脂肪溶解注射の4つの効果!「効果ない」と思われがちな誤解を解説

「ダイエットしようとハードな運動や厳しい食事制限をしても、思った効果が出ず続かない」「ダイエットをしても気になる部分のお肉が落ちない」などの悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。 このような方におすすめなのが、美容クリニックで受けられる脂肪溶解注射の施術です。この記事では、脂肪溶解注射の効果やメリット・デメリットを紹介していきます。 脂肪溶解注射について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

効果が気になる脂肪溶解注射|まずは治療法について知ろう

まずは、脂肪融解注射の治療法や脂肪吸引との違いについて紹介していきます。

薬剤で脂肪を溶かして排出する痩身治療

脂肪溶解注射とは、施術部位に直接薬剤を注射し部分痩せにアプローチする施術方法です。 脂肪を溶かす薬剤を直接皮下脂肪に注射するため、痩身効果が期待できます。脂肪細胞自体の数を少なくできるので、余分なお肉を落とすのに効果的です。 注射するだけで脂肪を溶かすため、痛みに不安がある方や脂肪吸引に抵抗がある方にも選びやすい方法だといえます。

同じ痩身治療「脂肪吸引」とはなにが違うの?

同じ痩身治療として、脂肪吸引という施術もあります。この2つは、どちらも美容クリニックで受けられる治療です。 脂肪溶解注射は脂肪を溶かす薬剤を注射器で注入し、脂肪細胞を少なくする方法です。脂肪が減り、小顔やフェイスライン・シワ・むくみの改善が期待できます。効果は術後3日ほどで現れますが、ダウンタイムはほとんどありません。相場は1本1~3万円程で、顔に施術する場合2~3本必要になります。 一方の脂肪吸引とは、お肉を無くしたい箇所に数ミリほどの穴を開け、吸引管を使ってお肉を吸引する方法です。体を切開する必要があるため、麻酔を使用します。切開するため、術後は腫れやむくみ・赤み・内出血などの症状が現れるでしょう。 脂肪溶解注射とは違い、術後すぐに効果が感じやすいのもポイント。価格の相場は、部位によって異なりますが、20~30万円ほどです。

脂肪溶解注射によって得られる4つの効果

ここでは、脂肪溶解注射によって得られる効果を4つ紹介していきます。

効果①脂肪細胞自体を減少させる

脂肪溶解注射は、薬剤を治療部位に注射し脂肪細胞を分解させる施術です。そのため、脂肪細胞の数自体を減少させ、小顔や引き締め効果が期待できます。

効果②肥大化した皮下脂肪(セルライト)を改善する

セルライトとは、脂肪細胞と老廃物や不純物がかたまったものです。セルライトが増えると皮膚がぼこぼことした状態になり、ダイエットでの除去も難しくなってしまいます。 セルライトが気になる部位へ注射すると、脂肪細胞の減少だけではなくセルライトの改善も期待できます。 セルライトについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。 セルライト除去って自分でできるの?原因から確実に消す方法まで紹介

効果③肌を引き締める・老化を防ぐ

脂肪細胞の減少とセルライトの改善により、引き締め効果が期待できます。また、頬や下あごについたお肉がなくなると、スッキリしたフェイスラインになるでしょう。 たるみやシワなどの老化現象は、お肉の重さによって引き起こされる場合があります。そのため、お肉を減らせばエイジングサインを予防する副次的な効果も期待できます。

効果④新陳代謝・リンパの循環を高める

脂肪溶解注射をすると代謝がよくなり、たまった水分や塩分が流れやすくなります。リンパの流れが良くなるので、むくみの予防にもなるでしょう。また、脂肪燃焼がしやすい体を目指すことも可能です。

「脂肪溶解注射は効果がない」はウソ|よくある誤解

ここでは、脂肪溶解注射に関してよく誤解されている内容を紹介していきます。

誤解①広い範囲の脂肪を減らすのに適している

この施術は、頬・あご・まぶたなど、小さい範囲のお肉に適しています。お肉が気になる部位にピンポイントで注射し、部分痩せを狙う方法です。 一方、お腹や二の腕・太ももなど広い範囲のお肉を減らすのには適さない注射もあります。広い範囲の施術が不可能というわけではありませんが、薬剤が多く必要なため注射本数が多くなり、その分費用も高くなります。

誤解②1回だけの治療で大きく効果が現れる

脂肪溶解注射は、複数回治療を続けることによって効果が実感できます。これは、薬剤が脂肪細胞に作用し排出されるまで時間がかかるためです。 1回の施術では効果を感じられない方もいるでしょう。フェアクリニックでは、1~3週間に1回、合計3~6回の施術をおすすめしています。2~3回治療を受けた後に効果を感じる患者様が多い傾向があります。

脂肪溶解注射にある嬉しい特徴・メリット

ここでは、脂肪溶解注射が持つ嬉しい特徴やメリットを紹介していきます。

不安なダウンタイムが少ない

脂肪溶解注射は、メスを使わず薬剤を注射する施術のため、体への負担が少なくダウンタイムも短いのがメリットです。

リバウンドの心配がない

脂肪細胞は成人になるまでに決まり、その後変動はないとされています。脂肪溶解注射は脂肪細胞そのものを減少させるため、リバウンドする可能性が低い治療です。 通常のダイエットは脂肪細胞を小さくするだけなので、脂肪細胞が大きくなればリバウンドしてしまいます。 脂肪細胞そのものを減少させることで、お肉が落ちにくい部位のダイエットにも効果が期待できます。また、代謝が上がるため太りにくい体を目指すことも可能です。 ただし、過度な運動不足や食生活の乱れなどが続くと太ってしまいます。リバウンドしないよう心がけることも大切です。

気になる脂肪をピンポイントで減らせる

脂肪溶解注射をピンポイントで注射することで、気になる部位のお肉を減らせます。 ダイエットでは難しい部分痩せが叶うため、希望するボディラインを目指すことも可能です。薬剤の種類や注射本数を調整し、バストは残したまま脇腹の肉を減らす・痩せにくい顔の肉を減らすといったボディメイクもできます。

治療したことがバレにくい

ダウンタイムが短い施術のため、日常生活にほとんど影響しません。 また、施術後にだんだんと効果が現れるため、一瞬で印象が変わるということはなく、治療したことがバレにくいのもメリットです。

治療時間が短く気軽にできる・継続しやすい

施術時間は10~15分と短く、体に負担がかかりにくいのが特徴です。また、入院の必要がないため忙しい方でも施術が受けられます。 ダイエットのような食事制限や運動をすることなくお肉が減らせるため、ストレスがなく継続しやすいのもメリットです。

メイク・シャワーは当日からできる

脂肪溶解注射は、メイクをしたままでも受けられ、術後も当日からメイクが可能です。ただし、治療部位を触り過ぎたり強くこすったりしないように気を付けてください。また、シャワーも当日から入れます。

後悔しないために|脂肪溶解注射のデメリットや注意点も知っておこう

脂肪溶解注射のメリットを紹介してきましたが、ここからはデメリットや注意点を紹介していきます。

即効性がないので痩せた実感をすぐには得られない

脂肪溶解注射は、脂肪細胞に作用し排出されるまで時間がかかります。そのため、即効性はありません。

仕上がりに左右差が出てしまうこともある

脂肪溶解注射は、仕上がりに左右差が出ることがあります。 脂肪吸引の施術は、どの部位をどのくらい減らすか、施術者が調整することが可能です。脂肪溶解注射の場合でも、打つ位置や深さ・量によってデザインが変わります。 体質によって薬剤の効果が発揮も変わり、医師の技術力やデザイン力によっては仕上がりに左右差が生じる場合があります。 仕上がりの美しさを求める場合は、信頼できるクリニック選びが大切です。

ダウンタイムがゼロというわけではない

ダウンタイムが少ないといわれている脂肪溶解注射ですが、ダウンタイムがゼロというわけではありません。 まれに内出血・腫れ・赤みを引き起こす場合があります。それらの症状は1週間もすれば自然に治まってくるでしょう。しかし、施術ミスがあったなら、痛みや腫れがなかなか引かないこともあります。また、薬剤が体に合わないと症状が激しく出る場合もあるのです。 特にボディ用の薬剤は症状が出やすく、内出血・むくみ・熱感・腫れなどの症状が現れる可能性があります。

治療を受けられない場合がある

以下の項目に当てはまる方は、脂肪溶解注射を受けられない場合があります。カウンセリング時に相談するようにしましょう。

脂肪溶解注射に失敗しないためにはクリニック選びが大切!

脂肪溶解注射は手軽に受けられる一方、左右差が揃わないなどのリスクも伴います。施術に失敗しないためには、クリニック選びがとても大切です。 以下では、クリニックを選ぶポイントをいくつか紹介します。 脂肪溶解注射はピンポイントで注射し、ボディメイクをしながら部分痩せが期待できる治療です。どの部位をどのくらい減らせば理想のボディラインになるか、しっかりカウンセリングしてくれるクリニックを選びましょう。 また、クリニックの症例をホームページやブログなどで確認しておくのもおすすめです。

当院が行う脂肪溶解注射をご紹介します

ここからは、当院が行っている脂肪溶解注射について詳しく紹介していきます。

治療方法|当院で扱うメソセラピーは2種類です

①脂肪溶解注射

脂肪溶解注射とは、フォスファチジルコリン・L-カルニチン・αリポ酸が配合された薬剤を使用する注射です。 フォスファチジルコリンは大豆から抽出され、脂肪分散作用があります。その作用により、脂肪を溶解させる効果が期待できます。 L-カルニチン・αリポ酸には、脂肪細胞を燃焼させる作用があるため、痩身効果をより高めてくれます。

②BNLS注射

BNLS注射は顔に対する脂肪溶解注射治療で、植物や海藻から抽出した自然由来の有効成分で作られた薬剤を使用。脂肪燃焼と同時に血行促進効果が期待できるため、むくみ対策にもつながります。 腫れにくく、極細針を使用しているため内出血が出にくいのが特徴です。

治療部位|注入部位別に溶解注射を使い分けています

当院の脂肪溶解注射は、治療部位によって溶解注射を使い分けているのが特徴です。ボディには脂肪溶解注射を、顔にはBNLS注射を使用しています。 治療可能な部位は以下の通りです。 <ボディ> <顔> 一度にハガキ6枚分の箇所に注射ができます。

治療料金|顔(1本1cc)ボディ(1本10cc)

フェアクリニックの治療料金は以下の通りです。
顔(1本でキャッシュカード1枚の範囲) ※6本で両ほほ+あごが可能 1本 13,200円
4本 48,400円
6本 66,000円
ボディ(1本でハガキ1枚の範囲) ※6本で上下腹部+ウエスト+腰が可能 1本 13,200円
4本 48,400円
6本 66,000円

症例写真|治療前・後のビフォーアフターをチェック

クリニックを選ぶ際に、症例写真をチェックするのはとても大切です。症例写真を確認すれば医師の実力をチェックすることが可能です。 また、症例数が多ければその分経験も多いということがわかります。カウンセリングの際には、症例写真を見せてもらいましょう。

良質な脂肪溶解注射を負担の少ない価格で提供します

当院では、質の高い治療を低価格で提供しています。 価格が安いと不安に感じる方もいるのではないでしょうか。当院が使用している脂肪溶解注射の薬剤は、国内にある多数のクリニックも使用している厳選された薬剤です。 また、カウンセリングから治療・アフターケアまで院長が自ら行います。価格面だけでなく、治療面でも安心して利用していただけるよう心がけています。

【Q&A】脂肪溶解注射に関して気になる疑問を解消!

ここからは、脂肪溶解注射に関する疑問にお答えしていきます。

Q.脂肪溶解注射の効果はいつからいつまで?

脂肪溶解注射は、脂肪細胞そのものを減少させる治療なので、効果は半永久的に続きます。しっかりと効果を出すためには複数回治療を行う必要がありますが、効果を維持するために定期的な治療を繰り返す必要はありません。

Q.治療の頻度はどのくらいがおすすめ?

当院では1~3週間に1回、合計3~6回の頻度と回数を推奨しています。

Q.溶解した脂肪はどうなるの?

溶解した脂肪はリンパの流れに乗り、汗や尿として排出されます。尿になる際に腎臓で代謝されるため、薬剤の量が多いと腎臓に負担がかかりやすく、注意が必要です。

まとめ:小範囲の部分痩せには脂肪溶解注射がおすすめ

脂肪溶解注射とは、薬剤を気になる部位に注射しピンポイントで部分痩せを狙う治療方法です。特に部分痩せがしにくい顔の脂肪が気になる方や、バストを保ったままウエストだけ絞りたい方などにおすすめです。 当院で行っている脂肪溶解注射は、部位によって注射を変えています。患者様の理想を叶えるためにヒアリングをしっかり行い、カウンセリングから治療・アフターケアまですべて院長が対応しているのでどうぞご安心ください。 当院の脂肪溶解注射が気になった方は、以下のページもご覧ください。

「脂肪吸引・痩身注射」の詳細はこちら

著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医

フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若返り治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。

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美容外科医 柴田健了

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