美容コラム

フェイスリフト1ヶ月後の経過は?患部の状態はどうなってる?

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柴田医師:美容整形の女性の悩みについて本音の情報を発信している「Dr.柴田の美容整形予備校」主宰。

萩原:てんPこと、美容プロデューサー。25年で約10万人の患者様をカウンセラー・事務長として対応。

くらママさん:患者様、主任カウンセラーくらぬきのお母様。

フェイスリフト1ヶ月検診

萩原:柴田解説。フェイスリフト1ヶ月検診のお顔を見ながらお話しいただければと思います。フェイスリストを受けていただいて1ヶ月経ちます。くらママさんです。うちのくらちゃんのお母様です。今日は傷の経過について解説していただきたいんですけれども。お願いします。

柴田先生:この髪の毛の中から耳の際っていうんですかね。この部分を切開して、傷を耳に合わせている状態です。1ヶ月ですと、赤み、ピンクっていうのかな。そういう線がありますけれども、大体3ヶ月くらいこの色はあります。傷は切って縫うと、1週間程度ではとりあえずくっついてくるんですが、くっついた面同士の間に傷のところですね。傷を作るような活動というのは、瘢痕を作る活動は起きますので、赤みとして今残っているという状態です。

萩原:触った感じはどうなんでしょう?

柴田先生:まだ硬さっていうのかな。なんとなく線に沿って硬さがなんとなくありますけれども、それも赤みと同様で大体3ヶ月くらいあって、そこから引いていくというような経過をたどります。

萩原:耳の前に比べて後ろの方が膨らみやすいとか、そういった部分による特徴っていうのはあるんですか?治り方は一緒ですか?

柴田先生:フェイスリフトの傷に関しては一緒と言っていいと思いますけどね。

萩原:この傷の線のようになってますけれども、これはもっとフラットになっていく?

柴田先生:なっていきますね。

萩原:それが大体どれぐらいの目安ですか?

柴田先生:半年目ぐらいまで見ていただく感じですね。

萩原:逆側もお願いします。

柴田先生:少し耳の後ろに赤みがあるのかなって感じですけど、これはちょっとした差ですね。様子見ればいいのかと思います。

萩原:右と左で、要は傷の赤みや膨らみ方が違っても、それは想定内ということですか?

柴田先生:ちょっとした皮膚の緊張の引っ張りによるものなんだろうと思うんですけど。

1ヶ月後のフェイスリフトの傷跡はどんな感覚?

萩原:今、くらママさんの感覚としては、先生が触った時の感覚っていうのはあるんですか?

くらママさん:あります。

萩原:痛いとか、しびれるとか、にぶいとか。

くらママさん:それはないです。「触っているな」ってくらい。

萩原:普通の感覚よりはちょっと鈍さはあります?

くらママさん:それは普通です。

萩原:鈍く感じるっていうのはどの辺ですか?

くらママさん:こっち(右側)の方が鈍さはあまり感じない。こっちの方が。

萩原:左の方が鈍い。

くらママさん:鈍い。

萩原:くらママさんは3年前にも先生のフェイスリフト受けているんですけれども、初めての方だと、右と左で、それこそ傷の治りが違うとか、赤みが違うとか、感覚の戻りが違うっていうことを不安に思う方いらっしゃるんですけれども。これは1ヶ月だと、仕方ないよっていうことでしょうか?

柴田先生:そうだと思います。同じことやってるんで。

萩原大体なじんでくるっていうのは半年ぐらいですか?

柴田先生半年くらい見ていただければと。

萩原:3ヶ月だとまだ早い感じ?

柴田先生:そこから個人差が入ってくると思いますけどね。大体感じられない方もおられますし、まだちょっと左右差がまだある方もおられるかと。

腫れ・むくみについて

萩原:次に腫れ・むくみですけれども、いかがでしょうか?

くらママさん:ほとんど引きましたよね。

萩原:まだ腫れ・むくみが引く余地はありますか?

柴田先生:あります。あるというのは、今見ていただいた傷は赤みで、少し幅がありますよね。傷というのは見た目はここに出ますけど、剝がしているところも同じ活動が面で起きてる。少し厚みがある。

萩原:なるほど。

柴田先生:その活動が治まれば、もうちょっと締まると思う。

萩原:剥がした箇所っていうのは、手術動画を見ていただくとわかると思うんですが、その辺りまで剥離されてますよね。

柴田先生:剥離してペタッとくっつけているところに、この線に見えているのと同じことが面上で起きている。

萩原:なるほど。じゃあ、まだ剥離した箇所は引く余地があるってことですね。

くらママさん:皮膚の硬い部分がもっとスッキリする?

柴田先生:そうですね。のりが出ているみたいなことですね。のりの出る活動っていうのが約3カ月ぐらいあるので、見た目としては戦状に耳の際にありますけど、そののりは皮膚を剥がしてくっつけたところにも出ている。

萩原:経過としてはすこぶる順調ですかね。

柴田先生:はい。

3ヶ月後は経過はどうなる?

萩原:娘さんからも「非常によい」という評価を頂きました。くらちゃんからも頂きました。先生、次回は3ヶ月後に見せていただくんですけれども、どうでしょう?今よりも赤みが減る?腫れもむくみも減る?という見立てですか?

柴田先生:でしょう。

萩原:分かりました。傷の硬さもこれから取れてくる?

柴田先生3ヶ月目まで硬さはあると思います。そこから引くという感じ。

萩原:今、傷の部分を触っていただいていますが、今回くらママさんはいわゆる中の糸は溶ける糸を使ってもらってます。やっぱりその方が柔らかかったりしますか?チクチクしにくいとか。

柴田先生:この糸は半年目で大体なくなると言われていて、徐々に溶けつつあるでしょう。あんまり早く溶けちゃっても、中で合わせておく力は欲しいので、まだあると思います。

萩原:別にチクチク感はないですかね?

くらママさん:全くないです。

萩原:糸の種類は別に関係ないですか?前まで使っていたような溶けない糸と、溶ける糸を使った場合で、外から患者さんが触れた時のチクチク感、凹凸感っていうのは差はないですか?

柴田先生:だんだん差が出てくるんですね。ずっとあるかないかの差がありますからね。

萩原:なるほど。糸が中に入っているかどうかっていう違いですね。やっぱり溶ける糸の方が…

柴田先生:減ってくるでしょうね。

萩原:分かりました。

くらママさん:前回は?

萩原:前回は溶けない糸でした。

くらママさん:でも全然、前回なかった。

萩原:チクチクしたとかおっしゃってないですもんね。たまにその糸が出てくるケースがあるんですよ。中から。

柴田先生:溶けない糸の場合ね。なので、溶けちゃえば出てこないので、そういうことも心配ないということで、そういう中縫い用の溶ける糸を使ってます。

萩原:溶けるからといって効果が弱いとか、そういう事もないですね?

柴田先生:半年持てば十分。

萩原:分かりました。では、また3ヶ月後の状態を見せてください。ありがとうございました。

くらママさん:ありがとうございました。

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