院長ブログ

【医師が解説】鼻整形治療の疑問を徹底的に!

出演者情報

柴田医師:美容整形の女性の悩みについて本音の情報を発信している「Dr.柴田の美容整形予備校」主宰。

くらぬき:美容クリニックの主任カウンセラー。

鼻整形治療について

柴田医師:ようこそ、美容整形予備校へ。では、鼻整形の授業を始めましょう。こんにちは、ドクターの柴田です。

くらぬき:秘書のくらぬきです。

柴田医師くらぬき:よろしくお願いします。

くらぬき:今回は鼻整形治療の授業です。

  • 鼻を高くする
  • 鼻先を小さくする
  • 小鼻を縮める治療ってそもそも何?
  • どんな治療があるの?
  • 術後の注意事項は?

などの鼻整形治療のトータル的なお話をしていただきたいと思います。

柴田医師:鼻整形の治療は二重の治療と並んで人気のある治療です。鼻整形といってもいろいろあって、鼻筋を通すとか、小鼻を小さくするとか、鼻先を尖らせたい、そういったリクエストがあります。それぞれについてやるべきことがありますので、そこら辺をお話できればと思います。

くらぬき:では、実際に柴田先生の元に寄せられる鼻整形のご質問をご紹介します。

鼻整形の治療方法と効果

くらぬき:鼻整形の方法と効果を教えてください。

柴田医師:そうですね。鼻筋を通すっていうところからいうと、やはりプロテーゼ治療っていうのが挙げられます。シリコンを鼻筋を通すために棒みたいなものを入れるんですけど、そうすると眉間から鼻先までの鼻筋が通って印象が変わります。それから小鼻の場合は小鼻縮小っていうのが多いですね。

単純にボリューム減らすために皮膚を切り取って縫うっていうことをします。小鼻の距離を寄せたい場合はちょっと切り取るだけでは足りないので、鼻の奥もちょっと操作する必要が出てきたりします。あと、鼻先を出すっていうときにシリコンで出そうとすると皮膚に負担がかかってしまうので、よく行うのは軟骨を入れる。耳の軟骨とかを使ったりしますけど、そういったものを入れることで鼻先を出すということを行ったりします。あとは軟骨入れるだけじゃなくて、実際に小鼻にある軟骨を尖らせるように縫い合わせるとか、そういった方法もあります。

実際に小鼻にある軟骨を尖らせるように縫い合わせる方法もある

鼻整形は種類が多い

くらぬき:かなり種類がありますね、鼻治療は。

柴田医師:ありますね。鼻は構造が割と複雑なので、なんか一個やれば全部変わるという治療はなかなかなくて、部分部分で細かく考えていかないといけないですね。

鼻は構造が複雑なので部分部分で考えながら治療する必要がある

ヒアルロン酸を入れすぎは良くない理由は?

くらぬき:結構、手軽なものだとヒアルロン酸だと思うんですけど、あれは入れすぎてライオン鼻になってしまうとか、アバターとかよく巷で言われると思うんですけど、あれはどうしてなるんですか。

柴田医師:ライオン鼻ってどんなのですか。

くらぬきライオン鼻は鼻筋がすごい太くなっちゃう人です。

柴田医師:ああ、あれライオンなんだ。

くらぬき:そうです。

柴田医師:なるほどね。あれはヒアルロン酸を鼻筋に入れると前に出てくれて、高くなってくれればもちろんいいんですけど、やっぱり皮膚の伸びに限界があるので、どっかが横に広がってきちゃうんですね。なので、量を入れすぎるとそういったライオン鼻っていうやつにはなるかと思います。アバターも一緒ですか?

くらぬき:アバターは眉間が高すぎてくぼみがない鼻です。

柴田医師:はいはい。でも、アバターになるまで入れるってすごい入れないとできないと思うんですけどね。まあ、入れすぎっていうところなのかなと思いますけどね。適切な量で鼻筋を通すっていうところがヒアルロン酸の場合は大事かなと思います。

鼻整形で起こりうるリスクは?

くらぬき:鼻の高さや鼻先の尖った効果を求めすぎるとどのようなリスクがありますか。

柴田医師ヒアルロン酸だったらさっき言ったライオン鼻、アバターっていうやつになりかねないとは思います。あとは鼻先の尖った効果を求めすぎるとっていうのは入れるものにもよりますけれども、何かを入れて高くすると皮膚が薄くなるので、軟骨が浮き出たりとかそういったちょっと不自然さが出てくるかなというところだと思います。なので、どれぐらい自然さを損なわないで鼻先を出すかっていうのもポイントかと思います。

鼻に何かを入れると皮膚が薄くなるので、いかに自然に見せるかが重要

腫れや痛みはある?

くらぬき:腫れや痛みについて教えてください。

柴田医師:腫れは鼻先っていうのは皮膚が厚いのでそこまで出にくいかなと思いますが、眉間は例えばシリコンを通したときは腫れる感じがあります。目まで腫れるときがちょっとありますけども4~5日ぐらい腫れてるかな。1週間でだんだん引いてくるっていうところですね。痛みは個人差があると思いますけど、当日はちょっと鈍痛があるかなと思いますけど、そんなに何日も痛いっておっしゃる方はおられないですね。

手術を受けると顔の印象は変わる?

くらぬき:手術を受けると顔の印象か変わりますか?

柴田医師やはり変わると思います。鼻は顔の真ん中にあるので、鼻筋が通るとかっていうだけで、例えば鼻筋が通ると痩せて見えるとか、そんなことも言われますし、印象は変わりますね。目頭が寄るような印象でそういった目の印象も変わったりすることもありますし、非常に顔の印象を変えるパーツかなと思います。

鼻先にヒアルロン酸を入れるのは危険?

くらぬき:鼻先にヒアルロン酸を入れて尖らせる方法は危険と聞きました。どのようなリスクがありますか。

柴田医師鼻先っていうのはヒアルロン酸でそもそもあんまり形が変わりにくいので、逆にたくさん入れようとしちゃって、それで皮膚が痛んで壊死するっていう事例があると聞いています。なので、実際僕が入れたことがないんですけれども、入れた場合はそういう壊死が起きる可能性はあるなと思います。

くらぬき:それはじゃあ、L型プロテーゼも同じですか?

柴田医師:そうですね。L型のプロテーゼ入れるとちょうどLの頂点が鼻先に当たるので、この圧迫があって、皮膚が薄くなって破れるっていうのは今はそんなにきっと多くないと思うんですけど、過去には割とあるといわれてましたね。

L型プロテーゼは過去に当たっている部分の皮膚が薄くなり敗れるケースもある

鼻整形ではどこに傷がつく?

くらぬき:大きな傷痕を付けたくありません。鼻の治療はどの部分に傷痕がつきますか。

柴田医師基本的には見えないところを切るっていうところから始めるので、シリコンプロテーゼを入れるだとか、耳介軟骨入れる場合は鼻の中から切って、そこから入れるということができます。ただ、大きい手術、鼻翼軟骨を縫うとか、鼻尖形成と呼ばれるときに軟骨をちゃんと見れるようにしたいので、鼻の穴から真ん中を通って反対の鼻まで切ってっていう場合は鼻柱っていうんですけど、真ん中にちょっと傷が付くことはあります。でも、それぐらいですね。あと、小鼻縮小で外側切ると鼻の外側に傷はできますけども、ちょうど鼻と頬の谷間に這わせるので、そこまで目立たないかなとは思いますけどね。

昔入れたプロテーゼは入れ替えできる?

くらぬき:昔入れたシリコンプロテーゼが大きすぎて不自然になってきました。入れ替えはできますか。

柴田医師こういった方は時々来られますので、抜いて入れ替えるっていうことはできます。ただ、昔のシリコンは時々、今あるのと形が違って、抜くのに苦労するときもありますけどね。

くらぬき:抜くときは腫れとかは出るんですか。

柴田医師抜くときは意外と腫れないです。入れるときのほうがやっぱり少し腫れるかなと思います。抜くだけってそんなに触ってもここら辺だけなので、そんなに大きな腫れは出ないです。

鼻尖縮小手術について

くらぬき:鼻先を小さく尖らせる、鼻尖縮小手術について教えてください。

柴田医師:鼻先を尖らせるっていうことは、鼻先が丸い方の話になると思うんですけども、丸い原因っていうのは軟骨が丸い、あるいは鼻先の脂肪がちょっと多い、そんなことがあるので、例えば尖らせるんだったら軟骨を入れるだけでもある程度は先は出せます。ただ、もっと根本的にってなると丸い軟骨を縫い合わせたり、ちょっと多い脂肪を取ったりして、それから軟骨を入れる、そういったことも行ったりします。

軟骨を入れて尖らせることもできるが、丸い軟骨を縫うなどの処置も可能

くらぬき:先生、鼻整形治療についてよく分かりました。

柴田医師:はい。今回は鼻の整形について広い範囲でお話しましたが、次回からはもっと深掘りした内容にしていきます。今回の授業はここまで、ありがとうございました。

©フェアクリニック All Rights Reserved.

メニューへ戻る