著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若見え治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。
眉毛アートメイクは、時間をかけて徐々に理想の形になっていく施術です。ここでは、眉毛アートメイクの術後の経過について詳しく解説していきます。
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リップアートメイクの施術後はどのようになるか、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。ここでは、リップアートメイクの術後経過を紹介します。施術を受けるスケジュールを決める際の参考にしてみてください。
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アイラインアートメイクにも、ダウンタイムが存在します。ここでは、アイラインアートメイクの術後の経過を詳しく紹介します。ダウンタイムの症状が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
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眉のアートメイクは、肌のターンオーバーによって定着した染料が徐々に薄れていきます。1カ月たつとかさぶたがしっかりはがれ落ち、自然な眉毛に見えるようになるでしょう。しかし、生活習慣や肌の代謝によっては、1年程度で色が抜けることもあります。
一般的には1回の施術では色素の定着率が低いため、1カ月?3カ月後に2回目の施術を受けることが推奨されます。施術後1週間は色素が流出しやすい状態なので、アフターケアが重要です。
施術後は医師の指示に従い、適切なケアを行うことで、アートメイクの持続性を高められるでしょう。また、色が抜けてまだらになってきたら、1カ月後のリタッチをおすすめします。
眉毛のアートメイクをしたあと、してはならないことがあります。仕上がりを美しくするためにも、正しいケアを行いましょう。ここでは、ダウンタイム中の過ごし方について紹介します。
アートメイク後は、ワセリンを塗布して肌を保護し、乾燥やかゆみを抑えます。朝晩綿棒で薄く塗り、触れないようにしましょう。ワセリンは乾燥を防ぎ、傷の回復を促し、インクの流出を防止します。術後3日目でも、美しい仕上がりを目指すならワセリンは1週間必要です。
また、施術後のかさぶたは、かゆみを伴うことがあるでしょう。しかし、かくと色むらや傷の深刻化のリスクがあります。保湿や冷やすことでかゆみを和らげましょう。
保湿にはワセリンが効果的であり、塗布する際は清潔な状態で優しく行います。抗ヒスタミン薬やステロイドの使用も考慮されますが、短期間の使用にとどめましょう。
きれいな眉毛アートメイクを受けるにはクリニック選びが大切です。ここでは、失敗しないためのクリニック選びのポイントを解説します。
アートメイクは医療行為として、医師・看護師のみが行うことが厚生労働省によって定められています。感染症や角膜障害を避けるためにも、サロンやエステでの施術は推奨されていません。
そのため、当院では認定看護師が専門医の管理のもとで施術を行います。認定看護師とは、専門機関でアートメイクの施術資格を取得した看護師です。専門医の管理のもとで施術を行うため、安心してください。厳格な規制のもと、安心して施術を受けていただける環境を提供しています。
眉をはじめ、アートメイクの初回施術について詳しく解説しました。ダウンタイムや経過について理解を深めることで、安心して施術を受けられるのではないでしょうか。眉毛のアートメイクは時間をかけて、徐々に仕上がっていく施術です。
美しい仕上がりのためには、ダウンタイム中の過ごし方がとても大切です。当院では認定看護師が施術を担当し、丁寧なカウンセリングとアフターケアを提供しています。ぜひ、お気軽にご相談ください。