足の裏の汗腺抑制注射のイメージ

足の裏の汗腺抑制注射
(多汗症治療)

足の裏の汗で、
靴の中がムレたりニオイが気になる方へ。
制汗注射で、サラッとした足元をめざします。

足の裏の汗腺抑制注射は、足底(足の裏)の汗腺に向かう神経の働きを一時的に弱めて、汗の量を抑える注入治療です。
いわゆる「足底多汗症(足の裏の多汗症)」に対するボツリヌストキシン治療のひとつで、
「靴の中が常にムレる」「ストッキングや靴下が汗で張り付く」「座敷や脱ぎ履きの場面が憂うつ」など、日常生活や仕事に支障が出ている足裏の汗の悩みを、手術せずに軽くすることを目的としています。

足の裏の汗が抑えられることで、靴の中のムレやすべりが軽くなり、人前で靴を脱ぐ場面でも不安が少なくなることが期待できます。

注入後数日〜1週間前後で汗の量が徐々に減っていき、効果の持続はおおよそ4〜6ヶ月程度が目安です(個人差があります)。
製剤は国内承認の筋肉の働きを調整する注射ビスタ、または海外製ボツリヌストキシン(ジェネリック)から選べます。
効き方・コスト・持続のバランスを見ながら、患者さまの希望に合わせて選択します。

施術時間約10〜20分(部位と注入範囲によって前後します)
ダウンタイム針跡の赤み・軽い腫れが当日〜翌日にかけて残る程度です。
麻酔笑気麻酔または眠るマスク麻酔の追加を推奨します
当日施術可(診察後すぐに注射が可能です)
入浴・生活制限当日の長風呂・激しい運動・サウナは控えてください

汗を止めすぎないデザイン
理由01 汗を止めすぎない
自然なコントロール
足の裏の汗をしっかり止めると、乾燥やひび割れ・皮膚トラブルにつながることがあります。
当院ではお仕事や生活スタイル・靴の種類・汗の量を伺いながら、「日常生活で気になりにくい程度」に抑えることを重視してデザインします。
日常生活への配慮
理由02 歩行やスポーツへの
影響に配慮
足の裏は歩く・走る・踏ん張るための大切な部位です。
極端に効かせすぎると、一時的に「違和感」や「踏ん張りにくさ」を感じることもあります。
当院では立ち仕事・営業・スポーツなど、お仕事や生活の状況を確認しながら、汗を抑えつつ日常生活に支障が出にくいバランスを心がけます。
分かりやすい料金
理由03 両足セットで
分かりやすい料金
「単位数が増えて高額になるのでは」と不安に感じる方のために、原則として両足セットの料金でご案内します。
カウンセリング時に必要量と総額を事前にお伝えし、ご納得いただいてから治療に進みます。

Suitable for

向いている方

  • 一年中、足の裏の汗が多くて靴の中がムレやすい
  • ストッキングや靴下が汗で張り付いて不快に感じる
  • 靴を脱ぐときに、汗ジミやニオイが気になってしまう
  • フローリングやサンダルが汗で滑りそうになったことがある
  • 手術までは考えていないが、足裏の汗を軽くしたい

別の治療が向くかもしれない方

  • 汗の量よりも、足のニオイだけが主な悩みの方
  • 一度の治療で半永久的な効果だけを求めている方
  • 注射自体に強い恐怖感があり、どうしても避けたい方

Flow

来院からの大まかな流れは[はじめての方へ]でもご案内しています。ここでは足の裏の汗腺抑制注射の流れをご紹介します。

STEP01
  • カウンセリングのみ、または当日の注入までご希望かをお選びいただけます。
STEP02
  • 汗が気になる季節・時間帯・シーン(仕事中・立ち仕事・人前など)、これまでの対策や治療歴を伺います。
  • 実際の足裏の発汗範囲や皮膚の状態(タコ・ひび割れなど)を確認し、足の裏の汗腺抑制注射が適しているかを診察します。
  • 国内承認筋肉の働きを調整する注射/海外製ボツリヌストキシンの違いや、効果の出方・持続期間・費用を説明します。
STEP03
  • ベッドに横になっていただき、足を出した状態で汗が出やすい範囲を目安に注射ポイントをマーキングします。
  • 消毒を行い、必要に応じてアイスや表面麻酔クリームなどを使用し、痛みをできるだけ軽減します。
STEP04
  • 極細の針で、片足あたり数十カ所に分けて浅い層へボツリヌストキシンを注入します。
  • 両足の注入を含めても、注入自体は数分〜10分程度で終了します。
STEP05
  • 当日から日常生活はほぼ普段通り可能です。長時間の入浴・サウナ・大量の飲酒は当日控えてください。
  • 強くこする・マッサージをするなど、足裏への強い刺激は数日ほどお控えいただくことをおすすめします。
  • 汗の量が減ってきたと実感されるのは数日〜1週間前後が目安で、効果の持続はおおよそ4〜6ヶ月程度です(個人差があります)。

Downtime

足の裏の汗腺抑制注射はダウンタイムが比較的少ない治療ですが、以下のような経過が見られることがあります。代表的な経過やリスクを以下にまとめます。

施術時間約10〜20分(部位と注入範囲によって前後します)
ダウンタイム針跡の赤み・軽い腫れが当日〜翌日にかけて残る程度です。
麻酔笑気麻酔または眠るマスク麻酔の追加を推奨します
当日施術可(診察後すぐに注射が可能です)
入浴・生活制限当日の長風呂・激しい運動・サウナは控えてください

よくある経過の目安

  • 当日: 針跡の赤み・軽い腫れ
  • 1〜3日目: むずむず感や軽い痛みが出ることがあります
  • 3〜7日目: 発汗量が徐々に減り始める
  • 1〜2週間: 効果のピーク。汗の量が大きく減少します
  • 3〜6ヶ月: 効果の持続期間の目安
  • その後: 徐々に自然に汗が戻り、必要に応じて追加施術を検討します

副作用・リスク

  • 赤み・腫れ・痛み・内出血
  • 注射部位の違和感・むずむず感・軽いしびれ感
  • 一時的に汗が減ることで、別の部位の発汗が気になる(代償性発汗)
  • まれに 乾燥・つっぱり感・皮膚のかゆみ

当日のポイント・NG

  • 当日は注射部位をこすらない
  • マッサージ・圧迫は避ける
  • 入浴・長風呂・サウナ・岩盤浴・激しい運動は 24時間控える
  • 飲酒は当日中は控える

受診の目安(迷ったらご連絡ください)

  • 痛み・腫れ・赤みが 2日以上強くなる/範囲が広がる
  • 感染を疑う症状(熱感・膿・発熱)
  • 手足の力が極端に入りにくい(細かい作業ができない)
  • しびれ・違和感が強く続く
  • 代償性発汗が急激に強くなり、生活に支障がある

悩みのイメージ
  • 足の裏の汗で、靴の中がいつもムレて不快に感じる
  • ストッキングや靴下が汗で張り付きやすい
  • 座敷や飲み会など、靴を脱ぐ場面が憂うつになる
  • 足裏の汗ジミやニオイが気になり、人前でリラックスできない
  • 制汗スプレーや中敷きなどで工夫しているが、限界を感じている
〜 フェアクリニックなら 〜
足汗治療の相談イメージ
迷っていても大丈夫 「やる/やらない」から一緒に検討
足の裏の筋肉の働きを調整する注射が本当に合っているかどうかも含めて、期待できること・限界・続け方を率直にお伝えします。
カウンセリングのみでお帰りいただいても問題ありません。
費用の明瞭化イメージ
費用が心配でも大丈夫 片足・両足や量の目安を
事前にご説明
片足・両足のどちらで行うか、必要量の目安と費用の総額を事前にご説明します。
会計時に初めて高額になるようなご案内は行いません。
術後フォローのイメージ
術後が不安でも大丈夫 痛みや違和感もご相談を
施術後しばらくは、チクチク感・内出血・歩いたときのわずかな違和感が気になることがあります。
気になる症状があれば、診察やお電話・LINEなどでフォローし、経過に応じてできる対処を一緒に考えます。

Price

期間限定の割引や特別プランは
今月のおすすめ」をご確認ください。

足の裏 100単位
LINETOX 38,500 円(税込)
筋肉の働きを調整する注射 60,500 円(税込)

FAQ

本当に足の裏の汗は減りますか?
多くの方が数日〜1週間ほどで汗の量の減少を実感されていますが、体質や多汗症の程度によって差があります。
しっかり汗が出なくなるわけではなく、「日常生活や仕事で気になりにくい程度に抑える」ことを目標とした治療です。
痛みは強いですか?
足の裏は皮膚が厚く、かつ敏感な部位のため、チクチクした痛みを感じやすいです。
当院ではアイスでの冷却や表面麻酔クリームなどを併用し、できるだけ負担を軽くするよう心がけています。
歩きづらくなったりしませんか?
量が多すぎる場合、一時的に「少し違和感がある」「踏ん張りづらい」と感じる方もいますが、多くは日常生活に支障のない範囲です。
お仕事や生活スタイルを伺ったうえで、必要以上に効きすぎないよう量や範囲を調整します。
どれくらい持続しますか?
効果の持続はおおよそ4〜6ヶ月程度が目安です。
季節や体質によっても変わるため、「また足裏の汗が気になり始めたタイミング」での再注入をおすすめします。

本ページの医療監修
柴田 健了 医師
Dr.Takenori Shibata
医療法人社団 フェア 理事長
日本形成外科学会 認定 形成外科専門医
日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
“ちょうどいい”医療を、誠実に。
患者様の思いを丁寧にくみ取り、必要なことを一緒に考える診療を心がけています。

初めてのご来院は、不安も多いかと思います。
私たちは、医師と協力しながら、患者様一人ひとりに合わせたサポートを大切にしています。
小さなことでも安心してご相談ください。

最終更新:2025/11/19

まずは、小さな実感から。

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本ページの医療監修
柴田 健了 医師
日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
最終更新:2025/11/19
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