美容コラム

悩める「首のシワ」その原因と予防・改善方法を知ろう

「最近、首のシワが気になってきた」
「シワを解消したいけれど、セルフケアで治るものなの?」

首は、意外と人の目が集まりやすい部位です。年齢とともに深まるシワのせいで、老けて見られやすいとお悩みの方もいるのではないでしょうか?

本記事では、首のシワができる原因と予防・改善方法についてご紹介します。首のシワのせいで実年齢より老けて見られるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

「首のシワがひどい…」まずはその正体を解明しよう

首のシワが目立ち始めると、一気に老けて見られます。首のシワを改善するためには、まずシワの正体を知ることから始めましょう。

ここからは、首のシワの特徴について解説します。

 

シワができやすい「首の皮膚」の特徴

首の皮膚はシワができやすい部位であることをご存じでしょうか?

実は、目元と同じくらいの薄さである首の皮膚は「卵の薄皮」程度の厚みしかありません。
皮脂量や筋肉量が少ないため、乾燥しやすくシワが目立ちやすい傾向にあります。

また、首は振り返ったりうなずいたりと、日常的に動かす部位でもあります。首を動かした際の折り目やねじれが積み重なることによって、シワは深く刻まれていきます。

 

「首のシワ」といってもその種類はさまざま

首のシワの種類は、人によってさまざまです。自分のシワはどのタイプなのかチェックしてみましょう。

代表的な3つのシワの種類は以下のとおりです。

  • 首の横シワ
  • 首の縦シワ
  • 首のちりめんジワ

首の横シワは、その名の通り首の横に走るように刻まれるシワのことです。10〜20代の若い世代にもできやすく、加齢に伴うシワとは異なります。とはいえ、生活習慣や癖によってできやすいため、年を重ねていくうちに目立ちやすくなることが特徴です。

首の縦シワは、皮膚や筋力のたるみによってできやすいシワです。あごの下あたりから喉にかけて伸びたように現れます。

首のちりめんジワとは、乾燥などの影響で細かいシワがあごの下からできやすいシワです。首は皮膚が薄いため乾燥しやすく、小ジワのようなちりめんジワが目立ちやすくなります。

 

首のシワを放置するとこんなリスクも…

顔のシワと比べてそこまで気にならないから大丈夫と、放置してしまうことは危険です。

家事や育児、仕事などで体が疲れたと感じたとき、ふと鏡を見ると首のシワが目立っていることに気づいたことはありませんか?実は、体の不調は皮膚に出やすい傾向にあります。

首のケアを怠ると老けて見られやすいばかりか、不健康な状態をそのままにしてしまうことになります。

 

首のシワができる原因は何があるの?

首のシワは年齢によるものと考える方は多いのではないでしょうか。加齢による方がいるのも事実ですが、シワができる原因はそれだけではありません。

ここでは、首のシワができる原因を3つまとめました。

 

原因①:加齢による肌の衰え

原因のひとつに考えられるのが、加齢による肌の衰えです。

特に女性は、年齢を重ねていくにつれて、エストロゲンという女性ホルモンが減少していきます。その影響によって、肌の潤いを生み出すコラーゲンやエラスチンといった栄養成分が弱まり、肌の弾力が落ちてハリツヤが失われてしまうのです。

顔の皮膚が垂れ下がっていくことで、輪郭のラインやあご下、デコルテにたるみが見られます。

顔のたるみが悪化すると、首のシワはさらに深く刻まれていってしまいます。

さらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

顎のたるみの原因は?筋トレ・マッサージ・整形など解消方法を紹介!

 

原因②:乾燥や摩擦によるキメの乱れ

2つ目に考えられる原因は、乾燥や摩擦によるキメの乱れです。

首の皮膚は顔と同じくらい乾燥しやすいデリケートなパーツです。冬が近づくと、肌の潤いが足りていない、肌のキメが整っていないなどと感じることが多いでしょう。

それらは、乾燥によって肌がダメージを受けていることが原因です。

また、冬場に必須なマフラーは首との擦れが原因で、皮膚へダメージを与えてしまいます。摩擦による角質のキメの乱れは、ちりめん状の「乾燥小ジワ」を生み出します。

首も顔と同じように、毎日保湿ケアを行うようにしましょう。

 

原因③:普段の習慣や姿勢の悪さ

首にシワができやすい原因の3つ目は、普段の習慣によって首に「癖ジワ」がついてしまうことです。

首はうつむいたり、振り向いたりするときの動作によって折り目状の癖ジワが現れます。特に、デスクワークが多く1日中うつむいた姿勢で作業する時間が多い場合や、スマホをつい触ってしまう癖がある場合は癖ジワがつきやすくなります。

30分に1回程度は姿勢を変えるなどして、同じ姿勢を続けないように気をつけましょう。

 

若いのにシワがあるのは遺伝や体質が原因かも

「同世代の友だちは綺麗な首筋なのに、自分だけシワが目立って恥ずかしい…」と悩む10〜20代の若い世代も少なくありません。首のシワは加齢の証しと思われがちですが、実は若い方でもシワが気になっているという方は多い傾向にあります。

若くても首のシワが目立つ方の特徴は以下のとおりです。

  • 遺伝
  • 肥満体
  • アトピー肌
  • 乾燥肌

生まれつき首にシワがある場合は、遺伝の可能性が高いといえます。または、今は太っていなくても産まれた当時は一般的な赤ちゃんよりも大きい肥満児だった場合、首にタプタプとしたシワがついてしまい、そのまま癖ジワとなってしまった可能性も考えられるでしょう。

また、アトピー肌や乾燥肌といった肌質の影響で首にシワが入ります。これは、乾燥によって肌のキメが乱れ、皮膚の柔軟性が保てなくなることが原因とされます。

 

自分で実践!首のシワの予防・改善に効果的な方法

首のシワは一度できてしまうと、完全に解消できません。しかし、自分に合ったセルフケアを継続的に行うことで今よりも悪化させないことは可能です。

普段の生活に取り入れやすい首のシワ予防・改善方法をご紹介していきます。

 

方法①:保湿を習慣づける

首の保湿ケアを入念に行う習慣をつくりましょう。
首は顔よりも皮膚が薄いため、本来は顔と同じくらい毎日の保湿ケアをする必要があります。ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンなどの保湿成分が含まれた乳液やクリームでマッサージするようにケアしてみてください。

首のケア用のクリームを購入しなくても、いつも顔に塗っている保湿クリームを首まで伸ばすだけでかまいません。ぜひ、お持ちのクリームを使って今日の入浴後からでも始めてみましょう。

 

方法②:紫外線対策を徹底する

シミの大敵である紫外線は、シワの原因でもあります。紫外線のUVA波が肌の真皮層にまで届くことで、肌の潤いを守るコラーゲンが破壊されてしまいます。

紫外線は夏だけでなく1年中降り注いでいるため、季節問わず対策を取るようにしましょう。日焼け止めクリームや日傘、ストールで紫外線から首を守ることがおすすめです。

冬場だと、タートルネックやマフラーなどで首をカバーしやすいので、紫外線対策をファッションで自然に取り入れられるでしょう。

 

方法③:良くない癖・習慣を見直す

猫背や頬杖をつく癖は姿勢を悪くするだけでなく、首のシワを深めやすくする恐れがあります。また、顔を下に向ける癖も首に折り目状のシワをつくりやすいので、注意が必要です。

正しい姿勢とは、あごを軽く引いた状態で胸を張り、頭の頂点から足先までを真っすぐに伸ばした状態です。座ったときもお尻から背中、首、頭と綺麗に積み上げられたような姿勢にすると良いでしょう。

普段デスクワークやスマホを長時間使用する方は、気がついたときに今の自分の姿勢に意識を向けて、猫背になっていないかチェックしてみてください。

また、エイジングケアに特化した「たんぱく質」や「抗酸化成分」が含まれた食事を積極的に取ることもおすすめです。

たんぱく質が多く含まれた卵や魚介類、肉類は普段の食生活に取り入れやすく、ナッツ類やワイン、アセロラやトマトといった抗酸化成分を含む食事も間食として向いています。

 

方法④:ストレッチ・マッサージでほぐす

首のシワを癖づけないようにするためには、日頃からストレッチやマッサージを行うようにしましょう。首のシワは、広頸筋(こうけいきん)と呼ばれるあごの下から胸にまでつながっている筋肉が衰えることが原因といわれています。そのため、広頸筋をしっかりと伸ばすストレッチを心がけましょう。

また、マッサージで血行を良くさせることもおすすめです。摩擦が起こらないようにクリームやオイルなどをたっぷり使って、首回りをなでるようにマッサージしましょう。

 

方法⑤:ネッククリームを使ってお手入れする

首のシワに悩む方は多く、首用のシワ対策クリームとして「ネッククリーム」が販売されています。さまざまな種類がありますが、厚生労働省から認可された医薬部外品のネッククリームを選ぶようにしましょう。すでにできてしまったシワを改善する効果に期待できます。

最近はドラッグストアなどで気軽に購入できるネッククリームが多いため、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。

 

方法⑥:自分に合った枕やマットレスを使う

枕は寝ている間に頭を支えてくれている重要なアイテムです。高すぎると下を向いた状態を長時間続けることとなり、首のシワが癖づけられてしまいます。一方で、低すぎると血流が悪くなり老化を早めてしまう可能性もあります。

自分に合わない枕を使用していると首に負担をかけてしまう恐れがあるので、自分に合ったものを選びましょう。寝ている状態の姿勢が固定され、自然な寝返りができるような枕が理想的です。

 

【落とし穴】シワが消えるクリームやマッサージは無い!

注意したいのが、首のシワはセルフケアだけで改善するには限度があるということです。

最近は、シワが綺麗に消えるクリームやシワを解消するストレッチ・マッサージなどのさまざまな情報が飛び交っています。確かに今の状態よりも悪化を防ぐ効果が期待できることもありますが、すでにできてしまったシワは加齢や習慣が原因のため、セルフケアのみで解消することは難しいでしょう。

また、少しでもシワを伸ばそうとして、過度なマッサージを行うことも逆効果です。肌に強い負担がかかり、シワを助長させてしまうリスクがあります。そのため、自己流のマッサージは避けましょう。

 

首のシワを確実に消すには「美容整形」がおすすめ!

習慣の改善やストレッチ・マッサージなどで首のシワを予防したり悪化を防いだりできても、すでに深く刻まれたシワをセルフケアで治すことは難しいといえます。

1日でも早く改善したいと首のシワにお悩みの方は、専門の美容クリニックで美容整形を行うことがおすすめです。

 

治療法①効果絶大!顔全体を引き上げる「フェイスリフト」

当院では、シワの部位やレベルに合わせて4種類のフェイスリフトメニューをご提供しています。

施術名 料金
パーフェクトリフト 539,000円(税込)
ワイドリフト 418,000円(税込)
耳前リフト(ストレートリフト) 352,000円(税込)
こめかみリフト 297,000円(税込)

フェイスリフトは、シワやたるみの気になる箇所をデザインして切除し、引き上げて縫合する形成外科手術です。たるみの根本的な原因はSMAS筋膜の衰えといわれています。フェイスリフトでは、皮膚を真皮層から支えているSMAS筋膜からしっかり引き上げるため、リフトアップの効果が期待できます。

首のシワにお悩みの方には、首まで効果を感じられるパーフェクトリフトがおすすめです。当院でも人気の高いメニューで、首を含む顔全体をキュッと引き上げ若々しい印象を目指せるでしょう。

 

治療法②切らずにしっかりリフトアップ「フェアリフト」

顔にメスを入れることにためらいがある場合は、切らずにリフトアップ効果を見込めるフェアリフトがおすすめです。

施術名 料金
糸のリフト(フェアリフト・Vリフト)
  • 24本:99,000円(税込)
  • 50本まで入れ放題:165,000円(税込)

フェアリフトは、肌の内側からシワやたるみを引き上げる糸リフトです。術後6カ月ほどで体内に自然と吸収されていく糸を使用しているので、異物感が気になる方も安心して受けられるでしょう。

V(ブイ)リフトは、シワやたるみをコーンと呼ばれる数カ所のトゲのような引っ掛かりがついた糸で引き上げる糸リフトです。フェアリフト同様に、術後は体内に残らない糸を使用しています。

メスを入れずにフェイスリフトに近い効果を目指します。持続効果も1年半程度なのでコスパも高く、当院おすすめのメニューです。

 

治療法③高いパワーでアプローチできる「ウルセラ」

切らずに高い照射パワーでシワやたるみを解消するウルセラも人気が高いメニューです。

施術名 料金
ウルセラ
  • 目の上:66,000円(税込)
  • ほほ:107,800円(税込)
  • フェイスライン+あご:107,800円(税込)
  • 顔全体(ほほ+フェイスライン+あご)198,000円(税込)
  • 顔全体+目の上:242,000円

強力な超音波をシワやたるみが気になる箇所に照射して、SMAS筋膜を収縮させると同時に皮膚の内側から引き締める効果が期待できます。顔や首にメスを入れずに、シワの解消に加え肌の弾力を取り戻せるほか、小顔効果も見込めます。

使用している機器はアメリカ食品医薬品局であるFDA認可のため、美容治療が初めての方でも安心して施術を受けられます。

 

症例写真で首のシワの変化をチェック!

 

施術名 パーフェクトリフト
施術方法 こめかみ-耳の前-耳の下-耳の後ろ-えり足付近までの皮膚をたるみの幅の分をデザインして切除し、引き上げて縫合する治療方法です。
費用 539,000円(税込)
治療時間 1~2時間
リスク 一時的な腫れや部分的に青くなる箇所がありますが、時間の経過に伴い消失します。

手術の切開部位には、糸がつきます。3日後に消毒、7日後に抜糸、14日後に抜鉤(医療用ホチキスの除去)を行います。

症例写真は、パーフェクトリフトを受けた女性のビフォーアフターです。

深くくっきりと刻まれた首の横ジワが解消しているのがわかります。喉のあたりの縦ジワも改善されて、首回り全体が明るい印象です。

正面の角度から見ても、皮膚へハリが現れていることがわかります。肌質も改善され、若々しく見えます。

 

【要確認!】首のシワ治療で成功するためのポイント

首のシワを改善するためには、美容外科やクリニックで施術を受けることがおすすめです。当院の院長・柴田が考えるクリニック選びのポイントを5つご紹介します。

  • シワの症状や悩みを丁寧にカウンセリングして、診療に時間をかけてくれる
  • 担当医師が施術の提案や内容説明を行ってくれる
  • 患者の気持ちに寄り添い、ダウンタイムの少ない施術方法を提案してくれる
  • 麻酔クリームや完全無痛麻酔などの対策
  • 満足のいくアフターケアを実施している

 

まとめ:首のシワは予防・改善・解消できる!

首のシワは保湿ケアやマッサージなどで悪化を予防することが可能です。しかし、改善を目指すのであれば美容クリニックでの施術がおすすめです。

当院で提供している首のシワを解消する施術は、持続効果の高いメニューからメスを入れず肌への負担を最小限に抑えられるメニューまで幅広く取りそろえております。

美容治療の高い実績を誇る形成外科医の院長がカウンセリングからアフターケアまで担当するので、美容治療が初めての方も安心してください。

本記事を読んで当院の施術にご興味を持たれた方は、お気軽にご相談ください。

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