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フェイスリフトを受ける患者様からよく聞かれる手術後の不安6選について医師が解説Part2
目次
出演者情報
柴田医師：美容整形の女性の悩みについて本音の情報を発信している「Dr.柴田の美容整形予備校」主宰。
萩原：てんPこと、美容プロデューサー。25年で約10万人の患者様をカウンセラー・事務長として対応。
くらぬき：美容クリニックの主任カウンセラー。
週末うめこ：チャンネル登録者2万人以上の美容系YouTuber。
みそこ：週末うめこチャンネルのカメラマン。
フェイスリフト手術で患者様から聞かれる質問
萩原：くらちゃんこれ以外で患者さんから聞かれる失敗で不安なことってありますか？
週末うめこ：大体みんな傷を気にしますよね。
柴田先生：そうですね。
くらぬき：傷ですね。あとはうちの場合フォルムカットという方法も選択肢としてあるので、真っ直ぐ耳の前に傷を残すか、傷あと目立たなくするためにふちに沿って…
萩原：耳の前の形に沿って切る。
くらぬき：そうです。あれは結構「どれだけ違うんですか？」っていう風に聞かれます。
週末うめこ：どうなんですか？
柴田先生：これ写真しか分かんないよね。一応（フォルムカットの方が）目立たないと思いますよ。
萩原：パズルがピタッと合った感じなので、目立ちにくいと思うんですよね。真っ直ぐ線になってるとどうしても1本線が残るので、そっちのが分かるかなとは思いますけどね。
吸収糸について
くらぬき：吸収糸。中縫いの話ですけど、うちは最近オプションで吸収糸をつけてるんですけど。
週末うめこ：何ですか？それ。
くらぬき：あの…中の糸って外縫いすると抜けなくなるんですよ。そのまま中に残っても問題ないんですけど、数年経った時に糸が表に出てくるというケースもあるので、それで柴田先生は吸収糸を勧めてて、吸収糸だと傷が落ち着いた後に糸自体も溶けてなくなるので、後々出てくる心配がないんですよ。
くらぬき：私、実際ほくろの切除をしてて傷を縫ってるんですけど、やっぱり数年経った時に表に糸が出てきたことがあって、柴田先生にもう1回縫い直してもらってるんですけど、その時に吸収糸でやったらそれ以来経過悪くないので。
柴田先生：ちなみに吸収糸は長めに残る吸収糸。
週末うめこ：どんぐらい残るんですか？
柴田先生：半年です。
萩原：だから中は完全にくっついた状態。
柴田先生：半年合わせておいてくれたら役目は終了。
萩原：うめこさん出てきたことない？中からチクチクみたいな。
週末うめこ：ない。
萩原：そういうのが出てこられる方もおられるので。
週末うめこ：私入ってるってこと？
萩原：入ってるってこと。
週末うめこ：じゃあもう1回やる時…糸出てくるってことですか？
柴田先生：そこを切れば多分出てきます。
週末うめこ：そうなんだ。それはどうしたらいいんですか？残ってる糸は取るんですか？
柴田先生：見つけたら取ります。目と一緒で残ってても別に害があるわけではないので。
糸が出てきやすい人はいる？
萩原：出やすい方っていらっしゃいます？中糸が外にピョンピョン。
柴田先生：そんなないんじゃないかな…。
みそこ：代謝がいいと…
萩原：代謝がいいと外に出される。
柴田先生：これ言っていいかわかんないけど、これはもうやる側（医師）の問題です。
萩原：なるほど。
柴田先生：糸を切る長さの問題です。ギリギリで切ってほしいんです。ちょっとチョンチョンって残ってると、それが出てくる。
週末うめこ：これが出るって感じなんですね。
柴田先生：そうそう。
みそこ：じゃあそれが出た時は、要は抜けないってことですよね？
柴田先生：そうです。引っ張って抜けるものじゃないんですよ、結んであるから。
みそこ：結び目とつながっちゃってるこれが出てきてるってこと…
柴田先生：糸切りしないといけないんですよ。
くらぬき：放っておくと悪化することありますよね。
柴田先生：ちょっと膿むとか、ニキビみたいな感じで。
みそこ：確かに、ピョンって出ちゃってるわけですもんね。
傷跡の痛みについて
みそこ：聞いていいですか？
萩原：どうぞ。
みそこ：傷あとって…痛みません？数年経った時にピキッピキッみたいな…
週末うめこ：いや全然痛くない。
みそこ：ほんとですか。私人中たまに痛むんですよね。
週末うめこ：それいつだっけ？
みそこ：12月です。半年前。
週末うめこ：半年だったらまぁ…
みそこ：玄人の意見。要は古傷みたいなことになるじゃないですか。だからじゃあ天気悪い日に痛むとか、そういうこととかあるのかなと思って。
週末うめこ：そういうのは私はない。
萩原：私もないですね、眉下リフトやって。天気悪いと何かうずくとか。
くらぬき：あります。触るとここはやっぱりちょっと痛いというか…鈍いというか…他の皮膚と感覚は違います。
萩原：へぇー…。
スマス層について
みそこ：あと、スマス層っていうのは1回全部はがすんですよね？はがして引っ張る？
柴田先生：スマスはね…皮膚をはがしてスマス層が見える感じにして、スマス層を引き上げる。スマスは、僕ははがしてないです、ちなみに。はがす方法もありますけど。はがすと顔面神経はちょっと怖くなってきます。
萩原：だからそのスマスっていう層に糸をたくさんキュってかけて、布が縮められる感じになるので、そしたら引き上がるっていう。
柴田先生：こういう感じです。
みそこ：柴田先生はそのやり方ってことですか？
萩原：ここをたくさんたくさん縫って縮めてあげると、筋肉は上がるじゃないですか。そうすると皮膚自体が上がって、余った分をカットして縫うっていうやり方ですね。
フェイスリフトをすることによる肌質の変化について
みそこ：肌の質が結構変わるってフェイスリフト、っていうのをTwitterで見て。毛細血管が1回はがれると、毛細血管がきれいになってればそのまま先端まで、ちゃんと肌の先端まで栄養がいくけど、1回それがちぎれると、もちろんくっつくけどグチャってくっつくじゃないですか。だから栄養がいき切らない場所がどうしても出てきて、繰り返すとやっぱり肌の質っていうのが落ちていく。
萩原：初めて聞きました。
みそこ：でも、理論としてはあるじゃないですか。うまくくっつかないところだって出てくるじゃないですか、血管が。
週末うめこ：そうですか？
柴田先生：顔は血流がいいので、そんなことあるのかな…？
くらぬき：うちの患者さんは半年後とか来てくれた時に、肌質良くなってるんですよね。そうなんですよ、結構看護師とか皆で「すごいよくなりましたね」って話をするので、よくなるんだなと思ってました、逆に。
週末うめこ：私は肌質が変わった感じはないです、特に。
みそこ：よくなる可能性もあるし、変わらない可能性もある。
萩原：いろんな人がおるということですね。
みそこ：先生の腕とかにもそれこそよるのかもしれないですね、術式とかね。
神経が傷ついて笑えなくなる？
くらぬき：これ結構重要ですよね。神経が傷ついて笑えなくなる。せっかく上がったのに、歪むというか…恐ろしいですよね。
萩原：実際にそういうの聞きますか？先生。
柴田先生：フェイスリフトではあんまり聞いたことはないですね。怪我とかでなることだからね、基本的にはね。
週末うめこ：フェイスリフトやって後悔してる人っています？
柴田先生：「あんま上がらなかった」はともかくとして。
週末うめこ：それはいると思うんですけど。
萩原：それは見たことないですね。
週末うめこ：あんまり聞いたことがないですよね。
みそこ：神経が傷つくって…
柴田先生：顔面神経は最初に習うんですよ、形成外科で。結構最初に習うぐらいの話で。これ傷つけたらこんな顔になっちゃうよってあるんですね。医者としては「怖いな」っていうのから入るから、そういう話が出てくるのかなという気がしますけど。
萩原：でも大事なすり込みですね。それ絶対やっちゃいかんってことが分かってるわけですから。
柴田先生：実は結構顔面神経は奥なんですよ。
萩原：結構数をこなしたり、言ったら怖い思いしたりとかっていう先生の方が、分かってていい。
柴田先生：ちなみに僕は、見ました。耳下腺腫瘍っていうできもの、腫瘍。耳下腺っていう耳の下の線維組織が。その耳下腺から5本、顔面神経が出てるんですよね。耳下腺腫瘍って取る時に、それこそ切るかもしれない。切っちゃいけないので、神経刺激装置ってあって、電流を流したらビリビリって動くんですよ。
週末うめこ：ここねって、確認しながら…
柴田先生：そうそう、やるっていうのがあって。それぐらい深いんですよね、逆に。
萩原：それはフェイスリフトだと、おおよそそこには…
柴田先生：まず触らない。
萩原：たどり着かないよというところですか。
柴田先生：そうそう。
萩原：なるほど。いろんな不安があると思いますが、クリニックまでお問い合わせください。時にはうめこさんが答えるかもしれません。
週末うめこ：そうですね。うめこカウンセリング、いらっしゃる方いるんですよね。
萩原：いらっしゃいます。楽しみですね。ありがとうございました。よろしくお願いします。
