著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若返り治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。
目の下の皮膚は他の部分に比べて非常に皮膚が薄く、トラブルを起こしやすい傾向があります。
卵の薄皮と同じくらいの薄さといわれており、アイメイクやクレンジングなどによって刺激を与えると、しわになってしまいます。他にも加齢によって、たるみや乾燥が進むとしわになって現れるケースもあります
ここからは、3種類ある目の下のしわについて詳しく見ていきましょう。
目の下のしわは、加齢や摩擦ダメージをはじめ、さまざまな原因が関係しています。原因を知ることによってしわ予防ができるため、よく理解しておきましょう。
目の下のしわは、優しそうだったり柔らかそうだったりなど、周囲に対して良い雰囲気を与えるというメリットもあります。
しかし「老けている」「疲れている」といったマイナスの印象を持たれる恐れもあります。小じわを放置しておくと、しわが深くなりますます老けた印象になってしまうため、できるだけ早い段階で改善しておくのが良いでしょう。
「老けている」「疲れている」といったネガティブな印象を与えることから、目の下のしわを改善したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
ここからは、自力でできる予防や改善策について詳しく紹介します。
目の下にある深いしわや広範囲にわたるしわは、セルフケアでは限界があるため、美容整形がおすすめです。
根本的な治療にもなるため、きちんと改善したい方はこれから紹介する治療を検討してみてください。
ボツリヌストキシン注射(ボトックス注射)とは、筋肉の動きを緩める作用があり、皮膚をピンと張った状態にできます。そのため、目尻や眉間などの表情じわの改善効果が期待できます。
ボトックス注射に関して、筋肉の動きを抑えるため「無表情になるのでは?」と不安を抱えている方もいるかもしれませんが、表情が失われることはありません。
なおボトックス注射は、治療後7日程度で効果を実感できます。注入したては違和感がありますが、徐々に落ち着くため、経過を見るようにしましょう。
ヒアルロン酸注射とは、しわが生じている部分にヒアルロン酸を注入することで皮膚を持ち上げる治療法です。しわに合わせてヒアルロン酸の種類を選べるため、自然な仕上がりが期待できます。
ヒアルロン酸は、もともと体内に存在する物質のため、アレルギー反応や拒否反応が起こりづらいのが魅力です。さらにほとんどダウンタイムがないため、仕事に支障を与える心配もありません。
「メスを使わない下下まぶたのたるみ取り」は、下まぶたの内側を数ミリ切開し、たるみとなっている余計な脂肪を除去する施術方法です。片側のみの施術も可能なため、たるみの左右差が気になる方にもおすすめできます。
たるみを除去することによってしわを予防できますが、術後7日間は目の下に糸が付いている状態です。そのため、施術を検討している方は抜糸までの期間は休暇を取得しておくのがおすすめです。
「下まぶたのたるみ取り手術」は、下まぶたのたるみやしわになっている皮膚を切除する施術方法です。たるみの度合いが重度な方は、切らない施術よりも切開を伴う施術のほうが適している可能性があります。
また下まつげのラインに沿って皮膚を切開するため、術後7日目までは黒い糸が付いた状態です。そのため、施術を検討している方は休暇を取得しておくと良いでしょう。
下まぶたのたるみ取り手術についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
まぶたのたるみ取りを自力で行う方法|早期改善できる整形治療も紹介
糸のリフトは、コーンという引っかかりが付いた糸を皮下組織に挿入し、ほほのたるみやほうれい線を改善する施術方法です。糸は体内に吸収される素材を使用しているため、体内に残り続ける心配はありません。
切らずにたるみやほうれい線の改善が目指せる上に、腫れや内出血などのダウンタイムが少ないのが特徴です。切開を伴うフェイスリフトやウルセラに近い効果を期待できるため、しわやたるみをしっかりと改善したい方におすすめです。
糸のリフトについてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
ほほのたるみの種類・原因・予防・改善方法|戻らない場合は?
糸リフトのダウンタイム|腫れや痛みはどのくらい?気をつけることは?
目の下のしわ改善に関する原因や治療法について紹介してきましたが、まだ疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。
ここからは、目の下のしわに関する悩みを紹介します。
目の下のしわを予防するためには、アイクリームをはじめとしたスキンケアや紫外線対策を徹底しましょう。また確実に改善したい方は、美容整形がおすすめです。
フェアクリニックでは、ボツリヌストキシン注射やヒアルロン酸注射、切らないたるみ取りなどさまざまな治療を扱っています。「痛くない腫れない治療」を心がけているので、気になる方は一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
カウンセリングは下記のボタンから予約できますので、ぜひチェックしてみてください。