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糸リフトでほうれい線は改善できる?ヒアルロン酸がおすすめ?詳しく解説!
- 2024/08/30
- カテゴリー: エイジングケア治療
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ほうれい線が目立ってきたと悩んでいる方の中には、ほうれい線改善のために糸リフトを検討している方もいるのではないしょうか。
本記事では、糸リフトやヒアルロン酸注入でほうれい線が改善できるのかどうか、詳しく解説していきます。糸リフトを検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
糸リフトとは?
糸リフトとは、顔の皮膚の下にある組織に医療用の特殊な糸を挿入して、たるみを直接引き上げる施術です。糸リフトを受けると、ほうれい線やゴルゴライン、マリオネットラインの改善やフェイスラインの引き上げ効果が期待できます。
糸リフトで挿入する糸には溶けるものと溶けないもの、コグと呼ばれるトゲのようなものがついたものなどさまざまな種類があります。挿入する糸の種類や本数によって期待できる効果や持続期間が異なるため、施術前にどの種類の糸が何本必要なのか、カウンセリングで確認しておきましょう。
また糸リフトの特徴として、切らずに施術ができるため、切らずにリフトアップしたい方にもおすすめです。リフトアップ効果以外にも、肌のハリや弾力アップなどの美肌効果も期待できます。
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
フェイスリフトはたるみに効果的|治療法や術後を解説
ほうれい線は糸リフトで改善を期待できる?効果について
挿入する糸の種類や本数によって、糸リフトの施術を受けて期待できる効果は異なります。糸リフトで期待できる主な効果としては、ほうれい線・マリオネットラインの改善、顔やフェイスラインのリフトアップ効果、美肌効果の3つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
ほうれい線やマリオネットラインの改善
小鼻から口角にかけてできるほうれい線や、口角から顎にかけてできるマリオネットラインは、加齢などによってほほの脂肪が垂れ下がってしまうことが原因です。
糸リフトで挿入する糸にはバイオコーンやコグと呼ばれるトゲのようなものがついているものもあり、挿入した糸は皮膚の下の組織を直接引き上げます。ほほの垂れ下がった脂肪を持ち上げることで、ほうれい線やマリオネットラインの改善が期待できるでしょう。
リフトアップ効果
加齢や急激な体重の増減などによって顔の脂肪の量や位置が変化すると、フェイスラインがたるんだりもたついたりすることもあるでしょう。
糸リフトでは、コグがついたものなど医療用の特殊な糸を挿入するため、垂れ下がった脂肪を直接引き上げて、元の位置に戻すことが可能です。そのため、顔の土台からたるみやもたつきを持ち上げ、フェイスラインや顔全体のリフトアップ効果が期待できます。
また、糸が通った刺激によって傷ついた皮膚は、修復する過程で収縮します。皮膚の収縮によっても顔のたるみが持ち上がるため、リフトアップ効果が期待できるでしょう。
美肌効果
糸リフトで挿入した医療用の特殊な糸が皮膚の真皮層を刺激すると、皮膚の中の細胞が活性化します。細胞の活性化によって、肌の弾力を保つ繊維であるコラーゲンやエラスチンの産生が促進されるため、ハリや弾力を取り戻せるのも期待できる効果のひとつです。
また、糸は6カ月程度で体内に吸収されますが、その際に純正のコラーゲンをつくります。生成されたコラーゲンによって、弾力のある美肌になる効果も期待できるでしょう。
糸リフトでほうれい線を改善するのがおすすめな理由
糸リフトでほうれい線を改善するのがおすすめの理由は3つあります。
糸リフトは皮膚を切開せずにほうれい線を改善できるため、顔にメスを入れたくない方には大きなメリットといえるしょう。また、挿入する糸の効果によってたるみの予防だけでなく、美肌効果も期待できます。加えて、溶ける糸を選べば体内に異物として残り続ける心配もありません。
糸リフトがほうれい線改善におすすめの理由について、さらに詳しく見ていきましょう。
皮膚を切開せずにほうれい線を改善できる
ほうれい線改善には、糸リフトの他にもヒアルロン酸注入や切開リフトなどさまざまな選択肢があります。切開リフトのリフトアップ効果は長期間持続するメリットがありますが、顔にメスを入れる施術のため、傷跡が残ってしまいます。そのため、顔にメスを入れるのに抵抗がある方は選びにくいでしょう。
しかし、糸リフトであれば細い針で皮膚に糸を挿入するため、傷口は目立ちません。また、皮膚を切開しない施術であるため、身体への負担も少ないのが特徴です。ほうれい線を改善したいけれど皮膚を切開したくない方には、糸リフトの施術がおすすめです。
たるみ予防や美肌効果も期待できる
定期的に糸リフトを受けると、肌の弾力を保つ繊維であるコラーゲンなどの増生効果が期待できます。肌のコラーゲンが増えると、弾力を維持でき、将来のたるみ予防にもつながるでしょう。
また、挿入する糸が皮膚の真皮層を刺激することによって、皮膚の中の細胞が活性化します。これによって、肌の弾力を保つ繊維であるコラーゲンやエラスチンの産生が促進されるため、美肌効果も期待できます。
体内に異物として残り続ける心配がない
糸リフトで挿入する糸には、溶けて体内に吸収される糸と、溶けずに体内に吸収されない糸の2種類があります。多くのクリニックが溶ける糸を使用していますが、溶けない糸を使用しているクリニックもあります。体内に異物を残すことに抵抗がある方は、溶ける糸を取り扱っているクリニックを選ぶとよいでしょう。
溶けない糸を使用するメリットは、溶ける糸と比較して効果の持続期間が2〜3年と長いことです。しかし、溶けない糸を使用しても永続的な効果はありません。
溶ける糸は時間の経過とともに体内に吸収されるため、異物が体内に残り続ける心配がなく、定期的に施術を受けられます。
ほうれい線の状態によっては糸リフトとヒアルロン酸注入を組み合わせるケースもある
ほうれい線を改善するには、糸リフトの他にヒアルロン酸注入という施術も効果的です。ほうれい線の状態によっては糸リフトとヒアルロン酸注入を組み合わせたほうが、より効果的なケースがあります。
ほうれい線は皮膚にできたしわであり、へこんだ部分にヒアルロン酸を注入するだけでもしわが浅くなり、ほうれい線が目立たなくなります。しかし、ほうれい線ができた原因が皮膚のたるみであった場合は、たるみを改善することでよりほうれい線が目立ちにくくなるのです。
まず、糸リフトでほうれい線の上にのっているほほの脂肪を持ち上げ、たるみを引き上げます。次に、鼻の横のボリュームが不足している部分にヒアルロン酸を注入することで、ほうれい線の原因であるたるみと脂肪のボリューム不足を同時に解消できるでしょう。
当クリニックで提供しているほうれい線治療を紹介
フェアクリニックで提供しているほうれい線の治療方法は、フェアリフト、Vリフト、テスリフト(TESSリフト)、ヒアルロン酸注入の4つです。
それぞれの治療方法や期待できる効果、料金について詳しく紹介します。
フェアリフト
フェアリフトは、時間の経過とともに体内に吸収される糸を皮膚の下に挿入し、内側から引き上げる施術です。しわやたるみを引き上げ、改善する効果が期待できます。施術時間は10分程度で、ダウンタイムが少なく本数も多く入れられます。
フェアリフトの料金は、24本で99,000円(税込)、入れ放題で165,000円(税込)です。
Vリフト
Vリフトでは、コーンと呼ばれる引っかかりが数カ所ある太い糸を使用し、Vの字になるように2方向に強く引き上げます。そのため、ほほや輪郭のたるみの引き上げだけでなく、ほうれい線を改善する効果も期待できるのが特徴です。
施術時間は10分程度で、糸は挿入から1年半ほどの時間をかけて体内に吸収されます。
Vリフトの料金は、1本で99,000円(税込)、ほほ+ほうれい線(2本)で198,000円(税込)です。
テスリフト(TESSリフト)
テスリフト(TESSリフト)では、強力なトゲであるコグがついた長めのメッシュタイプの糸を使用します。皮膚の内側から強く引き上げ、同時に皮膚の収縮によって引き締める効果が期待できるのが特徴です。
挿入時に特殊なカニューレ(管)を使用することで、ダウンタイムを最小限に抑えつつしっかり引き上げます。施術時間は10分程度で、効果は2年程度持続します。
テスリフト(TESSリフト)の料金は、1本で40,700円(税込)、4本で162,800円(税込)、6本で231,000円(税込)、8本で308,000円(税込)、10本で385,000円(税込)です。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、ほうれい線などのしわやへこみにヒアルロン酸を注入し、皮膚の下から持ち上げるようにすることでしわを浅くして目立たなくさせる施術です。
使用するヒアルロン酸の種類によって、効果の持続期間や料金が異なります。ヒアルロン酸注入は即効性があるものの、時間の経過とともに体内に吸収されてしまうため、効果を維持するためには定期的な施術が必要です。
フェアクリニックで取り扱っているヒアルロン酸は、以下の4種類です。
ヒアルロン酸の種類 |
料金(税込) |
特徴 |
---|---|---|
NEURAMIS ニューラミス |
スタンダード:26,400円(0.6cc) |
ふっくらかつなめらかにしわを持ち上げる。麻酔入りのため、注入時の痛みが感じにくい。 |
CLEVIEL Contour クレヴィエルコントア |
スタンダード:39,600円(0.6cc) |
やわらかいジェル状で粘性がある。体内での分解や吸収のスピードが遅いため、効果が長持ちしやすい。地肌の酸化を防ぐ保湿効果がある。 |
ボリューマXC |
0.6cc:54,780円 |
へこみの改善やボリュームアップ効果がある。 |
ボリフトXC |
0.6cc:54,780円 |
長いしわや深いしわを持ち上げて、なめらかな肌にする。 |
どのヒアルロン酸でも注入量は選択できます。
当クリニックの糸リフトに関するこだわり
フェアクリニックの糸リフト施術には、以下3つのこだわりがあります。
- 皮膚に凹凸が出ないように糸を深めに挿入する
- 体内に吸収される糸を使用している
- 1年半〜2年の長期間効果が持続するようにしている
糸リフトを受けたことがある方の中には、挿入部分がへこんでしまったり、糸の通っている部分が表面に浮き出てしまったりして失敗したと後悔する方もいます。そのため、当クリニックでは皮膚に凹凸が出ないように、注射器を使用し皮膚のやや深い位置に糸を挿入するよう工夫しています。
また、体内に異物を挿入することに抵抗がある方もいるでしょう。当クリニックで使用している糸は時間の経過とともに体内に吸収されるため、異物が残ることに抵抗がある方も安心して施術を受けられます。挿入した糸は、6カ月程度で体内に吸収されるのでご安心ください。
糸リフトはすぐに戻ってしまうため、効果の持続期間が短いと誤解している方もいるでしょう。当クリニックで行っている糸リフト(フェアリフト・Vリフト・テスリフト)の効果の持続期間は、1年半〜2年です。糸をある程度の本数使用し、さまざまな方向に細かく挿入することで、長期間の効果が期待できるようこだわって施術しています。
糸リフトによるほうれい線治療に関するよくある質問
糸リフトで行うほうれい線の治療に関するよくある質問をまとめました。
糸リフトは効果がないといわれているのはなぜですか?
糸リフトを受けても効果がないと感じている方の特徴として、以下の3つが挙げられます。
- クリニック選びやカウンセリングが不十分だった
- 顔の脂肪が多すぎたり少なすぎたりした
- たるみが強かった
糸リフトの施術前に受けたカウンセリングで、希望の仕上がりが医師にうまく伝わっていなかった場合、糸リフトの効果がないと感じてしまうこともあるでしょう。また、顔の脂肪が多すぎたりたるみが強かったりする場合、引き上げきれずに効果を実感できないことがあります。
逆に、顔の脂肪が少なすぎた場合、糸で引っかけられる脂肪が少ないため、リフトアップ効果を感じにくいことがあるでしょう。
糸リフトは失敗するリスクはありますか?
糸リフトは切開しない施術とはいえ、失敗のリスクはあります。
糸リフトの具体的な失敗例としては、皮膚表面が凸凹してしまうことや、皮膚の表面から糸が透けて見えたり糸が通った部分が表面に浮き出てしまったりすることが挙げられます。
また、糸による引きつれで不自然な仕上がりになったり、逆に施術前と変わらない仕上がりになったりすることもあるでしょう。
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
切開フェイスリフトのダウンタイムや経過は?メリットや注意点も解説
切開フェイスリフトのダウンタイムは腫れる?経過や過ごし方を紹介
糸リフトの効果は半永久的に続きますか?
糸リフトの効果は半永久的ではありません。
フェアクリニックで受けられる糸リフト(フェアリフト・Vリフト・テスリフト)の効果の持続期間は1年半〜2年です。糸リフトの効果は一定期間でなくなるため、効果を維持したい場合は、定期的に施術を受けるとよいでしょう。
まとめ:ほうれい線は糸リフトで手軽に改善しよう
糸リフトを受けるとほうれい線の改善が期待できます。糸リフトは使用する糸や本数によって期待できる効果や持続期間、料金が異なるため、希望の仕上がりや予算を踏まえてカウンセリングで相談するとよいでしょう。また、糸リフトとヒアルロン酸注入の組み合わせが効果的なケースもあります。
フェアクリニックでは、フェアリフト・Vリフト・テスリフトの3種類の糸リフトやヒアルロン酸注入を取り扱っています。こだわりを持って施術しているため、ほうれい線でお悩みの方は、当クリニックでの糸リフトを検討してみてはいかがでしょうか。