涙袋のある人の顔の印象は?|涙袋を作る方法(自力・整形)を紹介

ぱっちりした印象になることから、ふっくらと膨らんだ涙袋にしたいと考える方は多いのではないでしょうか。 近年、涙袋メイクが流行っていますが、もともと涙袋がないと悩む方は少なくありません。 ふっくらとした涙袋にしたい方へ向けて、この記事では涙袋を自力で作る方法や美容整形について紹介します。ご自身に合ったつくり方を見つけてみてください。

魅力的な「涙袋」正式な意味は?大きさに差が出るのはどうして?

そもそも涙袋とは何でしょう?ここでは涙袋の意味や個人差がある理由を紹介します。

そもそも「涙袋」とは下まぶたの筋肉の膨らみのこと

涙袋とは、下まぶたにある筋肉の膨らみです。下まぶたが膨らんだ方はホルモンにあふれ魅力的な印象に見えることから、ホルモンタンクという別名もあります。 涙袋がある方は目が大きく、表情が柔らかく見えるので、憧れを持つ方が少なくありません。そのため、近年では涙袋を形成するメイク用品が販売されています。

涙袋が大きい人・小さい人の違いは「眼輪筋の発達具合」が理由

涙袋が大きい人と小さい人の違いは、眼輪筋(がんりんきん)の発達具合によります。大きい人は目の下の眼輪筋が大きく発達しているので、ふっくら膨らんで見えます。 眼輪筋は目の周囲を囲んでいる筋肉で、下まぶたの部分が大きくなると涙袋も大きくなるのです。 筋肉は使えば大きくなり、反対に使わないと衰えて小さくなってしまいます。涙袋が小さい人は、筋肉の使用頻度が少なく発達していないのが原因といえるでしょう。

涙袋のある人のお顔の印象は?ない人と比べるとここが違う!

涙袋がある人とない人とでは、人に与える印象が異なります。ここでは、涙袋がある人はどのような印象を与えるのか、具体的に紹介します。

ぱっちりした目の印象を受ける

涙袋があると、もともとの目の大きさと涙袋のラインまで立幅が長く見えるので、ぱっちりした印象を与えます。一重から二重にすると目が大きく見えるのと同様に、下まぶたが膨らむと大きく見えるのです。 目のサイズそのものは大きくなりませんが、客観的に見ると面積が大きくなったように感じます。 また、下まぶたが膨らむことで目の下に影のラインができるため、ラインが下がりぱっちりした印象を与えられます。

目を中心にお顔全体が立体的に引き締まった感じがする

目の下が膨らみ、目や頬が立体的になると顔が引き締まったように感じられます。顔が小さく見えるのも涙袋があるメリットです。 一方涙袋がない方は、目の周囲が平面になるためクールでのっぺりした印象になるでしょう。特に日本人の骨格は、平面かつのっぺりと見えやすい傾向があります。 そのような骨格であっても涙袋があるだけで立体感を感じられるので、涙袋の有無は顔の印象を変えるといえるでしょう。

優し気・癒し系・色っぽさを感じる

涙袋は笑うとよりぷっくりと膨らむので、笑顔の印象がより鮮明に相手に伝わりやすくなります。笑顔の印象が強くなるので、人に優し気な印象を与えられるでしょう。 真顔の状態でも笑っているように見えるため、常に優しい表情を浮かべているように見られます。感情がわかりやすく相手に伝わるのも涙袋が大きい場合のメリットです。 また、タレ目に見えやすいため癒し系の印象を与えることもあります。タレ目に見えるのは、涙袋が下まぶたのラインに沿って形成されているのが要因です。 優し気でとろんとした印象の目元は、色っぽさも感じてもらいやすくなるでしょう。

涙袋がある人にも、こんな悩みがある場合も

涙袋があると目が大きく見えたり優しい印象を与えたりメリットがたくさんあります。しかしその一方で悩みを持っている方もいるようです。 ここでは、涙袋がある方のよくある悩みを紹介します。

悩み①涙袋が小さくなってきた

涙袋は筋肉なので、使わなかったり年齢を重ねたりすれば衰えてしまいます。眼輪筋が衰え小さくなると、膨らみがなくなり涙袋も小さくなってしまうのです。 筋肉の衰えは加齢が原因のひとつですが、眼輪筋の衰えは加齢だけが原因とは限りません。 スマートフォンを長時間見続けたり、デスクワークでパソコン作業をしたりすると、集中して瞬きが減ってしまいます。その結果衰えてしまうため、画面を長時間見る習慣がある方は気を付けましょう。

悩み②左右で涙袋の大きさが違う

涙袋は基本左右対称の場合がほとんどですが、加齢によって大きさが左右で違うこともあります。 前述の通り、涙袋は眼輪筋の発達により膨らんでいるため、加齢で筋肉が衰えると小さくなり左右差が出てしまうのです。また、パソコンやスマートフォンの見過ぎで瞬きが減少し衰える場合もあります。そのため、まだ若い20代や30代の方でも左右差が出る方もいるでしょう。 また、人には利き目が存在するため、左右の目で均等に見ているわけではありません。よく使う目は筋肉が落ちにくいため、左右差が生まれてしまうこともあります。 大きさが左右で異なると、目の大きさも変わって見え、顔のバランスが悪く感じる方も多いようです。

悩み③笑うとできるけど真顔だとできない

笑顔のときは涙袋ができても、真顔になるとできない方もいます。これは、笑うと眼輪筋に力が入るため、筋肉が大きくなり一時的に膨らんで見えることが理由です。 涙袋は、特に目を細めて笑うときに出やすいといわれています。眼輪筋が引き締まると涙袋ができるだけでなく、目の下のたるみも引き締まって見えるでしょう。

自力で涙袋を作るには?気軽に始められる3つの方法

「涙袋を作る」というと美容整形をイメージする方もいるかもしれませんが、自力で作ることも可能です。ここでは、気軽に涙袋を作る方法を3つ紹介していきます。

方法①メンズにも活用できる!描いて作る涙袋メイク

涙袋があると目が大きく見えるため、現在では涙袋を作るメイク方法やメイク用品が存在しています。実際に涙袋を作るわけではありませんが、人と会うときだけ涙袋が欲しい方にぴったりです。 涙袋専用の影用ライナーや、ブラウンのアイシャドウを使って、涙袋のラインを書いていきましょう。目を細めると涙袋のラインが出てくるため、そのラインに沿って引いていくのがコツです。 ラインができたら、下まぶたの中央にパールやラメのアイシャドウを塗りましょう。光がアイシャドウを塗った部分に集まり、ぷっくりとして見えるようになります。このとき、アイシャドウを塗りすぎないように気を付けましょう。 下まぶたをキラキラさせたくない方は、明るめのアイシャドウやコンシーラーを使うのもおすすめです。

方法②眼輪筋トレーニングで涙袋を発達させる

前述の通り、涙袋は眼輪筋という筋肉が発達しているとぷっくりと膨らみます。そのため、トレーニングで眼輪筋を鍛えれば、涙袋ができる可能性が高くなるでしょう。簡単なトレーニング方法を2つ紹介していきます。

方法③マッサージで涙袋の膨らみを大きくする

トレーニングのほか、マッサージで涙袋の膨らみを大きくする方法もあります。詳しい方法を紹介するので、ぜひ試してみてください。

眼輪筋・表情筋のマッサージ方法

1. 両手の人差し指を曲げ、涙袋のラインに置きます。 2. 涙袋全体をゆっくり上に押し上げます。 3. その状態のまま30秒ほどキープします。 上記を1セットとし、1日4~5回繰り返しましょう。また、眼輪筋のマッサージだけでなく、表情筋のマッサージを一緒に取り入れるとより効果が期待できます。 1. 人差し指・中指・薬指を使って、頬の筋肉を内側から外側に向かってくるくるとほぐします。 2. ゆっくり笑顔をつくり、その状態を30秒~1分キープします。 上記を1セットとし、1日4~5回繰り返すのがおすすめです。表情筋が鍛えられ、涙袋が目立ちやすくなるでしょう。 表情筋のマッサージは、涙袋ができるだけでなく、血行が良くなったりむくみが取れたりといった効果も期待できます。

【注意】内出血・シワを引き起こすリスクも…

マッサージはやり方を間違えると、内出血やシワを引き起こすリスクがあるので注意が必要です。 肌が乾燥した状態でマッサージをすると摩擦が生じ、肌にダメージを与えます。その結果シワを引き起こしてしまう可能性があるため、クリームやオイルを塗ってからマッサージするようにしましょう。 特に目元はとてもデリケートです。力に任せてマッサージすると内出血を起こす場合があるため、優しい力で行いましょう。

ぷっくり涙袋を作るには「美容整形」が確実な方法!

できるだけ涙袋をつくりたい方におすすめなのが美容整形です。ここでは、当院で行っている涙袋形成を詳しく紹介していきます。

涙袋形成|注入治療注射によって膨らみを作る

下まつ毛の下のラインに沿って注入治療を少量ずつ注入し、涙袋を作る治療方法です。膨らみがあるかわいい目元にしたい方におすすめします。 また、注入治療によって目元に張りが生まれるため、エイジングケア効果が期待できるのも嬉しいポイント。注射針は極細針を使用し、即効性があるのが特徴です。 ダウンタイムが少なく、小さい内出血が3~4日出ることがありますが、腫れやむくみもほぼ出ません。メイク・洗顔・シャワーも当日から可能です。 費用は両目で39,600円(税込)。治療時間は15分ほどです。

涙袋形成はこんな方におすすめできる治療です

涙袋形成は、注入治療を注入しふっくらした涙袋をつくれます。また、注入治療の作用でハリが生まれ、エイジングケア効果も期待できます。そのため、以下の方におすすめの治療です。

美容整形は不安?涙袋形成のよくある疑問を解決しよう!

即効性がありダウンタイムが少ないといっても、美容整形を受けるのは不安だという方も多いのではないでしょうか。 ここでは、涙袋形成のよくある疑問についてお答えしていきます。

Q1.治療の後は痛む?経過やダウンタイムの過ごし方は?

治療後は小さい内出血が出ることもありますが、3~4日ほどで消失します。個人差はありますが、腫れやむくみが目立たないのも涙袋形成の特徴です。人によっては術後に腫れが目立つ場合もありますが、数日で引いていくのでご安心ください。 ダウンタイムはほぼなく、メイク・洗顔・シャワーも当日からできます。

Q2.副作用やリスクはある?

術後は人によって腫れやむくみ・内出血が生じる場合があります。しかし長くても1週間ほどで治まってくるでしょう。 注入する注入治療でアレルギーを発症することはほとんどありません。しかしごくまれに腫れや赤みが生じる場合があります。麻酔にアレルギーがある方は、カウンセリング時に相談しておきましょう。 また、注入治療が血管に詰まる塞栓を引き起こすリスクもあります。腫れや痛み・皮膚壊死を引き起こしますが、塞栓はまれな事例です。

Q3.一度受けたらずっと大きいまま?効果の期限はあるの?

個人差はありますが、1年ほど涙袋形成の効果は持続します。その後2~3年かけて体内に吸収されていくため、涙袋も徐々に小さくなってしまうでしょう。 涙袋の膨らみに物足りなさを感じ、再度治療を受ける方も多くいます。エイジングケア効果が期待できるため、目元の若々しさをキープするのにも役立つでしょう。

Q4.何回受けても問題ない?

涙袋形成は、何度受けても問題はありません。前述の通り、注入した注入治療は数年かけて体内に吸収されてしまうため、膨らみが小さくなったと感じたタイミングで受けるのがおすすめです。 ただし、年齢を重ねるとたるみが出てくるため、涙袋を形成すると老けて見える可能性もあります。まぶたの状態をチェックして、再度受けるかどうか決めるようにしましょう。

Q5.気に入らなかったら修正できる?

術後の仕上がりが気に入らなかったり、似合わないと感じたりした場合、修正することは可能です。 注入治療溶解酵素(ヒアラーゼ)を使用し、注入した注入治療を溶かしてから修正します。

Q6.涙袋形成とたれ目形成を一緒にしたい!できる?

涙袋形成とたれ目形成は一緒に施術できません。2つの治療を受ける場合は、まずたれ目形成の治療を受け、半年~1年ほどあけてから涙袋形成を受けましょう。 たれ目形成は涙袋の部分を切開するため、注入した注入治療が流れ出てしまう可能性があります。術後の傷跡が柔らかくなるまで時間がかかるため、半年~1年ほどあけるようにしましょう。 さらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。 タレ目にする方法とは?メイク・整形でコンプレックスを解消しよう

Q7.他院で受けたときはすぐになくなってしまった…なぜ?

柔らかい注入治療を使用しているクリニックで施術を受けた場合、涙袋がすぐになくなったと感じやすいようです。 注入治療を浅く注入すると、表面が凸凹になってしまう場合があります。それを防ぐために、なじみやすい柔らかい注入治療を使用します。 柔らかい注入治療は凸凹になりにくいものの、持続力が弱く膨らみも不十分になる可能性があります。

理想の涙袋を作るために重視したいクリニック選び

理想の涙袋を作るためには、クリニック選びがとても大切です。以下では、クリニックを選ぶ際のポイントを3つ紹介していきます。

涙袋形成の実績が多い

ホームページなどに掲載している症例写真や症例数をしっかりチェックしておきましょう。仕上がりの綺麗さを見れば、クリニック選びの判断材料となります。

カウンセリングで相性を確かめる

丁寧に話を聞いてくれる、安心できる医師を選ぶのがおすすめです。無理な勧誘がないか、リスクに関しても説明があるかなどもチェックしましょう。

保証がある

保証の有無や内容について事前に確認しておきましょう。術後の仕上がりに満足できなかった場合、どのような対応をしてくれるのかチェックするのが大切です。

まとめ:自然な涙袋を手に入れて目元の魅力、高めよう

涙袋は下まぶたの眼輪筋が発達し、ふっくらと膨らんでいる状態を指します。涙袋があると目がぱっちり見え、優し気な雰囲気になるので、欲しいと考える方も少なくありません。 トレーニングやマッサージで涙袋を作る方法もありますが、確実な方法を選びたい方には美容整形がおすすめです。 注入治療を注入する涙袋形成は、施術時間も短くダウンタイムもほぼありません。涙袋形成に興味がある方は、一度当院にいらしてみませんか? 当院では、さまざまなメニューを安心価格で提供しています。その他のメニューも知りたい方は、下記のページを参考にしてみてください。

フェアクリニックの「二重・目の専門外来」のページはこちら

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著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医

フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若見え治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。

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美容外科医 柴田健了

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