院長ブログ

【医師が解説】こんな美容クリニックには気を付けろ!美容外科業界の闇

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柴田医師:美容整形の女性の悩みについて本音の情報を発信している「Dr.柴田の美容整形予備校」主宰。

くらぬき:美容クリニックの主任カウンセラー。

てんP:マスコットキャラ兼プロデューサー。

美容治療受ける際には料金に気を付けて

柴田先生100万を50万にする商法はひとつあるんですよ。

くらぬきそれは高く見せておいて、半額にすれば安いから、この金額ならみたいな感じですかね。

柴田先生:そうそう。

てんP:某東京駅の次の駅の、新幹線が止まる駅の名前の美容外科も400万の糸のリフトで、今日だったら200万というふうに言って。

柴田先生:そこと同じ出身の人が言ってた。

てんP:あ~なるほど。

柴田先生:最初に大きめに言っておいて、譲歩した感じにするみたいな。そうするといいと思うものなんだ、人間はって言ってました。

くらぬき:なんでしょう。それは、やりたいというところに付け込むんですかね。

柴田先生:付け込むのかしらね。

てんP:自分に置き換えて考えたときに、それで何か購入するものってあります?

柴田先生:保険とか。これでいいと言われたらこれなのかなと思いますよね。

てんP:保険って結局、担当営業マンをどこまで信用するかになりますもんね。

美容外科の平均相場は確認したほうが良い

てんP:でも、美容外科って、

  • 二重の相場って10~15万
  • 鼻はプロテーゼで30万
  • ワキガ・多汗症は30万

僕ら業界に長くいて、なんとなくこんなものかなと分かっているけど、一般の人からしたら分からないから提示されたらびっくりする。それで当日受けるんですよ。それがすごい。

柴田先生:そうそう。あと、糸1本30万を入れてきた、リフトを。あんまり変わらなかったって。

くらぬき:えー!?あんまり変わらなかった?

柴田先生:前、勤めてた所に言ってきたもん。

てんP:結局、それって300万でやった所に文句を言いに行ってないわけじゃないですか。

柴田先生:うん。それで、きょとんとした感じで。こっちもフルコースでお勧めしたのが75万かかるんですよ。そしたら安いね、みたいな。

てんP:やってくださったんですか。

柴田先生:やってくれました。

てんP:くらちゃん、それやってくれたらいいけど、300万取られて75万って言ったら、いや、もう前に300万取られたからいくらも残ってませんと言われることもあるかもしれないよね。

くらぬき:ありますよね。

てんP:だから、YouTube見ている人に分かってほしいんですけど、こういう感じで業界の私たちでもびっくりするような話がたくさんあるわけじゃないですか。

柴田先生:あります。

てんP:手を変え品を変え、でも、歴史は繰り返すで、あ、そのやり方前に聞いたことあるなみたいな。そうやってでも、やってくれる人がいるから横行してるんでしょうね。

柴田先生:そうですね。

院長が美容外科費用について思うこと

てんP:先生、フェアにやっているのが、ばかばかしくなりませんか?この安い金額で他の相場で考えたら半額とか3分の1くらい。こんな安くていいんですかって言われててもまだこの価格でやりますか。

柴田先生:いいんじゃないですか。

てんP:柴田先生も僕も、もう疲れたんじゃないかと思うんですよ。なんだか無茶な営業みたいなことを加担するような感じで、患者さんにあとから話と違うとか、これだけ払ったのにみたいなことに疲れてしまって、喜ばれたいという思いがこの年齢になって強くなったんじゃないかと思うんですけど、どうですか?

柴田先生:僕は、やっぱり前からさほどそういう感じじゃなかった。

てんP:そう考えたらすごくフェアですよね。

柴田先生:うん。たぶん当時、あのクリニックは日本で一番良かったんじゃないですか。

てんP:でも、今もその価格感は継続していますよね。

柴田先生:いや。代替わりして変わっちゃったので、継続していないと思います。

てんP:それ、あれですかね。絨毯の上でゴロゴロしてるんですか。

柴田先生:うん。絨毯の上でゴロゴロしちゃうので。

くらぬき:みんなしちゃう?

柴田先生:うん。なんだろう。

てんP:やっぱり、絨毯の上でゴロゴロする感じでテレビCMが増えていくと、上げざるを得ない?

柴田先生:それはやる人が変わったので、元の人はそうではなかった。あんまり高いのをやるとバチ当たる気がするって言ってた。

てんP:バチ当たる気がするは、合ってる気がしますね。実際、柴田先生と仕事するようになって、その絨毯の上でゴロゴロするクリニックの話を聞いて、そんなまともにやっていたんだな、実際、あの当時だとタウンページとかに広告ガンガン載せてて、結構安いね、全国チェーンなのにと思ってたんですよ。いや、こんなの釣りでしょって思ってたら実際そうだったって話を聞いて。

柴田先生:特に大阪はね。

最終的には料金トラブルが多い

てんP:くらちゃんが美容外科入ったときのドクターって、割とまともだったでしょ?

くらぬき:そうですね。

てんP:あんまり、わちゃわちゃ上げてこいみたいな人には思えない?

くらぬき:それはないですね。

てんP:じゃあ、患者さんからもそう大きなクレームはなかった?

くらぬき:でも、結構やっている治療も大きかったから、そういう部分では金額もそれなりにかかるものもあったので、それに対しての求めるところの部分で金額と結果が本人の満足度に追いつかないってことはあったかもしれないですね。

てんP:それ、文句言われたらどうするの?

くらぬき:アフターケアをしていくしかないですね。

てんP:結局、最終的にトラブルになるのって料金な気がするんですよね。最初呼ばれたときはそうじゃなかったのに、その場のノリで乗せられて受けました。でも、家に帰って、ふっと気付いて、何かおかしい。家族に話してみて、それはおかしいってなると、だんだん不信感が募ってくるんじゃないかなと。

料金を値上げする予定はある?

てんP:もう1回、先生聞きます。まだフェアクリニックは値上げをしてもいけると思うんですけども、このままいきますか。

柴田先生:どうでしょうね。

てんP:僕、たぶん結論、先生はずっとこれでいくと思います。

柴田先生来てくれる患者さんの数がいればいいかなと思います。

てんP:例えば今までいらしたクリニックとかで、この治療だったら倍取れると思ったとして、ばかばかしいわ、とは思わないですか。

柴田先生あんまり思わないですね。

てんP:じゃあ、結論です。フェアクリニックは今後もこの価格でお届けしてまいります。それでよろしいですか。

柴田先生:はい。

てんP:すごくいい話だったと思います。くらちゃんもこの価格帯で患者さんに話していく。

くらぬき:そうですね。勧めやすいですね。変なアップセルは罪悪感が出るというか、無理に勧めるっていうのは。やっぱりきれいになりたいという人の気持ちは応援したいと思うんですけど、それに対してつけ込んで、よりやらせるというのはちょっと違うんじゃないかなと思っています。

てんP:素晴らしい。

柴田先生:僕、もう1個あります。性格的に理にかなっているか、いないかが一番気になるんですよ。理にかなっていないことやるの好きじゃないんですよ。だから、大したことない治療なのに高いお金っていうのがしっくりこないんですね。

てんP:普段、柴田先生って温厚じゃない?でも、こういう話になると目の力が違うんだよね。だから、本当に嫌なんだと思います。3年後とかに豹変して、誰にこんな価格でやらしとんねん!みたいな。柴田やぞ!みたいな感じになったら、この映像を見せましょう。今回はお疲れ様でした。

柴田先生:ありがとうございます。

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