フェイスリフトとともに行うと良い手術として、前回お話ししたフェイスラインの脂肪吸引ともう一つネックリフトというものが挙げられます。
あご下のたるみ気になりませんか?
あご下の老化による悩みとして、皮膚のたるみによる横じわや脂肪が蓄積する二重アゴ、そして皮膚や首の皮膚のすぐ下の層にある広頚筋(platysma)がゆるむことによる縦皺があります。顔のたるみも気になるけど、あご下のたるみも気になるという方は多く、フェイスリフトのカウンセリング時に両方とも改善したいという方は多数おられます。特に皮膚だるみや広頚筋のたるみはネックリフトという手術で改善しますので、その手術も多くなります。
まずは症例供覧
フェイスリフトとネックリフトを同時にお受けになった方の症例写真です。こちら見ていただくと、顎下のたるみが引き締まり、顎の輪郭がはっきりしたことがお分かりいただけると思います。
ネックリフトとは?
さて、ネックリフトとは頚部除皺術とも呼ばれます。そしてあご下のたるみが気になる方は大抵の場合、顔のたるみも悩んでおられるので、ほとんどの場合、フェイスリフトと同時に行う手術です。
当クリニックでネオパーフェクトリフトと呼んでいる範囲は中顔面や下顔面のリフトアップには充分ですが、顎下のたるみについてはそれだけでは効果が足りません。そこでなるべく顎の下までリフトアップをさせようとなると切開を耳の後ろからさらにうなじの髪の毛の生え際まで延長することになります。そうすることによって皮膚の剥離範囲が広がり、顎下のSMAS層につながる組織、すなわち広頚筋(platysma)まで広げることができます。簡単に言うと、フェイスリフト手術の切開線を延長し、剥離範囲も広げる、と言うことになります。
フェイスリフトとネックリフトを同時に行った方の顎下のたるみの改善の写真を供覧します。
とても余談ですが、学生の時、初めて解剖実習で解剖を行った部位が頚部(首)でした。そして最初に出てくる組織がplatysmaだったのです。当時まだ初回でいまいち解剖がピンと来ておらず、platysmaって何だ?と思ったことを覚えています。今となってはこんなに扱うことになろうとは、その時の私は全く想像していませんでした。
余談はさておき、SMAS層とplatysmaの部分をしっかり引き上げることによって顎下の部位まで引き上げることができます。その後の処理は単独のフェイスリフトと同じで皮膚を縫い閉じていきます。ただし剥離範囲が増えますので、当クリニックでは、ドレーンを留置して、内出血が中にたまらないようにしています。写真を見ていただくと頸部の引き締まりが感じていただけると思います。
顔のたるみもあご下のたるみもお悩みの方へ
このように、あご下のたるみは改善します。
ただ、比較的多く経験するのは、二重アゴがお悩みで相談に来られて、ご本人は脂肪吸引が適応になるんじゃないかと考えてこられるのですが、診察すると脂肪はほとんどなく、皮膚だるみのみであるケースは多々あります。
顎のたるみはなかなか糸では引き上がりません。しっかりその部分まで引き上げたい方はフェイスリフトとネックリフトをお考えください。
関連記事プラグイン
治療費について
フェイスリフトの料金
麻酔