著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若返り治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。
萩原:てんPこと、美容プロデューサー。25年で約10万人の患者様をカウンセラー・事務長として対応。 師長ちゃん:フェアクリニック、看護師長。 みーちゃん:フェアクリニック看護師。 チコちゃん:患者様(21歳)

萩原:チコちゃんの初めての眉アートメイクなのよ~。師長ちゃんです。看護師のみーちゃんです。真ん中にいるのがチコちゃんです。年齢お願いします。
チコちゃん:21歳。お願いします。
萩原:なんかのビデオのオープニングみたいに、申し訳ないですが。チコちゃんはですね、私の知り合いの娘さんでございます。だいぶ年が離れてますので、なんか変な疑惑をかけられてますが、何もございませんのでよろしくお願いします。私も2週間前に秘書ちゃんに眉のアートメイクをしてもらいましたけれども、どうでしょうかお二人?私の眉。今施術2週間です。
※【施術密着】51歳、眉のアートメイクに初挑戦
師長ちゃん:めっちゃナチュラルです。
萩原:最初結構濃かったんだけど、やがて4日後から1週間ぐらいでだいぶ落ち着いてきた感じがあります。
萩原:さあ、そんなチコちゃんの眉を見せてもらいます。これが今寄った状態の眉ですね。解説をしてもらうと?
みーちゃん:毛は全体的にある方かなと思うんですけど、眉尻の長さがまばらなのと、眉頭は下がらなくて、眉尻は上がらなかったりとかで差があるので、整えにくいのかなと。左右差ですね。
萩原:見た印象だと、左が割と毛はあって、右がない。真ん中から目尻にかけてない。悪口じゃないです。
チコちゃん:左眉の毛が生えてこないんですよ。傷で、縫った後で。
萩原:怪我した?
チコちゃん:そうです、事故で縫ったんで。ここは眉毛生えてこないです。
萩原:このケースはよくありますか?怪我した部分がって。
みーちゃん:めちゃくちゃ多くって、傷の部分ってメイクのらないんですよ。お肌がつるっとしてたりとかするので、うまく書けなかったりとか書いてもすぐ落ちちゃうので、傷の部分が気になるって方は女性も男性も多いですね。
萩原:なるほど。そうすると、そこもアートメイクは入れられる?
みーちゃん:色が入りにくいので回数はかかるんですけど、カバーできるので目立ちにくくはなると思います。
萩原:おじさん、何のことやらわからないですけど。
みーちゃん:今のチコちゃんが言ってくれたオーダーは、実は若い子ですごい多いオーダーで、なるべく目の周りを近づけたいっていうのと、平行っぽい優しい感じがいいけど角度がつけすぎない感じがいいのと、ちょっと前に太めの平行が流行ったんですけど、最近ちょっとまた細めが流行ってきてるって言われて、細めに入れた方が流行に合わせてアレンジできるので、いいかなと思います。
萩原:刻一刻と流行も変わるわけですね。緊張どうでしょう?
チコちゃん:大丈夫です。
萩原:おじさん怖いかな?大丈夫かな?
チコちゃん:ちょっと怖い(笑)
師長ちゃん:嬉しそう。
萩原:本当にね、親戚のおじさんの気持ちなんですよ。これから施術でございます。まずデザインをして、その後麻酔クリームを塗って、施術に入っていくと。だいたい工程としては2時間ちょっとぐらいかな。こんな感じでフライトを予定しております。安全運転でよろしくお願い致します。では行きましょう!治療が終わった後の自分へ何か意気込みがあれば伝えてあげてください、カメラの前で。
チコちゃん:もう、眉毛描かなくていいよ!
師長ちゃん:かわいい。
みーちゃん:かわいい。
萩原:では行きましょう、よろしくお願いします!
チコちゃん:はい。
柴田先生:ちょっと火傷を起こす場合もあるんで、それだけ注意点ですね。あとはちょっとした左右差が出ることがあるかもしれないというところを知っておいていただければと思います。それでご案内となります。
萩原:何か聞いておきたいことは?大丈夫ですか?
チコちゃん:大丈夫です。
師長ちゃん:では、お願いします。
師長ちゃん:眉の黄金比って色々あるんですけど、鼻で合わせるか目で合わせるかで結構変わってくるんですけど、マスクしてる時は結構目で皆さん合わせたがるんですけど、基本顔全体で見た時は鼻を中心に見てあげた方がおすすめで、この鼻のてっぺんから合わせて印をつけるのと、あとは小鼻ですね。小鼻の延長と小鼻と目尻の延長ですね。普段多分メイクしてて結構長く書いてることが多いんですけど、普通の目に合わせて、ここより先には出ないっていう印をつけます。目が左右結構離れてたりとかする場合もあるので、一応この書いた目印と目頭の位置を確認してもらうと、そんなに左右さないので、チェックはこんな感じです。細め希望なので、自眉毛よりは太くならないようにしていきます。眉山の位置とかは、後でフリーハンドで起き上がって確認していきます。毛並みを入れていくので、この形で一回り小さくなる感じではあるんですけど、もっと普段のメイクと比べてこうした方がいいとかあります?
チコちゃん:普段、結構眉毛長めに作ってるんですけど。
師長ちゃん:そうですよね。このアイラインに合わせると、本当は結構長くなると思うんですけど、アートメイクで入れちゃうとね、ここ結構たるみやすいので長さは自分で足してもらうっていう感じにはなるんですけど大丈夫ですか?
チコちゃん:それならこれくらいお願いします。
師長ちゃん:今めっちゃ濃いですけど。
チコちゃん:すごい!こう書きたいです、普段。
師長ちゃん:これより一回り細くナチュラルになります。
萩原:麻酔クリームを塗っています。麻酔クリームを片側外しまして、チコちゃん、最後の左眉ですのでお別れで見といた方がいいと思います。こんなです。
チコちゃん:はい。
萩原:なんか毛を植えるような感じにだんだん増えていく。パウダーと違う。
師長ちゃん:おお、いいですね!こんな感じです。さっきより入るので、ちょっとパウダーを。痛み大丈夫ですか?
チコちゃん:はい。
師長ちゃん:痛み大丈夫です?
チコちゃん:はい。
萩原:じゃあ眉の上に傷があって、そこがツルツルしてるのでそこは機械で入れていきます。お願いします。
師長ちゃん:しっかり伸展して、ドットです。痛み大丈夫ですか?
チコちゃん:はい。
萩原:チコちゃん、機械だから痛いとかはない?
チコちゃん:機械全然痛くないです。
萩原:仕上がりました~。仕上げはおか~あさん!完成しました。自分で予想つく?
萩原:見てみるとどんな?
チコちゃん:すごいです。自分で書くと上がったり下がったりするんで、きれいにできたこと何気なかったんですけど、これだったら化粧しなくてもすっぴんでその辺お出かけできます。
師長・みーちゃん:はい(笑)
萩原:それでやったんだけど、どうですか?線を描く感じと点々を描く感じっていうのは、痛み違う?
チコちゃん:線の方が、それこそ引っかかれてる感覚で、点の方が瞬間の痛さなんで、あんまり私は感じづらい。
萩原:今回は傷の上にも乗せたので機械を使いました。その痛みは大丈夫?
チコちゃん:機会は全然痛くなかったです。
萩原:なんか見てる人はビジュアル的には機械を使ってウィーンとやってる方が、なんかグラインダーで削ってるような感じ、ヤスリで削ってるような感じがあるかもしれないけど、じゃあ大丈夫ですかね。治療前動画と比較するとやっぱり違うね。全く今、眉は書いてないですから。もうこれが自眉で何日後ぐらいにちょっと薄くなった感じになりますでしょう?
みーちゃん:1週間くらいでだいぶ落ち着いてくるかなぁと。明日・明後日がね、より濃くなるのでちょっとびっくりしちゃうかもしれないんですけど。
萩原:かさぶたができると濃くなる?
みーちゃん:濃く見えます。
萩原:師長ちゃん、入れてみてどうでしたか?
師長ちゃん:かわいい子をよりかわいくするお手伝いできて非常に嬉しかったです。
萩原:すごい。綺麗を作ったと。美容外科のドクターってこんな気持ちなんだろうね。
師長ちゃん:鏡を見てもらう瞬間が一番嬉しいです。
萩原:1ヶ月ぐらいするとね、もうちょっと薄くなってきますので、リタッチと言ってもう一回入れる方もいらっしゃいます。最後の感想をチコちゃんからお願いします。