美容コラム

アイプチのやりすぎはまぶたが伸びる?腫れる場合は危険?詳しく解説

アイプチは理想の二重まぶたにできる手軽なメイクアイテムです。しかし、アイプチを使用するとまぶたが伸びると耳にし、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。アイプチのやりすぎで炎症を起こすと、腫れぼったい目元になりかねません。

この記事では、「アイプチのやりすぎによってまぶたは伸びるのか?」という疑問にお答えしていきます。アイプチの危険性や安全な使い方が知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

アイプチのやりすぎによるリスクは?

アイプチは手軽に二重まぶたになれる便利なアイテムですが、やりすぎは禁物です。ここでは、アイプチによるリスクを5つ紹介します。

 

まぶたが硬く・厚くなる

長期間にわたりアイプチを使用すると、接着剤による刺激でまぶたに炎症が繰り返し発生し、皮膚が硬くなるリスクがあります。この状態になると、まぶたが腫れぼったく見えるようになり、硬くなった皮膚のせいでアイプチを使っても理想の二重をつくりにくくなるでしょう。

特に、アイプチでかぶれやすい人は炎症を繰り返す可能性が高いため、早めに使用を控えるのがおすすめです。場合によっては、皮膚がボロボロになってしまうこともあります。アイプチをやめると多少は皮膚の硬さが改善されるものの、完全に元の状態に戻るわけではありません。

 

二重のラインが安定しない

まぶたの皮膚は非常に薄く、約0.6mmしかないため、ダメージが蓄積すると伸びやすくなり、その結果、二重のラインが安定しなくなります。二重の跡が複数できてしまうこともあるでしょう。

また、クレンジング時に目元を強くこすることもまぶたを伸ばす原因になり得ます。一度伸びた皮膚は完全に元に戻ることが難しく、長期間のダメージが蓄積する前に対策を取ることが重要です。

特にまぶたの皮膚が薄い方は、アイプチの使用により二重のラインがつきやすいため、長期使用は避けましょう。二重の跡が重なると、目元が眠たそうに見えたり、老けて見えたりすることがあります。

 

炎症を起こしてまぶたが腫れる

前述の通り、まぶたの皮膚はわずか0.6mm程度の厚さしかなく、体の中で薄い部分のひとつです。そのため非常にデリケートで、アイプチやアイテープを頻繁に使用すると同じ箇所に繰り返し刺激が加わり、皮膚への負担が蓄積します。

この結果、必要な皮脂や角質も一緒に剥がされてしまい、皮膚のバリア機能が低下して、かぶれや腫れが生じる場合があるでしょう。

さらに、アイプチやアイテープの接着成分にアレルギー反応を起こす方もいます。アイプチをオフする際にまぶたを引っ張ったりこすったりすると、さらにダメージが加わり、炎症が悪化します。

 

まぶたにたるみや伸びが生じる

接着剤でまぶたを引っ張り続けると皮膚がたるんでしまうことがあります。また、アイプチを落とす際に目元を強くこすると、その刺激が皮膚がたるむ原因になります。一度たるんだ皮膚は、アイプチの使用をやめても元には戻りません。

特に、まぶたに厚みがある方は二重のラインがつきにくく、皮膚だけが伸びてしまうこともあります。このような場合、まぶたにシワができやすくなり、目が小さく見えるというデメリットも生じます。

さらに、たるみがひどくなると皮膚を切除する手術が必要になるでしょう。早期の対処で、まぶたのたるみや伸びを防ぐことが重要です。

 

まぶたに色素沈着が生じる

アイプチの接着剤成分によって、まぶたの皮膚にアレルギー反応が起こることがあります。アイプチを使いすぎると、皮膚が炎症を起こし、カサカサしたりかゆくなったりするでしょう。このような炎症が繰り返されると、皮膚に色素沈着が生じます。

色素沈着が進行すると、まぶたが茶色くなり、疲れているような印象を与えます。このため、アイプチの使用頻度を減らし、皮膚に負担をかけないようにすることが重要です。

さらに、まぶたの健康を保つためには、クレンジング時に目元を優しく扱い、過剰な摩擦を避けるようにしましょう。

 

アイプチのやりすぎによって生じた症状は治せる?対処法を紹介

アイプチのやりすぎによって腫れや炎症が起こった場合の対処法を紹介します。すでにアイプチをやりすぎて症状が出てしまっている方は、ぜひ参考にしてください。

 

できるだけ早めにアイプチをやめる

アイプチを長期間使用することで、まぶたにダメージが蓄積し、皮膚のたるみや炎症といったトラブルが発生します。これらの症状を感じた場合は、速やかにアイプチの使用を中止することが重要です。炎症やたるみがある状態で使用を続けると、症状がさらに悪化します。

また、まぶたに炎症やかぶれがあると、目元にかゆみを感じることが多く、かゆみによって目元をこすると、炎症の悪化や皮膚のたるみが進行します。症状がひどくなってからアイプチをやめても、元の状態に完全に戻るとは限りません。

将来的に二重整形を考えている方は、できるだけ早くアイプチの使用を中止しましょう。

 

二重整形できれいな二重にする

アイプチのやりすぎでまぶたに炎症やかぶれが生じても、二重整形の施術を受けることで美しい二重を目指せます。

例えば、二重整形の一種である埋没法は、まぶたを糸で縫い留めるだけの簡単な施術です。切開を伴わないため、施術時間は10〜15分程度と短く、術後の腫れや内出血も少ないため周囲にバレにくいのが特徴です。

また、アイプチとは異なり、一度施術を受ければ常にきれいな目元をキープでき、まぶたへの負担も軽減されます。ただし、まぶたの状態が非常に悪い場合は糸が取れやすくなるため、医師に相談することが大切です。埋没法が難しい場合には、切開法を検討しましょう。

 

二重整形の種類は2種類ある

二重の整形術には、主に埋没法と切開法の2種類があります。それぞれの特徴をチェックし、自分に合った施術を選びましょう。

 

埋没法

埋没法は、まぶたを切開することなく二重のラインをつくる施術です。糸がまぶたの内部に埋没することから、埋没法と呼ばれています。

医療用の細い糸を使ってまぶたの内側を縫い留め、数カ所に結び目をつくることで二重のラインを形成します。施術時は、まぶたの状態や希望する形に応じて縫い留める点数や位置を調整します。

埋没法の特徴は、自然で柔らかな仕上がりが得られることです。施術メニューには、「1点留め」「2点留め」など、まぶたを固定する点数によって選択肢があります。また、埋没法は切開しないため、切開法に比べて腫れのリスクが低いとされています。

 

切開法

切開法は、まぶたを切開して二重を形成する施術です。希望する位置に沿って皮膚を切開し、その後縫合することで二重まぶたをつくり出します。ぱっちりした二重まぶたをつくれるのが特徴です。

埋没法よりも幅広いラインを希望する方や、上まぶたの皮膚が厚い方に特に適しています。また、片側だけの治療も可能です。切開法は、目薬の麻酔と局所麻酔を併用するため、施術中の痛みはほとんどありません。

術後の腫れは比較的出やすく、通常では10〜14日で軽減し、最終的な仕上がりには1〜2カ月ほどかかります。

 

埋没法のメリット・デメリット

ここでは、埋没法のメリットとデメリットを紹介します。埋没法にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

 

メリット

埋没法のメリットは以下の通りです。

  • 施術が比較的短時間で済む
  • ダウンタイムが短い
  • 施術後のやり直しが可能

埋没法の施術は約15分で終了します。さらに、抜糸や入院などの必要がないため、日常生活のスケジュール調整が簡単です。

また、埋没法のダウンタイムは2日〜1週間程度とされており、比較的早期に日常生活に戻ることが可能です。施術後に望む形にならなかった場合や、イメージと異なる場合で、再度施術を行えるメリットもあります。

以上のように、埋没法は手軽に施術を受けられることや、ダウンタイムが短期間であることから多くの患者さまに選ばれています。

 

デメリット

埋没法のデメリットは以下の通りです。

  • 永続的な効果は期待できない
  • 副作用が出る場合がある
  • まぶたが厚い方には不向き

埋没法は、施術後に使用される糸が切れたり緩んだりすることがあり、二重ラインが元に戻る可能性があります。特に、糸の強度が年月とともに低下し、自然な二重に戻るケースが多々見られます。一般的に、持続効果は3〜5年程度です。

また、埋没法はメスを使用しないことから肌への負担が少ないとされていますが、まれに腫れや内出血などの副作用が生じることがあります。さらにまぶたの脂肪が厚い場合や、たるみが強い場合には適していません。

 

切開法のメリット・デメリット

続いて、切開法のメリットやデメリットも見ていきましょう。埋没法と比較し、自分にはどちらの施術が合うか検討してみてください。

 

メリット

切開法のメリットは以下の通りです。

  • 長期的な効果が期待できる
  • 細かなデザイン調節が可能
  • まぶたの脂肪も取れる

切開法は、二重ラインを長期間持続できる点で評価されています。特に全切開法は、他の二重整形手術に比べて持続効果の高さが特徴です。切開法は、まぶたの内部構造を直接的に修正し、二重ラインを希望通りの形に仕上げられます。

患者さまの希望に合わせて幅広い二重デザインを実現できるため、自然な見え方や理想のラインを求める方に適しています。また、埋没法では難しいとされる細かなデザインも、切開法なら実現可能です。さらに、必要に応じてまぶたの脂肪も除去できます。

 

デメリット

切開法のデメリットは以下の通りです。

  • やり直しができない
  • ダウンタイムが長い
  • 施術費が高額

切開法は、まぶたの内部を修正して二重ラインを形成するため、施術後に二重ラインの形や位置に不満が生じた場合、簡単にやり直せません。施術前に入念なカウンセリングを行い、希望の二重ラインを医師とよく相談することが重要です。

また、メスを使用するため、埋没法よりもダウンタイムが長期化します。施術後の腫れや内出血が目立ちやすく、回復までの期間が長くなるでしょう。特に社会生活において支障を来さないかどうかを事前に確認することが大切です。

 

アイプチのやりすぎに関するよくある質問

ここでは、アイプチのやりすぎに関するよくある質問にお答えしていきます。アイプチについて疑問がある方は、ぜひ参考にしてください。

 

ゴムラテックスフリーのアイプチであれば安全ですか?

ゴムラテックスフリーのアイプチは、一般的なラテックス入りの製品よりも皮膚に優しいとされています。しかし、含まれる粘着剤などによって、刺激性接触性皮膚炎のリスクが完全になくなるわけではありません。

ゴムラテックスは皮膚アレルギーの原因となる成分であり、敏感肌やかぶれやすいまぶたの方にとって問題となることがあります。そのため、かぶれを心配する方は、この成分を使用していないゴムラテックスフリーの製品を選ぶのがおすすめです。

 

伸びた皮膚は二重整形で改善できますか?

一度伸びたまぶたの皮膚を元に戻す方法は限られており、マッサージや薬用化粧品では一時的な効果しか得られません。しかし、二重整形では伸びてしまった余分な皮膚を除去することで改善が可能です。

まぶたの皮膚を引き締めて理想の二重ラインを再構築できます。伸びた皮膚がシワやたるみを引き起こしている場合、二重整形によって若々しい印象を取り戻せるでしょう。まぶたの皮膚の伸びが気になる方は、専門の医師に相談するのがおすすめです。

 

二重整形はアイプチでつくっている二重幅にできますか?

アイプチやアイテープと同じ幅で二重をつくることは可能ですが、完全に同じ二重にはできません。アイプチやアイテープは皮膚の表面上で二重を形成しますが、美容整形では皮膚の内側から二重を形成します。

アイプチと同じ幅で二重整形を行っても、二重の深さや立ち上がり方が異なるため、見た目が微妙に異なります。美容整形では、個々の目の形や皮膚の状態に応じて最適な二重をデザインするため、完全な再現は難しいでしょう。

 

当クリニックでは日本形成外科学会専門医がカウンセリングから施術まですべてを担当します

当クリニックでは、日本形成外科学会の専門医が治療全般を担当します。カウンセリングから施術まで、経験豊富な専門医が一貫して対応しているのが特徴です。患者さまのご要望や状況を丁寧にお伺いし、最適な治療法を提案します。

また、治療に関する疑問や不安にも親身に対応し、患者さまが納得いくまでサポートいたします。当クリニックのコンセプトは「すべての治療価格を低価格で提供する」ことです。公正かつ透明性のある「フェア」な価格設定を大切にし、患者さまが安心して治療を受けられる環境を整えています。

治療価格はホームページに記載されている価格から上がることはありません。患者さまが安心して美容治療を受けられるよう、常に価格と品質のバランスを考慮しています。

 

まとめ|アイプチのやりすぎはまぶたが伸びる可能性がある

アイプチをやりすぎると、炎症を起こしたり、まぶたが伸びたりする可能性があります。アイプチによって異変が起こった場合は、すぐに使用を中止しましょう。また、アイプチではなく、二重の整形手術を受けるのもおすすめです。

二重整形には、主に埋没法と切開法の2種類があります。それぞれ施術方法や特徴が異なるため、自分に合った施術を選びましょう。当クリニックでは、患者さまに合った施術を日本形成外科学会専門医がご提案します。ぜひ一度無料カウンセリングでご相談ください。

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