著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若返り治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。
まずは、ほうれい線ができる主な5つの原因を知っておきましょう。
ここでは、セルフケアでほうれい線を目立たなくさせる3つの方法を紹介します。
ここでは、当院で扱っているほうれい線を目立たなくさせるための治療法を5つ紹介します。セルフケアではなく、より効果的にほうれい線を消したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
ヒアルロン酸注射とは、ほうれい線のシワに沿って溝を持ち上げるようにヒアルロン酸を注入する治療です。ヒアルロン酸はもともと人体に存在する物質であり、注入によるアレルギーを起こしにくい素材のため、ご安心ください。
施術直後から効果を実感できるため、即効性があるのが特徴です。しかし、ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収されてしまうため、1回の施術で治療が完了しないことをデメリットに感じる方もいるでしょう。
ヒアルロン酸には複数の種類があるため、それぞれ得意とする施術部位や効果の持続期間、料金から選びましょう。ヒアルロン酸は注入量によって料金が異なるクリニックが多く、個人差はありますがほうれい線治療には左右で約1?2cc程度必要になるため、ヒアルロン酸を選ぶ際の参考にしてください。
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
ヒアルロン酸注射の効果|効果の継続期間は?打ち続けるとどうなる?
フェイスリフトとは、たるんでしまった皮膚とSMAS(スマス)筋膜を同時に引き上げることによって、ほうれい線の溝を浅くする治療です。皮膚だけでなく、皮膚を支える筋肉であるSMAS筋膜も引き上げる治療のため、たるみの原因である筋膜に対するアプローチもできます。
たるんだ皮膚を切除する治療のため、1回の治療で手術前のほうれい線の改善が期待できます。
メスを入れる治療のため傷跡は残りますが、当院では目立たなくさせるために切除部位のデザインと細やかな縫合を丁寧に行いますのでご安心ください。ダウンタイムもあるため、できれば数日休暇を取ることをおすすめします。
クリニックによって適応となる部位ごとにフェイスリフトにも種類があるため、カウンセリング時に確認しておくと良いでしょう。
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
フェイスリフトはたるみに効果的|治療法や術後を解説
糸リフトとは、針のついた溶ける糸を皮膚の下に挿入して皮膚を引き上げることで、ほうれい線を目立ちにくくする治療です。
糸リフトは挿入する糸の本数をある程度選べて、予算の範囲内で治療を受けられます。また、切らない施術のためダウンタイムがほぼないことも特徴です。
一方、溶けて体内に吸収される糸を使用した治療のため、一定期間で効果を感じなくなってしまうのがデメリットかもしれません。そのため糸リフトを検討している方は、定期的なメンテナンスを続けられるかどうかも併せて検討すると良いでしょう。
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
糸リフトとはどんな仕組みなの?効果や他の美容整形との違いを紹介
ウルセラ(HIFU)とは、顔の皮膚を支えているSMAS筋膜に超音波を照射して収縮させる施術です。SMAS筋膜が収縮すると、リフトアップと肌の引き締めを同時に行えるため、ほうれい線の改善が期待できる治療といえます。
肌の上から超音波を照射するのみで、ダウンタイムがほぼないのが特徴です。
ウルセラ(HIFU)の持続期間は1年半?2年のため、継続的にメンテナンスが必要なことがデメリットに感じる方もいるかもしれません。そのため、定期的に治療を受けるかどうかも含めて検討すると良いでしょう。
詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
医療ハイフとエステハイフの違いを比較|効果やデメリットは?
ここでは、ほうれい線治療を成功させるためのクリニック選びのポイントを3つ紹介します。ぜひクリニックを探す際の参考にしてください。
ほうれい線が目立つ原因として、加齢による頬のたるみや肌の乾燥、もともとの骨格の形などが挙げられます。
ほうれい線ができた原因によっては、マッサージや保湿などのセルフケアで改善が期待できるかもしれません。しかし、セルフケアに即効性はなく、根気強く毎日続ける必要があります。そのため、早くほうれい線を改善したい方は、美容整形を選択肢に入れるのも良いでしょう。
ほうれい線を改善する美容整形には、切らない施術と切る施術があります。切らずに治療を受けたい方はヒアルロン酸注射や糸リフト、ウルセラ(HIFU)、切っても1回の治療でほうれい線を改善したい方はフェイスリフトといったように、治療にもさまざまな選択肢があります。
当院では、カウンセリングから施術までを同じ医師が一貫して担当いたします。ほうれい線でどのように悩んでいるのかをヒアリングし、1人ひとりに合った治療方法をご提案いたします。ほうれい線を治療して若見えさせたい方は、ぜひフェアクリニックのカウンセリングにお越しください。