フェイスリフトのダウンタイムはどれくらい?翌日〜2週間の経過と腫れ・内出血のリアル

「フェイスリフトを受けたいけれど、術後どれくらい腫れるのか不安」
「仕事は何日くらい休めばいいの?」
「ドレーンや圧迫固定が怖い」

フェイスリフトを検討している方にとって、手術そのものと同じくらい気になるのがダウンタイムです。

フェイスリフトは、皮膚やSMAS層を引き上げ、余った皮膚を整える手術です。そのため、術後には腫れ・内出血・むくみ・傷の赤み・つっぱり感などが出ることがあります。

ただし、ダウンタイムは「ただ腫れる期間」ではありません。
ドレーンで血液を外へ逃がす、圧迫で皮膚を安定させる、内出血の変化を確認するなど、術後の経過には一つひとつ意味があります。

この記事では、フェアクリニック院長によるYouTube解説をもとに、フェイスリフト後の翌日から2週間前後までの経過、ドレーンや圧迫固定の理由、内出血や痛みへの考え方を分かりやすく整理します。

この動画では、実際のフェイスリフト後の経過を見ながら、柴田院長が術後の状態について解説しています。この記事では、その内容を患者様向けに整理してご紹介します。

この記事で分かること

  • フェイスリフト後の翌日〜2週間の経過
  • 腫れや内出血が目立ちやすい時期
  • ドレーンを入れる目的と抜去のタイミング
  • 圧迫固定が必要な理由
  • 内出血を冷やす時期・温める時期の考え方
  • 抜糸やステープル除去の目安
  • 順調な経過と注意が必要な症状
  • 人前に出られる時期や仕事復帰を考える目安

フェイスリフトのダウンタイムと術後経過

フェイスリフト後の経過は、手術範囲や体質によって個人差があります。

ただ、一般的には、術後数日は腫れや内出血が出やすく、1週間前後で抜糸、2週間前後で正面から見た腫れや内出血が落ち着いて見えるケースがあります。

動画内でも、今回の経過は「順調な時はこういう経過です」という目安として紹介されています。

順調な時はこういう経過です、という目安として見ていただければよいと思います。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=DK8qvuJb9jI

ここでは、術後の流れを時系列で見ていきます。

手術翌日〜数日後:腫れや内出血が出始める時期

手術翌日から数日間は、腫れ・むくみ・内出血・圧迫による違和感が出やすい時期です。

フェイスリフトでは、皮膚の下を剥離して組織を動かします。そのため、術後すぐは皮膚の下に血液や浸出液が溜まらないよう、ドレーンを入れたり、圧迫固定を行ったりすることがあります。

動画内では、術後1〜2日はしっかり休み、必要な処置や確認のために来院できる状態にしておくことがすすめられています。

フェイスリフト後は、1〜2日はしっかり休んで、病院に来られる状態にしておいてほしいです。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=DK8qvuJb9jI

手術翌日からすぐに仕事や予定を詰め込むのではなく、術後処置や状態確認に対応できるよう、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。

術後3日目ごろ:内出血が表面に出てくることがある

内出血は、手術直後よりも数日経ってから皮膚表面に目立ってくることがあります。

動画内では、術後3日目ごろから内出血がはっきり出てきたケースが紹介されています。

内出血は、手術直後ではなく数日経ってから表面に出てくることがあります。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=DK8qvuJb9jI

そのため、術後すぐはそこまで目立たなかったのに、数日後に色が出てきたとしても、それだけで異常とは限りません。

ただし、急に大きく腫れる、強い痛みがある、出血が続く、左右差が急に強くなるといった場合は、早めにクリニックへ相談してください。

術後1週間:抜糸の目安と傷跡の状態

フェイスリフト後の抜糸は、一般的に術後1週間前後を目安に行われます。

1週間前後は、傷や内出血の見た目から「痛そう」と感じる方もいます。ただ、動画内では、1週間経つと皮膚はかなりくっついているため、見た目ほど痛みが強くない場合もあると説明されています。

見た目が痛々しくても、実際の痛みの感じ方には個人差があります。
強く触ると痛みがあることはありますが、順調な経過では、強い痛みがずっと続く方ばかりではありません。

また、髪の生え際や頭皮側の切開部では、糸ではなく医療用ステープルのような固定具を使うことがあります。髪のある部分は、糸で縫うと毛を巻き込んでしまうことがあるためです。

術後2週間:人前に出られる目安と見た目

順調に経過した場合、術後2週間ほどで、正面から見た腫れや内出血はかなり落ち着いて見えることがあります。

動画内でも、2週間後の見た目について、正面から見るとかなり分かりにくくなっていると説明されています。

ただし、2週間で完成するわけではありません。

傷の赤み、むくみ、つっぱり感、触ったときの硬さなどは残ることがあります。1ヶ月、3ヶ月、半年と、時間をかけてなじんでいく部分もあります。

人前に出られる時期は、仕事の内容や人と接する距離、メイクの可否、マスクの使用、腫れや内出血の出方によっても変わります。大切な予定がある場合は、余裕を持ってスケジュールを組むことをおすすめします。

ドレーンや圧迫固定はなぜ必要?

フェイスリフトのダウンタイムで、患者様が不安に感じやすいものの一つがドレーン圧迫固定です。

見た目だけを見ると少し怖く感じるかもしれませんが、これらは術後の経過を安定させるために行うことがあります。

ドレーンを入れる目的と抜くときの痛み

ドレーンとは、手術後に皮膚の下へ血液や浸出液が溜まりにくいよう、一時的に外へ逃がすための管です。

動画内では、柴田院長がドレーンについて、血液を外へ逃がすための通り道のようなものだと説明しています。

ドレーンは、血が中に溜まらないように外へ逃がすための通り道のようなものです。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=DK8qvuJb9jI

フェイスリフトでは、皮膚の下を剥離して組織を動かします。剥がしたスペースに血液が溜まると、腫れが強く出たり、術後経過に影響したりすることがあります。

そのため、剥離範囲が広い場合やネックリフトを併用する場合などに、ドレーンを入れることがあります。

ネックリフトまで行う場合は、剥離範囲が広くなるため、ドレーンを入れることがあります。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=DK8qvuJb9jI

一方で、すべてのケースでできるだけドレーンを入れるわけではありません。切開や剥離の範囲、出血の状態、ネックリフトの有無などを踏まえて判断します。

ドレーンを抜くときは、基本的にはすっと抜けるものとして説明されています。ただし、痛みの感じ方には個人差があります。

また、出血や浸出液の状態によって、左右で抜くタイミングを変えることもあります。片側だけ少し長めに入れておく場合もあります。

圧迫固定が術後の腫れや経過を左右する理由

フェイスリフト後には、顔まわりをしっかり圧迫固定することがあります。

圧迫固定というと「腫れを抑えるため」と思われがちですが、それだけではありません。

動画内では、圧迫の目的について、剥離した皮膚を下の組織にしっかり密着させるためだと説明されています。

圧迫は、剥がした皮膚をぴたっとくっつけるために行います。
引用元:https://www.youtube.com/watch?v=DK8qvuJb9jI

皮膚が浮いてしまうと、腫れが強く出たり、血液が溜まったりすることがあります。
そのため、圧迫固定は、腫れ対策だけでなく、剥離した皮膚や組織を安定させるためにも大切です。

圧迫が強く感じることもありますが、術後経過を安定させる目的で行われるものです。苦しさや痛みが強い場合は、自己判断で外さず、クリニックに相談してください。

テープかぶれや皮膚の赤みが出た場合

術後は、圧迫固定やテープ固定を行うため、肌質によっては赤み・かぶれ・皮膚のめくれのような症状が出ることがあります。

動画内でも、顎下や首まわりの赤みについて、テープによるかぶれの可能性が説明されています。

テープかぶれは一時的な反応として経過を見ることもありますが、強いかゆみ・痛み・ただれがある場合は医師に相談が必要です。

術後は、傷や腫れだけでなく、テープや圧迫による肌トラブルも起こり得るため、不安な変化があれば早めに確認しましょう。

内出血と腫れを長引かせないためのケア

フェイスリフト後の腫れや内出血は、多くの方が気にされるポイントです。

大切なのは、「腫れたら失敗」「内出血が出たら異常」とすぐに考えるのではなく、術後の自然な経過なのか、注意が必要な変化なのかを見極めることです。

内出血は冷やすべき?温めるべき?

内出血や腫れに対して、「冷やすべきか」「温めるべきか」と迷う方は多いと思います。

動画内では、術後早期は出血を抑える目的で冷やし、その後は新たな出血の心配が少なくなってから温める考え方が説明されています。

術後すぐは、出血や腫れを抑える目的で冷却を行うことがあります。
一方、数日経って新たな出血の心配が少なくなった段階では、血流を促すことで内出血の吸収を助ける考え方もあります。

ただし、冷やす・温めるタイミングは、手術内容や術後の状態によって異なります。

自己判断で温めたり、強くマッサージしたりすることは避けてください。具体的なタイミングは医師の指示に従うことが大切です。

漢方薬や外用薬を使うこともある

動画内では、腫れや内出血に対して、漢方薬や外用薬を使うことがあるという話も出ています。

腫れや内出血の経過に応じて、漢方薬や外用薬を使用することがあります。
ただし、薬の種類や使用タイミングは状態によって異なります。

自己判断で市販薬や外用薬を使うのではなく、処方された薬や医師の指示に従ってください。

痛みが強く出るケースと手術操作の関係

フェイスリフトは大きな手術に見えるため、「かなり痛いのでは」と不安になる方も多いと思います。

動画内では、術後の消毒などで患者様と話す限り、強い痛みを訴える方ばかりではないと説明されています。

見た目が痛々しく見えても、実際の痛みの感じ方は人によって異なります。順調な経過では、強い痛みが長く続かない方もいます。

一方で、痛みが出やすいケースもあります。動画内では、剥離の層や手術操作が痛みに関係する可能性にも触れられています。

フェイスリフトでは、剥がす層を均等に保つことが大切です。層がずれたり、深くなったりすると痛みにつながる可能性があるため、手術操作にも注意が必要です。

強い痛みが続く場合や、急に痛みが増した場合は、早めにクリニックへご相談ください。

ダウンタイム中の順調な経過と注意すべき症状

フェイスリフト後の経過には個人差があります。

動画で紹介されている経過は、比較的順調な例として説明されていますが、すべての方がまったく同じ経過をたどるわけではありません。

むくみや傷の赤みは徐々に落ち着く

順調な経過では、術後数日で内出血や腫れが目立つことがあっても、1週間、2週間と時間の経過とともに落ち着いていきます。

2週間前後で正面からの腫れや内出血がかなり分かりにくくなることもありますが、傷の赤みやむくみはまだ残ることがあります。

1ヶ月、3ヶ月、半年と時間をかけてなじんでいく部分もあるため、術後2週間は「完成」ではなく、あくまで大きな変化が一段落する目安と考えるとよいでしょう。

異常な腫れや出血を感じた場合はすぐに相談を

注意が必要なのは、再出血や強い腫れが起こるケースです。

動画内でも、再出血で腫れる場合には、ダウンタイムが長引くことがあると説明されています。

ただし、早い段階で確認して必要な処置を行えば、最終的な経過に大きく影響しないこともあります。

以下のような場合は、自己判断せず早めにクリニックへご連絡ください。

術後の不安は、早めに確認することで安心につながります。

フェイスリフト後の経過目安

時期起こりやすい変化目安
手術翌日〜2日目ドレーン抜去、圧迫固定、腫れ、赤み通院できる状態で安静に過ごす
3日目ごろ内出血が表面に出て目立つことがある色が出ても異常とは限らない
術後早期冷却を行うことがある医師の指示に従う
数日後以降状態により温める指示が出ることもある自己判断で温めない
1週間前後抜糸、傷や内出血がまだ目立つ時期見た目ほど痛みが強くないこともある
2週間前後正面からの腫れや内出血が落ち着いて見えることがある完成ではなく、赤みやむくみは残ることがある
1ヶ月以降傷の赤みやむくみが徐々に落ち着く3ヶ月、半年と経過を見ていく

よくある質問

フェイスリフト後にドレーンはできるだけ入れますか?
ドレーンを入れるかどうかは、剥離範囲やネックリフトの有無、出血の状態などによって異なります。すべてのケースでできるだけ使用するわけではなく、医師が状態に応じて判断します。
ドレーンを抜くときは痛いですか?
動画内では、基本的にはすっと抜けるものとして説明されています。ただし、痛みの感じ方には個人差があります。不安がある場合は、処置前に医師やスタッフへご相談ください。
術後の圧迫はなぜ必要ですか?
剥離した皮膚や組織を安定させ、血液や浸出液が溜まりにくくする目的があります。腫れを抑えるだけでなく、術後経過を安定させるために大切な処置です。
内出血はいつごろ出ますか?
手術直後よりも、数日経ってから皮膚表面に目立ってくることがあります。動画内では3日目ごろから内出血が出てきた例が紹介されています。内出血の出方には個人差があります。
内出血は冷やした方がいいですか?温めた方がいいですか?
術後早期は出血を抑える目的で冷やすことがあります。その後、新たな出血の心配が少なくなってから温めるよう指示されることもあります。具体的なタイミングは医師の指示に従ってください。
抜糸はいつごろですか?
一般的には術後1週間前後が目安です。ただし、部位や縫合方法、皮膚の状態によって前後することがあります。
2週間後には人前に出られますか?
順調な経過では、2週間ほどで正面から見た腫れや内出血がかなり落ち着いて見えることがあります。ただし、傷の赤みやむくみが残ることもあり、回復には個人差があります。大切な予定がある場合は余裕を持って計画することをおすすめします。
フェイスリフト後の痛みは強いですか?
見た目が痛々しく見えても、強い痛みを訴える方ばかりではありません。ただし、痛みの感じ方には個人差があり、術後の腫れや手術範囲によっても異なります。強い痛みが続く場合は早めにご相談ください。

フェイスリフトのダウンタイムは、術後管理まで含めて相談を

フェイスリフトは、たるみをしっかり改善したい方にとって有力な選択肢の一つです。

一方で、手術後には腫れ・内出血・むくみ・傷の赤み・圧迫固定などのダウンタイムがあります。

大切なのは、ダウンタイムを「怖いもの」として避けるだけでなく、何が起こりやすいのか、どの経過が順調なのか、どのような症状に注意すべきなのかを事前に知っておくことです。

フェアクリニックでは、手術内容だけでなく、術後の過ごし方や通院の目安、腫れや内出血への対応についてもご説明しています。

「フェイスリフトを受けたいけれど、ダウンタイムが不安」
「仕事や予定に合わせて手術時期を相談したい」
「自分の場合、どれくらい腫れそうか知りたい」

そのような方は、まずはカウンセリングでご相談ください。たるみの状態やご希望、生活スケジュールを踏まえて、無理のない治療計画をご提案します。

フェイスリフト (症例No.s50005)
担当医
柴田健了
経過日数
3ヶ月
費用
407,000円~850,000円
副作用・
リスク
  • だるさ・熱感・むくみ・かゆみ・軽い発熱などの全身症状
  • 傷周囲の赤み・盛り上がり・硬さ(体質により長引くことがあります)
  • 内出血・血腫、むくみの遷延
  • 感染(化膿)により痛みや腫れが強くなる、長引く
  • 左右差や、表情の変化を「違和感」と感じること
  • 耳の形・耳たぶの位置などがわずかに変化する可能性
  • ごく稀に、アレルギー反応・ショックなど全身的な合併症
施術前
3ヶ月後

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医療監修 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医

柴田医師は形成外科・美容外科の専門医として20年以上にわたり、フェイスリフト、しわ・たるみ改善、二重術、目元治療など幅広い施術に携わってきました。
エビデンスに基づく治療と誠実な提案を大切にし、美容医療を身近で安心できるものにすることを理念としています。

柴田医師の紹介

最終更新:2026/06/13

美容外科医 柴田健了

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