鼻筋を通す整形とは？鼻が低くなる原因や鼻を細くするケア方法も紹介

鼻が低かったり、鼻筋がなかったりすることに悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。鼻筋を通す方法としては、生活習慣の改善やセルフケアが挙げられます。確実に鼻筋を高くしたい方は、美容整形もおすすめです。 本記事では、鼻筋を通す整形について詳しく解説していきます。鼻が低くなる原因やセルフケアも紹介しているので、鼻筋に悩みを抱えている方はぜひ最後までご覧ください。

鼻筋が通っているとはどのような状態？

「鼻筋が通っている」といった表現がありますが、どのような状態を指すかご存知でしょうか？鼻筋を通す方法を知る前に、まずは鼻の部位や理想の状態について理解しておきましょう。

鼻筋とは鼻の付け根から鼻先までの部分のこと

一般的に鼻筋とは、鼻の付け根から鼻先までのことです。上記のイラストだと②に該当します。一直線にハイライトを入れる部分をイメージするとわかりやすいでしょう。 他にも鼻には、①の鼻根部や③の鼻尖、④の鼻翼などのパーツがあります。「きれいな鼻を目指したい」となると鼻筋をイメージする方も多いでしょう。しかし、鼻筋が通っていても、小鼻が大きかったり、鼻尖が丸かったりすると鼻全体の印象が悪くなってしまう可能性もあります。 そのため、理想の鼻を目指す際は、鼻筋に加えて鼻尖や鼻翼にも意識を向けることが大切です。

ラインが一直線になっていることを「鼻筋が通っている」と表現される

「鼻筋が通っている」とは、鼻根部から鼻先までのラインが一直線になっている状態を指します。逆に鼻筋がない人は、鼻根部や鼻先が低かったり、凹んでいたりする傾向があります。他にも鼻尖や鼻翼が丸く広がっていると、スッキリとした印象からはかけ離れてしまうこともあるでしょう。

鼻筋が通っているかどうかをセルフチェックしてみよう

鼻筋が通っているかどうかのセルフチェック方法を2つ紹介します。

Eラインがあるかを確認する

Eラインとは、顔を横から見た際に鼻先と下顎を直線で結んだラインを指します。人差し指を鼻先と顎先に付けた際に、唇が指に付かない（少し付く）状態であれば、Eラインがあると判断できます。

メガネやサングラスが似合う

鼻筋が通っていないと、メガネやサングラスが似合いません。メガネがズレてしまったり、横から見た際に似合っていなかったりする場合は、鼻が低いと考えられます。 他にも小鼻が目の横幅と同じであれば、鼻全体のバランスが整っているといわれています。逆に横幅が広い場合は、小鼻が大きくアンバランスに見える傾向があるでしょう。

鼻筋がないのは生活習慣の影響かも？詳しく理解しておこう

鼻筋が通っていない理由として先天性要因が多く挙げられますが、中には生活習慣が影響している可能性があります。悪い習慣を断ち切るためにも、詳しく理解しておきましょう。

アルコールや塩分を多く摂取している

1つ目の悪い生活習慣としては、アルコールや塩分を多く摂取することで生じるむくみが挙げられます。塩分などによってむくんでしまうと、本来よりも鼻筋が低く見える可能性があります。 他にも小鼻が広がって見えたり、鼻先が丸く見えたりするため、アルコールや塩分量の過剰摂取には注意しましょう。

鼻を抑えたりほじったりするクセがある

鼻を抑えたり、ほじったりするクセも鼻筋が低く見える原因につながります。鼻の形を長時間変形させた状態でいると、鼻がゆがんでしまう可能性があるため、できるだけ鼻には触らないことが大切です。 また就寝時にうつ伏せで寝ている方も注意が必要です。無意識に鼻を長時間押しつぶしている可能性があるため、仰向けや横向きで寝ることをおすすめします。

自力で鼻筋を細く通す方法はある？3つのセルフケア方法

お金をかけずに、自力で鼻筋を細くしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。実際のところ、セルフケアで鼻筋の高さや細さを変えることは難しいとされています。 しかし、むくみの解消やメイクによるテクニックで鼻の印象を変えることは可能です。ここからは、簡単にできるセルフケアを3つ紹介します。

セルフケア①：マッサージでむくみを取る

1つ目のセルフケア方法は、マッサージです。鼻の周辺は、老廃物がたまりむくみやすい傾向があるため、マッサージは効果的です。 ・むくみ取りマッサージ 　　1. 両手の人差し指で小鼻の上から両サイドを押し上げるように指圧する 　　2. 少しずつ指をずらして眉間までマッサージをする 優しく凝りをほぐすように行うのがポイントです。マッサージしづらい場合は、乳液やオイルなどを使用し、摩擦が起きないよう注意しましょう。簡単に終わるマッサージのため、スキンケアやお風呂に入る前などのスキマ時間に試してみてください。

セルフケア②：メイクで鼻筋を描く

根本的な改善にはなりませんが、メイクで鼻筋を描く方法もおすすめです。鼻筋を高く見せるメイクをする際は、ハイライトとノーズシャドウを使用します。 まずは、ベースメイクを完成させましょう。その後、ノーズシャドウをブラシに取り、左右の鼻筋にのせて軽くぼかします。ノーズシャドウを塗った部分の内側（鼻筋）にハイライトを入れて、軽くぼかしましょう。全体のバランスを見て、ノーズシャドウやハイライトをプラスし、完成です。 塗りすぎてしまうと鼻の主張が強くなり、不自然になるため、バランスを見ながら行うことが大切です。

セルフケア③：ダイエットをする

ダイエットをすることで、鼻に付いている脂肪がなくなり、スッキリとする可能性もあります。他にも頬の脂肪が多いと、鼻が埋まったような印象になりやすいため、鼻筋を通したい方は、ダイエットもおすすめです。 またダイエットによってフェイスラインがシャープになると、横から見た鼻の印象がより美しくなります。ただし、過度なダイエットは体の負担になるため、あくまでも適度なダイエットを心がけましょう。

鼻筋を通す整形方法を3種類チェック！

鼻筋を通すにはセルフケアでは限界があるため、美容整形がおすすめです。

• プロテーゼ挿入法
• 鼻尖形成・耳介軟骨移植オープン法
• 鼻尖形成・耳介軟骨移植クローズ法

ここからは、上記3つの整形方法について紹介します。

①プロテーゼ挿入法

治療内容・料金

プロテーゼ挿入法とは、医療用シリコンで形成された人口軟骨を鼻筋に挿入し、高さを出す施術です。鼻根部から鼻尖まで高さを出せるため、鼻筋がないことに悩んでいる方に特におすすめです。施術は30分程度で完了し、費用は242,000円（税込）で提供しております。 鼻筋にプロテーゼを挿入する際は、鼻の穴を数ミリ切開し、そこから入れるため、肌表面に傷跡が残ることはありません。さらにプロテーゼは、ヒアルロン酸のように体内へと吸収されることはないため、半永久的な効果を期待できるのが特徴です。 施術後は、眉間やまぶたに腫れが生じたり、青っぽくなったりする可能性がありますが、数日程度で消失します。なお術後7日目の抜糸までは、鼻をギプスで固定する必要があります。

症例写真

施術名	プロテーゼ挿入法
施術方法	シリコン製のプロテーゼを鼻の穴から挿入し、鼻筋に高さを出す施術
料金	242,000円（税込）　※保険適用外
術後の経過・痛み・腫れ・内出血	術後は眉間やまぶたに腫れが生じたり、青っぽくなったりする可能性がある

上記は、プロテーゼ挿入法を受けた方の症例写真です。プロテーゼの挿入により、鼻根部に高さが出たことがわかります。さらに鼻全体が高くなったことで、横顔の印象も大きく変わり、バランスの取れた仕上がりになりました。

②鼻尖形成・耳介軟骨移植オープン法

治療内容・料金

鼻尖形成・耳介軟骨移植オープン法は、鼻先を高く・シャープに整える施術です。 自身の耳の裏から耳介軟骨を採取し、形を整えたものを鼻先に挿入します。オープン法は、耳介軟骨を挿入する前に鼻翼軟骨を縫い合わせるため、クローズ法よりもシャープな鼻先を目指せます。施術時間は90分程度、費用は440,000円（税込）です。 術後は、内出血が生じることはありますが、腫れはほとんどないとされています。また患部に若干の傷跡が残ることがありますが、周囲にわかることはほとんどありません。

症例写真

施術名	鼻尖形成・耳介軟骨移植オープン法
施術方法	耳の軟骨を耳の後ろ側から採取 皮膚を切開し、鼻翼軟骨を縫い合わせて、鼻の形に合わせて形成した耳介軟骨を移植する施術
料金	440,000円（税込）　※保険適用外
術後の経過・痛み・腫れ・内出血	施術中は麻酔が効いているため痛みはない 内出血が生じることはあるが、腫れはほとんどない

上記は、鼻尖形成・耳介軟骨移植オープン法を受けた方の症例写真です。耳介軟骨を移植したことで、鼻先がシャープになっているのがわかります。またオープン法は切開が伴いますが、術後3カ月の状態では傷跡も治り、きれいに仕上がっています。

③鼻尖形成・耳介軟骨移植クローズ法

治療内容・料金

鼻尖形成・耳介軟骨移植クローズ法とは、オープン法と同様に耳介軟骨を鼻先に挿入する施術です。オープン法との違いは、耳介軟骨を鼻の穴から挿入することです。皮膚を切開しないため、傷跡が残らないのが大きなメリットといえます。 施術時間は60分程度、費用は242,000円（税込）です。 施術後は、内出血が生じる可能性がありますが、腫れはほとんどありません。さらに術後の固定は、ギプスではなく7日間テープで行います。

症例写真

施術名	鼻尖形成・耳介軟骨移植クローズ法
施術方法	耳の軟骨を耳の後ろ側から採取し、鼻先の形に合わせて束ねたものを鼻の穴の中から挿入する施術
料金	242,000円（税込）　※保険適用外
術後の経過・痛み・腫れ・内出血	施術中は麻酔が効いているため痛みはない 内出血が生じることはあるが、腫れはほとんどない

上記は、鼻尖形成・耳介軟骨移植クローズ法を受けた方の症例写真です。施術を受けたことによって、鼻先の丸さが改善されました。鼻先がシャープになったことで、鼻筋が通り、スッキリとした印象に仕上がっています。 詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。 鼻先を細くしたい方必見！太い鼻先を改善する整形方法や費用を紹介！

切らない鼻整形方法を2種類チェック！

切開を伴う施術に抵抗がある方は、下記の切らない鼻整形がおすすめです。

• 鼻専用ヒアルロン酸注射法
• 切らない糸の鼻整形・ノーズテスリフト

それぞれについて詳しく解説していきます。

鼻専用ヒアルロン酸注射法

鼻専用ヒアルロン酸注射法とは、鼻筋に沿ってヒアルロン酸を注入し、高さを出す施術です。希望の鼻の高さや幅に合わせて注入量を変えられるため、手軽に理想の鼻筋を実現しやすいのが特徴です。施術は10分程度で完了し、費用は39,600円（税込）?提供しております。 麻酔入りの製剤を使用する上に、麻酔やアイシングも行うため、痛みはほとんどありません。術後、腫れや内出血が生じることはほとんどありませんが、もし内出血が生じても数日程度で消失します。

切らない糸の鼻整形・ノーズテスリフト（鼻尖形成＋鼻中隔延長）

切らない糸の鼻整形とは、PODという医療用の素材で形成された特殊な糸（ノーズテスリフト）を用いて、鼻筋を高くしたり鼻尖を細くしたりする施術です。注射器で糸を形成するだけの施術のため、手軽に鼻の悩みの改善を期待できます。 またPODは時間経過とともに、体内へと吸収されます。そのため、体内に異物として残り続ける心配がないのも大きなメリットです。ダウンタイムはほとんどなく、内出血が生じた場合も数日程度で消失します。

鼻尖形成＋鼻中隔延長	231,000円
鼻筋を高くする	231,000円
鼻尖形成＋鼻中隔延長＋鼻筋を高く	341,000円

※全て税込

鼻筋を通す整形に関するよくある質問

鼻筋を通す整形に関するよくある質問を紹介します。

鼻整形によってできなくなることはありますか？

基本的には、鼻整形によって日常生活に大きな支障が出ることはありません。ただし、鼻先への大きな衝撃が加わるリスクのある格闘技やコンタクトスポーツは控えたほうが良いでしょう。 さらに鼻整形によって鼻先が硬くなるため、鼻先を指で押し潰すような行為はできなくなります。

施術を受けたことがバレバレになる可能性はありますか？

基本的に、スキルの高い医師のもとで正しい処置を受けていればバレバレになることはありません。ただし、プロテーゼのサイズが合っていなかったり、術後の処置をきちんと行えていなかったりすると周囲にバレてしまう可能性があります。

切らない鼻整形は半永久的な効果を期待できますか？

切らない鼻整形は、半永久的な効果は期待できません、当クリニックで扱っているテスリフトやヒアルロン酸は、2年程度で効果が失われます。そのため、効果を維持したい方は、定期的に施術を受ける必要があります。

まとめ：鼻筋を通したい方は美容整形がおすすめ

鼻筋がないことに悩んでいる方は、まず生活習慣を見直しましょう。特に塩分過多などは、鼻だけでなく、顔全体や体がむくむ原因にもなります。 また鼻筋を通したい方は、美容整形を検討してみてはいかがでしょうか。ヒアルロン酸注射やテスリフトであれば切らずに理想の鼻を目指せます。 なお当クリニックでは、日本形成外科学会専門医の院長がカウンセリングから施術までの全てを担当しています。興味がある方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。