著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若見え治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。
折りたたまれてラインが見えるのがわかります。さらに皮膚が折り込まれていることから、まつ毛の生え際が見えて明るい印象を受けます。
近年では二重整形によって二重まぶたの人が増えています。しかし、もともとのまぶたは一重と二重のどちらが多いかご存知でしょうか?
一重と二重の割合や遺伝について詳しく紹介します。
| 両親とも二重 | 二重の可能性が高いが、まれに一重になるケースもある |
| 両親とも一重 | 一重の可能性が高い |
| 両親が二重と一重 | 二重の可能性が高いが、一重になるケースもある |
一重まぶたにコンプレックスを抱えている方もいるのではないでしょうか。たしかにデメリットはあるものの、メリットもあります。
ここでは、一重まぶたのメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。
二重まぶたは一重の人に比べると、大きくぱっちりした印象に見えたり、化粧映えしたりとさまざまなメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。
「自力で二重にすることは可能?」「自然と二重になることはある?」など、一重と二重に関する疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。
ここからは、一重と二重に関する疑問をQ&A形式で紹介します。疑問を抱えている方はここで解消しておきましょう。
一重にコンプレックスを抱えており、きれいな二重を手に入れたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
自然な二重を目指すには、美容整形がおすすめです。ここからは、二重整形の種類について詳しく紹介します。
ワンデークイック埋没法は、まぶたに極細の糸を通して片目1点ずつを留める施術方法です。施術の際は点眼タイプの麻酔と局所麻酔を併用するため、痛みはほとんどありません。また片目のみの施術も可能です。
ワンデーカット埋没法は、まぶた2カ所を数ミリ切開し、そこから極細糸を通して片目2点ずつを留める施術方法です。施術の際は点眼タイプの麻酔と局所麻酔を併用するため、痛みはほとんどありません。また片目のみの施術も可能です。
クイック挙筋埋没法は、まぶた2カ所に極細の糸を通して固定する施術方法です。挙筋に糸を通すため、幅が広めの二重や平行二重をつくりやすいのが特徴です。
さらに眼瞼下垂の症状を軽減する効果もあるため、目の開きづらさに悩んでいる方にも向いています。
施術の際は点眼タイプの麻酔と局所麻酔を併用するため、痛みはほとんどありません。また片目のみの施術も可能です。
埋没法についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
埋没とはどんな二重整形方法?メリット・デメリット・症例・値段を紹介
眼瞼下垂ワンデー埋没法は、弾力がなくなり伸びてしまった挙筋に糸を通して、縫い縮める施術方法です。切開せずに眼瞼下垂の改善が期待できる上に、理想の二重ラインも目指せます。
眼瞼下垂切開法は、理想のラインに沿って皮膚を切開し、挙筋を瞼板に固定する施術方法です。「眼瞼下垂ワンデー埋没法」で症状が改善される方がほとんどですが、症状が強い際は切開法がおすすめです。
眼瞼下垂治療についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
眼瞼下垂の手術の失敗例|後悔しないためのポイントと万が一の保証
切開法は、理想のラインに沿ってまぶたを切開し、縫合して二重を形成する施術方法です。
まぶたを切開する際に、たるんだ皮膚や余計な脂肪を除去できるため、重たい一重の方でも二重をつくりやすいのが特徴です。埋没法ではすぐ取れてしまう方や幅の広いラインを希望している方にも向いています。
なお切開法は、名前のとおり皮膚を切開するため、腫れや痛みなどのダウンタイム症状が伴います。さらに術後7日目まではまぶたに糸がついているため、それまでは休暇を取得するのがおすすめです。
切開法についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
二重切開法ダウンタイムの症状と経過を紹介!短くするコツは?
脱脂法は、二重のラインに沿って数ミリ切開し、上まぶたの余分な脂肪を除去する施術方法です。脂肪によって重たい一重になってしまったり、二重ラインが安定しなかったりする方におすすめです。
なお脂肪を除去しすぎると、将来目の上がくぼんでしまう恐れがあるため、細心の注意を払って施術を行います。
脱脂法についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
まぶたの脂肪取り治療の効果とは?意味ないといわれる理由を解明
目頭切開とは、目頭にある「蒙古ひだ」を切除して縫合する施術方法です。
蒙古ひだがあることによって、目が小さく見えたり、二重のラインがきれいに出なかったりとさまざまなデメリットがあります。蒙古ひだがなくなることで、目頭にある「涙丘」が見えるようになり、目の横幅が広がって目が大きく見えるようになります。
術後7日目までは目頭に糸がついている状態のため、休暇を取得しておくのがおすすめです。
目頭切開についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
目頭切開について解説!気になるメリット・デメリット・ダウンタイムは?
| 施術名 | 二重埋没 クイック挙筋法 |
| 施術方法 | 極細の糸をまぶたに通して留める |
| 料金 | 両目88,000円 |
| 術後の経過・痛み・腫れ・内出血 | 痛み・腫れ・内出血 |
一重にも二重にもそれぞれ魅力がありますが、一重にコンプレックスを抱えている方には二重整形がおすすめです。二重のりやアイテープ、マッサージなど二重をつくるグッズや方法は多くありますが、たるみや肌荒れの原因になる場合もあるため、できるだけ控えましょう。
フェアクリニックでは、さまざまな種類の二重整形を行っています。形成外科専門医の院長がカウンセリングから施術まで全てを担当しているので、悩みや疑問をすぐに相談できる環境が整っています。
気になる方は、一度当院のカウンセリングにお越しくださいませ。