。猫背やストレートネックにより顎を前に突き出した姿勢を続けていると、顎周りに脂肪が蓄積されていきます。 体はつながっているので、猫背だけでなく歩き方や骨盤の向きも気を付けてください。体の歪みは顎の歪みを引き起こし、脂肪がたまりやすくなります。

自分の力で顎のたるみを取る方法7選

顎のたるみは見た目年齢も上がるため、できれば改善したいという方も多いのではないでしょうか。ここでは、自力で顎のたるみを取る方法を7つ紹介していきます。顎のもたつきが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

①正しい姿勢を意識して生活を送る

前述の通り、姿勢の悪さはたるみを引き起こしてしまいます。スマホやパソコンの利用により前かがみの姿勢を長時間取っている方も多いのではないでしょうか。正しい姿勢をキープできるよう、日頃から意識しておくことが大切です。

今の姿勢は良い?悪い?確認する方法

まずは、自分の姿勢が良いのか悪いのかチェックしてみましょう。 壁を背にして立ってください。かかと・お尻・肩・頭・ふくらはぎの順に壁に付けていきましょう。どこか1カ所所でも壁につかない部位がある場合は、姿勢が崩れている可能性があります。 また、上記の5点を壁に付けたときに腰と壁の距離もチェックしてみましょう。手のひらが1枚分入るスペースが空いているのが理想です。

歪んだ姿勢をリセットする!猫背の治し方

猫背を治したい方は、ストレッチで改善を目指すのがおすすめです。長時間のデスクワークで丸まりがちな背中を、隙間時間を使ってこまめに伸ばしてあげましょう。 おすすめのストレッチ方法は以下の通りです。  1. 両足を肩幅に開きまっすぐ立ちます。  2. 両肩を耳の近くまで寄せるように持ち上げます。  3. その状態で肩甲骨を引き寄せ、肩を後ろ方向に持っていきます。  4. そのままストンと肩を落とし力を抜いてください。 このストレッチをすると、前に縮こまっていた肩を正しい位置に戻すことができます。

②顎のたるみに効く筋トレを継続する

表情筋が衰えると顎のたるみを引き起こします。しかし、表情筋は意識的に動かさなければ鍛えられない部位です。そこで、ここでは顔の筋肉を鍛えるトレーニング方法を紹介していきます。

習慣化しやすい「ながら筋トレ」

普段筋トレをしない方がいきなり本格的な筋トレを始めて習慣化するのはなかなか難しいでしょう。そこで、簡単にできる「ながら筋トレ」を紹介します。テレビを見ながら、仕事をしながら、ご自身のやりやすいときに試してみましょう。  1. 口角を左右にひっぱり、「い」の口の形を作ります。  2. 唇を突き出し「う」の口の形を作ります。  3. 何度か繰り返します。

【注意点】ほうれい線・シワが定着してしまうリスクも…

表情筋を鍛えることはたるみ予防に効果が期待できますが、やりすぎは禁物です。しわやほうれい線は、筋肉を動かすことにより起こる皮膚の伸び縮みが原因のひとつとされています。 顔の筋肉を動かしすぎると皮膚に負荷がかかり、その負荷が蓄積されてシワやほうれい線が定着してしまいます。なにごともやりすぎには気を付けましょう。

③リンパの流れを良くする!こまめなマッサージを行う

老廃物が蓄積されると代謝が悪くなり、脂肪がつきやすくなってしまいます。その結果引き起こされる顎のたるみ対策には、リンパマッサージがおすすめです。

より効果を得るマッサージのやり方・コツ

おすすめのマッサージ方法は以下の通りです。  1.顎下に手を置き、顔の輪郭に沿って耳下までなぞります。  2.耳下から首をなぞり、鎖骨までなぞります。 これを左右片方ずつ行いましょう。 マッサージをする際は、肌への負担を抑えるために、必ずオイルやクリームを塗って滑りやすい状態にしてから行ってください。 マッサージはいつ行っても大丈夫ですが、お風呂上りやスキンケア中などリラックス時間に行うのがおすすめです。

【注意点】たるんだ顎の脂肪を減らすことは出来ない

リンパマッサージは、リンパの流れを良くし、滞っている老廃物や水分を移動させるマッサージです。 リンパマッサージを行うと一時的にもたつきが解消されて見えますが、脂肪がなくなるわけではありません。 老廃物がたまると脂肪がつきやすくなるため、リンパマッサージはあくまで予防のためという認識で行うのがおすすめです。

④食事管理や運動などによる正しいダイエットをする

顎に脂肪がついてたるみを引き起こしている場合は、ダイエットで改善できるケースもあります。 ただし、無理なダイエットは禁物。急激な体重の減少により脂肪が減ると、皮膚が伸びてたるんでしまう場合があります。 消費カロリーを上回らないように摂取カロリーをコントロールし、適度な運動で健康的に体重を落としましょう。

⑤保湿クリームやたるみ解消グッズを取り入れる

スキンケアでたるみを改善することは基本的にできません。しかし、肌を保湿しハリを保つことで、もたつきを予防することは可能です。 肌は乾燥するとバリア機能が低下しダメージを受けやすくなります。肌へのダメージにより老化が進むと、たるみの原因となってしまいます。しっかりと保湿ケアし、たるみが出る年齢を延ばしましょう。 また、「薬用化粧品」のなかには、もたつきを解消するアイテムも販売されているため、そちらを利用するのもおすすめです。

⑥ガムを噛んで顎周りを引き締める

リモートワークやSNSの普及により、人と会話する機会が減ってしまった方も多いのではないでしょうか。会話の減少は顎や口周りの筋肉を衰えさせ、たるみの原因となってしまいます。 マッサージや筋トレを面倒に感じる方は、ガムを噛むのがおすすめです。ガムを噛めば表情筋が鍛えられます。 30分から1時間ほど噛むようにしましょう。手軽にできる方法なので、ぜひ取り入れてみてください。

⑦美顔器でケアをする

ラジオ派やEMS機能が搭載された美顔器を取り入れるのもおすすめです。 ラジオ波は電磁波の力で皮膚に振動を与えることで熱を発生させ、皮膚にアプローチします。EMSは微弱な電流を流し筋肉に刺激を与えることで、表情筋にアプローチできます。 美顔器で肌をいたわって心も一緒にほぐしてあげてください。

確実に顎のたるみを取る方法「美容整形」治療方法の種類

ここまで紹介してきた自力で顎のもたつきを取る方法は、あくまで予防であり確実にたるみを改善する方法ではありません。 「どうしてももたつきをなくしたい!」という方には、美容整形がおすすめです。ここでは、たるみ改善におすすめの治療方法を紹介していきます。

①効果的なたるみ取り手術「フェイスリフト」

もっとも効果的なたるみ取り手術と言われているフェイスリフト。こめかみ・耳の前・耳の下・耳の後ろえり足付近までを切り、たるんだ部分の皮膚を切除します。そして引き上げて縫合する手術です。 皮膚だけでなく、SMAS(スマス)筋膜を同時に引き上げるので、よりもたつきの改善が期待できます。SMAS筋膜とは、皮膚を支えている土台部分です。この部分が衰えると顔のたるみを引き起こします。 施術時間は2時間ほどと長め。局所麻酔ではなく点滴による麻酔を使用し、眠ったまま施術が受けられるので、痛みに不安がある方も安心です。

②切らずにリフトアップ+引き締め「フェアリフト」

「もたつきは気になるけど切る手術は怖い」という方におすすめなのがフェアリフトです。注射針で糸を挿入し、皮膚を内側からリフトアップさせます。 挿入するのは、コラーゲンを生成しながら約6か月ほどで吸収される特殊な糸。リフトアップだけでなく、注射した刺激で皮膚が引き締まる効果も期待できます。 治療直後から効果は感じられますが、時間が経つほどにより引き締まっていきます。切らずにリフトアップも小顔効果も狙いたいという方におすすめの施術です。

③強力な超音波でアプローチする「ウルセラ」

ウルセラはハイフマシンの一種。ハイフとは超音波を照射して筋膜を収縮させることで引き締める、切らないリフトアップ施術です。 なかでもウルセラはハイフマシンの中でもパワーが強いと言われています。以前ハイフを試したけど満足できなかったという方にもおすすめです。 ウルセラは筋膜だけでなく、同時に皮膚の内側を引き締める効果も期待できます。施術を受けた3~6ヵ月後にはコラーゲンも生成されるので、もたつきの解消・肌の弾力改善・小顔効果の3つの効果が狙える施術です。 切らない施術なので、シャワー・洗顔・メイクは当日からできます。

④たるみの解消+弾力アップ+小顔効果が見込める「ウルトラセルZi

「ウルセラを受けたいけど値段がネック…」という方におすすめなのが「ウルトラセルZi」です。ウルセラに近い効果が期待できる上に、リーズナブルな価格で受けられる施術です。 ウルトラセルZiはウルセラよりも痛みが少ないのも特徴。眠る麻酔を使用しなくていいので、飲食の制限もありません。 ハイフはその効果をキープさせるために定期的な施術が必要ですが、ウルセラより半額ほどの金額なので継続しやすいのも嬉しいポイントです。 たるみを改善したい方はもちろん、小顔になりたい方・ほうれい線や二重あごが気になる方もウルトラセルZiの施術を検討してみてはいかがでしょうか。

⑤脂肪細胞を減らして小顔を目指す「脂肪吸引」

ほほや顎の脂肪が多く、たるんでしまっている方におすすめなのが「脂肪吸引」です。カニューレ管という極細の脂肪吸引用針を挿入し、深い部分の脂肪を吸引します。 吸引する脂肪は、現状でつまめる脂肪の半分の量です。脂肪だけでなく脂肪細胞を吸引するので、リバウンドの心配もありません。 時間が経つとさらに引き締まってくるのも特徴です。また、吸引の効果だけでなくカニューレ管を挿入した刺激により、肌を引き締める効果も期待できます。

⑥植物由来成分で体への負担が少ない「BNLS脂肪溶解注射」

BNLS脂肪溶解注射は、薬剤を注射し気になる部位の脂肪を溶かす施術です。顔の脂肪が減るため、小顔に見える効果が期待できます。 使用するBNLSは、植物由来成分を主成分としており、体への負担が少ないので安心です。注射した箇所の脂肪を溶かすだけでなく、体外へ排出してくれる効果もあります。 ピンポイントで狙えるため、部分痩せを希望する方におすすめです。施術時間も10分ほどと短く、リバウンドのリスクが少ない点も魅力です。

当院の症例写真から顎のたるみの変化をチェック!

手術名 脂肪吸引(ほほ、あご)+パーフェクトリフト
手術の詳細 こめかみ、耳の前、耳の下、耳の後ろ、えり足付近までに生じているたるみ部分を切除し、引き上げて縫合する方法です。 同時に、ほほとあごの脂肪を吸引しています。
保険適用の有無 保険適用外
施術時間 約2時間30分
手術のリスク 一定期間、治療部位に糸がつきます。むくみ、内出血を生じることがあります。
手術の価格 847,000円(税込)
より詳しい症例写真をチェックしたい方は、こちらのページもご覧ください。

当院は低価格で良質な美容医療を提供できるよう努めています

気になるもたつきを改善したいものの、なかなか美容医療に踏み出せない方も多いのではないでしょうか。 フェアクリニックでは、痛みを最小限に抑え、ダウンタイムが少ない治療を目指しています。 また、高額になりがちな美容施術を低価格で受けられるのも特徴です。新しい医療機器を取り揃え、低価格でも効果の高い施術を追求しています。 無理な勧誘は一切行っておりませんので、気軽にお悩みを相談しにいらしてください。

まとめ:顎のたるみ解消は自分に最適な方法を選ぼう

今回は、顎のたるみについて紹介してきました。顎のたるみは筋力の低下や歪んだ姿勢・むくみ・脂肪などによって引き起こされます。 リンパマッサージや表情筋のトレーニングによって予防することは可能ですが、すでにあるたるみを改善したい場合は、美容施術を受けるのがおすすめ。 フェアクリニックでは、顎のたるみにアプローチする施術を低価格で提供しています。1人ひとりに合った施術をご提案させていただきますので、ぜひカウンセリングにお越しください。 フェアクリニックが提案するエイジングケア治療について詳しく知りたい方は、こちらのページをご覧ください。
フェイスリフト (症例No.s50005)
担当医
柴田健了
経過日数
3ヶ月
費用
407,000円~850,000円
副作用・
リスク
  • だるさ・熱感・むくみ・かゆみ・軽い発熱などの全身症状
  • 傷周囲の赤み・盛り上がり・硬さ(体質により長引くことがあります)
  • 内出血・血腫、むくみの遷延
  • 感染(化膿)により痛みや腫れが強くなる、長引く
  • 左右差や、表情の変化を「違和感」と感じること
  • 耳の形・耳たぶの位置などがわずかに変化する可能性
  • ごく稀に、アレルギー反応・ショックなど全身的な合併症
施術前
3ヶ月後

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・切らない眼瞼下垂
・眼瞼下垂手術
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医療監修 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医

柴田医師は形成外科・美容外科の専門医として20年以上にわたり、フェイスリフト、しわ・たるみ改善、二重術、目元治療など幅広い施術に携わってきました。
エビデンスに基づく治療と誠実な提案を大切にし、美容医療を身近で安心できるものにすることを理念としています。

柴田医師の紹介

最終更新:2022/11/07

美容外科医 柴田健了

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