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ゴルゴラインの原因や消し方は?セルフケアや整形による治療法を解説
- 2023/06/01
- カテゴリー: エイジングケア治療
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ゴルゴラインが目立つことに悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。ほうれい線やマリオネットラインと同様に、頬の下にラインがあると老けた印象になってしまうため、できるだけ早く改善したいですよね。
本記事では、ゴルゴラインの改善方法や予防方法について詳しく紹介します。根本的にゴルゴラインを解消する美容整形についても解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてください。
目次
ゴルゴライン(ゴルゴ線)とは|どこにできる?生まれつきのもの?
ほうれい線と聞くと、すぐにイメージできる方も多いのではないでしょうか。しかし、ゴルゴラインに関しては理解できていない方のほうが多く見受けられます。
まずはゴルゴラインについて理解しておきましょう。
ゴルゴライン=目頭から頬に向かう斜めの線
ゴルゴラインとは、目頭から頬に向かう斜めの線のことを指します。漫画「ゴルゴ31」の主人公の顔に線があることから、ゴルゴラインと呼ばれています。
ほうれい線やマリオネットラインと同様、ゴルゴラインも疲れや老けた印象になりやすいのが特徴です。実年齢よりも老けて見られる人は、ゴルゴラインが原因の可能性も考えられます。
ゴルゴラインができるのは大人になってからが多い
老けた印象として代表的なほうれい線は、骨格や脂肪の付き方によっては、幼少期から気になり始める人も多くいます。
しかし、ゴルゴラインの場合若いうちからできるケースは珍しく、多くが大人になってから目立ち始めます。もちろん全ての人が、大人になってから目立ち始めるわけではありません。中には、骨格の影響で子どもの頃から目立ち始めるケースも存在します。
ゴルゴラインができる4つの原因
ゴルゴラインができる大きな理由は、顔にある靭帯のラインが目立つことで引き起こされます。表情筋の衰えやハリの低下などさまざまな理由で、ゴルゴラインが目立ってしまうことに。
ここからは、ゴルゴラインができる4つの原因について紹介します。
原因①表情筋の衰え
表情筋が衰えるとゴルゴラインが目立ってしまいます。特に目元や頬、鼻などの表情筋が衰えると、靭帯と筋肉の間に溝ができてしまうでしょう。
加齢も関係ありますが、日常生活の中で筋肉をあまり動かさない方は特に表情筋が衰えやすく、若い人も注意が必要です。個人で黙々と仕事をする環境の場合、笑ったり話したりすることが少なくなるため、表情筋が衰えやすい傾向があります。
原因②皮下脂肪の減少
顔の皮下脂肪の減少によって、ゴルゴラインができるケースもあります。
「皮下脂肪が減ると顔が引き締まるのでは?」と考える方もいるかもしれません。しかし、皮下脂肪には皮膚を持ち上げる働きがあるため、減少すると皮膚を持ち上げられずたるんでしまいます。
皮膚がたるむと目の下の靭帯があらわになり、ゴルゴラインが目立ちやすくなるでしょう。
原因③肌のハリの低下
肌は、コラーゲンやエラスチンなどの成分によって、ハリや弾力が保たれています。しかし、加齢や紫外線、乾燥など外的刺激によって徐々に減少してしまいます。
肌にハリや弾力がなくなるとたるみやすくなり、最終的にはゴルゴラインが目立ってしまうことも。ハリや弾力を失わないためにも、紫外線対策やスキンケアは怠らずに行いましょう。
原因④生まれつきの骨格
生まれつきの骨格や脂肪の付き方によっては、幼少期からゴルゴラインが目立ってしまうケースもあります。頬骨が平らであったり、皮膚が薄かったりする人は特にゴルゴラインが目立ちやすく、10代から気になり出す可能性もあります。
また骨格は遺伝するため、両親にゴルゴラインがあると、子どもも同じような症状が引き起こされることが多いようです。
ゴルゴラインの消し方は?自分でできる予防・改善法と注意点
ゴルゴラインがあると、実年齢より老けて見られたり、疲れた印象になったりするため、できるだけ早く改善したい方も多いのではないでしょうか。
ここからは、自分でできる予防・改善法について紹介します。セルフケアは、間違った方法で行ってしまうと悪化を招く恐れがあるため、注意点を踏まえておきましょう。
ゴルゴライン予防を意識してスキンケアする
肌が乾燥してしまうと、ハリや弾力を失いやすくなるため、入念にスキンケアを行いましょう。
ベタつくのが嫌で化粧水だけで済ませている方もいるのではないでしょうか。年を重ねると水分量が減少し、化粧水だけでは蒸発してしまうため、乳液やクリームを使ってきちんと保湿を行うことが大切です。
紫外線対策も重要です。紫外線を浴びてしまうと、コラーゲンが減少しやすくなってしまうため、外出の際は日焼け止めを塗る、日傘を差すなどして対策しましょう。
筋肉のコリをほぐすマッサージをする
パソコンやスマホを長時間見たり、目を酷使したりしている方は、目元の筋肉のコリをほぐすマッサージを行うのがおすすめです。目元に疲れや老廃物が溜まると筋力が衰えやすくなり、ゴルゴラインにもつながるため、解消しておきましょう。
マッサージの方法は以下のとおりです。
1. フェイスラインをほぐす
耳の下からあごに向かって、骨をつかむようにゆっくり指圧しましょう。フェイスラインの筋肉を全体的にほぐすよう意識してみてください。
2. 頬の筋肉をほぐす
頬骨を親指で指圧しながら口を開閉します。小鼻から耳に向けて親指を動かし、5カ所で口の開閉を行いましょう。
3. 目元の筋肉をほぐす
目元の骨のくぼみを痛くない程度に指圧します。上まぶた側は上に引き上げるように、下まぶた側は下に押し下げるようにほぐします。最後に、眉頭から眉尻に向かって円を描くようにマッサージをして完了です。
なおマッサージの際は、摩擦刺激が起こらないよう注意しながら行いましょう。
表情筋のトレーニングをする
ゴルゴラインは表情筋の衰えによって引き起こされるため、表情筋を重点的にトレーニングするのも効果的です。
頬のトレーニング
口を軽く開いた状態で、上の前歯を突き出します。突き出すと同時に、下唇とあごを引き寄せ、その状態を10秒間キープしましょう。
頬骨の下を軽く押して、頬の筋肉を引き上げるよう心がけることがポイントです。
目元のトレーニング
目を大きく見開き、6秒間強く目を閉じましょう。この流れを3回程度繰り返して、目元の筋肉を鍛えましょう。
表情筋のトレーニングは簡単なものが多いため、お風呂やトイレなど気がついたときにチャレンジしてみてください。
食事や睡眠の習慣を見直す
ゴルゴラインを予防・改善するためには、生活習慣を見直すことも大切です。
特に炭水化物や甘いものを過剰に摂取すると、肌のハリや弾力に必要な成分と結合し「糖化」してしまいます。糖化を起こすと、コラーゲンやエラスチンの働きを妨げてしまうため、過剰な摂取は避けましょう。
また睡眠不足が続くと、肌のターンオーバーが乱れる原因になってしまいます。ターンオーバーが乱れると、乾燥やたるみなどを引き起こしやすくなります。乾燥やたるみの進行はゴルゴラインにつながるため、注意しましょう。
ゴルゴライン対策を自分でするときの注意点
セルフケアでもゴルゴラインの対策はできますが、いくつかの注意点があります。
即効性や劇的な改善は望めない
ゴルゴラインの予防は、今よりラインが深くならないようにする程度の効果は見込めます。しかし、できてしまったゴルゴラインを劇的に改善するのは難しいと理解しておきましょう。
ゴルゴラインは、筋力の低下や肌のハリ不足によって引き起こされるため、この進行を食い止めることはできません。
そのため、劇的な効果を期待する方には美容整形がおすすめです。
やり方を誤ると悪化させる可能性がある
マッサージやトレーニングは、予防目的には有効ですが、やり方を間違うと、ゴルゴラインが目立ってしまったり、たるみが悪化してしまったりするため、注意が必要です。
マッサージや筋トレを行う際は、摩擦刺激が起こらないよう心がけましょう。摩擦が不安な場合は、クリームやオイルを塗布してから行うのがおすすめです。
ゴルゴラインをメイクでカバーするテクニック
ゴルゴラインが気になる場合は、メイクでカバーするのもおすすめです。まずは、自分の肌の色に合ったカバー力が高くて薄づきのコンシーラーを用意します。
コンシーラーを、ゴルゴラインが気になる部分にポンポンと馴染ませるように、薄く重ねます。厚く重ねてしまうと、時間が経つとともに崩れやすくなるため、薄く重ねることを心がけましょう。
次にゴルゴラインの上に、ハイライトを重ねます。ハイライトを塗ることによって、光に反射してゴルゴラインが目立ちづらくなります。
最後にノーズシャドウを眉頭から鼻筋にかけて入れて完成です。ノーズシャドウによって、顔にメリハリが出てゴルゴラインをうまくカバーできます。
手持ちのコスメでカバーできるので、ゴルゴラインに悩んでいる方はぜひチャレンジしてみてください。
気になるゴルゴラインの根本的改善には美容整形が効果的
ゴルゴラインを根本的に改善するためには、美容整形が効果的です。施術方法によっては、ゴルゴラインの改善だけでなく、美肌効果が期待できるケースもあります。
当院のゴルゴライン治療のメニューと特徴
当院では、さまざまなゴルゴライン治療を扱っています。それぞれのメニューの特徴について詳しく紹介します。
ヒアルロン酸注射
ゴルゴラインが生じている溝にヒアルロン酸を注入することで皮膚を持ち上げ、フラットな状態を目指します。
麻酔が含まれた製剤を使用するため、痛みを感じづらい施術です。針でヒアルロン酸を注入するだけのため、比較的腫れや内出血が起こりにくいとされています。
ヒアルロン酸はもともと体内に存在する物質であるため、拒否反応やアレルギーの起こりにくさがメリットです。ただし、時間経過とともに体内に吸収されるため、効果の持続期間は限定的です。
糸のリフト(フェアリフト・Vリフト)
糸リフトは、体内に吸収される素材の特殊な糸を皮下組織に挿入して、皮膚を物理的に引き上げる施術です。
当院では、たるみやしわの引き上げを得意とした「フェアリフト」と、突起が付いた糸で頬のたるみ改善に特化した「Vリフト」の2種類を扱っています。
糸リフトは切らずに注射器のみで施術を受けられるため、比較的ダウンタイムが短いのが特徴です。術後はすぐに効果を実感しやすいため、即効性を求めている方にも向いています。
糸のリフトは当院の柴田院長もイチオシする施術のひとつです。糸リフトが気になる方は、下記の記事をご覧ください。
糸リフトとはどんな仕組みなの?効果や他の美容整形との違いを紹介
フェイスリフト
フェイスリフトは、たるんでしまった皮膚を切開・切除し、引き上げて縫合する施術です。皮膚を支えているSMAS(スマス)筋も一緒に引き上げることができます。
顔全体のたるみはもちろん、ゴルゴラインやほうれい線などピンポイントで悩みを解決できるのが特徴です。
余分な皮膚を除去できるため、他の施術に比べて高い効果を期待できます。ただし切開を伴う施術であるため、ダウンタイムが伴います。消毒や抜糸のために通院したり、腫れや内出血が生じたりするため、術後2週間程度は休暇を取得しておくのがおすすめです。
フェイスリフトについて詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
フェイスリフトはたるみに効果的|治療法や術後を解説
ウルセラ(ハイフ)
ウルセラとは、特殊な超音波を肌に照射して、皮膚の深い部分にあるSMAS筋を収縮させる施術です。たるみの原因であるSMAS筋にアプローチできるため、肌の内側から引き上げたり、引き締めたりする効果を期待できます。
また超音波によって肌内部が活性化され、コラーゲンやエラスチン生成も促進されます。リフトアップ効果に加えて、美肌効果が期待できるのも嬉しいポイントです。
なおウルセラは、肌内部にアプローチするため、肌表面に傷跡が残ることはありません。赤みやヒリヒリ感が出る場合がありますが、時間経過とともに落ち着くため、様子を見るようにしましょう。
ハイフ(ウルセラ)について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
ハイフで得られる4つの効果!いつまで続く?気になる疑問を解消
美容整形によるゴルゴラインの改善を成功させるポイント
美容整形でゴルゴラインの改善を目指すには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。これから紹介するポイントを踏まえて、クリニック選びを行いましょう。
Point①:クリニック・医師選びは慎重に
クリニックや医師を選ぶ際は、スキルの高い医師を選びましょう。
スキルの高さを判断するひとつの指標として、日本形成外科学会の専門医であるかをチェックするのがおすすめです。形成外科認定医になるためには、さまざまな研修や症例の提出をクリアして試験に合格する必要があり、民間資格よりも審査基準が厳しいのが特徴です。
希望する施術の実績や症例が豊富であるかも確認しておくと良いでしょう。
Point②:カウンセリングをきちんと受ける
カウンセリングは、医師から直接話を聞ける貴重な機会です。中には、早く治したいからといって、カウンセリングをきちんと受けずに施術に移ってしまう人もいます。
カウンセリングをきちんと受けないと、理想の仕上がりにならなかったり、思わぬ副作用が生じたりなど失敗やトラブルになるケースがあるため、注意が必要です。
またカウンセリングの際には、施術が適正価格でかあるかも確認しましょう。
Point③:術後は適切にケアをする
施術を受けた後は、適切にアフターケアを行いましょう。たとえば、糸リフトは術後のマッサージがNGであったり、フェイスリフトは消毒をしないといけなかったりなど、治療内容によってアフターケアは異なります。
ケアを怠ってしまうと、思うような仕上がりにならなかったり、感染症を引き起こしたりするため、必ず医師の指示どおりに行いましょう。
まとめ:ゴルゴラインを消したいなら美容整形がおすすめ
ゴルゴラインの改善を目指すためには、美容整形がおすすめです。マッサージやトレーニングなどは、予防としての効果は見込めますが、即効性や劇的な変化は期待できません。またやり方を誤ると、ゴルゴラインが悪化してしまう恐れもあるため、注意しましょう。
当院では、ゴルゴラインの改善を目指すさまざまな施術を扱っています。カウンセリングでは院長が直接説明を行うので、悩みや不安をすぐに解決できます。
気になる方は、ぜひ一度当院のカウンセリングにお越しください。