豚鼻ってなに？特徴から原因・自力・整形での治し方まで徹底解説！

• 2023/03/08
• カテゴリー： 鼻の整形
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正面から見ると鼻の穴が大きく目立つ「豚鼻（ぶたばな）」。鼻は顔の中心にあり、顔全体のバランスを左右する重要なパーツです。周囲の目が気になって、豚鼻であることをコンプレックスに感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、豚鼻の治し方について解説します。手軽に試しやすいセルフケアから美容整形までご紹介するので、自分に合った治療方法を検討してみてください。

豚鼻の特徴とは？他の鼻とどう違うの？

一般的に、豚鼻とは鼻先が上に向いている鼻のことを指します。しかし鼻の悩みは豚鼻以外にも、だんご鼻やにんにく鼻、鷲鼻などさまざまあります。

ここでは鼻に関する悩みについて、それぞれの特性を解説します。

鼻先が上に向き「ブタの鼻」に似ている形

豚鼻とは鼻先が上にツンと上がり、正面から鼻の穴が見えている状態のことです。ブタの鼻のように見えることから「豚鼻」と呼ばれています。

豚鼻に見える要因として、鼻の穴の面積が大きいことが挙げられます。鼻の穴が大きく広がっているのは、鼻柱の中にある軟骨・鼻中隔（びちゅうかく）が短いためです。

鼻中隔は、欧米人と比べてアジア人の方が短く小さい傾向にあります。日本人に豚鼻の人が多いのは、アジア人の骨格による可能性が高いと考えられます。

混同しやすい団子鼻・にんにく鼻・鷲鼻との違い

豚鼻以外に挙げられる鼻の悩みが、次の3つです。

• 団子鼻
• にんにく鼻
• 鷲鼻

これらは豚鼻と混同されがちですが、それぞれ特徴が異なります。

団子鼻とは、鼻先に丸みがあり横に広がったように見える鼻です。鼻先の皮膚、または鼻全体の脂肪に厚みがあることが原因とされています。鼻が低く横幅が広いため、のっぺりとした印象に見られやすい傾向があります。

にんにく鼻は、団子鼻と同じように鼻先が丸く横に広がっている鼻のこと。正面から見たときに、にんにくの形に似ていることが特徴です。

鷲鼻は、鼻背部が前に膨らみ、鼻先が垂れている状態の鼻です。横から見たときに、鼻の形が鷲のくちばしのように見えるため「鷲鼻」といわれています。強くたくましいイメージを持たれやすく、コンプレックスに感じてしまう方もいるでしょう。

あなたは当てはまる？豚鼻の基準を知ろう

自分は豚鼻なのか知りたいと思う方も多いのではないでしょうか。ここでは、簡単に行えるセルフチェックをご紹介します。

まず鏡を用意しましょう。正面から見て鼻柱と鼻先の根元の位置が同じであれば、鼻の穴が見えにくいため豚鼻ではないといえます。しかし、鼻柱より鼻先が上に見えた場合は鼻の穴が隠れないため豚鼻の可能性が高いかもしれません。

豚鼻になる原因として考えられる3つのこと

豚鼻は欧米人には少なく、アジア人に多い骨格といわれています。しかし、豚鼻になる原因は先天的な理由以外にも、普段の生活習慣が原因の後天的な理由も考えられます。

ここからは、豚鼻になる原因を3つご紹介します。

原因①：遺伝・骨格によるもの

1つ目の原因は、親からの遺伝や骨格によるものです。

鼻の形は遺伝性によるものが多く、家族や親族に豚鼻の人がいる場合は自分が豚鼻であっても不思議ではありません。一方で、両親はスッとした高い鼻なのに自分だけ鼻先が丸い豚鼻という場合は、隔世遺伝の可能性もあります。

豚鼻は欧米人よりもアジア人に多い特徴です。そもそもアジア系の人種の骨格が要因であることも考えられます。

原因②：うつぶせ寝などの圧力によるもの

2つ目の原因はうつぶせ寝によって圧力がかかり、鼻の形が変形するというものです。

鼻は、鼻筋を中心に位置する鼻骨と軟骨で形成されています。うつぶせで寝ると鼻に長時間圧力がかかるため、軟骨の形が変形してしまいます。寝ている間はずっと鼻が上から抑えつけられた状態のため、豚鼻の形を自ら癖づけてしまっている可能性もあるでしょう。

うつぶせで寝ることが習慣となっている方は、今夜からでも仰向けや横向きで寝る習慣を心がけてみましょう。

原因③：鼻についた脂肪によるもの

3つ目の原因は、鼻についた脂肪によるものです。

脂肪が鼻周りにつくことで鼻全体が大きく見え、鼻の穴が目立って見えるケースがあります。脂肪細胞は小鼻につきやすく、体重が増えることで脂肪は小鼻周りに蓄積されます。鼻先に脂肪が集中することで丸みを帯び、鼻全体が大きく横に広がりやすくなります。

鼻の大きさが変わると鼻の穴も目立ちやすくなり、豚鼻になってしまいます。間食や食べすぎ、栄養の偏りに気を配って、体重増加に気を付けましょう。

豚鼻の治し方は？自力で改善を目指す方法と注意点

セルフケアで豚鼻を完全に治すことは困難ですが、お金をかけずに周囲にバレたくない方にはセルフケアがおすすめです。

ここでは、豚鼻を自力で改善するための方法を2つご紹介します。

方法①：矯正アイテム（ノーズクリップ・鼻プチ）

1つ目の方法は、豚鼻を改善するための矯正アイテムを使うことです。代表的なアイテムとしてノーズクリップと鼻プチがあります。

ノーズクリップと鼻プチの使用方法と効果、さらに使用時の注意点を以下にまとめました。

やり方と効果｜鼻を留めて高くシャープに

ノーズクリップとは、小鼻をつまんで鼻の形を矯正する装置のことです。横に広がった小鼻を挟んで高くしたり、鼻先をスッと細く見せたりする効果が期待できます。種類は、外から鼻を挟み込むものと内側に装着するタイプなどさまざまあります。店舗やネットサイトから購入できるので、手軽に始めやすいメリットがあります。

一方の鼻プチとは、バネの力で鼻先を引っ張ることで鼻の高さを変える装置のことです。鼻の穴から内部に装着して鼻先を上へ押し上げるタイプや、鼻柱を挟むようにセットするタイプなど、種類はさまざまです。鼻先を高く見せる効果があることから、豚鼻解消に役立つと人気を集めています。

注意点｜事前に正しい使い方を確認しよう

ノーズクリップや鼻プチは、店舗やネットショッピングで購入でき手軽に始められるメリットがあります。しかし一方で、誤った使用方法をしてしまうと、豚鼻が改善するどころか逆効果になってしまうこともあるため注意が必要です。

使用時に気を付けたいポイントは次の2つです。

• 指定の装着時間を守る
• 無理して使用しない

1つ目に、メーカーが推奨している装着時間を超えて使用しないことです。自宅で誰の目にも触れずに使えるため、つい時間を大幅に超えて装着してしまうこともあるかもしれません。しかし、長時間付けてしまうと鼻に強い圧力がかかり、痛みが生じてしまうこともあります。必ずメーカー推奨の装着時間を守りましょう。

2つ目に、息苦しいと感じたときは無理せずに使用を中断してください。呼吸しづらくなってくると、自然と鼻呼吸から口呼吸へと変化するため、顔全体のたるみや歯並びにも影響してしまいます。就寝時に付けられるものもあるので、自分に合ったタイプを選びましょう。

方法②：マッサージ

次にご紹介する方法は、豚鼻を改善するマッサージです。むくみをケアする作用が期待できます。

やり方と効果｜脂肪やむくみを取り除く

マッサージには、むくみや皮膚に溜まった老廃物を取り除く働きがあります。
鼻周りに溜まった老廃物や脂肪を流すことで、スッキリとした印象をつくり上げられるでしょう。即効性はないため、毎日継続することが大切です。

マッサージの方法は、まず人差し指で小鼻の少し上の箇所を押します。軟骨が確認できたら、下から上へ鼻筋に沿って押し上げましょう。そのまま押さえる箇所を鼻の付け根に移動させていってください。

マッサージの際は、痛みを感じない程度に優しく力を加えることがポイントです。クリームやワセリンで馴染ませてからマッサージすると、肌への負担に配慮できます。

注意点｜強引なマッサージは逆効果になる

先述のとおり、マッサージは肌に負担を与えないように優しく行うようにしましょう。

軟骨を変形させてしまうほどの強い圧力を加えたり、誤ったマッサージ方法をしたりしては逆効果です。

危険なNG方法！鼻叩きで豚鼻は治らない

ネットやSNS上では、自力でできるプチ整形としてさまざまな誤った方法や美容機器が噂されています。実践している人が多かったり、インフルエンサーが紹介していたりすると「本当に改善できるんだ」と信じ込んでしまう方もいます。

そうした誤った美容方法の1つに、豚鼻を改善すると噂されている「鼻叩き」があります。鼻叩きとは、指の第二関節で鼻柱に沿って鼻をコツコツと叩く行為です。毎日何百回も行うことで効果が表れるとされていますが、たとえ毎日行ったとしても豚鼻が改善されることはありません。

むしろ皮膚がダメージを受け、鼻に厚みが出たり色素沈着が目立ったりするため、鼻叩きは避けましょう。

気になる豚鼻を「メイク」でカバーする方法もある

豚鼻を手っ取り早くカバーする方法としては、メイクがおすすめです。メイクなら鏡を見ながら自分好みに鼻の見せ方を調整できるため、日々のセルフケアで改善されることを待つ必要もありません。

豚鼻を目立たなくさせるメイク方法をご紹介します。

1. ペンタイプのコンシーラーを鼻の穴の間に塗って、穴の面積を小さく見せる
2. ノーズシャドウを入れる
3. 眉間から鼻筋へハイライトを入れる
4. 鼻の先端と上唇の少し上にハイライトを少量塗る

1と4で鼻の穴を目立たなくさせ、2と3で鼻を立体的に高く見せるメイクアップ効果が期待できます。全て実践しなくても、自分に合ったメイク術を選び調節してみてください。

根本から豚鼻を解消するには整形がおすすめ！

豚鼻をセルフケアやメイクで改善する方法もありますが「豚鼻であることが昔からコンプレックス」「高くスッと伸びた鼻にしたい」という方には美容整形がおすすめです。

ここからは、当院における豚鼻を治療するための美容整形である「鼻専用ヒアルロン酸注射法」と「プロテーゼ挿入法」について解説します。

治療法①：鼻専用ヒアルロン酸注射法

当院では、ヒアルロン酸を鼻筋へ注入して鼻の高さを変化させる「鼻専用ヒアルロン酸注射法」を提供しています。

理想の鼻の形に合わせて素材を選べるため、ご安心いただけましたら幸いです。

治療方法・治療時間・費用をチェック！

鼻専用ヒアルロン酸注射法は、メスを入れずに豚鼻を改善する治療法です。鼻筋にヒアルロン酸を注入して、希望の高さや幅に調節できます。

当院でご提供しているヒアルロン酸は、硬さや粒子の大きさを症状に合わせて選べるため、自分の顔のバランスに合わせた治療を受けられます。治療時間は10分程度のため、あっという間に手術が終わったと感じる方もいます。鼻にメスを入れる治療方法ではないので、手軽に受けられることがメリットです。

ヒアルロン酸は次の2種類から選べます。

NEURAMISは、鼻筋をなめらかに自然な高さに仕上げたい方におすすめです。KFDA（韓国食品薬品安全庁）の認可を得ているため、ヒアルロン酸注入が初めての方はその点を安心材料の1つにしてみてください。

CLEVIEL Contourは、従来のヒアルロン酸の中でも最も高濃度・高密度の素材です。硬い性質を持つので、鼻の形状を長期的に維持したい方におすすめです。

気になるダウンタイム・術後の経過は？

ヒアルロン酸注入法は、注射によるメスを入れない治療法のため特筆するダウンタイムや副反応はありません。

当院では実績の高い医師が治療を行うため、鼻の細い血管の位置もしっかり確認し、避けて注射を行います。内出血や腫れが現れることはほとんどありません。

術後は当日からメイクやシャワーが可能なため、日常生活に支障をきたすことも少ないでしょう。

症例写真｜治療前・直後・2週間後

実際に鼻筋ヒアルロン酸注入（クレヴィエルコントア）の治療を受けた患者さまのビフォーアフターをご紹介します。

鼻筋に高さが出たことで、横顔が美しくシャープな印象が生まれました。小鼻の横幅も狭まり立体的なお顔に仕上がっています。

治療法②：プロテーゼ挿入法

当院の「プロテーゼ挿入法」では、患者さまの希望の鼻の高さや幅を目指します。

医療用シリコンからつくられた人工軟骨（プロテーゼ）のため、アレルギー反応を起こしにくいことが特徴です。

治療方法・治療時間・費用をチェック！

プロテーゼ挿入法は、医療用のシリコン素材でつくられた人工軟骨（プロテーゼ）を鼻の穴の中から挿入して、鼻の高さや形状を調節する治療法です。

プロテーゼは患者さま一人ひとりの鼻の形に合わせ、理想に近づけるようつくります。

鼻の穴の中へ挿入するため傷跡が目立つことがなく、周囲にバレにくいメリットがあります。

治療時間は30分程度とヒアルロン酸注入に比べると長く感じる方もいるかもしれません。しかし、ヒアルロン酸のように体内へ吸収されることはないため、半永久的な効果が見込めます。1回の治療で効果を長期的に持続できるのもメリットといえるでしょう。

費用は次のとおりです。

なお、当院では他院で受けたプロテーゼ除去も行っています。満足のいかない仕上がりにされて困っている方は、お気軽にご相談ください。

気になるダウンタイム・術後の経過は？

プロテーゼ挿入法は、鼻に腫れや内出血などの副反応はほとんど現れませんが、治療の影響で眉間や上まぶたに腫れが生じることがあります。少し青みを帯びることがありますが、数日で治るケースが多いためご安心ください。

術後の洗顔やシャワーは可能ですが、患部は避けるようにしてください。メガネの着用も数日間は控えるようにしましょう。

症例写真｜治療前・2週間後

実際にプロテーゼ挿入法を受けた患者さまのビフォーアフターをご紹介します。

小鼻の丸みが緩和されてシャープな鼻筋になりました。鼻に高さが生まれたことで、横顔の印象が変わり立体感が生まれました。

美容整形によって豚鼻を治すときはここに注目！

豚鼻治療が行えるクリニックは多く存在しますが「どこで受けても同じ」ということはありません。

ここでは、クリニックを選ぶ際のポイントをお伝えします。

カウンセリングから治療まで同じ医師の担当か

美容整形を受ける際に大事なことは、患者さまが治療後の仕上がりに満足することです。

理想の仕上がりを実現させるためには、患者さまとクリニック側でカウンセリング時にしっかりコミュニケーションを取り、仕上がりイメージを共有することが大切です。
特に、鼻は顔の中心にあり、顔の印象を左右する重要なパーツです。カウンセリングで理想の姿と実際の仕上がりイメージをすり合わせることは重要です。

当院では、院長の柴田が患者さまの悩みや不安な気持ちに寄り添い、希望の鼻の形を目指す治療方法を提案します。カウンセリングから治療まで全て院長が担当しますので、どうぞご安心ください。

信頼できる医院と言える条件を満たしているか

豚鼻治療に失敗しないための信頼できる医院を選ぶポイントとして、当院では次の6つの条件を掲げています。

• 医師の実績やノウハウが高く、適切な治療判断を行える
• 患者さまからの悩みや質問に真摯に対応し、カウンセリングに十分な時間をかけている
• 治療方針や提案は、治療を行う医師が担当する
• ダウンタイムについては、医師が正直にお伝えする
• 麻酔クリームやアイシング、麻酔注射など、痛みを緩和する方法を提供している
• 十分なアフターケア対応

医師が実績・技術を証明できる資格を持っているか

経験豊富で実績の高い医師がいる医院を選ぶようにしましょう。

とはいえ、実力のある医師の見極めを難しいと感じる方もいるかもしれません。具体的に医師の実力を証明する資格として「日本形成外科学会専門医」のいるクリニックを選ぶことが大切です。

日本形成外科学会専門医とは、以下の3つの条件をクリアした医師のことを指します。

• 6年以上医師免許を保持し、日本形成外科学会に正会員として4年以上在籍している
• 学会認定施設で研修を受ける
• 形成外科学会専門医試験に合格する

民間の試験と比べて難易度が高いため、日本形成外科学会専門医の資格を持つ医師がいれば、実績の高いクリニックとして期待できるでしょう。

まとめ：豚鼻の悩みは美容整形でキレイに解消できる

豚鼻を改善する美容整形は「セルフケアでは効果をあまり感じられなかった」「本格的に改善してコンプレックスをなくしたい」という方におすすめです。とはいえ、リスクや副反応を伴うケースもあるため、ポイントを押さえたクリニック選びが重要です。

フェアクリニックでは、院長の柴田がカウンセリングから施術までを一貫して対応しています。コンプレックスや悩みを抱えている方は、まず当院のカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。満足のいく仕上がりを目指せるよう、どのような些細なことでもお聞かせください。