著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若見え治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。
眼瞼下垂の症状について詳しくご存知でしょうか。眼瞼下垂の予防や改善方法を知る前に、まずは症状やリスクについて理解しておきましょう。
眼瞼下垂を、ストレッチやマッサージなどで自力で改善したいと考えている方もいるのではないでしょうか。ここからは、眼瞼下垂を自力で改善できるかについて詳しく解説します。
眼瞼下垂になってしまってからではトレーニングを行うのは遅いといえますが、眼瞼下垂になる前であれば予防のためのトレーニングは効果的です。
ここからは眼瞼下垂を防ぐトレーニング方法を2つ紹介します。
眼瞼下垂を予防する方法はトレーニングだけではありません。日常の過ごし方やツボ押しなどによっても予防できます。眼瞼下垂の症状が表れる前に、行動に移してみましょう。
眼瞼下垂の症状に悩んでいる方は手術で改善も検討してみてはいかがでしょうか。ここからは眼瞼下垂の治療方法を紹介します。
眼瞼下垂ワンデー埋没法は、医療用の糸で伸びてしまった眼瞼挙筋を縫い縮めて固定する施術方法です。挙筋を固定することで目が開きやすくなる上に、理想の二重ラインを目指せます。費用は両目で198,000円です。
施術中の痛みはほぼなく、糸を通す際に小さく内出血することもありますが周囲の人にわからない程度のためご安心ください。術後は希望の二重ラインよりも広くなる場合がありますが、7日程度かけて徐々に落ち着くため、触らず経過を見るようにしてください。またメイクや洗顔、シャワーは施術当日から問題なく行えるので、日常に支障をきたす心配はありません。
さらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
切らない眼瞼下垂がおすすめな人は?知っておきたい治療内容と術後
眼瞼下垂切開法は、上まぶたのラインに沿って切開し、挙筋を瞼板に固定する施術です。目の開きを改善できる上に、脂肪やたるみ除去を同時に行えるといったメリットがあります。価格は両目で308,000円です。
また多くの場合は埋没法で症状が改善されますが、眼瞼下垂の症状が強い場合は切開法がおすすめです。
目薬の麻酔を使用するため、施術中の痛みはほぼありません。術後の腫れは2週間程度で落ち着き、2?3カ月で完成形へと仕上がります。また術後7日目に抜糸を行うため、それまでは休暇を取得しておくのがおすすめです。
ブロウリフト(眉下リフト)は眉の下のラインに合わせて皮膚を切開し、たるんでいる皮膚を除去して縫合する施術です。たるみがなくなり、目の開きが良くなるため、眼瞼下垂の症状に悩んでいる方に向いています。費用は両目で275,000円です。
また傷跡は眉毛の下に隠れるため、術後の傷跡が心配という方にもおすすめです。
まぶたのたるみを除去するだけで二重ラインは変わらないため、印象を変えずに目の開きを改善できるのがメリットといえます。
施術中の痛みはほぼなく、術後の腫れも出にくい特徴があります。術後の傷跡は10日程度で落ち着くため、触らずに経過をみてください。なお術後7日目までは眉下に糸がついているため、それまでは休暇を取得しておくのがおすすめです。
さらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
眉下切開とは?気になるダウンタイム・失敗例・成功のポイントを紹介
| 施術名 | 眼瞼下垂ワンデー埋没法 |
|---|---|
| 施術方法 | 医療用の糸で伸びてしまった挙筋を縫い縮める施術方法 |
| 料金 | 両目242,000円 |
| 術後の経過 | 腫れ、内出血 |
眼瞼下垂を受ける前に、できるだけ疑問や不安を解消しておきたい方も多いのではないでしょうか。ここからは眼瞼下垂に関する疑問をQ&A形式で紹介します。
眼瞼下垂を改善するためには、治療のみが有効でマッサージやトレーニングはほとんど効果がありません。かえってまぶたのたるみを悪化させる可能性があるため、自己流のマッサージなどは控えましょう。
トレーニングに関しては「予防」として効果を発揮するため、眼瞼下垂の症状を防止したい方は本記事で紹介したトレーニングを行ってみてください。
当院ではしわ取り注射や眼瞼下垂ワンデー法などを扱っています。公式サイトからLINEやメールで予約できるため、気になる方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。