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フェイスラインは若くてもたるみがち!きれいに引き締めるには?

この記事を書いた人

柴田 健了(しばた たけのり)

京都大学医学部卒。日本形成外科学会専門医。長年の治療実績、論文の成果が認められた医師のみが認定される日本形成外科学会専門医の資格を持つ。20年以上形成外科・美容外科の専門医として従事し、大手美容外科を経て、フェアクリニック川口院/東京院を開設。クリニックのコンセプト「フェア(正しい・明瞭)」を掲げ、良質な技術を提供。▶公式サイトURL:https://fairclinic.jp/about/

たるみがなくシャープなフェイスラインは誰もが一度は憧れるもの。たるみやほうれい線は年齢を重ねると起こるイメージがありますが、実は20代からたるんでしまう場合もあります。

この記事では、フェイスラインの定義や引き締め方を紹介します。たるみやほうれい線・二重あごが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

目次

「フェイスライン」ってどこを指すの?理想はどんな形?

フェイスラインはお顔の印象を左右する大切なパーツですが、そもそもどこの部分を指しているのかご存知ですか?整ったフェイスラインとはどういったラインなのか気になる方もいるでしょう。

ここでは、フェイスラインの定義や理想のフェイスラインについて解説していきます。

 

・フェイスラインとはお顔の外側を形作る輪郭のこと

フェイスラインとは、お顔の輪郭のことを指します。生え際からこめかみ、頬を通ってあご先まで、ぐるっとお顔を1周した線です。

また、横顔やうつむいたお顔のラインもフェイスラインと呼びます。一般的に頬からあごにかけてのラインを指します。

年齢を重ねてもフェイスラインが整っていると若々しく見えますし、逆に若い方やスリムな体型の方でもラインが崩れていると老けて見える場合があります。

フェイスラインは人の印象を左右する大切なパーツですが、脂肪やむくみ、加齢が原因で崩れやすくメイクでカバーしにくいのも難点です。

 

・美しいと言われる理想のフェイスラインの形と比率を知ろう

美しいと言われているフェイスラインとは一般的に、卵型の輪郭が美しく理想的だとされています。

卵型は文字通りどの角度から見ても卵の形のような輪郭のことで、顔立ちが整って見えるのが特徴です。しかしエラが張っていたり、脂肪が付いていたりすると、理想のフェイスラインから遠ざかってしまいます。

また、輪郭には美しく見える黄金比が存在します。正面から顔を見て、以下の3つが1:1:1になっているのが理想です。

  • 生え際から鼻の付け根
  • 鼻の付け根から鼻の底辺
  • 鼻の底辺からあご先

また口元にも黄金比が存在し、鼻の底辺から下唇の底辺と下唇の底辺からあご先が等間隔になっているのが美しいと言われています。

 

フェイスラインのたるみ・むくみは早いと20代から起こる!原因は何?

二重あごやほうれい線など、鏡を見るたびに気になるフェイスラインの崩れ。年齢を重ねて引き起こされる悩みというイメージがありますが、実は20代からたるみやほうれい線は起こっています。

ここでは、たるみやむくみの原因を詳しく解説していきます。

 

・普段の生活で表情筋が使われていない

顔には30種類以上の表情筋が存在します。この表情筋の衰えが、むくみやたるみの原因のひとつです。

  • 咀嚼回数の減少
  • インターネットの普及
  • 長引くマスク生活

上記の原因により、表情筋が使われない生活が続くとたるみに繋がります。

また、パソコンやスマホの使用で引き起こされる猫背やストレートネックにも気を付けてください。姿勢が悪いと首や肩回りの筋肉が衰えます。顔の筋肉は首や肩と繋がっているため、連動して表情筋も一緒に衰えてしまいます。

口が開いている状態は口輪筋が使われないので、口呼吸も表情筋が衰える原因です。マスクをしていると口呼吸になりやすいので気を付けましょう。

 

・血行不良を起こしている

血行不良は以下のようなことが原因で引き起こされます。

  • 水分・塩分・アルコールの過剰摂取
  • 運動不足
  • 睡眠不足
  • 冷え
  • PMS

血行不良やリンパの滞りは、老廃物や水分を排出しにくくなるため、むくみの原因となるのです。その状態が続くと代謝が悪くなり、脂肪が付きやすくなってしまいます。

また、顔のむくみは朝起きたときに感じやすくなります。顔のむくみが気になるときは、塩分を控える・寝る前に水を飲みすぎないなどの対策を取りましょう。

 

・体重が増えた・減った

体重が増えるとそれに伴い脂肪も増加し、筋肉量が減ってしまいます。その結果、引き起こされるのが血行不良。

前述の通り、血行不良はむくみの原因になります。血行不良や加齢により代謝が落ちると、脂肪がつきやすい体質になってしまいます。

特に頬やあごは脂肪がつきやすい部位なので、代謝の低下により二重あごを引き起こします。

また、急激な体重の減少で脂肪が減ると、肌のハリが保てません。栄養不足になっている場合もあるため、皮膚がたるみフェイスラインが崩れてしまいます。

 

・加齢で肌の弾力が減ってしまった

年齢を重ねると筋膜が緩み、肌の土台が崩れてしまいます。また、コラーゲンやエラスチンが減少し、肌の弾力も低下。土台の崩れと弾力の低下により皮膚がたるみ、それに伴って脂肪が下がります。

その結果引き起こされるのがほうれい線や二重あご、マリオネットラインなどのたるみです。

また、年齢を重ねると代謝が低くなり脂肪がつきやすくなります。脂肪が増えると筋肉と皮膚が脂肪を支えきれずにたるんでしまうので注意しましょう。

 

【要チェック】フェイスラインの崩れの原因を自分で確かめてみよう

フェイスラインが崩れてしまう原因は多岐にわたります。たるみを改善したいならその原因に合った方法でケアすることが大切です。

ここでは、たるみの原因をセルフチェックする方法をいくつか紹介します。

  • 頬の高いところをつまんで離し、すぐに戻らない場合はコラーゲンやエラスチンが減少しているのが原因
  • ほうれい線がやマリオネットラインが気になる場合、筋膜のゆるみが原因
  • ゴルゴラインが出ている場合、脂肪組織の減少が原因
  • おでこのハリがなくなってきた場合、骨の萎縮が原因

たるみやほうれい線は日々のケアで対策することも可能ですが、筋膜のゆるみや骨の萎縮はセルフケアが難しいため、美容医療を検討するのがおすすめです。

 

フェイスラインをきれいにしたい!自分で引き締める方法は?

年々気になってくるフェイスラインの崩れやたるみ。たるみを予防し、スッキリした輪郭を目指したいものです。

ここではたるみのセルフケア方法をいくつか紹介します。日々のケアに取り入れて、きれいなフェイスラインを目指しましょう。

 

①マッサージで引き締め

顔のたるみは、マッサージでケアすることが可能です。

親指と人差し指の第2関節であご先をつまみ、ぐりぐりとほぐしていきましょう。これをあご先から耳下にかけて、フェイスラインにそってマッサージしていきます。

また、指の腹を使って髪の生え際と耳の周辺をくるくるとマッサージすると、顔全体のたるみに効果が期待できます。それぞれ30秒~1分ほどを目安にマッサージを行いましょう。

セルフマッサージをする際は、以下のことに気をつけてください。

  • クレンジング中にやらない
  • マッサージに適したオイルやクリームを使用する
  • 強くこすりすぎない

間違ったセルフマッサージは、肌の炎症やしみの原因になってしまうので注意しましょう。

 

②エクササイズで表情筋を鍛える

顔のたるみには「あいうえお」と口を大きく開けて動かすエクササイズもおすすめです。

ゆっくり大きくそれぞれの口の形を作り5秒キープしてください。これを5回繰り返します。

フェイスラインが気になる方は、顔を上に向け唇をつきだし5秒間キープしてください。これを3回ほど繰り返します。この方法は首のたるみが気になる方にもおすすめです。

口元のたるみが気になる方は、口輪筋にアプローチしてみましょう。大きく口を開けて「あ」の形を作ります。そのまま唇を突き出し「お」の形に移行させます。これを10回ほど繰り返してください。

 

③美顔器でたるみやしわにアプローチ

たるみやしわが気になる方には美顔器を使ったケアもおすすめです。美顔器は自宅で気軽に使用でき、肌状態をより綺麗に導いてくれる器具です。

美顔器にはさまざまな種類が存在しますが、たるみやしわにアプローチできる商品も存在します。たるみや二重あごが気になる方におすすめなのは、ラジオ波やEMS機能がついた美顔器です。

ラジオ波は電磁波の力で肌に熱を発生させ、代謝をあげて老廃物を流しやすくして肌にハリを与えます。

EMS機能とは、微弱な電流の力で肌に刺激を与え筋肉を動かし、表情筋を鍛えられるものです。

スキンケアだけでは物足りない方は、家庭用美顔器を導入してみてはいかがでしょうか。

④スキンケアでお肌を保つ

基本的なスキンケアで整えられるのは、表皮から真皮までです。進行したたるみやほうれい線はスキンケアだけではケアできません。

しかし、だからといってスキンケアを怠るのはやめましょう。真皮と表皮がきれいだと、肌がひきしまって見えるため、たるんだ印象が和らぎます。

また、たるみの進行を抑えるために紫外線対策を徹底しましょう。紫外線はしわやたるみの原因となります。

既に紫外線からのダメージを感じている方は、レチノールなどビタミンA類のスキンケアを取り入れるのがおすすめです。

 

自力では整えきれない崩れは美容整形で改善しよう

既に進行しているたるみや、骨の萎縮が原因のたるみをセルフケアで改善するのは難しいことです。また、マッサージやエクササイズは継続しなければ効果が得られません。

即効性に欠け、十分な効果を得られない場合もあり、やり方を間違えれば肌トラブルを引き起こす可能性もあります。

そのため即効性や効果が欲しい方やたるみが進行している方は、美容整形で改善するのがおすすめです。美容整形を受けることで、顔のたるみや二重あご・エラ張などフェイスラインの悩みが改善できます。

注射や切開などさまざまな方法が存在し、切らない治療方法を選べばダウンタイムも少なくすみます。

美容整形が気になる方は、一度ドクターに相談して希望に合った施術を選びましょう。

 

当院が男女問わずおすすめするフェイスラインへの施術方法をご紹介

たるみやしわにお悩みの方へ、当院が行っているおすすめの施術をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

 

①ピンポイントでアプローチ可能な小顔治療「エラボトックス」

エラが張って顔が四角く見える方におすすめなのが「エラボトックス」です。エラにボトックスを注射し、エラの筋肉を縮小させます。

エラ張りの主な原因は咬筋の発達です。咬筋は噛むときに使う筋肉で、噛みしめた際にポコッと膨らむ部分を指します。

この咬筋が食いしばりや歯ぎしりなどが原因で異常に発達し、エラが張ったフェイスラインになってしまうのです。

ボトックスを注射することで発達した咬筋を縮小させ、小顔へと導きます。痛みが少なく短時間で済みダウンタイムもほとんどありません。

副作用のリスクも少ないのですが、咬筋は使うと再び発達するため、小顔をキープするためにはコンスタントに注射する必要があります。

 

②HIFU(ハイフ)を照射する切らない小顔治療「ウルセラ」

ハイフとは、熱の力でリフトアップする治療です。中でもウルセラは効果がFDA(アメリカ食品医薬品局)で認められている最高峰の機器。

強力な超音波を照射し、筋膜に熱を与えて引き上げます。「切らない小顔形成」と人気の施術で、持続期間も1年半〜2年と長いのが特徴です。

最大出力で照射すると効果が高くなりますが、その分痛みも感じやすくなります。その場合は、完全無痛麻酔や麻酔クリームを使用するのがおすすめです。

即効性もありますが、3カ月〜6カ月ほど経つとさらに引き締まっていきます。

 

③注射で糸を入れて切らずにリフトアップする「フェアリフト」

「フェアリフト」は、吸収される糸を注射器で挿入してリフトアップを目指す施術です。当院が使用している糸は、極細かつ吸収される期間が6カ月と短い糸を使用しています。

さらに、フェアリフトの糸は吸収される際にコラーゲンを生成するため、肌のハリがアップするのも特徴です。

施術後すぐに効果を感じやすい施術ですが、3カ月〜6カ月後にはさらに引き締まっているでしょう。

ダウンタイムも少なく、施術の際に麻酔クリームを使用するため、傷みが不安な方にもおすすめです。

プランは2つあり、顔全体に24本入れるプランと50本まで入れ放題のプランがあります。

 

④HIFUと糸でリフトアップ効果を強化「ウルセラ+フェアリフト」

より高い効果を得たい方は、ウルセラとフェアリフトを組み合わせた施術がおすすめです。超音波で熱を与えてリフトアップさせるHIFUと、吸収される糸を注射器で挿入しリフトアップさせる施術を組み合わせています。

どちらの治療も切らない治療ですが、組み合わせることで切る治療と近い効果が期待できるでしょう。また、ダウンタイムも少なく、シャワー・洗顔・メイクは当日から可能です。

痛みが気になる方は麻酔クリームや完全無痛麻酔を使用するのをおすすめします。

 

⑤しっかりと効果が長く持続する「フェイスリフト手術」

しっかり効果を出したい方におすすめなのが、フェイスリフト手術です。フェイスリフト手術は、たるんだ部分の皮膚を切除した後に引き上げて縫合します。

皮膚だけでなく筋膜も一緒に引き上げるため、高い効果が期待できる施術です。

切開するため術後の傷跡が気になるところですが、当院では傷跡が目立ちにくい仕上がりを目指しています。切開箇所は事前にしっかりとデザインし、真皮は細かく縫合、表皮は極細の糸で縫合することで薄い線のような仕上がりを実現しています。

手術時間は45分〜2時間と長めですが、無痛麻酔を使用するため手術中に痛みを感じることはありません。

 

安心して治療を受けられるよう当院は患者様に「フェア」に向き合います

施術を受けるのが不安な方でも安心して治療を受けられるよう、当院ではさまざまな取り組みをしています。

 

・当院が患者様にお約束する治療への姿勢

美容整形は仕上がりや痛みに不安があり、なかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか。当院ではそのような不安を取り除き、納得した上で治療を受けていただけるように努力しています。

カウンセリングは院長が自ら行い治療方法を丁寧にご説明。ダウンタイムや副作用についても正直にお話しします。

麻酔クリーム・アイシング・完全無痛麻酔などを使用し、痛みの少ない治療を心がけているので、痛みが不安な方にもお選びいただけます。

 

・当院は良質な治療を「フェア」な価格でご提供します

当院は「すべての治療価格を低価格でご提供する」をコンセプトに掲げています。価格が安いと心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、以下の4つの努力によって価格を抑えています。

  • 少数精鋭で人件費を抑える
  • 都心から離れて家賃を抑える
  • 広告費を抑える
  • 小規模経営で費用を抑える

診察や治療はもちろん、アフターケアまですべて院長が担当。使用機器も厳選し、国内の医院でよく使われているメジャーなブランドを使用しています。

 

まとめ:フェイスラインは年齢を感じやすいポイント|適切なケアで小顔になろう

たるみやほうれい線・二重あごなど、フェイスラインにはさまざまな悩みが存在します。長く続くマスク生活により、たるみが顕著になった方も多いのではないでしょうか。

日々のスキンケアやトレーニングによってたるみの進行は予防できますが、即効性はなく既に進行したたるみへの効果はあまり期待できません。

そんなときにおすすめなのが美容整形。当院ではお悩みに合わせてさまざまな治療方法を用意しています。

診察時間をしっかりと取り、ご希望に合わせたメニューをご提案いたしますので、フェイスラインにお悩みの際はぜひご来院ください。

©フェアクリニック All Rights Reserved.

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