著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若見え治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。
ハイフとは高密度焦点式超音波治療のことであり、正式名称である「High Intensity Focused Ultrasound」の頭文字を取って「HIFU(ハイフ)」と呼ばれています。高密度の超音波を集中的に当て、皮下組織やSMAS(スマス)筋膜を引き締める治療です。顔の皮膚を支えている皮下組織やSMAS筋膜を引き締めることによって、リフトアップやたるみの改善が期待できます。
肌がたるんでしまう主な原因は、皮下組織やSMAS筋膜の緩みです。ハイフなら肌の表面をやけどさせずに、皮膚の深層部分やたるみに直接アプローチできる上、メスを入れるような美容外科手術を行うことなくリフトアップを目指せます。
さらにハイフは、超音波を照射する際に発生する熱によってコラーゲンやエラスチンなどの美肌成分を生成する働きを高めてくれます。肌のターンオーバーが促進され、気になる毛穴やしわ、くすみなどの悩みにも有効です。
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ハイフで得られる4つの効果!いつまで続く?気になる疑問を解消
ハイフは美容クリニックで受けることが一般的ですが、近年はエステサロンで提供しているサロンもあります。
ここでは、美容クリニックの医療ハイフとエステサロンのエステハイフにはどのような違いがあるのかを解説していきます。
ハイフ治療を受けるなら、医師が在籍している美容クリニックがおすすめです。リスクを踏まえた安全性や費用対効果の面でも、医療ハイフは享受できるメリットが多いでしょう。
ここでは医療ハイフのどのような点がおすすめなのかを解説していきます。
フェアクリニックでは厳選した2種類のハイフ機器をご用意しています。ここではそれぞれの特徴をまとめたので、自分に合ったハイフ機器をお探しの方はぜひ参考にしてください。
一般的に医療ハイフの効果は、個人差がありますが施術してからおよそ1カ月頃に感じる方が多いようです。肌の深層部へハイフの超音波がアプローチされ、コラーゲンやエラスチンが徐々につくられることによってリフトアップ効果を感じられるでしょう。
筋膜が引き締められることによって、施術直後から効果を感じられる方もいます。
当院でおすすめしている医療ハイフ機器「医師施術HIFU治療」なら1年半~2年、「HIFU治療」なら6~8カ月程度効果が持続します。
医療ハイフを受ける際には、ダウンタイムのデメリットやアフターケアのポイントについても理解しておくことが大切です。
医療ハイフは気軽に受けられる施術とはいえ、100%誰でも安全に治療できるとは限りません。考えられるリスクに納得した上で施術に臨みましょう。
医療ハイフを受ける際には、良質なクリニックを選ぶことが重要です。失敗やトラブルを避け、安心して治療を受けるためには以下の3つのポイントを押さえましょう。
美容業界で注目を集めるハイフ治療。医療ハイフは高いエネルギーを用いて深層部にアプローチし、肌のたるみやしわの改善を目指せます。
一方、エステハイフは医療行為に抵触しない程度まで出力を下げて施術を行う必要があるため、安全面や費用対効果の面を考えても、医療ハイフのほうがおすすめです。
フェアクリニックでは、日本形成外科学会の認定医資格を持つ院長が丁寧なカウンセリングを行い、最適なハイフ治療を提案いたします。ハイフ治療について相談したい方は、ぜひフェアクリニックのカウンセリングにお越しください。