著者 美容外科医 柴田健了 医療法人社団 フェア 理事長/日本形成外科学会 認定 形成外科専門医/日本美容外科学会(JSAS)認定 美容外科専門医
フェイスリフトを中心に、たるみ・しわ改善、二重術や目元の若見え治療など幅広いエイジングケアを専門としています。
日々の診療を通じて感じたことや、美容医療の現場での気づき、ときにはプライベートなことまで、ここで自由に綴っていきます。
より確実な提案を通じて、美容医療をもっと身近に、もっと安心できるものに──その思いを込めて発信しています。
ハム目とは二重ラインから下の皮膚がふっくらとし、上まつげに乗っているような形の目を指します。「食い込みが強い二重」や「ダウンタイム後のような腫れぼったい二重」のようなイメージというとわかりやすいかもしれません。
ハム目の多くが目を閉じていてもラインの段差が消えなかったり、二重ラインの食い込みが強すぎて二重がぷっくりしていたりするのが特徴です。
ハム目は医療用語ではなく患者さまによってつくられた言葉であり、明確な定義はないため、これといった症状があるわけではありません。
ハム目は遠目からでも不自然に見えやすいため、ハム目になってしまうような行動はできるだけ避けたい方が多いのではないでしょうか。
まずはハム目になってしまう原因を理解しておきましょう。
生まれつきの方もいますが、二重整形によってハム目になる人も存在します。二重整形でハム目になってしまう原因には、以下の5つが関わっている可能性があります。
ハム目を自力で治せるかは、ハム目を引き起こしている原因によって異なります。
むくみが原因であれば、むくみの元を取り除くことでハム目を改善できます。しかし体の繊維組織が多かったり、二重の引き込みが弱かったりなどが原因の場合は、自力で治すことは不可能です。
また眼瞼下垂が原因によるハム目の場合も、マッサージやトレーニングといったセルフケアは逆効果を招く可能性があるので控えましょう。
ハム目の原因や状態は人によってさまざまなため、状況や状態に合わせて適切な施術を行うことが大切です。
ここからは当院で扱っている、ハム目を改善・修正できる整形方法を4つ紹介します。
| 施術名 | クイック挙筋法(クイック挙筋埋没法) |
| 施術方法 | 挙筋と呼ばれる目を開ける筋肉に糸を通すことで、広めのライン、平行型のラインを目指す方法です。 |
| 料金 | 88,000円(税込) ※保険適用外 |
| 術後の経過・痛み・腫れ・内出血 | 目薬の麻酔と、極細の針で行う局所麻酔を併用して治療を行うため、治療中の痛みはほぼありません。 一時的に希望の二重のラインよりも広くなりますが、4~5日から7日で落ち着き、仕上がっていきます。 |
せっかくハム目を修正するならば、自然できれいな二重ラインを手に入れたい方も多いのではないでしょうか。
ここからはハム目治療を受ける前に、押さえておきたいポイントを4つ紹介します。
ハム目に関するよくある質問を2つ紹介します。ハム目治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ハム目は元から二重の引き込みが弱いといった先天的要因も考えられますが、整形によってハム目になる恐れもあることを覚えておきましょう。またハム目は原因によっては自力のケアも望めますが、ほとんどのケースが自力で治すことは不可能です。できるだけハム目を改善したい方は美容整形を検討しましょう。
当院では二重整形や眼瞼下垂治療、他院で受けた施術の修正などさまざまな治療を扱っています。またカウンセリングから治療まで全て院長が行っているため、理想の目の形や二重幅についてしっかりと相談できる環境が整っています。気になる方はぜひ下記のページからカウンセリングをご予約ください。