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ほうれい線を消す方法とは?4つのセルフケアの注意点・整形の症例も
- 2023/04/27
- カテゴリー: エイジングケア治療
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年齢を重ねるにつれて、老化や疲れた印象を与えてしまう「ほうれい線」。近年では、若い女性や男性も気になっている方が増えています。
本記事では、ほうれい線を消す方法について、セルフケアの注意点や整形の症例も交えてご紹介します。ほうれい線を気にすることなくいつまでも若々しくいたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ほうれい線を消したい人は年齢・性別問わず多い
そもそもほうれい線は年齢や性別を問わず、どのような方の顔にも必ず存在するものです。もともとあるほうれい線が目立ってしまう理由は、加齢も主な原因のひとつですが、姿勢や生活習慣によるものだともいわれています。
姿勢や生活習慣によっては、年齢の若い方でもほうれい線がくっきり目立ってしまうケースも少なくありません。
ほうれい線とは、鼻脇から口横まで伸びる線のこと
ほうれい線は「法令線」と書き、中国の人相学である「法令紋」の呼び名から取られています。ほうれい線は鼻脇から口横まで伸びる線のことを指し、にっこりと笑ったときや表情を変えたときにくっきりと出る方がほとんどです。
表情をつくっていないときでもシワのように見えたり、影のようになってしまったりする場合に、ほうれい線が気になってしまう方が多いようです。本来ほうれい線はシワには分類されず、顔の筋肉の境目そのものを指します。
ほうれい線ができる仕組み|コラーゲンやエラスチンの減少から始まる
皮膚が衰えると肌の表面は下がってきてしまいます。年齢を重ねると肌の弾力・ハリを保つための成分であるエラスチンやコラーゲンが減少し、肌がたるんでしまうからです。
また、脂肪組織が生活習慣や年齢によって劣化することもほうれい線が目立ちやすくなる原因といわれています。一般的には、体重の増減がしやすく太ったり痩せたりを繰り返す方はほうれい線が目立ちやすくなるケースが多いようです。
実はほうれい線は赤ちゃんのときからあるが20代から目立ち始める
ほうれい線は加齢によってできるシワの種類だと思われがちですが、実は生まれたての赤ちゃんにも存在しています。ほうれい線は鼻脇から口横まで伸びる線のことで、顔の筋肉の境目を表しているからです。年齢が若いと、肌が潤っていてハリが十分にあるためシワのように見えません。
さらに、紫外線によってコラーゲン線維(せんい)が破壊されて皮膚内部の水分を正常に保てなくなることによって皮膚は薄くなります。皮膚が薄くなるとシワが取れにくくなるため、ほうれい線が目立つ原因となってしまうのです。
誰しも生まれてから少しずつ紫外線によって皮膚が薄くなっていきますが、25歳前後で肌に表れ始める傾向があるといわれています。
ほうれい線を消すためには、まず原因を把握しよう
ほうれい線を消すには、自分のほうれい線がどのような原因でつくられているのか理解するのが重要です。ほうれい線の原因を把握して、適切なアプローチをしていきましょう。
原因①加齢によるほほのたるみ
加齢によってほほを支える筋肉が弱まると、肌のたるみとなって表れます。ほほがたるむと結果的にほうれい線へ皮膚が流れ、深く刻まれたシワのように見えることがほうれい線の原因です。
加齢とは別に就寝時の姿勢が毎日変わらない方や、姿勢が前かがみで顔がうつむいている方は、重力でほほがたるみやすいケースも。このような方は、若くてもほうれい線が目立つ原因となる可能性があります。
さらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
原因②年齢問わず起こりやすい肌の乾燥
年齢を問わず、肌の乾燥に悩まされている方も多いのではないでしょうか。肌が乾燥した状態でいると、肌のバリア機能が低下して肌内部の水分が蒸発しやすくなり、摩擦やアレルギー成分から肌を守れなくなってしまいます。バリア機能が衰えるとさらに乾燥しやすく、シワのできやすい肌になってしまうのです。
肌が乾燥しているため、同じ箇所に何度もシワが刻まれるとやがて浅かったシワがだんだん深く目立つようになってしまいます。
原因③無表情・噛み癖などの習慣
普段の噛み癖がある方や無表情の方も、ほうれい線が目立ちやすくなってしまうケースがあります。例を挙げると、片方だけで噛む癖がある方や頬杖をつくのが多い方は要注意です。片方の筋肉だけ使わずに衰えていくためバランスが取れず、ほうれい線として表れやすくなります。
また、普段あまり表情を変えない方も顔の筋肉が衰えることによって、肌のたるみを引き起こします。肌のたるみはシワを目立たせてしまうため、ほうれい線の原因となります。
原因④紫外線によるダメージの蓄積
紫外線は肌へさまざまな悪影響を与えますが、ほうれい線が目立つ原因のひとつでもあります。紫外線を浴びると、肌の水分を保ってくれるコラーゲンやエラスチンが減少するからです。
コラーゲンやエラスチンが減少すると表面の真皮を支えられなくなるため、肌にシワが寄ったり皮膚がたるんでしまう原因となります。日焼け止めや紫外線対策は健やかな美肌を保つとともに、ほうれい線の予防にもつながります。
原因⑤新陳代謝が乱れる睡眠不足
睡眠不足に陥ると、肌のターンオーバーを促す新陳代謝の機能が下がってしまいます。加えて成長ホルモンの分泌も減ってしまうため、ほうれい線が目立ちやすくなる原因のひとつといわれています。
成長ホルモンには肌の再生機能を助ける効果があり、肌の水分を保ったり美肌を維持したりするために非常に重要です。成長ホルモンは睡眠時に多く分泌されることから、睡眠不足はシワの定着やほうれい線につながるといわれています。
原因⑥ほうれい線ができやすい骨格
もともとの骨格や顔立ちで、ほうれい線が生まれつき目立ちやすい方も存在します。アジア人に多く見られる頬骨の出っ張りが平らな方や、口元全体が前に突き出している方は比較的ほうれい線が目立ちやすい骨格だといわれています。
これらはほほの肉を支える骨の力が弱いことが理由ですが、年齢を重ねるにつれてよりほうれい線が目立ちやすくなるケースも。このように骨格が原因でほうれい線が目立ってしまう方は、丈夫な骨を維持するケアが必要です。
あなたはどっち?ほうれい線ができやすい人・できない人
ほうれい線ができやすい人とできない人には、それぞれ特徴があります。自分はどちらに当てはまるのか、チェックしていきましょう。
ほうれい線ができやすい・目立つ人の特徴
ほうれい線ができやすい・目立ちやすい方は以下のような特徴があります。
- よく笑う、表情が変わりやすい
- 口元全体が前につき出ている
- ほほの脂肪が発達している
- 肌が乾燥しやすい
- 普段の姿勢がうつむきがちである
- 片方だけを向いて寝る癖がある
- 片方だけを使って食事をする癖がある
- 紫外線をたくさん浴びる習慣がある
- 肌が乾燥しやすい
上記の項目が当てはまる方は、ほうれい線が目立ちやすいといえます。今はまだ気にならない程度でも、加齢によって目立ちやすくなる可能性が高いでしょう。
ほうれい線ができない・目立たない人の特徴
ほうれい線ができない・目立たない方の特徴としては、もともと生まれ持った骨格が関わってきます。それに加えて、習慣的に紫外線ケアや保湿を怠らずに行っている方はほうれい線ができない、もしくは目立ちにくいでしょう。
また、頬杖をつかない、片方だけでものを噛まないなど、表情筋を偏らせる行動を避けている傾向もあります。中には、表情筋を意識的にトレーニングしている方も多いようです。
自力でほうれい線を消す方法は?すぐできるセルフケアと注意点
ほうれい線をセルフケアで改善したいという方も少なくないでしょう。ここでは自分ですぐに試せるほうれい線ケアの方法をご紹介していきます。
方法①マッサージで顔全体のコリ・むくみを取る
顔には皮膚や表情筋、骨をつなぐ靭帯が存在します。年齢を重ねると、靭帯の働きは衰えてしまい弾力がなくなってしまうため、顔全体がたるんでしまう原因に。凝り固まった靭帯をマッサージすると、ほうれい線を目立ちにくくする効果が期待できるといわれています。
ほうれい線ケアのマッサージ方法は以下の通りです。
- 頬骨の下を親指ですくいあげるように指圧
- 頬骨に沿って少しずつ移動しながら、強すぎない力でもみほぐす
指圧は上方向へ力を入れすぎないように押し上げるのがポイントです。力が強すぎると摩擦の原因になり皮膚がのびてたるんでしまうため注意してください。1日1回、1~2分程度行うと良いでしょう。
方法②トレーニング・顔の体操で表情筋を鍛える
ほうれい線を目立ちにくくするには、顔の体操やトレーニングで表情筋を鍛えることが有効とされています。肌がたるんでいない、ピンと張った状態を維持できれば、シワやほうれい線が目立ちにくくなるからです。中でも、表情筋に強く関係がある口周りの口輪筋を鍛えることがほうれい線ケアにつながりやすいといわれています。
鏡の前で口を「ほ」の形につくり、舌を口の奥に引っ込めてみましょう。ほうれい線が伸びていることがわかります。あごを引いて口角を上げてにっこり笑う動作や、口笛を吹くのも表情筋のトレーニングとして効果が期待できます。
方法③スキンケアに美容成分が含まれたクリームを使う
ほうれい線を目立ちにくくするには、肌のハリや水分量を保つために保湿を行うのが有効です。美容成分が含まれたクリームを日頃のスキンケアに加えることで、コラーゲンの生成を助けてほうれい線やシワの目立ちにくい肌を目指せます。おすすめの美容成分は、以下の3種類です。
- ナイアシンアミド
- レチノール
- ビタミンC誘導体
これらの成分は、継続して使用することで肌の水分量を維持し、ハリ・ツヤをアップさせる効果が期待できるといわれています。
方法④ほうれい線をつくらない生活習慣を意識する
ほうれい線のケアで最も大切なのは、ほうれい線をつくらない生活習慣を意識することです。
ほうれい線やシワのケアに必要である肌のハリを維持するため、習慣的な保湿を意識しましょう。ほうれい線は乾燥するとより際立って見えることから、肌の水分を保つことは非常に重要といえます。併せて紫外線対策も行うことで肌内部のコラーゲンを守ると、より効果的なほうれい線予防が期待できるでしょう。
また食生活では、良質なたんぱく質を多く摂るよう心がけましょう。たんぱく質は、コラーゲン生成や表情筋を鍛えるのに必要な栄養素です。加えて質の良い睡眠を意識することで、肌のターンオーバーを促進する効果も期待できます。
【番外編】化粧品・メイクでほうれい線を隠す方法
お手持ちの化粧品を使ってメイクの方法を工夫すれば、今あるほうれい線を目立ちにくくすることも可能です。おすすめのメイク方法は以下の通りです。ほうれい線をとにかくすぐに隠したい方は参考にしてください。
- 下地・リキッドファンデーションを薄く塗る
- 肌色よりも少し明るめのコンシーラーで、ほうれい線の上を横切るように3本線を入れる
- ほほ上へ引き上げるようにしてコンシーラーを馴染ませる
下地とファンデーション、コンシーラーは全て合わせて薄めに仕上げることがポイントです。厚塗りになってしまうと肌に負担がかかり、かえってほうれい線を目立たせてしまう可能性があるため注意しましょう。
ほうれい線を一瞬で消す!?1番効果的に消す方法は「美容整形」
美容整形というと、目や鼻の整形をイメージする方が多いかもしれません。しかし実は、美容整形でほうれい線を改善するケースも増えています。
美容整形では、ほうれい線へのアプローチ方法にさまざまな種類があります。ここではほうれい線ケアが期待できる、美容整形の方法を解説していきます。
①ヒアルロン酸注射|ほうれい線を浅く・目立たなくする
ヒアルロン酸は、加齢によるたるみやシワでつくられたくぼみ・溝へヒアルロン酸を直接注入することで、肌を持ち上げシワを目立ちにくくさせる治療方法です。注射だけで手軽にできるシワ取り治療の代表格で、年代問わず人気があります。
極細の注射針を使用しヒアルロン酸を気になるシワの箇所へ注入するシンプルな方法で、治療時間はおよそ5~10分と短時間で済むのが特徴です。施術直後から効果が出るため、即効性も期待できます。
②糸リフト|切らずに糸でほほのたるみをリフトアップ
糸リフトは、体内に時間をかけて吸収されていく医療用の糸を皮膚へ挿入するリフトアップ治療法です。切開は伴わず、注射をするだけのリフトアップ術で、腫れや出血などのダウンタイム症状を限りなく抑えられます。6カ月かけて徐々に体内へ吸収される糸のため、人工物を体内へ入れることに抵抗がある方にもおすすめできます。
糸リフトには2種類の方法があります。
- フェアリフト…皮膚の内側からシワやたるみを引き上げる糸リフト
- Vリフト…糸に数カ所、鉤(かぎ)のような引っかかるポイントがありV字に2方向へ強く引き上げる糸リフト
Vリフトは糸が内側から皮膚を引っかける効果があり、斜め上へリフトアップする仕組みになっています。コラーゲン生成作用も期待できるため、ほうれい線治療にはVリフトがよりおすすめです。
③フェイスリフト|たるみと筋膜を同時に引き上げる
フェイスリフトは、たるんでいる部分の皮膚を手術によって切除・縫合して引き上げる形成外科手術です。下がったSMAS(スマス)筋膜とたるみの引き上げ効果が同時に期待できます。リフトアップ治療の中でも効果が高いといわれています。
フェイスリフト治療には、以下の4種類があります。
- ネオパーフェクトリフト 594,000円
- ワイドリフト 484,000円
- こめかみリフト 352,000円
- ストレートリフト 418,000円
顔全体のシワやたるみを徹底的に引き上げる方法や、ピンポイントに気になる箇所だけたるみを引き上げる方法など、悩みに合わせてデザイン可能です。
④ウルセラ|筋膜の引き上げ&皮膚の引き締め効果
ウルセラは、超音波の照射によって皮膚のすぐ下に存在しているSMAS筋膜という表情筋の筋膜を引き締めるリフトアップ医療機器です。高密度の超音波の熱で筋膜をリフトアップし、内側の皮膚を同時に引き締める効果も期待できます。
さらに照射後は3~6カ月かけて肌の内側でコラーゲン生成を促し、美肌効果もあることが特徴です。フェイスライン+あごでおよそ15分、顔全体の照射でもおよそ30分前後と、気軽に治療を受けられます。効果の持続は1年半~2年です。
ほうれい線の変化がわかる症例写真|治療前・治療後
施術名 | パーフェクトリフト |
施術方法 | たるんでいる部分の皮膚を手術によって切除・縫合して引き上げる2時間ほどの形成外科手術です。 |
料金 | 594,000円(税込) ※保険適用外 |
術後の経過・痛み・腫れ・内出血 | たるんでいる皮膚部分を切除した際の切開部分に糸がつきます。
3日後に消毒・1週間後に抜糸・2週間後に医療用ホッチキスの除去が必要です。 一時的に腫れや部分的な内出血が出ますが、やがてなくなります。 無痛麻酔で眠らせるため、施術中に痛みを感じることはありません。 |
こめかみから襟足まで切開している症例写真ですが、3日後でも腫れや内出血は見られません。肌全体がピンと張っている印象になり、ほうれい線も薄くなっているのがわかります。
フェアクリニックでは、パーフェクトリフトの治療について詳しくYouTubeで解説しています。フェアクリニックで実際に施術を担当する柴田院長が出演し・解説していますので、検討中の方はぜひ一度ご覧いただき参考にしてください。
まとめ:ほうれい線を早く改善したいときは美容整形を検討しよう
毎日の保湿や紫外線ケア、マッサージなどほうれい線を消す効果が期待できるセルフケアはあるものの、地道な努力が必要な方法ばかりです。ほうれい線をできる限り早く改善したい方は、美容整形を検討してみましょう。
フェアクリニックでは、ほうれい線を消す方法において患者さま1人1人に最適な治療方法を提案しています。中でもおすすめなのは、パーフェクトリフトです。施術を行う柴田院長が自らデザインを提案し、オーダーメイドのリフトアップ治療を行います。
ほうれい線を消す方法に悩んでいる方は、一度フェアクリニックへご相談ください。