治療時間
5分

ボトックスは表情を作るときに寄ってできるしわ（額、眉間、目尻、目の下、梅干しあご）を作らせない方法です。
表情筋と言われる各部位を動かす筋肉にボトックスを注射すると、数日で動きが弱まります。表情は作れますが皮膚の下にある筋肉が過剰に動かなくなるため、肌がピンッと張った状態をキープできるようになります。
効果の持続期間は、ボトックスの濃度で変わります。濃ければ長く、薄ければ短い効果、となります。「能面のように無表情になる」という誤解を持つ方がいますが、問題なく表情は作れます。
しわが寄りやすい箇所の状態を確認し、筋肉の動きを把握したうえで注射するポイントを確定します。極細の針でポイントに沿って注射すると、3～4日から7日後にはしわが寄りにくくなります。濃度が高いと効果的ですが、過剰に高い濃度のボトックスを注射するとこわばった表情となるため注意が必要です。はじめのうちはやや違和感を覚えますが、やがて自然に動かせるようになります。