院長ブログ

【医師が解説】女優やモデル御用達の鼻整形とは?

出演者情報

柴田医師:美容整形の女性の悩みについて本音の情報を発信している「Dr.柴田の美容整形予備校」主宰。

くらぬき:美容クリニックの主任カウンセラー。

鼻尖形成耳介軟骨移植術とは?

柴田医師:鼻先を尖らせる鼻尖形成手術について授業を始めましょう。こんにちは。ドクターの柴田です。

くらぬき:秘書のくらぬきです。

柴田医師くらぬき:宜しくお願いします。

柴田医師:今回の授業内容を、くらぬきさんお願いします!

くらぬき:はい。今回は、鼻先をツンと尖らせる、鼻尖形成耳介軟骨移植術、についての授業です。柴田先生、最近はこの手術が大変人気ですね。字面を見るととても難解そうな治療名ですが、治療の解説をお願いします。

柴田医師:鼻尖形成耳介軟骨移植術、まぁ名前は長いんですけれども、読んで字の如く、鼻先を尖らせる為に、耳の軟骨を取って移植する、そういう手術になります。

くらぬき:鼻先を小さく尖らせるという治療は以前からありましたが、鼻尖形成耳介軟骨移植術はここ3〜4年でリクエストが多くなったと思います。以前は耳の軟骨を取って鼻先に入れるという二段階の治療となる事で敬遠されてたように思うんですけど…

柴田医師:はい。女優やモデルさんのね、鼻先が美しくてツンと尖っている、そういったものに憧れる方が多いので、鼻先の治療のリクエストは増えていると思います。鼻先が小さく尖ってると顔全体がシュッとした印象になるし、バランスの良い顔立ちに見えると、そういったメリットがあります。

なぜ耳の軟骨を鼻先にいれるの?

くらぬき:シリコンプロテーゼやヒアルロン酸を鼻先に入れる、というクリニックもあると思うんですけど、そういった方法の方が手軽に思えますが、あえて耳の軟骨を入れるというのはなぜですか?

柴田医師:鼻先の皮膚というのは、血流が圧迫されると悪くなって壊死しやすい部分で、プロテーゼの角が当たると、あるいはヒアルロン酸を入れてもそういった事が、血流が悪くなるという事が起きて、壊死を起こす事もある。皮膚が薄くなって、壊死してしまって、まぁ要するに黒いかさぶたみたいになったりしてしまったりするので、そこには自分の組織を入れるという方が安全なので、そこで使われるとして代表的になのが耳介軟骨、という事になります。

くらぬき:同じように物を入れて、細く尖らせるという目的なのに自分の組織と異物で結果は変わるんですね。

柴田医師:そうですね。そのあたりはなかなか、一般の方々には浸透にしくいところだと思うんですけれども、耳介軟骨の移植が鼻先を形成するのに安全だという事を、このYouTubeを通してアナウンス出来れば、と思っています。

治療方法は?

くらぬき:具体的な治療方法について教えてください。

柴田医師鼻先を尖らせたい時、鼻先に厚みを持たせるために、耳の軟骨を入れます。耳の軟骨は耳の裏側を切開して取り出す、それを移植する、という事になります。軟骨はやっぱり重ねて入れたり、細かいのをたくさん入れる先生もおられるんですけれども、基本的には何枚か重ねて入れる様な事をやってます。あと、傷は、耳の場合は耳の裏側、鼻は鼻の中を切るだけなので、基本的に人に分からないところに傷を作る事が出来るので、傷を残すという意味では、目立たなくさせるという意味では、非常にいい手術かなと思います。

術後の腫れや術後の来院回数は?

くらぬき:術後の腫れですとか、来院回数っていうのはどういう感じですか?

柴田医師術後に来院していただくのは「抜糸の日」、「手術後から1週間後」これが基本です。その間に消毒に1回傷の様子を見せていただくという風になります。腫れはそこまで鼻先は出ないかと思いますが、それでも最初は少しむくみで、いきなり尖った感じというよりはちょっとむくみが出ますので、それが引くのには1ヶ月程度は見ていただいてます。

むくみが出る事があるが、約一ヶ月程度で治る

くらぬき:鼻先だけだと、マスクでカパーできますよね。

柴田医師:そうですね。なので、今なんかは特にね、マスクする機会も多いと思うので傷は隠せるかな、という事になりますね。

くらぬき:鼻先を小さく細く尖らせる、鼻尖形成耳介軟骨移植術についてよく分かりました。

柴田医師:人気の治療ですけども、治療方法はどのクリニックのサイトにも詳しく書いてないんですね。なので、知りたかった方に分かっていただけると良いかと思います。鼻尖形成耳介軟骨移植術は、結果が分かりやすい治療なので、安全性も担保されている治療なので、前向きに検討していただければと思います。今日の授業はここまで。

柴田医師くらぬき:ありがとうございました。

©フェアクリニック All Rights Reserved.

メニューへ戻る