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糸リフトが失敗したらどうなる?治療の前におさえたいポイントを解説
- 2023/06/01
- カテゴリー: エイジングケア治療
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糸リフトを受けたいと考えていても、失敗したらどうしようと不安な方も多いのではないでしょうか。糸リフトは信頼できる医師に頼まなければ、ひきつれや凸凹などを引き起こす場合があります。
この記事では、糸リフトの失敗例や原因を解説します。失敗しないための方法も紹介するので、糸リフトの施術を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
目次
糸リフトで失敗したらどうなる?気になる7つの失敗例とその原因
ここでは、糸リフトの7つの失敗例とその原因を紹介します。
①顔に引きつれ(つり目・頬のくぼみ)が起こる
過度に引き上げを行うと顔に引きつれが生じ、頬のくぼみ、つり目、不自然な表情などの症状が出る場合があります。
施術後は多少突っ張られたように感じますが、時間の経過とともに気にならなくなっていくのが基本です。1カ月以上経っても引きつった感じが治まらないなら、施術の失敗が考えられるでしょう。
頬のくぼみが軽度なら1~2カ月で落ち着きますが、場合によってはさらに時間がかかる可能性もあります。
②糸が透けて肌表面から見える・糸が入っているとわかる
使用する糸はさまざまな種類があります。皮膚の厚さに合わせた糸を挿入しないと、肌の表面から糸が透けて見えたり触れると感触がわかったりしてしまうでしょう。
これらは、医師の技術力不足により起こります。特に皮膚が薄い方は、細い糸を使用する必要があります。皮膚の厚さは人によって異なるため、1人ひとりに合わせた施術ができる医師を選びましょう。
③触るとわかる肌の凸凹感がある
術後肌に凸凹感がある場合、均一に挿入されていない可能性があります。皮膚の薄い方や突起が大きい糸を使用すると凸凹感が出やすいでしょう。医師の技術力不足により、挿入する深さが均一になっていないケースも凸凹を生じさせる可能性があります。
アレルギーを引き起こした際も、凸凹ができるケースがあるでしょう。施術後は一時的な頬の凸凹はありますが、2週間ほど経っても馴染まないときは、失敗の可能性があります。
④効果が感じられない・理想の仕上がりと違う
引き上げが足りず、効果が感じられないケースもあります。医師との意思疎通がとれないまま施術し、理想の仕上がりにならないケースも考えられるでしょう。理想通りの仕上がりにできない医師の技術不足も考えられます。
また、糸リフトの施術のみでは、理想の仕上がりにならない可能性があります。顔の脂肪が多い方は、脂肪吸引など他の施術と組み合わせて行うと良いでしょう。
理想通りの仕上がりにするには、カウンセリングの際にイメージのすり合わせをしっかり行うのがおすすめです。
⑤髪の生え際が後退する
施術時に、髪の生え際にある毛根を損傷する可能性があります。また、糸を固定したことで、血流が悪くなるケースもあるでしょう。
その結果、髪の生え際が後退してしまったり、髪が抜けてしまったりすることもあります。糸の固定による血行不良は、糸が体内に吸収されると解消される可能性がありますが、毛根の損傷は回復が難しいでしょう。
このような失敗を避けるには、技術力のある医師を選ぶのが大切です。
⑥痛みがいつまでも取れない(感染症)
施術後に感じる痛みは、1~2週間ほどで治まることがほとんどです。我慢できないほど強い痛みを感じることはありません。
施術から数週間経っても強い痛みを感じるときは、皮膚の深い場所に糸を挿入してしまった可能性があります。
不衛生なクリニックで施術を受けると、感染症を引き起こす可能性があるため、衛生面の配慮が行き届いたクリニックを選ぶのも大切です。
⑦アレルギーを発症してしまう
挿入する糸の種類には、金属製の材質を使用したものがあります。そのため、金属アレルギーを持っている方は、施術を受けるとアレルギーを発症する可能性があるでしょう。
カウンセリング時には、材質についてしっかり説明があり、アレルギーの確認を行ってくれるかどうかもチェックすることが大切です。
これも失敗?糸リフトのダウンタイムの症状を知っておこう
ここでは、糸リフトを受けた際のダウンタイムについて紹介します。失敗とダウンタイムの症状を見分けられるよう、チェックしておきましょう。
腫れで顔が一時的に大きくなることがある
注射器による治療のため、基本的に大きく腫れることはありません。しかし、一時的に腫れが生じることがあります。目が開きにくくなるほどパンパンになるものではなく、むくんだような軽度の腫れです。
数日で落ち着きますが、1週間以上経っても腫れが引かないときは、医師に相談しましょう。
内出血を起こす場合がある
挿入した部分に、内出血が生じるケースがあります。特に頬や口周りなどは、内出血が出やすい傾向にあります。
ただし、メイクで隠せる程度の軽度の内出血です。赤から紫、黄色と治るまでに色の変化が見られます。2週間程度か、長くても1カ月ほどで治まっていくでしょう。
痛みを感じる場合がある
口を開いたときや顔に触れたときに痛みを感じる場合があります。会話や食事の際に痛みを感じることもあるでしょう。
ただし我慢できないほどの強いものではなく、1~3週間程度、長くても1カ月ほどで落ち着くでしょう。痛みが強いときは、医師に痛み止めを処方してもらうのがおすすめです。
違和感があったり口が開きにくかったりすることがある
施術後は引きつれなどの違和感や口の開きにくさを感じるケースがあります。
皮膚を糸で引き上げる施術のため、術後1~2週間ほどは引きつれや口の開きにくさなどの違和感を感じやすいでしょう。なかなか治まらないときは、医師に相談するのがおすすめです。
顔に赤みが生じる場合がある
挿入した箇所に、2~3日ほどで治まる程度の軽度な赤みが生じることがあります。
ただし真っ赤になるのではなく、ほんのり赤くなる程度です。施術当日からメイクが可能なため、気になる方はファンデーションやコンシーラーでカバーしましょう。
赤みは長くても1週間ほどで落ち着くため、しばらく様子を見るのがおすすめです。
万が一糸リフトに失敗したと思ったら?対処法は医師に相談すること
上記の通り、施術後にはダウンタイムがあります。腫れや内出血があったときは、すぐに失敗とは判断せず、しばらく様子を見るようにしましょう。
ダウンタイムの症状は一時的であるため、1カ月ほどで治まっていくことがほとんどです。症状が長引かないようにできるだけ触らずに過ごしてください。
それ以降もなかなか治まらないときは、医師に相談するのがおすすめです。挿入した糸を引き抜くことはできませんが、溶ける糸を使用しているため時間の経過とともに元の状態に戻っていきます。糸リフトの持続期間は6~18カ月ほどとされているため、それまで我慢するのもひとつの方法です。また、マッサージによって凸凹を改善できるケースもあるため、医師に相談するようにしましょう。
失敗に対処するのもコストがかかるため、失敗のない施術を提供しているクリニックを選ぶことが大切です。
糸リフトを受ける前に「失敗を防ぐポイント」をおさえよう
ここでは、糸リフトの失敗を防ぐポイントを紹介します。施術を受ける前にチェックしておきましょう。
「糸リフトには向かない人もいる」ことを知っておく
糸リフトには向いている人と向いていない人がいます。向いていない人が施術を受けても、思ったような効果は得られないでしょう。
向いていない人の特徴は以下の通りです。
- 皮下脂肪が多い、もしくは少ない
- 皮膚が硬い
- たるみが強い
- あごが目立つ骨格
糸で引っ張り上げる治療のため、脂肪が多い、もしくは少なかったり、皮膚が硬かったりすると、糸に負担がかかり効果が発揮できない可能性があります。
あごの骨格にコンプレックスを持っている方は、骨格が強調される場合もあるため注意が必要です。
クリニック・医師選びを慎重に行う
失敗しない糸リフトのためには、クリニックや医師選びを慎重に行うことが大切です。ここでは、信頼できるクリニックや医師を選ぶポイントを3つ紹介します。
医師の実績は豊富にあるか
施術してもらう医師の症例写真を事前にチェックしておきましょう。自分好みの仕上がりかどうかを確認しておくと、失敗を防げる可能性が高まります。
糸リフトの施術自体は、それほど難しいものではないといわれています。しかし、患者さまの希望や肌状態に合わせた施術をするには、知識と経験、技術力が必要です。
先述の通り、患者さまに合った施術をしなければ、糸が透けて見えたり凸凹が生じてしまう恐れがあります。失敗しない糸リフトを受けるためには、経験豊富な医師を選ぶようにしましょう。
日本形成外科学会専門医の資格を持っているか
技術のある医師に施術してもらえれば、失敗のリスクは下げられます。どのような医師を選べば良いのか、そのポイントは日本形成外科学会専門医の資格の有無です。
日本形成外科学会専門医は、民間の資格より取得が難しく提出する症例数も多いため、その分経験が豊富といえます。
そのため、失敗しない糸リフトを受けたい際は、その医師が日本形成外科学会の専門医であるかどうかをチェックしてみてください。
カウンセリングから施術・アフターケアまでを医師が行うか
カウンセリングから施術・アフターケアまで1人の医師が行っているクリニックを選びましょう。
先述の通り、理想の仕上がりイメージを医師と共有することは、施術を成功させるためにとても大切です。カウンセリング時に理想をしっかり伝えられたとしても、施術を担当する医師が異なる場合、イメージの食い違いが生まれる可能性があるでしょう。
そのようなリスクを避けるために、カウンセリングから施術まで同じ医師が担当してくれるクリニックを選ぶのがおすすめです。
カウンセリングでしっかり話をする
糸リフトを受けて後悔しないためには、カウンセリング時にしっかり話し合うことが大切です。糸リフトについての説明を受けるだけでなく、理想のイメージを共有するようにしてください。イメージを共有しやすいようにできる限り細かく理想を伝えられれば、失敗のリスクを下げられるでしょう。
また疑問や不安がある場合は、カウンセリング時に解消しておくことがポイントです。カウンセリング時の説明不足は施術の失敗を引き起こす恐れがあるため、たとえささいなことであっても相談するようにしましょう。
納得いくまで施術は受けない
カウンセリング時の違和感を持ったまま施術に進むのはやめましょう。熟考せずに即日契約し施術を受けると、理想のイメージに仕上がらない恐れがあります。
たとえ医師に勧められたとしても、きちんと説明を受け、自分自身でよく考えてから契約するのがおすすめです。時間はかかるかもしれませんが、カウンセリング時は施術の説明を受けるだけでなく、デメリットや後遺症についても確認するようにしましょう。
フェアクリニックでは患者さまの気持ちに寄り添った治療をします
フェアクリニックでは、肌に凸凹が生じないよう、糸を皮膚の深い部分に挿入しています。また、使用する糸は約6カ月かけて体内に吸収されるため、異物を入れるのに抵抗がある方もご安心ください。注射剤には安心のメジャーブランドを使用しています。
当院の糸リフトの持続期間は約1年半です。患者さまが定期的に施術を受けやすいよう、24本99,000円、50本165,000円と低価格に設定している点も特徴です。
下記の記事では、糸リフトのダウンタイムについて詳しく解説しています。ダウンタイム中の症状を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
糸リフトのダウンタイム|腫れや痛みはどのくらい?気をつけることは?
糸リフトがどうしても不安な人へ|他の施術方法の紹介
当院では、糸リフト以外にもリフトアップの施術を用意しています。糸リフトが不安な方は、そちらの治療を検討してみてください。
ウルセラ|HIFU(ハイフ)を用いた小顔&リフトアップ
切らずに高いリフトアップ効果を得たい方は、ウルセラがおすすめです。
ウルセラは、ハイフの中でも効果が高いとされている治療です。皮膚の表面だけでなく、深部に熱を当てるため、たるみを引き締める効果が期待できます。さらにその熱の力でコラーゲンが活性化するため、肌にハリが生まれるでしょう。1年半〜2年と持続期間が長い点もウルセラの魅力といえます。
ウルセラは熱によって筋肉が収縮し、皮膚が上がる仕組みです。熱を与えると聞くとやけどを心配する方もいるかもしれませんが、基本的に熱による炎症は起こりません。
下記の記事では、ハイフの効果について詳しく解説しています。ウルセラについても紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ハイフで得られる4つの効果!いつまで続く?気になる疑問を解消
BNLS脂肪溶解注射|脂肪を薬剤で溶かして排出する小顔治療
BNLS注射は顔に対する脂肪溶解注射治療で、植物や海藻から抽出した自然由来の有効成分でつくられた薬剤を使用しています。顔の脂肪を溶解させることで小顔効果が期待できるでしょう。
また、脂肪燃焼と同時に血行促進効果が期待できるため、むくみ対策にもつながります。腫れにくく、極細針を使用しているため内出血が出にくいのが特徴です。
頬やあご、口元など丸みを帯びている箇所に特に効果が期待できます。ダウンタイムが少なく、シャワーや洗顔、メイクも当日から可能です。
下記の記事では、脂肪溶解注射の効果について詳しく解説しています。脂肪溶解注射について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
脂肪溶解注射の4つの効果!「効果ない」と思われがちな誤解を解説
まとめ:糸リフトは信頼できる医師に施術を依頼して失敗を防ごう
糸リフトは、たるみが気になる方におすすめのリフトアップ治療です。注射によって若返りと小顔効果が期待できるため、切る施術に不安がある方におすすめできます。
糸リフトは難しい施術ではありませんが、医師の技術が不足していると、引きつれを起こしたり肌の表面が凸凹になったりしてしまう可能性があるでしょう。
糸リフトの施術を失敗しないためには、経験豊富な医師・クリニック選びが大切です。
フェアクリニックでは、日本形成外科学会の専門医である院長がカウンセリングから施術まで担当します。理想の仕上がりを目指せるよう、丁寧にカウンセリングを心がけています。糸リフトを検討中の方は、ぜひ当院の無料カウンセリングにいらっしゃってください。